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京王2125形電車は京王帝都電鉄京王線で使用されていた電車である。
[編集] 概要
1933年に京王電気軌道の車両として6両製造された。のち、京王電気軌道が東京急行電鉄(大東急)に統合される際、2125形2125~2130号車として車両番号が付けられた。尚、太平洋戦争(第二次世界大戦)では2125系2126号車のみ被災し、この車両は、1948年の京王帝都独立後、桜上水工場にて復旧工事が行われ、2200形2201号車となった。しかし、被災の度合いがひどく、雨漏りや窓枠等が歪んでいたという。また、2125形2130号車は、衝突事故を起こし、220系231号車となった。
[編集] 外見
[編集] 側面
[編集] 歴史
- 1933年:京王電気軌道の車両として6両製造される。
- 1944年5月31日:太平洋戦争中発令された陸上交通事業調整法に基づき、東京急行電鉄(大東急)2125形となる。
- 1948年6月1日:東京急行電鉄(大東急)から京王帝都電鉄が分離独立し、京王帝都電鉄2125形となる。
- 1962年2126が2010系(T)に車体更新され、2523となる。
- 1963年2130が220系231に改造される。
- 1963年の昇圧までに残りは全て廃車された。