木塚敦志

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木塚 敦志 横浜ベイスターズ No.20
基本情報
国籍	日本
出身地	埼玉県さいたま市南区
生年月日	1977年7月19日（30歳）
身長 体重	182cm 86kg
選手情報
投球・打席	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	1999年 ドラフト2位
初出場	2000年3月31日
年俸	9000万円（推定）
経歴
浦和学院高等学校 明治大学 横浜ベイスターズ(2000～)
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木塚 敦志（きづか あつし、1977年7月19日 - ）は埼玉県浦和市（現・さいたま市南区）出身のプロ野球選手。プロ野球・横浜ベイスターズに所属している。背番号は20。右投右打。ポジションは投手。

目次 1 人物 2 球歴 2.1 プロ入り後 3 通算成績 4 オールスター通算成績 5 タイトル及び個人記録 6 エピソード 7 高校・大学時代の戦績・記録 8 関連項目 9 外部リンク

[編集] 人物

サイドからキレのある球を投げる強気な投球で、ノーワインドアップモーションのフォームが独特。構える時は腰を大きく前かがみして、振りかぶる時は体を小さく左右に揺らす。気迫満点の投球で、ピンチの場面に登板し打者を抑えた時は豪快なガッツポーズをする。また、登板の際にはジャンプ・股割・マウンドを掘るという動きを見せる。特に土を掘る作業は気合を込めがっしがっし掘る。

プロ野球入団以降すべてリリーフ（中継ぎまたは抑え）での登板であり、セ・リーグ連続救援登板の記録保持者で継続中（前記録保持者は角盈男（読売ジャイアンツ）の423試合）。プロ野球記録は橋本武広（ロッテ）の526試合。先発経験なしの連続記録は藤田宗一（読売ジャイアンツ）が523試合で継続中。プロ野球を代表する中継ぎ投手のスペシャリスト。しかし、学生時代には明治大学4年時の秋季リーグ対東大戦において、明大では星野仙一以来のノーヒットノーランも達成している。

車椅子の寄贈を、2002年度から継続して6年連続寄贈している。

持ち球はスライダー、シンカー、カーブ、シュート。

[編集] 球歴

1994年、夏の甲子園に出場、二回戦敗退。1998年、日米大学野球日本代表に選出される　全日本大学野球選手権大会にも出場したが二回戦敗退。この年の春は絶対的な抑えのエースで完全優勝に貢献、秋からは先発投手に転向した。

[編集] プロ入り後

2000年

ドラフト2位で横浜に入団、開幕戦で初勝利をあげた。前年に米大リーグ・シアトル・マリナーズへ移籍した大魔神・佐々木主浩に代わり、抑え不在のチーム事情からルーキーながら抑えに抜擢された。7勝3敗18セーブ、防御率2.89の好成績を残して佐々木の穴を埋めた。

2001年

抑えを斎藤隆に譲り、セットアッパーとして69試合に登板。防御率2.48、9勝3セーブを挙げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを受賞した。

2002年

2年間で115試合に投げた疲労から腰痛に悩まされ、登板数36とほぼ半減し防御率も悪化し、後半戦には二軍降格。

2003年

自己最少の28試合登板にとどまり、防御率は4点台と悪化した。

2004年

無理に三振を狙わない投球に切り替えたことが功を奏し、2年連続の不振から脱出、52試合に登板し防御率3.46と復活。この年から4年連続50試合以上登板を続ける。

2005年

チームトップの58試合に登板し、6勝5敗、防御率2.44を記録。木塚・川村丈夫・加藤武治・マーク・クルーンのリリーフ4本柱が、4人合計で215試合登板・防御率2.74を記録し、JFK (阪神タイガース)にちなんで「クワトロK」と名づけられた。

2006年

二段モーション禁止の影響により思うような投球ができず、防御率も前年度より悪化したが、それでも59試合に登板した。

2007年

リーグ2位で球団史上最多の76試合に登板し、防御率3.06、中継ぎの柱としてチームトップの29ホールドを挙げた。大矢明彦監督によって右のワンポイントリリーフでの起用に限定されたため、イニング数は試合数の半分以下だった。

