吉見祐治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉見 祐治 yosimi yuji 横浜ベイスターズ No.21 |
|
基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本 |
出身地 | 和歌山県和歌山市 |
生年月日 | 1978年8月28日(29歳) |
身長 体重 |
188cm 86kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2000年 2位 |
初出場 | 2001年7月11日 |
年俸 | 2,700万円(推定) |
経歴 | |
■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
吉見 祐治(よしみ ゆうじ、1978年5月21日-)はプロ野球横浜ベイスターズに所属する投手、背番号は21番。
左腕から繰り出すストレートと、遅いスローカーブ、チェンジアップが持ち味。
投手ではあるが打撃が上手く、二軍でホームランを打ったこともある。
目次 |
[編集] 概説
- 2000年 - 第49回全日本大学野球選手権大会で準優勝、シドニーオリンピック野球日本代表に選出。
- 2001年 - ドラフト2位で東北福祉大学から横浜ベイスターズを逆指名して入団。
- 2002年 - チームが最下位に沈む中、唯一の二桁勝利を挙げ、ヤクルトの石川雅規投手と新人王を争った。
- 2003年 - 開幕投手を務める等チームから期待されたが結局3勝10敗と大きく負け越し、チーム2年連続の最下位の原因の一つになった。また、この年阪神の4番濱中おさむ、5番片岡篤史、6番ジョージ・アリアスに3連発を浴び、阪神に勢いをつけさせる一因ともなった。ちなみに濱中とは相性が最悪で高校時代(濱中は同じ和歌山の南部高等学校出身)には場外ホームランを浴び、プロ入り後も10打数5本塁打(2007年現在)と打たれている。
- 2004年 - 春季キャンプ途中、佐々木主浩の復帰により背番号22番から21番に変更。
- 2006年 - オープン戦は好調で左の軸として期待をかけられたが開幕後は一転して不振に陥り、投げると打ち込まれる状態が続いた。防御率は9点台にまで悪化し登録抹消。6月に復帰後は別人のように好投を続けたが打線の援護が無く勝ち星が伸びなかった。9月に入ると再び打ち込まれ2軍落ちし、そのままシーズンを終えた。ひたすら打線と噛み合わなかった1年だった。
- 2007年 - ロングリリーフ、およびローテーション谷間の先発起用が主だった。6月19日の対ソフトバンク戦では新垣渚から154キロの速球をはじき返す先制タイムリーを放ち、投げては3年ぶりの完封勝利を記録し、投打にわたり自身の持ち味を発揮した。この試合について、ファンの間ではソフトバンク0-1吉見という言い得て妙な表現をされている。
- 2007年の最終試合では引退する古田敦也の現役最終打席の対戦相手となった。(記録はヒット)
[編集] 背番号
- 22(01~03)
- 21(04~)
[編集] 通算成績(2007年終了時)
年度 | 所属チーム | 背番号 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | セーブ | ホールド | HP | 勝率 | 投球回 | 被安打 | 被本塁打 | 与四死球 | 奪三振 | 暴投 | ボーク | 失点 | 自責点 | 防御率 | 奪三振率 |
2001 | 横浜 | 22 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 10.1 | 15 | 1 | 8 | 4 | 0 | 0 | 11 | 11 | 9.58 | 3.56 |
2002 | 27 | 5 | 1 | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | .579 | 188 | 196 | 25 | 52 | 138 | 2 | 0 | 80 | 76 | 3.64 | 6.61 | ||
2003 | 17 | 0 | 0 | 3 | 10 | 0 | 0 | 0 | .231 | 81.2 | 117 | 25 | 36 | 68 | 6 | 0 | 82 | 76 | 8.38 | 7.54 | ||
