ロックマンX6
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ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | プレイステーション[PS] |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM1枚 |
発売日 | 2001年11月29日 |
価格 | 6,090円(税込) |
『ロックマンX6』(ロックマンエックスシックス)は、2001年11月29日にカプコンから発売されたプレイステーション専用のアクションゲームである。2002年11月28日にはPlay Station the Best版が発売されている。
目次 |
[編集] 概要
ロックマンXシリーズ第6作。舞台背景はX5から3週間後の世界。本作は前作との関連が強く、ストーリー面では『ロックマンX5』で生死不明となったゼロの行方が注目された。それに連なり、エックスがゼロの武器ゼットセイバーを使えるようになっている。
システム面では前作のものをベースとしており、プレイ中のナイトメアソウルを集めることによってハンターランクが算出され、ランクが上がるとパワーアップパーツが装備可能となるシステムを採用している。パーツは各ステージで傷ついたレプリロイドを救出することにより入手できる。ストーリー展開にも影響するアナザーボスの存在など、前作に引き続き非常に凝ったゲームシステムが特徴となっている。前作で初めて搭載されたオペレーターによるステージのオペレートは特定の所で任意表示出来るシステムに変更された。本作はあるステージを出ると、他のステージに影響が出て難易度が変化する。(詳細は後述)
前作と同じく基本(8大)ボスを全て倒さなくても次のエリアに進めるが、ある程度パワーアップしないと攻略できない(例として秘密研究所序盤の刺の壁)。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
シグマの策略による「コロニー落下事件」(前作)から三週間後。コロニーの地球衝突はゼロの命と引き換えによって免れたものの、地球に及ぼした影響は大きく、地球は荒れ果てた姿となった。そしてその後、地上のウイルス汚染が静まってきた頃、レプリロイドは地上で活動できず地下に移り住んだ人類に代わり、地上再建に励んでいた。エックスもまた、生き残ったわずかなイレギュラーハンター隊員と共に、復旧作業に努めていた。
そんなある日、エックスの元へ、エイリアからの緊急連絡が届く。内容は、シグマと共に消滅したと思われていたイレギュラーが再び発生した、というものだった。真相を突き止めるべく、エックスはゼロの形見であるゼットセイバーを手に、一人戦場へ向かった。
[編集] 主要キャラクター
[編集] イレギュラーハンター
- エックス - 声優:森久保祥太郎
- イレギュラーハンター元第17精鋭部隊隊長。コロニー落下事件の後、残り少なくなったイレギュラーハンター達と地球復興作業に努める。ナイトメアウイルスによる事件の原因にゼロの亡霊が関わっているとの噂を聞き、ゼロの名誉を守るためナイトメアの調査に乗り出す。本作ではゼロの形見としてゼットセイバーが使用可能となっている。しかしゼットセイバーを完全に使いこなせていないため、連撃及びしゃがみ斬りは出来ない。
- ゼロ - 声優:置鮎龍太郎
- イレギュラーハンター元第0特殊部隊隊長。特A級の凄腕ハンターであり、3週間前のコロニー落下を防いだ英雄。シグマとの戦いの後、消息がわからなくなっていたが、後に復活した。本作では最初から2段ジャンプが可能。また、ゼットセイバーの攻撃モーションも前作までから変更されており、地上では横斬り→袈裟斬り→斬り上げの三連撃、空中では振り下ろし、二段ジャンプ時に回転斬りとなっている。地上での切り始めは、ヤンマークのオプションや、ダイナモのブレードなどを跳ね返せる。ゼロの使用はあくまで隠し要素の扱いであるためか、解説書では「復活のハンター」という名称のもとで操作方法の説明などが載っている。
- エイリア - 声優:笠原留美
- 現場での状況を分析し、イレギュラーハンターをサポートするナビゲーター。また、プログラム解析においても高い能力を備えている。敵であると同時に元同僚でもあったゲイトに対しては、それなりに思う反面、後ろめたいものがあったようである。本作でかつてイレギュラーと認定されたレプリロイドを処分(彼女が直接手を掛けたわけではないとはいえ、死刑執行と同等の行動)していたことが判明している。
- シグナス - 声優:鈴置洋孝
- 若きイレギュラーハンター総指揮官。戦闘能力は高くないが、現存するレプリロイドでは世界最高の精密度を誇るCPUを搭載しその卓越した頭脳でハンター組織を指揮統括する。その冷静な判断と決断力から既に多くのハンター達の信頼を得ている。
- ダグラス - 声優:高木渉
- ハンター達の武器、ライドアーマー、ライドチェイサーといった乗り物、施設に至るまであらゆる物の整備をこなす凄腕メカニック。コロニー事故の後も、休む間もなく復旧作業を続けている。喋るのは一部のエンディングのみである。
- 研究員 - 声優:高木渉
