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京王2110系電車は京王帝都電鉄京王線で使用されていた電車である。
[編集] 概要
2110系は1928年に京王電気軌道（現在の京王電鉄の前身。）110形として雨宮製作所にて12両製造された。のち、京王電気軌道が東京急行電鉄（大東急）に統合される際、2110系2111号車～2122号車として車両番号が付けられた。（尚、2117～2119号車、2121号車は太平洋戦争(第二次世界大戦)にて被災し、丸い形の屋根というスタイルで応急復旧工事が日本車両東京支社にて行われた。）
[編集] 外見
[編集] 側面
[編集] 歴史
- 1928年：京王電気軌道110形として雨宮製作所にて12両製造される。
- 1944年5月31日：太平洋戦争中発令された陸上交通事業調整法に基づき、東京急行電鉄（大東急）2110系となる。
- 1948年6月1日：東京急行電鉄（大東急）から京王帝都電鉄が分離独立し、京王帝都電鉄2110系となる。
- 1953年2119が廃車。翌年庄内交通に譲渡され、モハ7となる。
- 1954年頃に全車電装解除され、サハとなったらしい。
- 1961年2111-2115が2000,2010系(t)として改造され、2531,2505,2532,2506,2507となる。
- 1962年2117,2118が2700系サハとして車体更新される(台車のみ流用か)。2754,2755となる。
- 1962年2121-2122が2010系(T)に車体更新され、2575,2576となる。
- 1963年8月の昇圧までに2116,2120が廃車
- 1963年2754,2755が2010系(T)に改造され、2520,2570となる。
- 1964年までに2531,2532が2010系(T)に車体更新され、2521,2522となる。
