ベスト・ダム・シング

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The Best Damn Thing
アヴリル・ラヴィーン の アルバム
リリース	2007年4月13日（ドイツ, アイルランド, イタリア, オランダ） 2007年4月14日（オーストラリア, ニュージーランド） 2007年4月15日（イスラエル, 南アフリカ） 2007年4月16日（フランス, U.K., ポーランド, 香港, シンガポール） 2007年4月17日（アメリカ, カナダ, スペイン, 台湾, メキシコ） 2007年4月18日（日本, スウェーデン） 2007年4月21日（南アフリカ）
録音	2006年
ジャンル	ポップス
時間	40分37秒 （ボーナストラック除く）
レーベル	RCA BMG（日本）
プロデュース	アヴリル・ラヴィーン ロブ・キャバロ ブッチ・ウォーカー デリック・ウィブリー ドクター・ルーク
専門評論家によるレビュー
About.com link All Music Guide link CANOE Jam! link Entertainment Weekly (B) link The Guardian link musicOMH.com link New York Times (positive)link Rolling Stone link Sputnikmusic link
アヴリル・ラヴィーン 年表
アンダー・マイ・スキン （2004年）	ベスト・ダム・シング （2007年）

『The Best Damn Thing 』（ザ・ベスト・ダム・シング　邦題：ベスト・ダム・シング）は、カナダのシンガーソングライター・アヴリル・ラヴィーンの3作目のアルバム。 今回のアルバムには前作にみられたようなゆったりさがなく、よりアップビート・上向きであると云われている。 このアルバムは、2007年4月17日にアメリカとカナダで、英国とオーストラリアでは4月16日に発売された。アルバム全体がラジオ初公開になったのは4月14日午後6時、オタワのラジオ局HOT89.9での事だった。

アルバム中の最初のシングルは一位ヒットの『ガールフレンド』で2番目のシングルは『When You're Gone』。アルバムにはシングル『Keep Holding On』も収録されている。これは映画"エラゴン（2006年）"のサウンドトラックである。

目次 1 解説 2 プロモーション活動 3 シングル 4 収録曲 4.1 Standard Edition 4.2 Deluxe Edition/Special Edition 4.3 iTunes Edition 5 チャートでの動向と売り上げ 6 チャート 7 出典 8 外部リンク

[編集] 解説

前作『アンダー・マイ・スキン』より約3年ぶりとなる3作目のアルバム。ラヴィーンはアルバムについて、「速くて、楽しくて、若くて、生意気、攻めてて、自信があって、陽気で図に乗ってる、…とにかくいい事全部」と表現している。^[1]製作はDr.Luke（ケリー・クラークソン、ピンク、Lady Sovereignそしてドートリー）、ラヴィーンの夫Deryck Whibley( Sum 41 )、Rob Cavallo（グリーン・デイ、グー・グー・ドールズ、マイ・ケミカル・ロマンス、ジュエル)、Butch Walker、ラヴィーン本人である。^[2] このアルバムでは、Travis Barker (Box Car Racer, ブリンク 182, +44, Transplants, Expensive Taste, Aquabats)もドラムを録音している。

4月14日に発売されたクリーン・ヴァージョンでは汚い言葉遣いは全て除かれた。次の4曲についてみられる。「Girlfriend」、「I Can Do Better」、「Everything Back but You」そして「I Don't Have to Try」である。"shit"のところは全部"shhh"という音になっているが、"You're so full of shit"は"You're so full of it"になっている。"Everything Back but You"での"bitch"と"slut"の単語は"hey"に置き換わっている。「Girlfriend」でも同様。"I Don't Have to Try"で歌詞の"Get ready, motherfucker"は"Get ready"2回に変わった。CD/DVDバージョンのみが編集無しの、エクスプリシット版。どぎつい汚い言葉のせいでペアレンタル・アドバイザリーのラベルがついている。例えば「Girlfriend」では"motherfucking"があり、"bitch,slut,psyco babe..."が"Everyhing Back but you"のコーラス部にある。だが「Runway」の曲中で"bitch"は"編集されていない。アメリカで彼女のアルバムにラベルがついたのは初めてである（一部の店ではセカンドアルバム『Under My Skin』（2004年）でラベルがついた事がある）。^[3]

[編集] プロモーション活動

最初のシングル「Girlfriend」は1月29日に発売されるはずだったが、変更された。「Keep Holding On」がラジオで人気があったためである。シングルがオタワのラジオ局HOT89.9で初公開されたのは2月6日で、ビデオが公開されたのは2月26日である。^[要出典]前ギタリストのEvanは「Girlfriend」のビデオにカメオ出演していることをMySpaceブログで明かしている。「Girlfriend」は7言語で発売されている。英語版と唯一違うのはコーラス部が翻訳されていることで、スペイン語、ポルトガル語、北京語、日本語、イタリア語、ドイツ語、フランス語に翻訳されている。