- 名称不明。ゼロのエンディングに登場。このシーンは後の作品と矛盾しているので、パラレルワールドもしくはそれらより未来の出来事(おそらく後のゼロシリーズの序章)と思われる。
[編集] イレギュラー
- ゲイト - 声優:藤原啓治
- 天才科学者で、エイリアの元同僚。かつてレプリロイド開発で名を馳せたが、彼の傲慢な性格と、彼の開発したレプリロイド達が高性能すぎて解析できないものばかりだった事から、その研究は理解されず孤立していた。
- 偶然拾ったゼロの欠片から戦闘用レプリロイドのハイマックスやナイトメアウイルスを造り出し、更には自らのボディをナイトメアウイルスの力を応用して洗脳、戦闘用に改造する事で、優秀なレプリロイドだけの世界を作ろうとした。シグマウイルスとゼロDNAデータの構造が酷似している事に気づき、興味本位でプログラムを組み立てていると、完全に消滅したシグマが復活を始めてしまった。事件末期にエックス達によって破壊され、更には復活したシグマによって機能停止に追い込まれる。その後、ボディはエックスによってイレギュラーハンター本部に回収される。生死は現在も不明のままである。自らの研究を理解されず、世界に復讐するという点は、実はかつて世界征服に乗り出したDr.ワイリーと同じである。ナイトメアウイルスの影響によって攻撃を一切受け付けないボディを持つが、同じナイトメアウイルスの力の前では、その効果は無効になる。なお、ゲイトの研究所(作中では『秘密研究所』)のBGMはX2のアジールステージのアレンジ版である。
- アイゾック - 声優:青野武
- ゲイトの忠実な部下で、彼も科学者。ナイトメアウイルス調査の主導者。しかし正体はウイルス製作の張本人にしてゲイトの腹心として協力していたイレギュラーであった。行方不明になっていたゼロを執拗に捜し求めており、ゼロナイトメアを製作してゼロを探させていた。作中ではゲイトにもゼロへの過剰な執着を指摘されている。また、「ゼロはやわではない」「ゼロ、お前のことは誰よりもこの私が知っている」「お前こそが最強のロボットだ」といった発言を残しており、ゼロでプレイしてハイマックスを破れば大喜びするアイゾックを見る事が出来る。最後はプログラムが消滅し、完全に機能停止。結局アイゾックに関する秘密については、闇に葬られてしまった。
- ハイマックス - 声優:若本規夫
- ゲイトによって開発された。アイゾック率いる調査隊のリーダー。「オールドロボット」であるエックスを超えるレプリロイドとして製作され、数値上の性能、特に防御力においてはエックスを遙かに上回る。無愛想な性格で、確実に任務をこなすことを身上とし必要なこと以外は喋らない。ナイトメアウイルス調査団のリーダーを務める。実は解析に成功したゼロのデータの一部を使って製作されており、自らのオリジナルに該当するゼロをこの世から抹殺するべく執念を燃やすも、エックスやゼロに秘められし潜在能力の前には適わなかった。クロスショット、デスボール(巨大なエネルギー弾)が主な武器。因みにデスボールはセイバー系の攻撃で分裂する。
- 戦闘では、倒すのに特殊な手順(Xなら「チャージショット後に特殊武器」もしくは「シャドーアーマーの円月輪」、ゼロなら「必殺技後に攻撃」もしくは「円水斬」)が必要で、状況によっては手詰まりになる可能性もある。
- ゼロナイトメア - 声優:置鮎龍太郎
- ナイトメアウイルスが引き起こす現象の一つでゼロの偽者。ゼロの記憶の一部を持っている。性格は破壊的で危険。また、言動が不完全であり、まともな言葉を発する場合とカタカナで途切れ途切れに喋る場合がある。使用する技は本物のゼロとほぼ同じだが、実力は遠く及ばない。本物のゼロと比べてやや半透明でボディと髪が紫色で、バスターやセイバーは灰色。本物のゼロと色が違うことを『ナイトメア現象のせいで色が変わってしまった』とエックスに語っているが、騙すことは出来なかった。本物のゼロ曰く『オモチャ』。とある攻略本には「ハンターランクが最高の時に戦うと何かが起こる」との記述があるがナイトメアソウルが3000点を超えた段階でイベントが発生してしまい、ハンターランクが最高になる前に最終ステージが登場して出現しなくなってしまう。
- シグマ - 声優:麦人
- 最強のイレギュラー。前作にてエックス(ゼロ)と死闘を演じ、完全に消滅したとされていたが、ゼロのDNAを利用したゲイトの手によって復活。復活が不完全なせいかゾンビのような姿で現れ、言動もたどたどしいがエックスやゼロに対する執着心は変っていない。なお、第二形態での戦いに流れるBGMはロックマンX及びロックマンX2のシグマ戦のリミックス・アレンジ曲である。
- ダイナモ - 声優:森久保祥太郎
- シグマに加担する傭兵レプリロイド。過去の経歴は一切が不明。いい加減で浅薄な気分屋だが時折核心を突いた発言が見受けられる辺り、彼もまた傭兵として相当な戦歴を経てきたのであろう。今作ではナイトメアソウルを吸収し自らの戦闘スペックを向上させることに成功。エックスらの集めたナイトメアソウルをも奪おうと企んでいる。あることをすると、緑色のナイトメアソウルを1回の戦闘につき3回まで落とす。ストーリー展開に直接絡む事はない。
[編集] ボスキャラクター
[編集] レプリロイド
