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CLANNAD (ゲーム) - Wikipedia

CLANNAD (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

CLANNAD
対応機種 Microsoft Windows 98/2000/Me/XP(PC)
プレイステーション2
プレイステーション・ポータブル[1]
Xbox 360
Microsoft Windows 2000/XP/Vista(PCフルボイス)

SoftBank 3G
FOMA

発売元 Key/ビジュアルアーツ(PC)
インターチャネル(PS2)
プロトタイプ(360)(PSP)
SoftBank 3G(プロトタイプ)
FOMA(プロトタイプ)
発売日 2004年4月28日(PC)
2006年2月23日(PS2)
2008年2月29日(PCフルボイス)
2008年5月29日(PSP)
2008年7月17日発売予定(360)
ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム
レイティング 全年齢対象(PC)
CERO(C)15才以上対象(PS2/PSP)
コンテンツアイコン (PS2版で記載)
恋愛
セクシャル
麻薬
キャラクター名設定
エンディング数 13
セーブファイル数 100


画面サイズ 640x480(PC)
640x448(PS2)
1280x720(360)
800x600(PCフルボイス)
480x272 (PSP)
BGMフォーマット PCM(PC)
キャラクターボイス あり(PS2/PCフルボイス/PSP/360)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード なし
メッセージスキップ あり
オートモード あり

CLANNAD』(クラナド)とはゲームブランド・Keyが制作した第3作目の恋愛アドベンチャーゲーム、及びそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメコミックなどの作品群のことを指す。

目次

[編集] 概要

Keyの前2作である『Kanon』・『AIR』とは異なり、PC版の時点で全年齢対象作品として発売された。発表当時は2002年発売予定と公表されていたが、その後2003年発売予定に延期され、最終的に予定から2年後の2004年4月28日に発売された。テレビアニメ版の声優を起用した『CLANNAD FULL VOICE』は2008年2月29日に発売された。キャラクターボイスの実装に加え、ゲーム画面解像度の向上とイベントCGの追加(ただし1カットのみ)が公表されている[2]。また、後述する本作のスピンオフ作品は18禁作品である。

インターチャネル(現インターチャネル・ホロン→ガンホー・ワークス)によるプレイステーション2への移植版は2006年2月23日に発売された(CEROレーティング15才以上対象)。ソフトバンクモバイルSoftBank 3G端末とNTTドコモFOMA向けアプリも2007年1月16日に公開された。さらにプロトタイプよりPSP版が2008年5月29日に発売され、Xbox 360版が2008年7月17日に発売予定である。また、登場人物の1人である坂上智代に関するシナリオの後日談的なストーリーは『智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜』に描かれ、2005年11月25日に発売された。

漫画版としては、2005年から月刊コミックラッシュジャイブ)にみさき樹里作画の『CLANNAD オフィシャルコミック』が連載されている。また、2007年からはメディアワークス発行の「電撃G's magazine」においてしゃあの作画、フレックスコミックス発行・ソフトバンククリエイティブ発売の「コミデジ+」において藤井理乃の作画(タイトル『CLANNAD 〜光見守る坂道で〜』)にそれぞれ連載された。

また、2005年12月にはメディアワークス発行の「電撃G's magazine」内にて掲載されていたショートストーリー14話に描き下ろしの2話を追加したオフィシャルサイドエピソード集『光見守る坂道で』が発売され、2007年にはそのエピソードをドラマCD化したものがプロトタイプよりリリースされた。

アニメにおいては2007年9月15日東映アニメーションによる劇場版アニメが公開され、東京単館(ミニシアター)公開作品の週末観客動員数ランキング(ぴあ調べ)で初登場第1位を記録した[3]。さらに、2007年10月4日から『AIR』・『Kanon』(第2作)の時と同じく京都アニメーションによるテレビアニメが放送を開始している。

明確な舞台設定は無いが、TVアニメ版の校舎等の背景には筑波大学附属駒場中・高等学校とほぼ同一のロケーションとおぼしき物が使われている。これに関して東浩紀をはじめとする同校の在校生・OBがしばしば言及しており[4]、ゲーム版でも1カット同一と見られる背景が存在することから同校である可能性が高い。ただし、制作スタッフによる公式の発表はない。なお、その他の背景は劇場版では西日本地方などからのおぼしき場面描写も見られ、顕著である。TVアニメ版では東京都瑞穂町の瑞穂ビューパークなどからのおぼしき場面描写が見られる。

[編集] ストーリー

ある町を舞台にして起こる不良少年として名前を知られている主人公と主人公が通う学園[5]で出逢うヒロイン達との交流と成長の物語。高校生の主人公とヒロイン達との出来事を収めた学園編、高校を卒業した主人公のその後を描いたAFTER STORY、及び本編の随所に挿入される幻想世界の3つのパートから成る。

人と人との「絆」をテーマに描かれた本作は『Kanon』・『AIR』に続き三たび大ヒット作となった。登場キャラクターの大半に、スタッフロールを伴う個別エンディングが存在する。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] 登場キャラクター

