ロックマンDASH
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『ロックマンDASH』(- ダッシュ)は、カプコンから1997年12月18日に発売されたプレイステーション向けのアクションゲームである。ジャンルはフリーランニングRPG。後にNINTENDO64、PSP、Windows版が発売された。また2008年2月1日よりi-modeケータイカプコンで「ロックマンDASH 5つの島の大冒険!」がプレイできる。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 概要
サブタイトルは『鋼の冒険心』。
発表時はロックマンNEOとしてバイオハザード(ディレクターズカット)に体験版を付属していたが、後にタイトルを現在のものに改め、ゲーム内容を一部変更して発売された。
[編集] ストーリー
大陸の殆どが海へと沈んだ未来の地球。かつての文明が忘れられた地で、人々はまた独自の文化を形成し、生活を営んでいた。しかしながら、あえて忘れられた過去の遺産を掘り起こし、それを糧として生きる者もまたいるのである。人々は彼らを『ディグアウター』と呼んだ。
ある日、ディグアウターであった「バレル・キャスケット」は、遺跡にて一人の赤ん坊を拾った。彼は赤ん坊に「ロック・ヴォルナット」と名づけ、生まれたばかりの孫娘である「ロール・キャスケット」と共に育てることにした。
それから14年後。共に成長した二人は、行方不明となったロールの両親の遺志を継ぎ、ディグアウターとして旅をしていた。彼らが捜し求めるのは、ロールの両親の唯一の手がかりである、『大いなる遺産』である。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 主要キャラクター
以下のキャラクターについては、主要キャラクターを参照。
- ロック・ヴォルナット(Rock-Volnatto)
- ロール・キャスケット(Roll-Casquet)
- バレル・キャスケット(Barel-Casquet)
- データ(Data)
- トロン・ボーン(Tron Born)
- ティーゼル・ボーン(Teisel Born)
- ボン・ボーン(Bon Born)
- コブン(Kobun)
[編集] その他の登場人物
- アメリア市長
- 声優 - 横山智佐
- 大学在籍中にバレルの助手をしていた経歴がある。島に不時着したロックたちに市民カードを発行したり、ロックの腕を見込んで各ゲートの探索を依頼しディグアウト免許を発行するなど、陰ながら重要な役割を果たす。
- ロックマン・ジュノ(Rockman Juno)
- 声優 - 石田彰
- 『ロックマンDASH』のラスト・ボス。マザー直属の3等司政官。常に笑みを湛えており、また丁寧な言葉使いから、一見温厚に見えるが、本性は冷酷。さらに、戦闘態勢を取ると言葉遣いも荒々しくなる。カトルオックス島のデコイ(島の住民)の管理と必要に応じた処分(ここでは増えすぎたデコイの消去)を行う任務を負っている。メインゲートの最下部に封印されていたが、3つの鍵を手にしたロックによって眠りを解かれ、デコイの処分の為活動を開始するも、寸前でロックに阻まれる。もともと司政官型であった為、戦闘型であるロックには戦闘力では及ばなかった。
[編集] テーマソング
- 『another sun』(歌:森下玲可/挿入曲)
- 『あなたの風が吹くから』(歌:森下玲可/エンディング曲)