他のシリーズと異なり、X6のレプリロイドには「異名」が設定されていない。ハイマックスの部下のナイトメア調査員で、額に菱形の水晶体があることが共通している(体力ゲージのマークにもなっている)。各ステージで倒した時に、一定時間以内に倒した場合は200ポイントの緑色のナイトメアソウルを、一定時間を過ぎてから倒すと100ポイントの赤いナイトメアソウルを落とす。
- コマンダー・ヤンマーク - 声優:高木渉[要出典]
- 森林観測チーム所属。森林保護プロジェクト用トンボ型レプリロイド。ゲイトによって作られた。ある日事故を起こし森林を燃やしてしまう。日ごろの成績が優秀だったため罪に問われることはなかったが、後日ゲイトを嫌う何者かがヤンマークに不正改造を施し、ヤンマークは再び事故を起こし死亡してしまう。ゲイトによって再生され、イレギュラーハンターやレプリロイド研究員への不信感から反旗を翻す。様々なフォーメーションを指示したオプションと連携で攻撃する。
- ブリザード・ヴォルファング - 声優:石川英郎
- 極寒地開拓チームのリーダー。狼型レプリロイド。凶暴そうな外見とは裏腹に、信頼を勝ち得るだけの責任感と冷静さを併せ持つ。ある日ヴォルファングをリーダーとしていた部隊が彼を除いて任務中に全滅してしまい、ゲイトを嫌う何者かに騙されたエイリアの指揮によって海中へ処分された。ゼロとは以前からの知り合いだったらしく、処分してしまったエイリアもまた、ヴォルファングの事が根強いトラウマとなってしまっていた。だが全ては手遅れであり、ゲイトの手で蘇ったヴォルファングには、ゲイトへの強い忠誠心に従いエックスやゼロ達と命を賭けて戦う以外の選択肢は残されていなかった。
- ブレイズ・ヒートニックス - 声優:三木眞一郎
- ホットスポット探査用フェニックス型レプリロイド。元、対活火山噴火の災害対策チーム構成員。高熱に耐えられる高性能なボディを持っている。協調性がまるでなく、短気で自己中心的。チームの仲間達とは仲が良くなかったようだ。命令を無視し続けていた事で所属していた部隊に壊滅的な大被害をもたらしてしまい、とうとう事故に見せかけて地下深くで処分に追い込まれてしまう事となった。ゲイトによって蘇生されたヒートニックスは、自らを最強と称してエックス達に戦いを挑む。マグマを操ってこちらの行動範囲を狭める能力がある。
- メタルシャーク・プレイヤー - 声優:麦人[要出典]
- リサイクル研究所の管理官。シュモクザメ型レプリロイド。ナイトメア調査員の中では知性派。高度なDNAリサーチ能力を持ち、レプリロイドの残骸を分析・再利用出来るパーツを取捨選択、利用する事が出来る。そしてついには、スクラップにされたレプリロイドを不完全ながら復活させることもできるようになった。それに目をつけたゲイトに煽られた事で、条例違反となっていたレプリロイド再生実験を行っていた。その研究成果は、機能停止したレプリロイドを完全に復活させる一歩手前の段階まで進んでいたと言われている。結局、その内情が外部に漏れてしまったため、その研究の危険性からイレギュラーとして処分されたが、ゲイトによって復活を果たし、調査員の仕事の傍ら実験を再開している。戦闘時には過去の作品のボスを再生して攻撃を仕掛けてくる(再生させるボスはキャラクター、難易度によって異なる)。
- グランド・スカラビッチ - 声優:青野武[要出典]
- フンコロガシ型レプリロイド。自称、「トレジャーハンターにして考古学者」。遺跡荒らしとしてイレギュラーハンターに指名手配されていた。が、本人は至って研究熱心なだけであって悪気があった訳ではない様である。エックスやゼロが発掘された禁断の地にまで侵入した事でエイリアに処分されるが、ゲイトに古代遺跡や古代ロボットの学術データと引き換えに保護を依頼し、調査員となった。
- レイニー・タートロイド - 声優:石川英郎[要出典]
- かつては水質改善チーム所属の、水陸両用巨大カメ型レプリロイド。ゲイトが開発した。巨大な外見だが温厚な性格で、シグマと何度も激突して世界を救ったエックスやゼロの事を、同じレプリロイドとして尊敬していた。酸性雨を物ともしない特殊合金で造られた甲羅シールドを装備し、汚染された立入禁止区域も調査可能。それ故に周囲から危険視され、弱体化を命令されていたが、開発者のゲイトは命令を無視し続けた。その結果、タートロイド自身が自分の甲羅を引き剥がし自害してしまう。その後、ゲイトに再生され調査員となったタートロイドは、生き返らせてくれたゲイトの為に、自らを待ち受ける運命を自覚しつつ、エックス達に戦いを挑む。その圧倒的な防御力を持つ甲羅の裏に重火器を仕込んでいる。
- シールドナー・シェルダン - 声優:鈴置洋孝[要出典]
- 2枚貝型レプリロイド。各種研究機関の所長等の警護にて、抜群の働き振りを見せ高い評価を受けていた。ジム博士というレプリロイドの警護にあたっていた際、ジム博士がイレギュラー化したため、やむなくこれを処分。しかしそのことで今度はシェルダン自身がエックスやゼロの部下にイレギュラーと誤解され、責任感が強いあまり自害してしまう。この出来事には、エックスやゼロも心を痛めていた。その後再生され、調査員としてエックス達と対峙する事になる。元々要人護衛の職務のため、圧倒的な防御力を持つ。
- インフィニティー・ミジニオン -