2004年発売のPC版はが収録されていないため、声優はプレイステーション2版・ドラマCD・映像化作品及びPCフルボイス版等のキャスティングを記載している。

岡崎 朋也(おかざき ともや)
声:なし(PS2版本編) / 伊藤健太郎(PS2版特典DVD) / 遠近孝一(ラジオCM) / 野島健児(ドラマCD・劇場版) / 中村悠一(TVアニメ) / 少年時代:水沢史絵(ドラマCD) / 少年時代:大浦冬華(TVアニメ)
誕生日:10月30日。身長:173cm。体重:61kg。血液型:A型[6]
主人公(名前はデフォルトのもので、変更が可能)で3年生。
幼い頃に母・敦子を交通事故で亡くしてから父・直幸と2人暮らしだった。中学の頃から他人との関わりをあまり持たずに過ごしてきておりストーリー開始当初に友人関係にあるのは陽平と杏ぐらいだが、いずれも悪友といえる。
運動神経はよく、高校にはバスケットボールの特待生として入学したが、父親との喧嘩で右肩を負傷して選手生命を絶たれたため今は部活動はしていない。飲酒・喫煙と言ったあからさまな不良行為は行っていないが、遅刻・授業怠業の常習犯であることから進学校である学園では不良と見なされている。
困っている人や問題を抱えている人には積極的に関わって問題解決に協力するが、自分の問題や現実からは常に逃げ続けている。
自堕落で影のある部分が目立つが、根は真面目で陽気な性格。
現在は他人行儀で生気を失っている父を敬遠し、放課後は陽平の部屋に入り浸っている。クラスはD組。
古河 渚(ふるかわ なぎさ)
声:中原麻衣
テーマ曲:渚
誕生日12月24日。身長:155cm。体重:43kg。血液型:A型。3サイズ:80/55/81(PC版のブックレット及び[1][2]より)。
幼少時より病弱で、前年度も病気による長期欠席のため3年次を留年している。高校3年生は2度目で1歳年長であるが、主人公はじめ3年生が先輩として接する描写はない。人見知りが激しく友人を作ることを苦手としており、また前年度に同級生だった友人達が既に卒業したため現在のクラスでは孤立しがちになっている。
外見の大きな特徴として2本のアホ毛を持つ。容貌に関しては比較的良いため、ときおりナンパの対象とされる。
話す時は常に敬語口調で真面目かつ誰にでも優しい性格だが、気弱で自信を持てずにいる。人が良すぎるうえに他人を気遣い、一方で要領が悪いため自分が損をしてしまうことが多い。
「食べたいものの名前(例:あんパン)」を呼称することで自身を鼓舞する癖がある。
作品中で一昔前に流行していた「だんご大家族」というキャラクターには並々ならぬこだわりを見せ、普段は自己主張の乏しい彼女もこれについて語る際は饒舌になる。また、その魅力を喧伝するに及んではヒトデの魅力を喧伝する風子と対等に張り合うなど他者との対立を忌避する普段の態度から一転する。
演技、鑑賞の経験は全くないが演劇に興味をもっており、廃部状態にある演劇部の再興を当面の目標としている。スポーツは苦手。クラスはB組。
藤林 杏(ふじばやし きょう)
声:広橋涼
テーマ曲:それは風のように
誕生日:9月9日。身長:160cm。体重:46kg。血液型:O型。3サイズ:82/56/82。
2年の時は主人公と同じクラスで、本年度は隣の組の委員長。椋の双子の姉。2年進級時に他の友人が勉強に打ち込むようになったのに対し勉強に熱を入れられない彼女はそりが合わなくなり、やがて主人公達と親しくなった。
勝ち気で男勝りな性格で加えてスポーツ万能なため女子生徒に人気があり、大量のラブレターを受け取っては全てに返事を書いている(なお男子生徒からは1枚も受け取っていない)。料理が得意な一面も持つが、字は下手である。
不良少年である主人公や陽平にも物怖じせずに接し、歯に衣着せぬ恐ろしい物言いをする。怒らせると遠距離から正確無比に辞典を投げつける。妹思いであり椋に危害を加えるものには容赦をしない。基本的に下の名前で人を呼ぶ。かなりのおせっかい焼き。ウソを付くのは苦手。
椋と同様に委員長だが、不真面目体質で遅刻が多く授業や委員会をサボってしまうことも多々あるうえに禁止されているバイク登校をするなど校則違反や遅刻をあまり重く見ていないところがある。また、主人公と陽平に対して横暴な態度をとったり金銭に関してモラルを問われるような行動を取る。
ことみには友好的に接するが、智代にはやや敵対心を見せる。
ウリボウであるボタン(声優:川名真知子)をペットにしている。進路に幼稚園先生を考えている。クラスはE組。
一ノ瀬 ことみ(いちのせ ことみ)
声:能登麻美子
テーマ曲:Étude pour les petites supercordes
誕生日:5月13日。身長:160cm。体重:48kg。血液型:A型。3サイズ:88/58/85。
世界的に有名な物理学者の父母(一ノ瀬鴻太朗・水恵)を持ち、本人も英語の専門書を読みこなす才媛である。ことみの名前は「世界は琴に満ちている(作中における超弦理論の表現)」「K&M(両親の名前のイニシャル)」「誕生日は5月13日」からきている。
全国でもトップレベルの学力を誇るため進学実績を挙げることを条件に授業に出席しないことを黙認されており、必要な授業時間以外は独学で図書室で勉強している。昼食も一般生徒と顔を合わせぬように時間をずらし、本来は飲食禁止の図書室で食べている。
料理が上手で、昼食は自身の手作り。
