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MiG-25 (航空機) - Wikipedia

MiG-25 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

MiG-25 / МиГ-25

国土防空軍のMiG-25PD

国土防空軍のMiG-25PD

MiG-25(ミグ25;ロシア語:МиГ-25ミーグ・ドヴァーッツァチ・ピャーチ)はソ連ミグ設計局国土防空軍向けに開発したマッハ3級の航空機迎撃戦闘機型と偵察機型、敵防空網制圧型および練習機型があった。北大西洋条約機構(NATO)は、MiG-25シリーズに対し「フォックスバット」(Foxbat:「大蝙蝠」)というNATOコードネームを付与した。初飛行は1964年

目次

[編集] 概要

[編集] 開発

1950年代アメリカ合衆国ではB-58XB-70SR-71などの超音速機が開発された。ソ連のミグ設計局は、こうした侵入機に対する迎撃戦闘機の開発の必要に迫られていた。

MiG-25RB
MiG-25RB

ミグではそれまで、I-3U、I-7U、I-75、そしてYe-150といった超音速迎撃戦闘機の開発実績があり、その十分な研究成果を持っていた。また、これらの試験機では「ウラガーン」迎撃システムが試験され、超音速での迎撃システム構築の基礎データを集積していた。一連の試作機はYe-150とYe-152で完成の域に達し、両機は持続時間は限定的ながら、高度22 - 23 kmの空域において最大3000 km/hでの飛行を実現した。また、B-58、XB-70、SR-71という恐るべき標的に対し有効な攻撃を加えるため、長距離の捜索レーダーと長射程空対空ミサイルの開発も急がれた。

その結果完成されたのが、1961年に姿を現したYe-155[1](Е-155イェー・ピヂスャート・ピャーチ)であった。これはYe-150/152の純粋な発展型であったが、所期の能力を達成するため、その機体構成は大きく変更されていた。まず、機体の構成素材が変更され、高速飛行に際しての高熱に対する耐久性が高められた。エンジンは大型のターボジェットエンジンR-15-300が2 基搭載され、垂直尾翼は外開きの2枚装備とされた。この垂直尾翼2枚装備はMiG-25が世界初である。大型の捜索レーダーを搭載するため、空気取入口は機首から機体両脇に移動され、長大な機首には大型のレドームが装備された。ここには、地上から上空の目標まで誘導される自動迎撃装置が搭載された。

Ye-155には迎撃戦闘機型のYe-155P(Е-155П)の他、高速偵察機型のYe-155R(Е-155Р)と巡航ミサイル母機型のYe-155N(Е-155Н)が開発された。但し、Ye-155Nの実用化は見送られた。

MiG-25の搭載するR-40ミサイル
MiG-25の搭載するR-40ミサイル

Ye-155Pは「航空機ミサイルによる空中目標迎撃システムS-155」の主要構成要素となることが見込まれた。そのため、機体にはシステムに連動する大型の機上捜索レーダー「スメールチA」、誘導ミサイルのK-40(のちR-40として制式化)、地上目標航法装置の「ヴォーズドゥフ1」の機上航法指令送信装置「ラズーリ」が搭載された。

試験は1960年代を通じて行われた。1962年から1963年にかけて4 機のYe-155が製作された。その内2 機は迎撃戦闘機型のYe-155P1とYe-155P2で、残る2 機は偵察機型のYe-155R1とYe-155R2であった。最初に組み立てられ飛行したのはYe-155R1で、1964年3月6日に初飛行に成功した。Ye-155P1はこれに遅れること約半年、1964年9月9日に初飛行した。その後も数機の試作機が製作された。

1967年からは、Ye-155Pの最初の量産型機が製作された。1967年にはYe-155P7/8/9の3 機が、翌1968年にはYe-155P10/11の2 機が製作された。これらは、S-155システムの国家試験に使用された。ソ連航空産業省の指令により、Ye-155Pは1968年にMiG-25P(МиГ-25П)、製品84(изд.84)として制式化された。部隊配備は1970年より開始された。

一方、偵察機型に関しては1968年に4 機目の試作機となるYe-155R4が製作され、これが最初の量産型機となった。Ye-155R2/3/4の3 機が国家試験に供され、試験は1969年10月に終了した。量産は1968年から開始されており、航空産業省の指令によりMiG-25R(МиГ-25Р)として制式化された。