- ミジンコ型レプリロイドで、非常に高い情報処理能力を生かし、有人型巨大兵器開発テストパイロットを勤めていた。わがままで、口調に癖がある。テストプログラムを無視しがちだった為に仕事仲間との喧嘩が絶えず、遂には事故に見せかけて処分されてしまった。ナイトメア調査員として蘇った後は兵器開発所を占拠、過去に自らが試験運用を行った巨大機動兵器「イルミナ」をナイトメアウイルスの力で暴走させる。戦闘では分裂したり耐久力が高い泡をいくつもばら撒いて相手を追い詰める。また、弱い攻撃だと回復されてしまう。
[編集] メカニロイド
- D-1000
- ナイトメアウイルスという悪夢の始まりを告げる、暴走した大型メカニロイド。電波障害が発生したと同時に暴れだした。厳密にはD-1000自身が暴走しているのではなく、部屋の隅にあるナイトメアコアの指令によって動いている。
- ナイトメア・スネーク
- 地面に沿って左右に移動する、ヘビが丸まったような外観のナイトメア。複数配置されている。
- ビッグ・ジ・イルミナ
- 画面の背景から攻撃してくる巨大ロボット。かつて開発が中止されていたが、ナイトメアによって動き出した。また、3機の戦闘用ビットを随伴する。本体は破壊できず、エネルギーを送るコードを破壊することで機能を停止させられる。
- ナイトメア・プレッシャー
- 爆弾とプレス、誘導ミサイルでプレイヤーに襲い掛かってくるナイトメア。
- トーテムゲート
- トーテムポールを模したトラップ。最初は半透明で、触れると別の場所に飛ばされる。その場所の最後に設置された『トーテムイグジット』を破壊すると元の場所に戻され、実体化したトーテムゲートを破壊することになる。顔が5つあり、2つ破壊すると中央にある鳥のような顔が外れて飛び回る。難易度がHARDの時は最初から顔が飛んでくる。また、秘密研究所にあるものは最初から実体化している。
- ナイトメアマザー
- ナイトメアウイルスの集合体。体が二つに分かれている。ナイトメアウィルスの暴走によって生まれた偶然の産物だが、ゲイトが面白いと思い研究所の門番にした。火、雷、氷、水の属性をもつ弾と体当たりを併用し、驚異的なまでの攻撃を仕掛けてくる。弱点は体の中央にある目のような形のコアだが、攻撃する際に出てくるとき以外はダメージを与えられない。ある程度ダメージを受けると片方のコアが破壊出来るが、完全に倒さない限り体の部分は動きつづける。
[編集] ナイトメア現象
本作のキーワードとなっているもの。アイゾックが地球全土のレプリロイドに発表した。その名の通り、人間で言う悪夢を見せて、レプリロイドの自我を狂わせ、最悪の場合暴走、自害させてしまう。
[編集] ナイトメア
括弧内は発生するステージ
- ナイトメア・インセクト(アマゾンエリア)
- 蟷螂型のメカニロイドが出現する。移動はせず、出現場所も決まっているが、ある武器以外では再生する。
- ナイトメア・アイス(北極ステージ)
- 特定の場所で、エックスの何倍も大きく、それも大量の氷塊が出現する。一部の武器で破壊可能。
- ナイトメア・マグマ(マグマエリア)
- ナイトメアスネークが出現し、即死効果のあるマグマが迫ってくる。
- ナイトメア・プレス(リサイクル研究所)
- 機能停止しているはずのプレス機やベルトコンベアが作動する。
- ナイトメア・ランダム(セントラルミュージアム)
- エックスをランダムに別のマップへ転送する。一部、地形もランダムに変形し、使用キャラではクリア不可、アイテム入手不可という場合がある。また、無数の岩石が突如現出する。
- ナイトメア・レイン(イナミテンプル)
- 少量だが、体力を奪う酸性雨が降り注ぐ。ある敵を撃破すると止むが、その敵自体が行く手を遮っているので、止ませる事がクリア必須。
- ナイトメア・レーザー(レーザー研究所)
- 動かないはずのレーザー装置が侵入者を攻撃する。破壊不可能だが、鏡で反射して利用できる。レーザーは2タイプある。
- ナイトメア・イルミナ(兵器研究所)
- 開発が中止されたビック・ジ・イルミナが攻撃してくる。
[編集] ナイトメアS
あるステージを脱出(クリア、エスケープ、ゲームオーバーのいずれか)すると、他のステージで発生するナイトメア。発生している側は、他のステージからのナイトメアSが発生しない限り永久的に継続する(例えばナイトメア・フリーズとなったリサイクル研究所はセントラルミュージアムをプレイしない限り、永久にナイトメア・フリーズとなる)。事実上、一回のプレイでナイトメアSがないステージ全てを攻略するのは不可能である。殆どがステージの難易度を変えてしまう物だが、攻略に利用できるものもある。
敵として出現する物と現象として現れるものの2タイプあり、前者は脱出したステージのボスの特殊武器が弱点となっている(例えばナイトメア・アイアンはメタルアンカーで破壊可能)。
括弧内は、(脱出するステージ → 発生するステージ)
- ナイトメア・バグ(アマゾンエリア → マグマエリア、レーザー研究所)
- ある場所で複数の小さな虫が纏わり憑く。一定距離を保って攻撃をして来ないが、攻撃を弾き、登場時に接触ダメージを受ける危険がある。
- ナイトメア・フリーズ(北極エリア → リサイクル研究所)
- 特定の床が凍結し、スリップしやすくなる。
- ナイトメア・ファイア(マグマエリア → 北極エリア、兵器研究所)