おっとりとした性格で、語尾に終助詞の「〜の」をつける話し方が特徴。ハサミで図書室や書店の本からページを無断で切り抜くなど、浮世離れした行動が見られる。読書に没頭していると「ことみちゃん」と呼ばれない限り一切反応しない。幼い頃に習っていたヴァイオリンを弾くのが好きだが、他人には不快な騒音にしか聞こえない。また漫才ツッコミや古典的なダジャレも好きでよく披露しているが、あまり受けていない。
折に触れてロバート・F・ヤングの短編小説『たんぽぽ娘』の一節を口にする。クラスはA組。
坂上 智代(さかがみ ともよ)
声:桑島法子
テーマ曲:彼女の本気
誕生日:10月14日。身長:161cm。体重:47kg。血液型:O型。3サイズ:86/57/82。
春から2年次に転校してきた。足技を駆使した喧嘩が強く以前は喧嘩を繰り返していたため、近隣の不良生徒には畏怖の対象となったり遺恨を抱かれている。
転校を機に本人は女の子らしく過ごすと心に決めているが、懲りずに挑戦を続ける陽平にだけは容赦なく実力を行使する。進学校へ編入するだけあって成績は優秀である。スポーツの経験はほとんどないものの運動神経は主人公や杏、陽平らを超えて抜群に良いため運動部から勧誘されるが、生徒会長になろうとしているため断っている。
上級生である主人公達に対しての言動に全く後輩らしさがない。生徒会長を目指しているためか、自他共に不正や惰性を許さない性格である。一度決めたことには決して譲らず、好きなことに関しては盲目的になる。
視力が悪く眼鏡を掛けることもある。鷹文と言う名前の弟がいる(『智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜』に主要キャラクターとして登場)。クラスはB組。
伊吹 風子(いぶき ふうこ)
声:野中藍
テーマ曲:は〜りぃすたーふぃっしゅ
誕生日:7月20日。身長:150cm。体重:41kg。血液型:B型。3サイズ:78/54/79。
ヒトデ好きで、自分が彫ったヒトデの彫刻を多くの人に渡している。不器用なため彫っている時にナイフで怪我をし、手に包帯を巻いている。
外見が小柄で一見大人しそうだが独特の感性を持っているのか珍妙な言動や行動が多く、毒舌家ではっちゃけており相当の頑固者である。ああ言えばこう言うタイプで、特に主人公とは会話が成立しないことが多い。自分のヒトデの彫刻のことを考えるだけで自分の世界に入って完全に無防備になり、その間にイタズラをされても気付かない。ことあるごとに大人の女性であると主張しているが、小学生か中学生並みの外見[7]と同様に性格、嗜好も子供っぽい。
「最悪です」が口癖になっている。スポーツは苦手。
宮沢 有紀寧(みやざわ ゆきね)
声:榎本温子
テーマ曲:資料室のお茶会
誕生日:8月7日。身長:157cm。体重:45kg。血液型:A型[6]
2年生で、図書室に附属する倉庫として扱われている資料室によく駐留している。1本のアホ毛がある。
飲み物軽食などを振る舞い、資料室の来訪者をもてなしている。持ち前の温厚な性格から誰とでも仲良くするので、校外の不良たちからも慕われている。
資料室に保管されている雑誌などからピックアップしたおまじないを主人公らに教えるが、それらは必ず成功してしまう。
成績は優秀で、おっとりした外見にも関わらずスポーツも得意である。もともと主人公を「先輩」と呼ぶという設定があったが、本編ではそう呼ぶことはない。
通常版のパッケージには5人のヒロインと共に描かれている。
藤林 椋(ふじばやし りょう)
声:神田朱未
誕生日:9月9日。身長:159cm。体重:47kg。血液型:O型[6]
杏の双子の妹で主人公のクラスの委員長。遅刻、怠業の常習犯である主人公と陽平を出席させるために苦労している。
目と髪型を除けば杏との外見上の差異はほとんどないが、おとなしく引っ込み思案かつ真面目な性格でスポーツ、料理は苦手であるなど、内面や身体能力は大きく異なる。バストサイズが杏より大きいという描写があるが、3サイズの設定が公表されていないため真偽は不明である。
占いについて造詣が深く、占いを鑑定するときだけは饒舌となる。得意とするトランプを用いた独特の占いにはいつも女子生徒が列をなす。占いの結果は必ず外れるが、言い換えれば反対の解釈で必ず的中する。
誤って茹でたことからボタンに恐れられてしまっている。
看護学校への進学を考えていて、病院でアルバイトしている。クラスはD組。
春原 陽平(すのはら ようへい)
声:阪口大助
誕生日:2月17日。身長:167cm。体重:55kg。血液型:AB型[6]
主人公の悪友で同級生。サッカーのスポーツ推薦で入学したが、喧嘩沙汰を起こして退部になった後は自堕落な学生生活を送っている。実家が東北地方であるため運動部用の寮に強引に住み続けている。
主人公とあわせて不良コンビとして悪名が立っており下級生を恫喝したり他校の不良生徒とトラブルを起こすなど主人公よりかなり不良らしく振舞ってはいるが、周囲からは「ヘタレ」のレッテルを貼られている。根は悪人ではないものの不用意な言動が原因で杏、智代や天敵のラグビー部に痛い目に遭わされたりいらぬ誤解をされることが多く、本編における体を張ったギャグの大半を担当する。それ故打たれ強く立ち直りも早い。頭髪が金髪だが、これは生来ではなく染髪したものである[8]。異性に対する興味が旺盛で魅力的な女子を見つけてはナンパにかかるが、交際にこぎ着けた相手はいない。
勉強は苦手だが頭が悪いわけではなく、余計なことに対する執念や集中力には目を見張るところがある。スポーツ特待生だけあって運動神経は主人公や杏と肩を並べるほど良い。クラスはD組。
相楽 美佐枝(さがら みさえ)
声:雪野五月
誕生日:4月3日。身長166cm。体重51kg。血液型:B型[6]