MiG-25の生産は、ゴーリキー(現ニージュニー・ノーヴゴロト)の第21航空機工場で実施された。MiG-25Pは、それまでの迎撃戦闘機Su-9Su-11を代替してソ連防空軍の主力機となっていった。一方、MiG-25Rとその派生型偵察機などはソ連空軍での前線任務に入った。また、最高高度到達記録の36.7 kmなど、高度到達時間トライアルでは米国のSR-71やF-15ストリークイーグルF-4ファントムのトライアル仕様機と熾烈な争いとなりこれらの機種と共に多くの記録を保持している。[2]

[編集] アメリカの不安

リビア空軍のMiG-25PD輸出型。機体はMiG-25Pのままだが、ソ連国内向けのMiG-25PD同様の赤外線追跡装置などが追加されている。
リビア空軍のMiG-25PD輸出型。機体はMiG-25Pのままだが、ソ連国内向けのMiG-25PD同様の赤外線追跡装置などが追加されている。

MiG-25は最高速度が非常に速く、3000 km/h(約マッハ2.83相当)での飛行を目標に設計されており(マッハ3ではない)、実用化された戦闘機としては最速である。但し、イスラエルのレーダーにマッハ3.2で飛行する様子が確認されたとの話もあり、実際中東方面ではマッハ3以上の速度での飛行は普通であったようである。[3]航空機の最高速度というのは、エンジンの出力限界ではなく機体の耐用限界である場合があり、特に超音速機のほとんどがそうであるが、本機の場合はしばしば限界を越えての運用がなされたということになる。

MiG-25のその最高速度やノズル、空気取入口のサイズからアメリカはターボファンエンジンを搭載した航続距離の長い非常に高性能な機体であると予測した。そのころ、アメリカが使用していた戦闘機は機動性が悪いものが多くMiG-25に対抗できるものはないとして危機感を覚え、機動性に優れたF-15を開発することとなった。

[編集] 不安の解消

R-40ミサイルを搭載したMiG-25P
R-40ミサイルを搭載したMiG-25P

しかしMiG-25の実際の性能は1976年ベレンコ中尉亡命事件によって明らかになる。1976年9月6日ヴィークトル・イヴァーノヴィチ・ベレンコ(Виктор Иванович Беленко)中尉が搭乗するMiG-25が演習中に突如急降下し日本に向かって飛行を開始した。これを日本のレーダーが捉え、領空侵犯の恐れがあるとして急遽千歳基地のF-4EJスクランブル発進を行った。日本に向かってくるMiG-25を探すが、レーダーサイトのレーダーはMiG-25が低空飛行に移ると探知することはできず、またF-4EJのレーダーは上空から低空目標を探す能力(ルックダウン能力)が低く、MiG-25を発見できなかった。結局そのままMiG-25は函館空港に強行着陸した。このことによって日本のレーダー網のぜい弱性が判明、日本は空中から低空目標を探せる早期警戒機E-2Cを導入することとなる。

そしてこのMiG-25を分解調査したところ

  • チタニウムを大量に使用していると見られていたが、実際にはニッケル鋼が多く使われていた。これでは機体表面を300℃に過熱させるマッハ3での飛行に耐えられず、MiG-25が安全に飛行できる最高速度はマッハ2.83程度だった。
  • 迎撃に特化した戦闘機であり、機動性などはそれほど高くない。もともとソ連の防空システムにおける航空機の役割は、地上管制による誘導を受けて長射程ミサイルを目標付近まで輸送し発射するというものであったため、機動性に関しては重視されていなかった。このため、本来の設計思想と異なる戦術・制空戦闘目的で運用された中東諸国のMiG-25は、芳しい戦果を挙げていない。
  • 巨大なエアインテークとノズルは当初予想されていたターボファンエンジンやターボラムジェットでは無く、高速飛行時のラム圧縮効果をあらかじめ見込んで圧縮比を低く設定したターボジェットエンジンの採用によるものだった。
  • 電子機器はハイテクを駆使していると見られていたが、実際にはオーソドックスな真空管が多く使われており、先進性より信頼性を重視したものとなっていた。方式は旧式であったが、レーダーの出力は600kwと極めて大きいものとなり、相手方の妨害電波に打ち勝って有効であったと伝えられている。[4]他にも、半導体回路を使用すると核爆発の際に発生する電磁パルスで回路が焼損するおそれがあるため使用しなかったとの説もある。
  • 機体設計においては、MiG-25は特にその機体構成要素において、革新性よりは信頼性に重点をおいた堅実な設計に基づいた機体であった。