- ある場所で、火山弾が降り注ぐ。一部地形が変化する。
- ナイトメア・アイアン(リサイクル研究所 → マグマエリア、兵器研究所、セントラルミュージアム)
- 決められた場所に、浮上、落下を繰り返す鋼鉄のキューブが設置される。行く手を遮るだけでなく、油断すると奈落に押し込まれる危険がある。もちろん潰されると即死はしないものの大ダメージである。
- ナイトメア・キューブ(セントラル・ミュージアム → レーザー研究所、リサイクル研究所)
- 形は統一されているが、色が違う様々なブロックが出現する。弱点武器による効果も色により違っている。
- ナイトメア・ウィンド(イナミテンプル → アマゾンエリア、セントラルミュージアム)
- 局地的に強風が吹いて、ジャンプに影響が出る。
- ナイトメア・ミラー(レーザー研究所 → イナミテンプル、北極エリア)
- エックスならゼロ、ゼロならエックスの残像が、突然空中に現れ、キャラの位置まで直線突進してくる。トラップをやり過ごすなど、動いてはいけない時に出てくると厄介である。
- ナイトメア・ダーク(兵器研究所 → アマゾンエリア、イナミテンプル)
- 一部の地帯が暗闇になり、サーチライトを頼りに進む事になる。
[編集] その他
- ナイトメア・ウィルス
- オープニング以外全てのステージに配置される雑魚キャラ。一つ目の蛸のような見た目をしている。壁などを無視して移動することが可能で、プレイヤーに向かってくるタイプとある程度近づくとショット攻撃を行うタイプが存在する。また、傷ついたレプリロイドに寄生してイレギュラー化させる。イレギュラー化してしまったレプリロイドは敵になってしまうが、倒すとナイトメアソウルを落とす。こちらが何らかの方法でアウトになってしまい、画面が切り替わるまでの間にレプリロイドに寄生された場合、そのレプリロイドは死亡した事になってしまうので注意が必要。倒すと8ポイントの青い大きなナイトメア・ソウルとなるが、回収しないでいると4ポイントの小さなソウルになってしまい、より時間が経過すると再生する。再生後はソウルが出てこない。また、一度ソウルを獲得されたナイトメア・ウィルスはそのステージのナイトメアSが変更されるまでソウルを落とさない。
- ゼロナイトメア
- 詳細は上記。
- ナイトメア・マザー
- 詳細は上記。
[編集] エックスの能力
[編集] 特殊武器
入手する特殊武器 - 所有するボス
- ヤンマーオプション - コマンダー・ヤンマーク
- 通常 - 体の周囲を回転するトンボ型オプションを3匹出現させる。出現中のオプションは特殊武器ボタンを押すことで弾を発射させられる。武器エネルギーはオプションを新たに出現させた時に消費する。また、オプションが2匹以下になると3匹まで補充される。オプション自体にも攻撃力があり、敵に直接当てることで攻撃することもできるが、耐久制限があるため当て続けると消えてしまう。
- チャージ - 一定時間、オプションが一定間隔で弾を24連射する。弾の軌道は通常時と違い、エックスを始点に放射状に進む。また、弾には地形を貫通する効果が加わるほか、オプションの耐久制限も無くなる。
- アイスバースト - ブリザード・ヴォルファング
- 通常 - 前方に複数の氷の塊を放出する。内一つの大きい塊は足場代わりに利用することが可能。特殊武器の中でも、燃費は非常に悪い。
- チャージ - 一定時間、ダッシュすると上下(上・下方向にダッシュした場合は左右)に氷柱を放つことができるようになる。武器エネルギー消費量は、通常と同じである。
- マグマブレード - ブレイズ・ヒートニックス
- 通常 - 炎を纏ったゼットセイバーを振り下ろし、同時に火炎弾を2発発射する。一瞬だけ滞空可能。
- チャージ - エックスから1発+画面後方から7発、合計8発の大型の火炎弾を放ち、画面広範囲を攻撃する。炎の軌道はランダム。発動直後にダメージを受けた場合は中断扱いになり、火炎弾が発生しない。空中で連発すると、滞空時間を延長できる。
- メタルアンカー - メタルシャーク・プレイヤー
- 通常 - 地面を跳ねる鋼鉄の錨(いかり)を発射する。錨は地面に限らず、壁や天井でもバウンドする。合計8回バウンドすると消滅する。また、特定のブロックを破壊できる。
- チャージ - 斜め下方向に鋼鉄のストーム・イーグリードを無数に飛来させ、画面広範囲を攻撃する。飛来する位置はランダム。攻撃範囲が広く攻撃力も高いが、発動中は動けず、発動中にエックスがダメージを受けると攻撃は中断される。相手に背を向けた方が効率がよい。マグマブレードと同じく、滞空時間を延長できる。
- グランドダッシュ - グランド・スカラビッチ
- 通常 - 巨大な岩を発生させ、タックルして飛ばすことで敵に攻撃する。壁等に隣接している際はタックルのみ行う(この場合はゲージを消費しない)。岩は特定のブロックを破壊でき、タックルは破壊の他に移動させることもできる。一瞬だけ滞空可能。
- チャージ - さらに巨大な岩を発生させ、前方に飛ばして攻撃する。ブロックを破壊する効果はない。何故か一瞬時間が止まる。
- メテオレイン - レイニー・タートロイド
- 通常 - 真上方向に水の弾を発射する。弾は天井に当たると真下に跳ね返り、地面に着くと消える。2連射まで可能。