主人公の学校のOGで、都内短大を卒業後に陽平の住む男子寮母になった。寮生からは頼られるのと同時に、規律に厳しい一面から恐れられている。
面倒見が良く、他人に物事を頼まれると断れないところがある。
規律を守らない寮生へのしつけとして主人公にプロレス技を提案されてからは、体罰にプロレス技を使用するようになる。
女子初の生徒会長を務めていた時期に全生徒に遅刻や欠席をさせなかったという快挙を成し遂げており、生徒会長を目指す智代に尊敬されている。
寮で猫を飼育しているが、命名をしていない。
古河 秋生(ふるかわ あきお)
声:置鮎龍太郎
誕生日:7月20日。身長:175cm。体重:68kg。血液型:B型[6]
渚の父親で古河パンを経営している。蟹座生まれ。渚と同じ2本のアホ毛を持つ。ヘビースモーカーでいつも煙草をくわえている。
柄と口は悪いがとても優しく世話焼きで、また無邪気な一面を持ち誰にでも好かれる男性である。野球機動戦士のプラモデルが好き。しばしば子供っぽい遊びや趣味に走り、店番をさぼってしまうこともある。
妻子を溺愛しているがセクハラまがいの発言が見られたり、妻に対してスカートめくりなどのいたずらをたびたび行ったりしている。
パンについての不用意な発言で泣かせた早苗を、売れ残りを咥えて追いかける演出がお決まりになっている。売れ残ったパンは主催したゲームの敗者に罰ゲームとして購入させ、処分することもある。
古河 早苗(ふるかわ さなえ)
声:井上喜久子
誕生日:10月5日。身長:158cm。体重:45kg。血液型:A型[6]
渚の母親で秋生の妻。夫婦で古河パンを経営するほか、自宅で近所の子供達相手に学習塾を開講している。渚の姉と間違われることもあるほど外見が若い。3本のアホ毛を持つ。
普段は子供っぽく泣き虫だが、肝心な時には頼りになる芯の強さと行動力を備えた一面も持つ。
彼女の奇抜なアイデアで作った独創的なパンは、毎回のように売れ残っている。しかしその事実を指摘されたりパンについて適正な批評を下されると悲嘆してしまうため、秋生と周囲の人たちの間ではごまかすことが暗黙の了解となっている。
伊吹 公子(いぶき こうこ)
声:皆口裕子
誕生日:1月18日。身長:161cm。体重:49kg。血液型:AB型[6]
風子の姉。3年前までは主人公の通う高校の美術教師だった。
渚の恩師でもあり、古河パンの常連客で今も交友が続いている。教え子だった祐介とは婚約中。俊夫の教え子でもあり、彼を尊敬している。見た目通りおしとやかで優しい女性。
幸村 俊夫(こうむら としお)
声:青野武
誕生日:8月27日。身長:162cm。体重:52kg。血液型:O型[6]
古文の教師。主人公らの卒業と同時に定年を迎える。
見かけの穏やかさからは想像もできない熱血教師で、過去には不良生徒相手の武勇伝を持つ。老いているためか会話の受け答えが遅いところがある。
春原 芽衣(すのはら めい)
声:田村ゆかり
誕生日:6月11日。身長:152cm。体重:42kg。血液型:A型[6]
陽平の妹。13歳の中学2年生。
兄の生活が心配で寮を訪ねてくる。陽平とは違ってしっかりした性格で世話焼き。運動神経もいい。陽平の自堕落な現状に頭を悩ませながらも、とても陽平を慕っている。祐介の大ファンである。
芳野 祐介(よしの ゆうすけ)
声:緑川光
誕生日:12月5日。身長:179cm。体重:63kg。血液型:O型[6]
主人公たちの学校のOB。電気工として働いている。
ロックミュージシャンとして一度は成功するものの、引退して地元に戻った。今でもたまにロックな魂を叫ぶ。
よく聞けばいいことを言っているのだが、あまりにも臭かったり同じことを2度言ったりするためしばしばギャグとなる。
公子と婚約中。美佐枝の先輩だが、問題児だったため因縁がある。
柊 勝平(ひいらぎ かっぺい)
声:白石涼子
誕生日:不明。身長:165cm。体重:52kg。血液型:B型[6]
謎の旅を続けている19歳の少年。神出鬼没。
女性的な外見と声色のためよく女の子と間違われるが、本人は男らしく生きたいと思っている。極端な世間知らずで傍若無人なところがある。たまにポエットめいたことをつぶやく。
岡崎 直幸(おかざき なおゆき)
声:中博史
誕生日:5月1日。身長:170cm。体重:60kg。血液型:A型[6]
主人公の父親。
事故で妻を失って以来、男手一つで息子を育て上げた。その後は生気を失った日々を送っており、主人公とは他人行儀に接する為に疎遠状態となっている。
志麻 賀津紀(しま かつき)
声:朴璐美
美佐枝が高校時代に出会った年下の少年。
彼が病院で入院している時に美佐枝に優しくしてもらったお礼に、自分ができる範囲で願いを叶えると言ってくる。美佐枝の当時の友人である「サキ」と「ユキ」にからかわれていた。また、女顔なのでカツラで女装をさせられてかわいいと言われたこともある。
岡崎 史乃(おかざき しの)
声:麻生美代子
主人公の祖母であり直幸の母親。汐の曾祖母にあたる。
岡崎 汐(おかざき うしお)
声:こおろぎさとみ
AFTER STORYで誕生する主人公と渚の子供。渚や早苗と違いアホ毛は見られない。渚には「しおちゃん」と呼ばれる。
謎の少女 と ガラクタの人形
声:なし(PS2版・劇場版) / 矢島晶子(ガラクタの人形。TVアニメ)川上とも子(謎の少女。TVアニメ)
物語の冒頭や途中に少しずつ挿入される「幻想世界」での登場人物。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌・音楽