• 10月3日読売ジャイアンツ戦で球団記録の登板数を更新。
• 10月8日東京ヤクルト戦で423試合連続リリーフ登板のセ・リーグ記録に並ぶ。

2008年

開幕からの不振と右肩痛により5月8日に2003年以来の二軍降格をした。

[編集] 通算成績

2007年シーズン終了時成績

年度	所属	背番号	登板	先発	完投	完封	勝利	敗北	セーブ	SP	ホールド	HP	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	ボーク	失点	自責点	防御率	奪三振率
2000	横浜	20	46	0	0	0	7	3	18	25	-	-	.700	62.1	46	7	13	1	73	1	1	20	20	2.89	10.5
2001			69	0	0	0	9	5	3	12	-	-	.642	90.2	58	10	26	3	70	1	0	25	25	2.48	6.98
2002			36	0	0	0	1	3	2	3	-	-	.250	41.1	41	5	9	2	39	0	0	20	18	3.92	8.54
2003			28	0	0	0	0	1	0	0	-	-	.000	26.2	21	7	6	0	23	0	0	16	12	4.05	7.90
2004			52	0	0	0	2	3	0	2	-	-	.400	52	45	3	18	6	26	0	0	21	20	3.46	4.50
2005			58	0	0	0	6	5	0	(6)	20	26	.545	51.2	44	4	11	3	35	0	1	14	14	2.44	6.15
2006			59	0	0	0	3	1	0	(3)	18	21	.750	61	63	4	26	3	46	0	0	25	24	3.54	6.79
2007			76	0	0	0	3	1	0	(3)	29	32	.750	35.1	32	1	10	5	25	0	0	13	12	3.06	6.37
通算	8	―	424	0	0	0	31	22	23	（54）	67	79	.585	421	350	41	119	23	337	2	2	154	145	3.10	7.22

※SPは、2005年から廃止になったため2005年～の記録は公式記録ではない。 通算記録は54となっているが、公式記録は2004年までの42である。

[編集] オールスター通算成績

2007年シーズン終了時成績

年度	所属	背番号	登板	先発	完投	完封	勝利	敗北	セーブ	SP	ホールド	HP	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	ボーク	失点	自責点	防御率	奪三振率
2000	横浜	20	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2001			-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2002			-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2003			-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2004			-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2005			-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2006			-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
2007			1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0.00	9.00
通算	8	―	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0.00	9.00

[編集] タイトル及び個人記録

• 最優秀中継ぎ投手賞　2001年
• 月間MVP　2001年　7月
• JA全農Go・Go賞 2001年7月（救援賞）
• 初登板・初勝利・初奪三振 - 2000年3月31日対阪神タイガース戦・矢野輝弘選手から。
• 初セーブ - 2000年4月4日対広島東洋カープ戦。
• 初ホールド-2005年4月2日対中日ドラゴンズ戦。
• 350試合登板達成2007年4月4日（水）
• 400試合登板達成2007年8月11日（土）
• 75試合登板以上（2007年）
• 70試合登板以上（2007年）
• 65試合登板以上（2001・2007年）
• 60試合登板以上（2001・2007年）
• 55試合登板以上（2001・2005年～）（3年連続登板中）
• 50試合登板以上（2001・2004年～）（4年連続登板中）
• オールスター戦出場。監督推薦（2007年）
• オールスター戦　初登板－2007年7月20日（金）中継ぎで4回から。
• オールスター戦　初奪三振－2007年7月20日（金）4回オリックス・バファローズ　タフィ・ローズ選手から
• セ・リーグ新記録の424試合連続救援登板中。（2007年終了現在）

[編集] エピソード

• 2007年7月8日、広島戦で木塚の登板中にチームは勝ち越したが、投球回数が1回未満で、前任投手の残した走者を含む得点を許したため、木塚ではなく後続のクルーンを勝利投手とした出来事があった。
• 2007年のオールスター第1戦でオールセントラルが一人1イニングずつ投げさせ、1安打無失点と抑えた試合で、4回に4番手として登板し、3者凡退に抑えた。
• 本名は「木塚 敦士」。明治大学時代に「気持ちを入れたピッチングをしたい」と言う理由で登録名を「敦志」に変更。

[編集] 高校・大学時代の戦績・記録

• 1994年 - 第76回全国高等学校野球選手権大会
  • 1回戦、対姫路工高戦、4対3で勝利。（登板せず）
  • 2回戦、対中越高戦、0対1で敗戦。（8回2/3投球回 6被安打 6奪三振 1与四死球 1自責点）
• 1999年 - 秋季東京六大学リーグ対東大戦でノーヒットノーラン。

[編集] 関連項目

• 埼玉県出身の人物一覧
• 横浜ベイスターズの選手一覧
• クアトロK
  • 川村丈夫　
  • 加藤武治
  • マーク・クルーン　

[編集] 外部リンク

• 木塚敦志Official Web Site KIZ20

先代: 岩瀬仁紀

セ･リーグ 優秀中継ぎ投手 2001年

次代: 石井弘寿

横浜ベイスターズ 1999年ドラフト指名選手
1位：田中一徳 / 2位：木塚敦志 / 3位：村西哲幸 / 4位：鈴木寛樹 / 5位：南竜介 / 6位：七野智秀 / 7位：中野渡進 / 8位：八馬幹典