- チャージ - 真上方向に水の弾を撃ち上げた後、画面上部から無数の水の弾が斜め下方向に振り注ぎ、画面広範囲を攻撃する。振ってくる位置はランダム。
- ガードシェル - シールドナー・シェルダン
- 通常 - 前方及び上下の任意の位置に光のバリアを発生させる。バリアは特殊武器ボタンを押すことで閉じることができる(このバリアの出し入れは武器エネルギーを消費しない)。バリアは敵の特定の弾のみを防ぐことができ、1回防ぐごとにその盾の発生している方向へカウンター攻撃を放つ。
- チャージ - 画面4隅に巨大貝殻が出現する。出現中、特殊武器ボタンを押すことで各貝殻が四方から中央へ弾を発射する。合計8回弾を発射すると消滅する。
- アローレイ - インフィニティー・ミジニオン
- 解説書には「レイアロー」と誤表記されている。
- 通常 - エックスの位置にあわせて上下する、太く短いレーザーを発射する。レーザーは壁に到達すると上方向へ(しゃがんで撃った場合は下方向へ)沿って進む。
- チャージ - エックスを中心に画面下から5本の極太のレーザーを発射する。発動中は動けないが無敵になるため、攻撃からの回避手段としても使える。やはり滞空時間延長に使える。
[編集] アーマー
エックスはカプセルに入ることで新たなパーツを取得し、パワーアップするという特殊能力を持っている。カプセルはステージの特定の場所に隠されており、カプセルに入ればそのパーツを入手できる。本作では異なる3つ(または4つ)のアーマーが使用可能。一部のアーマーは前作と同じく、ウイルスの影響でライト博士からデータとして渡され、各該当する4つのデータを全て揃えないと使用することができない。
[編集] ファルコンアーマー
前作から引き継いで登場し、初期から使用できるアーマー。コロニー落下事件の際に破損したものをエイリアがバックアップデータを用いて再現した。しかし不完全状態らしく、特殊武器をチャージすることはできるものの、フリームーブやバスターの地形・敵貫通能力などが削除されている。なお、ゲーム開始時にエイリアはこのアーマーについて「ダッシュとかが不完全」と説明しているが、少なくとも不完全なのはダッシュ機能以外である。
X6でのファルコンアーマーの機能
- ヘッドパーツ
- 特殊武器のエネルギー消費量を軽減。
- フットパーツ
- フリームーブが弱体化したようなエアダッシュが使用可能。ちなみに、ジャンプボタンとダッシュボタンではエアダッシュの速度と距離が異なる。
- ボディパーツ
- ダメージ軽減。ギガアタック使用可能。
- アームパーツ
- スピアチャージショット(地形貫通無し)。前作では不可だった特殊武器のチャージが可能となった。ただし、チャージショットの威力は前作より若干落ちている。
[編集] ブレードアーマー
ファルコンアーマーを元に、ゼットセイバーとの連携を重視されたアーマー。特殊武器をチャージすることもできる。
- ヘッドパーツ
- 特殊武器のエネルギーの消費量を軽減。
- フットパーツ
- 空中で上下左右の4方向にダッシュ移動できる『マッハダッシュ』を使用することができる。使用時に一瞬溜めモーションが入り(ボタン長押しで延長可)、出始めには攻撃判定と無敵時間が現れる。しかし攻撃力は微かなものであり、基本的に移動用に用いられる。飛距離はエアダッシュの2倍。
- ボディパーツ
- 受けるダメージを半減し、蓄積されたダメージはエネルギーに転換してギガアタックとして使用できる。ギガアタックはゼットセイバーで前方に強力な波動を2発放つ。
- アームパーツ
- 敵を貫通し、プラズマが1つだけ発生するチャージショットが使用可能になる。このチャージショットは攻撃力はあまり重視されておらず、通常のエックスのチャージショットより威力は低い。また、上方向キー+チャージショットで対近距離武器のチャージセイバーが使用可能となる。特殊武器のチャージも可能。
[編集] シャドーアーマー
忍者を元にしたアーマー。トゲトラップの無効化、壁や天井への張り付き、ゼットセイバーの振りが早くなるなど、特殊な能力を備えている。前作のガイアアーマーと違い、移動力の低下もなく、パーツ装着の制約も無い。その反面、エアダッシュができない、特殊武器が使用できないなどの制約も多い。特に前者は一部ステージの攻略を極端に難しくする原因にもなり(しかし、この点は、同じくエアダッシュのできないノーマルXにも当てはまるため、最大の問題はそのステージの地形配置にあるという意見が多い)、使いどころの難しいアーマーでもある。主にトゲトラップの多い秘密研究所などのステージでその特殊能力の効果を大いに発揮する。
- ヘッドパーツ
- セイバーを解析し、振りモーションが早くなる。しかし多段ヒット数が減ってザコ敵相手には逆効果になるという場合がある。
- フットパーツ
- 壁張り付き中にずり落ちなくなる。また、上+ジャンプボタンで大ジャンプ、天井にも張り付ける。天井張り付き中は、バスターによる攻撃は下3方向同時にショットを発射するものになり、張り付き状態からダッシュでの移動が行える。「アルティメットバスター」のパーツを装備中は、天井張り付き状態で弾を撃つことができず、バスターを撃つ構えの動作のみ行われる。
- ボディパーツ