以上の事から、MiG-25は西側の懸念したような格闘戦用の制空戦闘機ではなく、ソ連の防空システムに完全に組み込まれる、領空防衛を主目的とする典型的な迎撃戦闘機であると考えられた。これにより、西側への侵攻が行われた際にMiG-25が前線に現れ脅威となるような状況は想定されなくなり、調査班は西側諸国の不安が「過大評価」であったとの結論を下した。

ただし、このMiG-25の「過大評価」はアメリカ空軍が予算、特にF-15開発の予算を獲得せんがために、ソ連の脅威を宣伝した結果ともいわれる。高速に特化した機体の運動性がさほど高くは無いであろう事は、アメリカもマッハ3級の戦闘機・爆撃機を試作していた経験から、予測していたともされる。

なお、MiG-25の設計年次は、F-15などより実質的に1世代前となっている。真空管の使用は時代遅れだという指摘にしても、MiG-25のプロトタイプが制作された1960年代には、レーダー回路に使えるような大出力のトランジスタやICなどは、そもそもアメリカでもまだ実用にならなかった時代である。

ベレンコ中尉は取り調べの後、希望通りアメリカへ亡命。MiG-25の機体はソ連に返還されている。ソ連ではこの事件によって自国の防空システムが西側に露見してしまったのではないかと懸念し、以降MiG-25の搭載機材の一新を図ることとなった。特に、搭載レーダーとその関連システムはまったく別系統のものに変更された。機材更新以降のMiG-25はMiG-25PDと呼ばれたが、搭載機材の急な変更は一挙に行えるものではなく、数年を掛けて複数のタイプのMiG-25PDが製造されることとなった。

[編集] 主な派生型

ベレンコ中尉の齎した機体は迎撃戦闘機型のMiG-25Pであったが、亡命事件を受けてソ連ではこの機体のシステム変更の必要に迫られた。ソ連にとっては、MiG-25Pが捕獲されたことによって自国の防空システム全体が露見してしまう可能性が最大の関心事であった。このため、防空システム全体の見直しが必要となった。搭載機材を変更して1978年に完成されたのがMiG-25PD(МиГ-25ПД)であった。MiG-25PDでは、それまでの「スメールチ」にかえ、MiG-23MLの搭載レーダーを改良した「サプフィール25」レーダーを搭載した。また、その他の電子装備も変更し、機首下面にはこれもMiG-23MLから流用した赤外線追跡装置を装備した。以降はこの機体が配備されていった(MiG-25PDにも数シリーズあり、初期のものは外見上MiG-25Pに似ている)。既に配備されていたMiG-25PもPD規格のMiG-25PDSに改修された。また、MiG-25Pを代替する迎撃戦闘機として本来は前線戦闘機であったMiG-23も防空システムに組み込まれることとなり、MiG-25PD同様の機材を搭載した迎撃戦闘機型MiG-23Pが製造された。結果、長射程ミサイルを使用できるMiG-25PDと中射程ミサイルを使用するMiG-23Pが、並行して防空軍へ配備されることとなった。

MiG-25RBS
MiG-25RBS

最初の偵察機型MiG-25Rは本格的な運用には至らず、1970年には戦術偵察爆撃機型のMiG-25RB(МиГ-25ЛБ)が初飛行した。この機体からは、戦術偵察爆撃機(写真偵察機)型のMiG-25RBV(МиГ-25РБВ)やMiG-25RBK(МиГ-25РБК)、MiG-25RBS(МиГ-25РБС)、MiG-25RBF(МиГ-25РБФ)、MiG-25RBSh(МиГ-25РБШ)、戦術電波偵察機型のMiG-25RBT(МиГ-25РБТ)などが開発された。

MiG-25RBから開発された敵防空網制圧機型は、MiG-25BM(МиГ-25БМ)と呼ばれた。MiG-25BMは対レーダー電波システム「ヤグアール」を搭載し、これにより対レーダーミサイルのKh-58Uを運用できた。Kh-58Uは、最大で4 発を搭載できた。

この他、複座練習機型として練習訓練戦闘機型のMiG-25PUと練習訓練偵察機型のMiG-25RUが開発された。

[編集] 冷戦後

ロシア空軍のMiG-25PU
ロシア空軍のMiG-25PU

MiG-25の運用上最大の欠点は時速3,000kmの飛行に耐えるよう設計された機体のデリケートさと機体やエンジンの整備の煩雑さ、許容しがたい燃料消費量の多さなどであり、MiG-25はこうした運用効率の悪さから冷戦終結後は冷遇された。