オープニングテーマ 『メグメル』
作詞:riya、作曲:eufonius、編曲:kiku、Mix:大久保将、歌:riya
エンディングテーマ 『-影二つ-』
作詞:、作曲 / 編曲:戸越まごめ、歌:riya
挿入歌 『Ana』
作詞:萩原ゆう、作曲:traditional、編曲:戸越まごめ、歌:Lia
AFTER STORY エンディングテーマ 『小さなてのひら』
作詞 / 作曲:麻枝准、編曲:戸越まごめ、歌:riya

[編集] 劇場版

[編集] 概要

2007年9月15日に東映アニメーションによる劇場版アニメが公開された。2006年4月にKeyの公式サイトで発表されたが、東映が積極的なPR・宣伝活動を開始したのはその約1年後からである(しかし製作時間は余裕がなかったという)。監督は劇場版『AIR』の監督でもある出崎統が務めている。
前作『AIR』への意見を踏まえてか前作より原作を意識した構成・つくりになっている(劇場パンフレット等の解説で、それらが垣間見える)ものの、「もう一つのCLANNAD」をコンセプトとしており前作同様な独自解釈に基づく世界観や設定の大幅な再構成も行われ、監修であるKeyに確認をとったうえで完成した。上映時間の制約やストーリー進行上、原作の登場キャラクターの多くが削られている。[9]ただし、ことみのみ、台詞なしのゲスト出演している。

東京単館(ミニシアター)公開作品の週末観客動員数ランキング(ぴあ調べ)で初登場第1位を記録。その後もロングランや公開拡大等が行われた。

2008年3月7日に当作品のDVD版が3種類(通常版、コレクターズエディション、スペシャルエディション)発売された。後者2つは付属特典が異なる。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

主題歌『メグメル』
作詞:riya、作曲:eufonius、編曲:kiku、歌:riya
『小さなてのひら』
作詞:麻枝准、作曲:麻枝准、編曲:菊地創、歌:eufonius
『だんご だんご だんご』
作詞:出崎統、作曲:猪股義周、編曲:猪股義周、歌:付属光坂高等学校在校生
イメージソング『マルメロ 〜fildychrom〜』
作詞:riya、作曲:菊地創、編曲:菊地創、歌:eufonius