- 受けるダメージを半減し、蓄積されたダメージはエネルギーに転換してギガアタックとして使用できる。ギガアタックは自分の周囲にに円月輪状のエネルギー2発を回転させて攻撃する。攻撃範囲は狭いが強力。シグマ2回目に対しては驚異的なダメージを与える(一気に約5分の3も削る)
- アームパーツ
- 通常のショットが、手裏剣状の前方3方向ランダムに撃つ攻撃になる(性能はクレッセントショットと同じ)。チャージすると、強化したセイバー攻撃である『円月輪』を放つ。(セイバーの先に三日月状の衝撃波が発生し、一部のボスには有効である)
[編集] アルティメットアーマー
隠し要素として存在するアーマー。性能はゼットセイバーが使用可能なところ以外は『ロックマンX5』のものと同一である。なお、カラーリングは黒を基本とした色調に変更されている(しかし、カスタム画面でのみ以前のカラーリングが表示されている)。また、ノヴァストライク使用時の効果音が変更された。
[編集] ゼロの能力
[編集] 必殺技
ゼロは、ボスを倒すと必殺技・特殊武器を会得する。その大半は武器ゲージを消費せずに使用することができる。技の多くはコマンド入力によって発動する。デフォルトの設定では、通常攻撃ボタンが□ボタン、特殊攻撃ボタンが△ボタン、ギガアタックボタンがR2である。
ラーニングする技 - 習得しているボス
- 翔炎山(しょうえんざん) - ブレイズ・ヒートニックス
- 地上で+通常攻撃ボタン:その場でセイバーを振り上げ、上方向に炎を放つ。
- 落鋼刃(らくこうじん) - メタルシャーク・プレイヤー
- 空中で+通常攻撃ボタン:セイバーを鋼鉄の剣に変化させ、真下に落下攻撃を行い、着地した際にメタルアンカーを放つ。出現するアンカーはエックスのものよりもバウンドする高さが低く、回数も少ない。アンカー発生時に武器エネルギーを消費する。
- 円水斬(えんすいざん) - レイニー・タートロイド
- +特殊攻撃ボタン:その場で攻撃範囲の広い回転斬りを繰り出す。空中でも一回だけ使用可。なお、使用すると無敵時間が解除される。殆どのボスに有効。
- 氷狼牙(ひょうろうが) - ブリザード・ヴォルファング
- +ジャンプボタン:その場で大ジャンプを行い、一定時間天井に張り付く。張り付いている間はダッシュや、武器エネルギーを消費して、下方向に3発の氷弾を放つ攻撃が可能。なお、この技を弱点とするボス戦では場所の都合上使用することはできない。
- 旋墜斬(せんついざん) - グランド・スカラビッチ
- 空中で+通常攻撃ボタン:空中から斜め下に急降下しながら攻撃する。発生後は地上につくまで無敵だが、着地後のスキが大きく、キャンセルもできない。また、特定のブロックを破壊することができる。強制スクロールの場合、若干画面が動く。
- そのコマンドから、ロープに掴まって移動する際に暴発しやすく、上記のとおり中断もできないため穴に落ちやすくなるというデメリットもある。
- 裂光覇(れっこうは) - インフィニティー・ミジニオン
- 地上でギガアタックボタン:地面に拳を打ちつけ、画面上部から何本もの極太のレーザーを放ち、画面全体を攻撃する。発動中は無敵状態である。エックスにおけるギガアタックに相当する技。
- ヤンマーオプション - コマンダー・ヤンマーク
- +特殊攻撃ボタン:体の周囲を回るトンボ型オプションを3匹出現させる。基本的な性能はエックスのものと同じであるが、ゼロの場合は通常攻撃ボタンでも弾を発射可能。また、オプション補充の際は再度コマンドを入力する必要がある。
- ガードシェル - シールドナー・シェルダン
- 動いていない状態で、メニュー画面からガードシェルを選択すると出現する。横方向に光のバリアを発生させる。基本的な性能はエックスのものと同じであるが、ゼロの場合は前方のみにしか出せない。また、発動中に敵に接近すると、ゼットセイバーの威力が異常なまでに高くなるバグが存在する。
[編集] ゼットバスター
地上で特殊攻撃ボタン。地上で前方にバスターを発射する。発射時の隙がX5のものより短くなっており、一発のダメージ量が大きい。強化パーツのオーバードライブは一度に5発の連弾となる。
[編集] ブラックゼロ
隠し要素である、黒いカラーリングのゼロ。強化パーツであるショックアブソーバー、ショットイレイザー、セイバープラスを標準装備している。
[編集] 敵専用技
アナザーエリアにおいて、ゼロナイトメアが使用する技。
- 電刃零(でんじんぜろ)
- セイバーから衝撃波を放つ。こちらをサーチして飛んでくる。
- 幻夢零改(げんむぜろかい)
- セイバーで巨大な衝撃波を放つ。衝撃波には高速と低速の2パターンがある。X5の場合と違い、即死攻撃ではなくなっている。大きさとは裏腹にある方法で打ち消すことができる。
- 真・滅閃光(しん・めっせんこう)
- 地面から複数の巨大なエネルギー弾を撃ち出す。
[編集] ライドアーマー
- ライデン
- 白兵戦用のライドアーマー。両腕の電磁ブレードと背中のジェットブースターを併用する。非常に頑丈であり、リサイクル研究所のプレス機にも潰されない耐久力を備えている。ある場所に放置するとで、プレス機のつっかえ棒になる。
[編集] パーツ
