東和政
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東 和政 Kazumasa Azuma 埼玉西武ライオンズ No.66 |
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基本情報 | |
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出身地 | 高知県宿毛市 |
生年月日 | 1982年6月1日(26歳) |
身長 体重 |
184cm 83kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2000年 4位 |
初出場 | 2001年8月17日 阪神戦(横浜) |
最終出場 | 2006年7月4日 ソフトバンク戦(福岡) |
経歴 | |
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東 和政( あずま かずまさ、1982年6月1日 - )は、プロ野球・埼玉西武ライオンズの投手。
目次 |
[編集] 概要
- 2001年 - 横浜に入団。高卒ながら1年目から1軍で登板を果たす。
- 2002年 - 一軍では28試合に登板。
- 2003年 - 5月25日、対巨人戦(横浜スタジアム)でプロ初先発。
- フレッシュオールスターに出場。イースタン選抜の先発投手を務めた。イースタンリーグの最優秀防御率賞投手(防御率1.55)。
- 2004年 - 6月23日、土肥義弘投手との交換トレードで田崎昌弘投手と共に横浜ベイスターズから西武ライオンズへ移籍。
- 2006年 - 7月4日、対ソフトバンクホークス戦にて中継ぎ登板し、打者一人と対戦しただけで西武ライオンズ移籍後の初勝利をあげる。
[編集] 来歴
- 宿毛高校でエースとして活躍し、「四国のドクターK」という異名を取るほど奪三振が多く、キレのある球を投げていた。
- 持ち味はサイドスローからスライダーとシュートを駆使しての左右の揺さぶり。
- 制球力が安定しておらず、後述の清原の一件もシュートが内角に抜けたボールであった。それ以降やや精神的にも脆いところが見られるが、若くして実力を持った投手であることは間違いない。新天地での飛躍が期待される若手投手である。
- 横浜ベイスターズ時代も含め、移籍当初は先発ピッチャーとして期待されていたが、最近では中継ぎとして起用されるようになってきている。
[編集] エピソード
- 東の長男は、東と宮越徹を間違える事が度々あると本人が語っている。
- 2003年5月25日、対巨人戦(横浜スタジアム)でプロ初先発するも、初黒星を喫する。
- プロに入って週刊誌に登場するぐらいビックな選手になりたいと思っていたが、松坂大輔らと共に、キャバクラ帰りを撮られたが、松坂の写っているいい写真を週刊誌が取れなかったらしく、東がキスしている写真を掲載されたが、こういう形で掲載されるのは惨めに感じたという。
- 東の最大の持ち味は右打者への内角へのシュートだったが、この清原への死球騒動以降は厳しく内角を攻めることができなくなり、全体的な球威が落ちてしまい出番が激減した。
- 2003年シーズン後半に、右肩に出来たガングリオン摘出手術のため戦線離脱。当時イースタンリーグで優勝争いを繰り広げていた横浜ベイスターズの二軍、湘南シーレックスにおいて先発の柱となっていたが、この離脱によりチームは結局イ・リーグ2位に甘んじることになった。
- 西武へ移籍後、ウーパールーパーに似ているということで、チームメイトから「ウーパー」という仇名をつけられたらしい。
[編集] 通算成績
年度 | 所属 | 背番 | 登板 | 完了 | 当初 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 勝率 | 打者 | 投球回 | 安打 | 本打 | 四球 | 死球 | 奪三 | 暴投 | ボーク | 失点 | 自責 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001 | 横浜 | 62 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 22 | 3 | 6 | 3 | 6 | 1 | 2 | 1 | 0 | 7 | 7 | 21.00 |
2002 | 28 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 119 | 25 | 32 | 1 | 12 | 6 | 12 | 0 | 0 | 21 | 21 | 7.56 | ||
2003 | 5 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | - | 46 | 8 1/3 | 12 | 1 | 6 | 2 | 7 | 0 | 0 | 13 | 12 | 12.96 | ||
2004 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 29 | 5 | 14 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 9 | 16.20 | ||
西武 | 69 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | - | 71 | 16 | 17 | 2 | 8 | 0 | 8 | 1 | 0 | 9 | 5 | 2.81 | |
2005 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | - | 49 | 10 | 15 | 3 | 5 | 0 | 5 | 0 | 0 | 7 | 7 | 6.30 | ||
2006 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 37 | 9 | 12 | 2 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 6 | 6 | 6.00 | ||
2007 | - | ||||||||||||||||||||
2008 | 66 | ||||||||||||||||||||
通算 | 51 | 8 | 5 | 2 | 1 | 0 | .667 | 373 | 76 1/3 | 108 | 14 | 39 | 9 | 39 | 3 | 0 | 72 | 67 | 7.90 |
- 初登板 2001年8月17日阪神戦(横浜)0-7 3番手として5回1死より登板、1回2/3無失点
- 初勝利 2002年5月28日阪神戦(倉敷)6-4 2番手として3回より登板、2回無失点
[編集] 関連項目
監督 |
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99渡辺久信 |
コーチ |
81黒江透修(ヘッド)|80小野和義(投手)|86潮崎哲也(投手)|96大久保博元(打撃)|78熊澤とおる(打撃補佐)|82岡村隆則(守備走塁)|85清家政和(守備走塁)|88相馬勝也(バッテリー)|98大迫幸一(トレーニング) |
二軍監督・コーチ |
72片平晋作(監督)|77石井丈裕(投手兼トレーニング)|97石井貴(投手)|89森博幸(打撃)|76田辺徳雄(打撃)|70河田雄祐(守備走塁)|91大井久士(バッテリー)|92坂元忍(トレーニング) |
投手 |
11岸孝之|12岡本真也|13西口文也|14小野寺力|15大沼幸二|16涌井秀章|17山崎敏|19平野将光|20山本淳|23許銘傑|24松永浩典|25正津英志|26星野智樹|28藤原良平|29三井浩二|30岡本篤志|34長田秀一郎|35岩崎哲也|36山岸穣|38西川純司|40キニー|41木村文和|47帆足和幸|48武隈祥太|50田沢由哉|54グラマン|57田中靖洋|59山本歩|61石井一久|62朱大衛|63藤原虹気|66東和政|69谷中真二| |
捕手 |
22野田浩輔|27細川亨|31吉見太一|37銀仁朗|49上本達之|64中田祥多|68田原晃司 |
内野手 |
2種田仁|3中島裕之|4高木浩之|5石井義人|6後藤武敏|7片岡易之|8平尾博嗣|33江藤智|42ブラゼル|43原拓也|45水田圭介|52星秀和|56黒瀬春樹|60中村剛也|65梅田尚通 |
外野手 |
0大崎雄太朗|1栗山巧|9赤田将吾|10佐藤友亮|39貝塚政秀|44高山久|46G.G.佐藤|51大島裕行|53三浦貴|55ボカチカ|58松坂健太|67斉藤彰吾 |
横浜ベイスターズ 2000年ドラフト指名選手 |
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1位:内川聖一 / 2位:吉見祐治 / 3位:後藤伸也 / 4位:東和政 / 5位:鈴木健之 6位:西崎伸洋 / 7位:稲嶺茂夫 / 8位:竹下慎太郎 / 9位:渡辺雅弘 |