[編集] その他

  • 本編上映に先立ち、渚より劇場内の注意事項について説明アナウンスがなされる(『エクスドライバー』劇場版の場合とは異なり、各映画館独自の注意事項アナウンスに追加する形で上映)。渚のほかにも智代・杏verが存在するが、これらは池袋シネマサンシャイン限定であった。なお、これらはDVDスペシャルエディション版特典DVDに収録されている。
  • 池袋シネマサンシャインでは最長期間のロングラン公開が行われ、最終上映ではファン感謝祭の開催場所になった。また、公開直前には前作・劇場版『AIR』のリバイバル上映も行われている。
  • 本編には登場していないが、『AIR』のリバイバル上映の際には風子のデザイン画が掲載されたチラシが全員に配布されている。

[編集] テレビアニメーション

TBSおよび系列3局の計4局で2007年10月から2008年3月まで(TBSの場合)全22回+番外編1回が放映された。『AIR』・『Kanon』(第2作)と同じく京都アニメーションがアニメーション制作を担当している。

当初はBS-iのみの限定で放送と発表されていたが「TBSアニメフェスタ2007」において急遽TBSで先行し、遅れネットにより毎日放送中部日本放送の各局でも放送されることが発表され全国放送であるBS-iでの放送を最も遅らせる形を取ることとなった[10]。ただ、地上波では地デジも含めて画面端をカットした4:3映像(レンタルDVDも4:3映像)で放送された。一方、BS-iでは16:9サイズで放送されるが共にSD画質にダウンコンバートされたものとなっている。

テレビアニメは2部構成からなる原作の第1部のみをベースとして制作された。本来はパラレルワールド扱いで時系列が連続しないキャラクター個別のストーリーを統合し、また第1部の終盤にクライマックスを置くために特に後半では原作を踏襲しつつもストーリー展開に大胆なアレンジがなされた。一方で一部のヒロインについては個別のストーリーが簡略化された。

電撃G'sマガジン」2008年5月号および番外編放送終了直後に『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』の制作が発表された。放送時期は未定だが、スタッフ・キャストは変更は無い。DVD第8巻(最終巻)にはアナザーストーリーとなる『智代編』が制作・収録となる事が「東京国際アニメフェア2008」イベント内で発表された(このストーリーには渚は登場しない。それに先駆けて都内で上映会が5月31日に開催された)。

[編集] スタッフ

  • 原作:Key / ビジュアルアーツ
  • プロデューサー:中山佳久(TBS)、中村伸一(ポニーキャニオン)、太布尚弘(ムービック)、八田陽子(京都アニメーション)
  • 監督:石原立也
  • シリーズ構成・脚本:志茂文彦
  • キャラクター原案:樋上いたる
  • キャラクターデザイン・総作画監督:池田和美
  • 動画検査:清原美枝、中峰ちとせ、栗田智代、藤田奈緒子、村山健治、中野恵美
  • 音楽:折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准
  • 音響監督:鶴岡陽太
  • 編集:重村建吾
  • 美術監督:篠原睦雄
  • 色彩設計:竹田明代
  • 色指定検査:竹田明代、石田奈央美、高木理恵、下浦亜弓
  • 色指定検査補:宮田佳奈、石原裕介、永安真由美
  • 撮影監督:中上竜太
  • 設定:高橋博行
  • 特殊効果:三浦理奈
  • エフェクト:京都アニメーションデジタル映像開発室
  • 音響効果:森川永子
  • 録音:名倉靖
  • 録音助手:亀本美佳
  • 音響制作担当:杉山好美
  • 録音スタジオ:スタジオごんぐ
  • 音響制作:楽音舎
  • 宣伝プロデューサー:西口美希恵
  • 宣伝:田中瑞穂
  • 企画協力:馬場隆博、中嶋嘉美
  • ロゴデザイン協力:マエカワケイコ
  • ウェブデザイン:野口亜希子
  • 編集担当:重村建吾、佐藤とも子(スタジオごんぐ)
  • オンライン編集:IMAGICA
  • オンライン編集担当:金沢直樹
  • アシスタントプロデューサー:大橋永晴、松永裕一、藤野麻耶
  • 設定マネージャー:栗原一樹
  • 制作マネージャー:板原史岳、瀬波里梨、八田真一郎、横田圭佑
  • アニメーション制作:京都アニメーション
  • 製作協力:ポニーキャニオンムービック、京都アニメーション
  • 製作:光坂高校演劇部、TBS