エックスとゼロが装備することにより特殊な効果を発揮するパーツが存在し、ステージ内で助けを待っているレプリロイドを救出することで入手が出来る。それらのパーツはハンターランクを上げることにより装備可能となる。両キャラとも装備できるノーマルパーツ、エックスとゼロの各キャラのみが装備できる専用パーツは合わせて最大4つまで装備可能で、装備するだけで効果が発揮される。リミットパーツは最大でも1つのみしか装備できず、効果はステージ中で武器選択画面において使用を選択しなければ発揮されない。なお、ライフアップとエナジーアップは自動装備であるため、付け替えはできない。
[編集] ノーマルパーツ
- スピードムーブ
- 地上での移動速度が約1.5倍となる。相乗効果で横方向のジャンプ力も若干上昇する。
- ハイジャンプ
- ジャンプ力が1.25倍となる。ゼロの二段ジャンプやシャドウアーマーの大ジャンプにも影響する。
- ハイパーダッシュ
- ダッシュ及びエアダッシュのスピードが上がる。さらに、ダッシュジャンプの飛距離が伸びる。
- エナジーセイバー
- 特殊武器の消費エネルギーが半分となる。但し、アーマー特有のギガアタックの消費量には影響しない。
- スーパーリカバー
- ライフエネルギー及び武器エネルギーの回復アイテムを取ったときの回復量が上がる。
- バスタープラス
- ノーマルショットの攻撃力が+1される。ノーマルショット以外の飛び道具には影響しない。
- スピードショット
- ショットの弾速が2倍となる。弾が画面から早く消えるため、連射速度にも影響する。
- ショックアブソーバー
- 受けるダメージが半分となり、被ダメージ時にのけぞらなくなる。アーマー装備時では機能しなくなる。
- ダブルバリア
- ダメージを受けた際の無敵状態の時間が少し長くなる。
- チェンジエナジー
- 受けたダメージを特殊武器のエネルギーに変換する。
[編集] エックス専用パーツ
- ラピッド5
- 画面内に3発しか出せないXバスターを5発に増やすことができる。連射性能が上がり、ショットの色も変化する。
- アルティメットバスター
- チャージなしでチャージショットを撃つことができる。但し、デフォルトがチャージショットとなるためノーマルショットが使用できなくなる。
- ハイパーチャージ
- バスター及び特殊武器にチャージにかかる時間が半分になる。
- マスターウェポン
- 特殊武器の攻撃力が上昇する。
[編集] ゼロ専用パーツ
- セイバープラス
- ゼットセイバーの攻撃力が上昇する。但し、必殺技の攻撃力には影響はない。
- セイバーエクステンド
- ゼットセイバーの攻撃判定が広がる。但し、必殺技には影響しない。
- ショットイレイザー
- 特定の敵の弾を消せるようになる。なお、ゼットセイバーの色も変化する。
- マスターセイバー
- 必殺技の攻撃力が上昇する。
[編集] リミットパーツ
一つだけ装備可能で、一回だけ使用できる。
- ハイパードライブ
- 一定時間のみ敵の弾を無効化し、それによるダメージを受けなくなる。
- パワードライブ
- 一定時間のみ攻撃力が上昇する。通常の武器だけでなく、特殊武器や必殺技も攻撃力が上昇する。
- ウェポンドライブ
- 一定時間だけエネルギーを消費せずに特殊武器を使うことが出来る。
- ライフリカバー
- 体力ゲージを全回復することができる。サブタンクの代用。
- ウェポンリカバー
- 特殊武器及び必殺技の武器エネルギーが全回復する。
- オーバードライブ
- 一定時間だけチャージショットを連発することができる。
[編集] 自動装備パーツ
体力ゲージと武器ゲージに関わるノーマルパーツである。このパーツを所持するレプリロイドは、各ステージ中に一人ずつ存在する。レプリロイドを救出後、ミッションレポート画面においてステージ中にパーツを所有するレプリロイドを救出したキャラクターのみに自動装備される。
- ライフアップ
- 体力ゲージの上限を+2する。
- エナジーアップ
- 特殊武器及び必殺技のゲージの上限を+2する。
[編集] 参照項目
[編集] 過去のイレイズ事件
本作はゲーム中のとある一場面で、「過去のイレイズ事件」というキーワードが現れる。過去、本シリーズではロックマンX2 ソウルイレイザーにて先の事件と関連すると思われる出来事が描かれているが、これらの関連性についてカプコン側は「関係ない」と回答している。
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ『Moon Light』
- 作詞・作曲・編曲:井上日徳 歌:森久保祥太郎
- CMソングとしても使用されている。
- オープニングテーマ『The Answer』
- 作詞・作曲・編曲:井上日徳 歌:森久保祥太郎
- エンディングテーマ『I.D.E.A. ~僕は毎日、夢を見る~』
- 作詞:横山武 作曲・編曲:樫原伸彦 歌:RoST(笠原留美、石川英郎、三木眞一郎)
- 北米版「MEGAMAN X6」でも日本語のこの歌が使用されている。
- 取扱説明書などの一部の資料では「僕らは毎日、夢を見る」と表記されている。
[編集] 外部リンク
- ロックマンX6 - CAPCOM 公式ページ
ロックマンXシリーズ |
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