2004 | 21 | 22 | 1 | 1 | 7 | 5 | 0 | 0 | 0 | .583 | 106 | 114 | 21 | 41 | 70 | 7 | 0 | 65 | 62 | 5.26 | 5.94 | |
2005 | 12 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | .667 | 59.2 | 57 | 6 | 22 | 30 | 0 | 0 | 31 | 28 | 4.22 | 4.56 | ||
2006 | 17 | 2 | 0 | 2 | 9 | 0 | 0 | 0 | .182 | 103.1 | 108 | 15 | 34 | 78 | 1 | 1 | 60 | 50 | 4.35 | 6.79 | ||
2007 | 38 | 1 | 1 | 3 | 4 | 0 | 3 | 4 | .429 | 97 | 118 | 9 | 43 | 62 | 3 | 1 | 48 | 46 | 4.27 | 5.75 | ||
通算 | 7年 | 140 | 9 | 3 | 30 | 39 | 0 | 3 | 4 | .435 | 646 | 725 | 102 | 236 | 450 | 19 | 2 | 377 | 349 | 4.86 | 6.27 |
個人記録
[編集] アマチュア時代の戦績・記録
- 1996年 - 全国高等学校野球選手権和歌山大会ベスト8。
- 2000年 - シドニーオリンピック、四ヶ国・地域国際大会、日米大学野球選手権大会日本代表。
- 2000年 - 全日本大学野球選手権大会準優勝。
[編集] 関連項目
- 和歌山県出身の人物一覧
- 横浜ベイスターズの選手一覧
- 濱中治-対戦成績が非常に悪く吉見の天敵である
- 福地寿樹
- 佐々木主浩
- 西口文也
- 小久保裕紀
- 古田敦也-古田の最終打席の相手。
- バックスクリーン3連発
- シドニーオリンピック野球日本代表
[編集] 外部リンク
監督 |
---|
85大矢明彦 |
コーチ |
72弘田澄男(ヘッド兼打撃)|71波留敏夫(打撃)|77斉藤明夫(投手チーフ)|75野村弘樹(投手)| 79水谷新太郎(内野守備)|73青山道雄(外野守備)|82高橋雅裕(走塁)|86中村武志(バッテリー)| 98片平保彦(バッテリー補佐)|87塚原賢治(ストレングス&コンディショニング)|70ジョン・ターニー(S&C) |
湘南シーレックス |
76田代富雄(監督)|78高木由一(チーフ)|80中根仁(打撃)|74吉田篤史(投手)| 83武藤潤一郎(投手)|81万永貴司(内野守備走塁)|90井上純(外野守備走塁)|84秋元宏作(バッテリー)| 93三浦正行(バッテリー)|89谷川哲也(S&Cチーフ)|95平野元章(S&C)|96杉村繁(育成総合) |
投手 |
10ウッド|11山口俊|12吉川輝昭|13那須野巧|14小林太志|15高宮和也|16川村丈夫|17加藤武治| 18三浦大輔|19染田賢作|20木塚敦志|21吉見祐治|22高崎健太郎|24寺原隼人|27山北茂利| 28秦裕二|30土肥義弘|32松家卓弘|34三橋直樹|35牛田成樹|36入来祐作|37岡本直也| 38桑原謙太朗|41小山田保裕|42ヒューズ|43北篤|44石井裕也|45吉原道臣|46田中健二朗|47工藤公康| 48ウィリアムス|54橋本太郎|57真田裕貴|58阿斗里|60佐藤祥万|64マットホワイト|99横山道哉 |
捕手 |
8相川亮二|29新沼慎二|49斉藤俊雄|59黒羽根利規|61武山真吾|62高森勇気 |
内野手 |
3ジェイジェイ|4北川利之|5石井琢朗|7仁志敏久|23藤田一也|25村田修一| 26佐伯貴弘|52石川雄洋|53野中信吾|55呉本成徳|56斉藤秀光|63梶谷隆幸 |
外野手 |
00河野友軌|0小関竜也|1金城龍彦|2内川聖一|6ビグビー|9下窪陽介|31吉村裕基| 33大西宏明|39内藤雄太|40桑原義行|50下園辰哉|51鈴木尚典|65西崎伸洋|67坂本大空也 |
育成選手 |
111関口雄大(外野手)|112杉本昌都(捕手) |
横浜ベイスターズ 2000年ドラフト指名選手 |
---|
1位:内川聖一 / 2位:吉見祐治 / 3位:後藤伸也 / 4位:東和政 / 5位:鈴木健之 6位:西崎伸洋 / 7位:稲嶺茂夫 / 8位:竹下慎太郎 / 9位:渡辺雅弘 |