[編集] 主題歌

オープニングテーマ 『メグメル 〜cuckool mix 2007〜
作詞:riya、作曲:eufonius、編曲:菊地創、歌:eufonius
エンディングテーマ 『だんご大家族
作詞・作曲:麻枝准、編曲:たくまる、歌:茶太、コーラス:真理絵、くない瓜、Rio、Morrigan、藤枝あかね、茶太、たくまる
挿入歌
『風の少女』(第9話)
作詞:key、作曲:戸越まごめ、編曲:MANYO、歌:riya
『Ana』(第9話)
作詞:萩原ゆう、作曲:traditional、編曲:戸越まごめ、歌:Lia
『オーバー』(第18話)
作詞:Key(麻枝准)、作曲:折戸伸治、編曲:MANYO、歌:riya
『影二つ』(第22話)
作詞:魁、作曲 / 編曲:戸越まごめ、歌:riya

[編集] サブタイトル

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 演出補佐 作画監督 作画監督補佐
第1話 桜舞い散る坂道で 志茂文彦 石原立也 北之原孝将 池田和美 高橋真梨子
第2話 最初の一歩 石立太一 北之原孝将 - 高橋博行 秋竹斉一
第3話 涙のあとにもう一度 坂本一也 三好一郎 - 植野千世子 -
第4話 仲間をさがそう 石原立也 米田光良 西屋太志 -
第5話 彫刻のある風景 荒谷朋恵 - 高橋真梨子 -
第6話 姉と妹の創立者祭 高雄統子 - 池田晶子 -
第7話 星形の気持ち 北之原孝将 - 堀口悠紀子 -
第8話 黄昏に消える風 石立太一
石原立也
石立太一 山田尚子 高橋博行 -
第9話 夢の最後まで 三好一郎 - 植野千世子 -
第10話 天才少女の挑戦 武本康弘 - 西屋太志 -
第11話 放課後の狂想曲 荒谷朋恵 - 高橋真梨子 -
第12話 かくされた世界 高雄統子 山田尚子 池田晶子 -
第13話 思い出の庭を 北之原孝将 - 堀口悠紀子 -
第14話 Theory of Everything 石立太一 - 秋竹斉一 -
第15話 困った問題 坂本一也 米田光良 - 植野千世子 -
第16話 3 on 3 武本康弘 - 西屋太志 -
第17話 不在の空間 坂本一也 山田尚子 - 高橋真梨子 -
第18話 逆転の秘策 高雄統子 - 池田晶子 -
第19話 新しい生活 北之原孝将 - 堀口悠紀子 -
第20話 秘められた過去 坂本一也 石立太一 - 秋竹斉一 -
第21話 学園祭にむけて 米田光良 - 植野千世子 -
第22話 影二つ 武本康弘 - 西屋太志 -
番外編 夏休みの出来事 山田尚子 - 高橋真梨子 -

[編集] 放送局

放送地域 放送局 系列 放送期間 放送日時 備考
関東広域圏 東京放送(TBS) TBS系列 2007年10月4日 - 2008年3月27日 木曜 25時55分 - 26時25分 制作局
近畿広域圏 毎日放送(MBS) 2007年10月13日 - 2008年4月5日 土曜 25時55分 - 26時25分 アニメシャワー枠内
中京広域圏 中部日本放送(CBC) 2007年10月17日 - 2008年4月9日 水曜 26時45分 - 27時15分 あにせん枠内
全国放送 BS-i BS放送 2007年10月25日 - 2008年4月3日 木曜 25時00分 - 25時30分 16:9 SD画質
TBS 木曜25:55枠
前番組 番組名 次番組
CLANNAD

[編集] その他

  • 放送開始とほぼ同時にTVアニメ『CLANNAD』プロモーションの一環として2007年10月に約1ヶ月間限定で次のイベントが行われた[11]
    • 10月7日から11月3日までJR東日本中央・総武緩行線E231系1編成(三鷹電車区(現:三鷹車両センター)所属・ミツ1編成)に広告電車を運行していた。この「広告電車」は戸袋部分に1両当たり合計8枚の広告が貼られている。ヘッドマークや車内の中吊り広告の類は設置されていない。
    • JR秋葉原駅の中央・総武緩行線ホームにあるパンの缶詰自動販売機では各ヒロインを缶詰に描いた「CLANNADパン缶」というタイアップ製品を10月1日から10月31日までの期間限定(売り切れ次第終了)で発売していた。しかし販売期間中は自動販売機前に常に行列が出来て補充後にすぐ売り切れる状態が続き、予定期間の半分である10月15日をもって完売した[12]
  • ゲーム版以上に筑波大学附属駒場中・高等学校をモデルとしていると見られ、校舎外観のみならずグラウンドや教室、さらにはコモンスペースなどでも類似する場面が頻出している。
  • スポンサーPONY CANYON INC.ブロッコリーマーベラスエンターテイメントの3社[13]。BS-iではノンスポンサーのため提供バックはない。

[編集] ドラマCD

フロンティアワークス製作のものとプロトタイプ製作のものと2種類存在する。

[編集] フロンティアワークス版

『ドラマCD CLANNAD -クラナド-』として2007年に全5巻で発売。『Vol.1 古河渚』は4月25日、『Vol.2 一ノ瀬ことみ』は5月25日、『Vol.3 伊吹風子』は6月22日、『Vol.4 藤林杏』は7月25日、『Vol.5 坂上智代』は8月24日に発売。