ロシアでは他に代替機のない各種偵察機型とMiG-25BM、及び各種試験にも用いられる複座型が運用されているが、それ以外は退役していると思われる。ウクライナベラルーシでも全機が独立後数年以内に退役したとされる。また、ブルガリア空軍の機体はロシア空軍のMiG-23MLDとの引き換えで返還された。以前は実戦で活発な活動を見せていた中東地域の機体も、現在では稼動状態にあるのか疑わしい。

アルジェリアは近年まで運用していたが、2005年の時点では不明。いずれにせよ、今後恐らくはMiG-29SMTSu-30MKに代替される予定である。リビアでも、2007年現在で稼動状態にはないと見られている。長年偵察機型(MiG-25RB)を運用してきたインドでも、2006年5月をもって退役した。

イラク国内で砂の中に埋められていたMiG-25RB偵察機
イラク国内で砂の中に埋められていたMiG-25RB偵察機

また、湾岸戦争ではイラク空軍のMiG-25がアメリカ海軍F/A-18を1機撃墜しており、2006年現在、ここ30年間(ベトナム戦争後)で唯一アメリカ軍機を実戦で撃墜した機体である。また、これは湾岸戦争における空対空戦闘に於いて、イラク側が唯一挙げた戦果でもある。

2003年3月には、イラクでRQ-1 プレデターと交戦し、これを撃墜している。これは武装した無人機と有人機の初の戦闘である。

一方、MiG-25を改良した長距離迎撃機MiG-31も開発され、こちらはロシアでは迎撃戦闘機の主力のひとつとして運用されており、その数は運用されている迎撃戦闘機の約半数であるといわれる。なお、残り半数はSu-27。また、MiG-31はカザフスタンでも使用中である。しかしながら、各種開発されたMiG-31の派生型は、飛躍的な能力向上を見せたMiG-31Mをはじめいずれも量産には結びついていない。

[編集] 別名の由来

冷戦終結後、各基地に貯蔵してあった航空機エンジン等の冷却用のアルコールを関係者らがみな飲んでしまったという話があるが、中でもMiG-25用のアルコールは極めて純度が高く、とりわけ美味だったとされている。特にMiG-25はおよそ300lものアルコールを冷却用に搭載したため、ロシアでは『アルコール運搬機』を意味するスピルトヴォース[要出典](Спирт-Воз)』という愛称が用いられた。[5]

[編集] スペック

MiG-25 三面図
MiG-25 三面図
  • 全長:19.75 m
  • 全幅:14.02 m
  • 全高:6.5 m
  • エンジン:ソユーズ・ツマンスキー設計局製 R-15BD-300 ×2基
  • 推力:10,210 kg
  • 空虚重量:20,350 kg
  • 最大離陸重量:41,000 kg
  • 最大到達高度記録:37.6 km

[編集] 使用国

運用国
運用国
ソビエト連邦の旗 ソ連
国土防空軍
ソ連空軍
ロシアの旗 ロシア連邦
ロシア
ウクライナの旗 ウクライナ
空軍
防空軍
ベラルーシの旗 ベラルーシ
空軍及び防空軍
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
空軍
カザフスタンの旗 カザフスタン
防空軍
トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン
空軍
ブルガリアの旗 ブルガリア
空軍
アルジェリアの旗 アルジェリア
空軍
イラクの旗 イラク
空軍
シリアの旗 シリア
空軍
リビアの旗 リビア
空軍
インドの旗 インド
空軍

[編集] 脚注

  1. ^ E-155とも書かれる。
  2. ^ 雑誌『航空情報』出典。
  3. ^ 中東上空にてマッハ3.4を記録している(出典『ミグ戦闘機―ソ連戦闘機の最新テクノロジー メカニックブックス』原書房から)。
  4. ^ 『週刊ワールドエアクラフト』2001/6/12号、P11より。
  5. ^ Спирт(スピールト):アルコール、Воз(ヴォース):荷馬車、荷車。「エアコンバットDVDコレクション 超高速迎撃機フォックスバットのすべて」に、この愛称について言及している場面がある。ただし、このDVDは日本語音声と英語音声で収録されており、日本語音声では「スピルトヴォース」ではなく「スピオトフォズ」と発音している。一方、英語音声では「スピートフォーズ」と聞きこえる。しかし本文では「ロシア語綴りに基づく日本語表記」を用いることとし、「スピルトヴォース」とした。

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 『世界の傑作機 No.83 MiG-25"フォックスバット"』文林堂、平成12年東京 (ISBN 4-89319-080-60) (日本語)

[編集] 外部リンク

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