アブリル・ラヴィーンはベスト・ダム・シングの宣伝のために小規模のツアーを行なっている。公演は少なく、参加するためにはファンクラブの会員であることが必要だった。アルバータ州カルガリーでツアーを行い、200人ほどの聴衆の前で演奏した。カルガリーの公演の様子は2007年4月2日にCBCネットワークで放映され、ここでは舞台裏やアブリルがベスト・ダム・シングを歌っているところが見られた。アルバム発売後にニューヨークシティーとハリウッドでサイン会が行なわれている。

2007年2月18日に「Everything Back but You」、「I Can Do Better」と「When You're Gone」のクリップがAOL Musicで発売された。「Alone」（シングル『Girlfriend』のB面）の曲はニュージーランドとオーストラリアのiTunes Storeで2007年3月29日にダウンロードできるようになった。アルバムはインターネットで不法に流れ、多数の共有サイトでダウンロード可能になった。アルバム全体がラジオ初公開になったのは4月14日午後6時、オタワのラジオ局HOT89.9での事だった。

アブリルはこの年の終わりパキスタンでツアーを行う予定である。パキスタンのポップ歌手Shehzad Royは今年始めブライアン・アダムスをチャリティーコンサートに招いたが、女性歌手と契約を取り付けたと宣伝した。"すごくワクワクしている。アブリルはすてきな歌手だしパキスタンにはファンがたくさんいる。"とGEO TVで語っている。2008年にワールドツアーが挙行されている。日本に来日し東京ドームなどで公演する予定だ。

[編集] シングル

『ガールフレンド』(Girlfriend)は2007年3月初めのビルボード・シングルチャート(Billboard Hot 100)で、初登場5位を記録。これはアヴリルとっての過去最高の初動売り上げであり、ITunes Storeでも既に12万回以上のダウンロードを記録している。ビルボードのTop Digital Songsでは、「キープ・ホールディング・オン」(Keep Holding On)以来二度目となるチャートインをしており、初登場3位となっている。 また、コーラス部分を英語以外の7つの言語（スペイン語、ポルトガル語、中国語、日本語、イタリア語、ドイツ語、フランス語）でそれぞれ歌っているバージョンもある。イギリスのiTunes Storeでは24時間以内で10位にランクインした。 「ガールフレンド」は2007年4月1日にUK Single Chartにおいてダウンロードのみで2位になった。前回UK Top75での順位から21ランクの上昇だった。彼女にとってイギリスではこれまでの最高ランクで、ファーストシングルの"Complicated"(3位)を抜いている。5月には「ガールフレンド」はBillboard Hot 100で1位を獲得し、同じ週に『ザ・ベスト・ダム・シング』がBillboard Hot 200で初登場1位になっている。ラビーンにとってこれがアメリカで初の1位シングルになった。それまでの最高ランクは「Complicated」の2位(2002年)。

ライアン・シークレクト(Ryan Seacrect)のラジオ番組内では、アヴリル自身が、楽曲『When You're Gone』がベスト・ダム・シングからの2ndシングルになる予定だと告知している。

シングルとして発売されていないがビルボードチャートにのった曲。「The Best Damn Thing」7位(Bubbling Under Hot 100)、91位(Pop100)。「Runaway」11位(Bubbling Under Hot 100)、94位(Pop 100)。「Innocence」は初登場16位(Bubbling Under Hot 100)。^[4][5]レコード会社がこれらの曲をシングルにするのではないかと期待される。「I Can Do Better」は何度もアブリルのライブで演奏されているのでシングルになるかもしれない。アルバムには「Keep Holding On」も収録されている。映画エラゴンのサウンドトラックである。Billboard Hot 100で17位を記録した。

また、発売されていないイギリスでのシングルはUK Single ChartのTop200中で今後、初登場になれる。ちなみに「Keep Holding On」は初登場#175、「When You're Gone」は初登場#117 「Innocence」は初登場#190。^[6]

[編集] 収録曲

[編集] Standard Edition

1. "Girlfriend" (Avril Lavigne, Lukasz Gottwald) – 3:36
2. "I Can Do Better" (Avril Lavigne, Lukasz Gottwald) – 3:17
3. "Runaway" (Avril Lavigne, Lukasz Gottwald, Kara DioGuardi) – 3:48
4. "The Best Damn Thing" (Avril Lavigne, Butch Walker) – 3:10
5. "When You're Gone" (Avril Lavigne, Butch Walker) – 4:00
6. "Everything Back But You" (Avril Lavigne, Butch Walker) – 3:03
7. "Hot" (Avril Lavigne, Evan Taubenfeld) – 3:23
8. "Innocence" (Avril Lavigne, Evan Taubenfeld) – 3:52
9. "I Don't Have to Try" (Avril Lavigne, Lukasz Gottwald) – 3:17
10. "One of Those Girls" (Avril Lavigne, Evan Taubenfeld) – 2:57
11. "Contagious" (Avril Lavigne, Evan Taubenfeld) – 2:10
12. "Keep Holding On" (Avril Lavigne, Lukasz Gottwald) – 4:00

Japanese Edition bonus tracks:

1. "Alone" (Gottwald, Lavigne, Max Martin) – 3:13
2. "Girlfriend" [Music Video] – 3:48

i Tune bonus track:

1. "I Will Be"

[編集] Deluxe Edition/Special Edition

Bonus DVD track listing:

1. "The Making of The Best Damn Thing"
2. "Photo Gallery"

[編集] iTunes Edition

1. "I Will Be" (Pre-order only) (Gottwald, Lavigne, Max Martin) - 3:59
2. "Avril Lavigne's Make Five Wishes (Episodes 8-11) - 27:15

[編集] チャートでの動向と売り上げ

ザ・ベスト・ダム・シングはイギリスで数時間に1万9千枚売り上げた^[要出典]。結局、最初の一週間の売り上げは6万枚を超えた。これがUK Album Chartにおけるラヴィーンの3作目の1位のアルバムとなった。これまでイギリスでは15万枚の売り上げがある。

台湾のチャートで一位になった。すでに先行予約の段階でゴールドに認定されていた。発売後プラチナになった。

オーストラリアでは、ARIA Albums Chartにおいて最高2位になり3万5千枚が出荷され、ARIAによりゴールドに認定された。ザ・ベスト・ダム・シングはラビーンのアルバム中では最高ランクが最も低い。前の2作は1位をとっている。プラチナに認定されている。

日本においては初登場2位となる。第二週には、ミュージックステーションでラビーンが演奏し、1位となり、1万2千枚を売りあげた。日本における2作目の1位アルバムとなった。これまでの売り上げは90万6376枚。

パキスタンでは、初登場1位となり、一時間で2千枚を売り上げた。今までの売り上げは3万枚。

アルバムはアメリカでビルボード200においても初登場1位となり28万8千枚を売り上げた。これはUnder My Skinの38万1千枚より少ない。Under My Skinに続くラビーン2作目の1位アルバムとなった。^[7] ザ・ベスト・ダム・シングは次の週も1位を守り121000枚を売り上げた。^[8]

スペインではベストダムシングは初登場9位。Under My Skinの初登場1位とだいぶ離れた。

カナダでは初登場1位で7万5千枚を売り上げた。Under My Skinより若干多い。第二週には売り上げが66%落ち込み2万6千枚であった。^[9]

ABZ Magazineによると、これまで240万枚が販売された。

[編集] チャート

チャート（2007年） 最高位 アルゼンチン・アルバムチャート 1位 オーストラリア[10] 1位 オーストリア・アルバムチャート 1位 ブラジル・アルバムチャート[11] 1位 カナダ・アルバムチャート[12] 1位 チリ・アルバムチャート 1位 チェコ共和国・アルバムチャート 1位 フィンランド・アルバムチャート 1位 フランス・アルバムチャート 1位 ドイツ・アルバムチャート 1位 プエルトリコ・アルバムチャート 1位 アイルランドアルバムチャート[13] 1位 イスラエル・アルバムチャート 1位 イタリア・アルバムチャート[14] 1位 日本・アルバムチャート（オリコン）[15] 1位

チャート（2007年） 最高位 韓国・インターナショナル・アルバムチャート 1位 メキシコ・アルバムチャート[16] 1位 メキシコ・インターナショナル・アルバムチャート[17] 1位 オランダ・アルバムチャート 1位 ニュージーランド・アルバムチャート (RIANZ)[18] 1位 ノルウェー・アルバムチャート[19] 1位 ポーランド・アルバムチャート 1位 ポルトガル 1位 スペイン・アルバムチャート[20] 1位 スウェーデン・アルバムチャート 1位 スイス・Hitparade Top 100 Album[21] 1位 台湾・アルバムチャート[22] 1位 イギリス・アルバムチャート (UK Albums Chart)[23] 1位 アメリカ・アルバムチャート (Billboard 200)[7] 1位 Unites World Chart 1位 ベネズエラ・アルバムチャート (Recordland)[24] 1位

国 ゴールド等認定 売上げ枚数/発送枚数 オーストラリア (ARIA) プラチナ 70,000+ ブラジル (ABPD) - 30,000+ カナダ (SoundScan) プラチナ 100,000+ フランス (SNEP) - 20,000+ ニュージーランド (RIANZ)[25] ゴールド 7,500+ イタリア (FIMI) プラチナ 80,000+

国 ゴールド等認定 売上げ枚数/発送枚数 日本 （オリコン） ミリオン 906,376 韓国 (RIAK) - 9,049 [26] 台湾 (G-Music/Five Music) プラチナ 30,000+[27] イギリス (BPI) ゴールド 202,500 アメリカ (Billboard) ゴールド 979,409 en:United World Chart (Media Traffic) プラチナ 3,263,000

オリコン週間アルバムチャート第1位 2007年5月7日付
前作: KAT-TUN 『cartoon KAT-TUN II You』	アヴリル・ラヴィーン 『ベスト・ダム・シング』	次作: mihimaru GT 『THE BEST of mihimaru GT』

[編集] 出典

[編集] 外部リンク

• MTV News アヴリル・ラヴィーン
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