  • 原作:Key / ビジュアルアーツ
  • 製作:フロンティアワークス
  • プロデューサー:中村誠
  • 脚本:佐藤和治
  • 脚本潤色:中村誠
  • 音楽:折戸伸治 / 戸越まごめ / Key / 岡崎雄二郎
  • 演出:鳥島和也(エックスワン)
  • 音響効果:長谷川卓也(サウンドボックス
  • 音響製作:山田裕一(ダックスプロダクション
  • 収録スタジオ:ビーライン スタジオ

[編集] プロトタイプ版

『CLANNAD 光見守る坂道で』として2007年に全4巻で発売。第1巻は7月25日、第2巻は8月22日、第3巻は9月19日、第4巻は10月24日に発売(店頭販売はアニメイト限定、通信販売はアニメイト通販、アニメイトTV通販、Amazon.co.jpなど少数である)。

  • 原作:Key / ビジュアルアーツ
  • 製作:プロトタイプ

[編集] 外伝小説

Official Another Story CLANNAD 光見守る坂道で』。メディアワークス発行の「電撃G'sマガジン」2004年9月号から2005年10月号までに掲載された、Keyシナリオスタッフによるオフィシャル外伝エピソード集。イラストはごとP。掲載時の14編に加え、書籍が発売される際2編が追加された。

  • 第1話 勇気を出して(古河渚編) 著:麻枝准
  • 第2話 ワンピース(一ノ瀬ことみ編) 著:涼元悠一
  • 第3話 男友達(藤林杏編) 著:魁
  • 第4話 あのころの私(坂上智代編) 著:麻枝准
  • 第5話 公子の日記(伊吹風子編) 著:麻枝准
  • 第6話 ときめく瞬間(藤林椋編) 著:魁
  • 第7話 特別な夜(古河秋生編) 著:麻枝准
  • 第8話 わたしのおにいちゃん(春原芽衣編) 著:丘野塔也
  • 第9話 いろいろなにおい(ボタン編) 著:魁
  • 第10話 おまじないのヒミツ(宮沢有紀寧編) 著:麻枝准
  • 第11話 ふたりの思い出(相楽美佐枝編) 著:麻枝准
  • 第12話 先生の思い出(幸村俊夫編) 著:麻枝准
  • 第13話 四年前の因果(柊勝平編) 著:魁
  • 第14話 古河ベイカーズ再結成(Allキャスト) 著:麻枝准
  • 第15話 みんなで温泉(Allキャスト) 著:魁
  • 第16話 町の思い(岡崎汐編) 著:麻枝准

[編集] インターネットラジオ

[編集] 脚注

  1. ^ 『Kanon』、『AIR』に続きハートフル恋愛AVG『CLANNAD』のPSP版が発売決定!
  2. ^ 「月刊ビジュアルスタイル」2008年1月号の記事にて、「渚たちがしゃべる」とすべきところを「渚や朋也たちがしゃべる」と誤報された。
  3. ^ ミニシアター観客動員数ランキング第1位になりました! 劇場版 CLANNAD ウラサイト
  4. ^ 東浩紀の渦状言論
  5. ^ ゲーム本編において学園の名前を特定できる言及は見られないが少なくとも高等学校の課程にあることを特定できる描写があり、アニメ(劇場版テレビアニメ)、『CLANNAD オフィシャルコミック』(みさき樹里作画)およびネットラジオでは『私立光坂(ひかりざか)高等学校』と特定できる描写がある。テレビアニメの製作委員会においては「光坂高校演劇部」名義でクレジットされている。また、テレビアニメ7話では公子が「光坂」と確かに発言していた。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m 携帯サイトアプリより
  7. ^ 文部科学省の平成16年度学校保健統計調査では小学校6年生と中学校1年生の平均身長は146.9cmと152.1cmである。
  8. ^ 日本のアニメ・ゲームの作画では、頭髪・虹彩を現実で考えられない派手な有彩色(など)に着色されることが多いがこれはキャラクターの個性や特徴を引き立てる記号化のための演出であり、作中でも頭髪の色について言及してはならないことが暗黙の了解となっている(制作サイドによる劇中での想定と異なっている可能性もある)。ただし金髪・茶髪については先天的(生まれつき)または染髪(後天的)で、実際にその色であることを前提とした演出が多い。
  9. ^ このことはAIRリバイバル上映の際に配られたチラシで、だんご大兄弟作成者が触れている。
  10. ^ このような例は過去には『ちっちゃな雪使いシュガー』や『びんちょうタン』などがある。
  11. ^ CLANNAD電車の紹介ページ
  12. ^ 翌日にアニメ公式サイトで完売が発表された。
  13. ^ TBS(キー局)の場合。話によってはマーベラスエンターテイメントの代わりにフロンティアワークス一迅社月刊コミックラッシュなどが入った。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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