リトルバスターズ!
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リトルバスターズ! | |
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対応機種 | Windows 2000/XP/Vista |
発売元 | Key |
発売日 | 初回版:2007年7月27日 通常版:2007年9月28日 |
価格 | 9,240円(税込) |
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
レイティング | 全年齢対象(ソフ倫 一般作品) ソフ倫 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 7 |
セーブファイル数 | 100
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画面サイズ | 800×600 |
BGMフォーマット | PCM |
キャラクターボイス | あり |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
備考 |
『リトルバスターズ!』はゲームブランド・Keyが制作した第6作目の恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされているコミックなどの作品群のことをいう。
目次 |
作品概要
Windows用ゲームとして開発されており発表時のレイティングは未定のままであったが、全年齢対象(一般ソフト作品)として2007年7月27日に発売された。初回限定版にはKey作品恒例のアレンジアルバムと、ビジュアルブックレット『棗恭介風来記』が同梱されている。通常版は2007年9月28日に発売された。 また、18禁版は『リトルバスターズ! エクスタシー』というタイトルでの発売が決定している。また、追加要素としてサブキャラだった二木佳奈多と笹瀬川佐々美が攻略可能なヒロインに変更されている。最初に全年齢対象としてリリースし、後に18禁版が発売されるのはビジュアルアーツでは本作が最初である。
一般には「リトバス」の略称で呼ばれることが多く、またKeyのHP内でも随所に「リトバス」と記載されたこともある。 また、Keyの数多くの作品のシナリオや音楽を担当していた麻枝准の、シナリオライターとしての引退作でもある。
ゲーム内容
従来のKey作品と同じく、オーソドックスなテキスト選択型アドベンチャーゲームの形式を採る。それに加えて今作は数々のミニゲームが本編の至る所に盛り込まれており、特に大掛かりな物として、簡易的な野球ゲームとランキングバトルと呼ばれる登場人物同士のランキングを巡っての激しいバトルがシナリオ中盤に掛けて大きくクローズアップされている。
野球ゲームは登場人物たちでチームを結成し、各部活動のキャプテンたちで構成されるキャプテンチームとの試合に備えてメンバーを鍛え上げるべく練習に励むミニゲームである。主人公の理樹を操作し、ピッチャーである鈴の投げるボールを打ち返していくシンプルなスタイルを採っている。他のメンバーの守備範囲に理樹がボールを打ち返せれば、メンバーから返ってきたボールを理樹が再び打ち返して「コンボ」を繋げることが出来る。この要領で何回もコンボを繋げることによってメンバーは成長し、キャプテンチームに勝つまでになってくれる。またフィールド上のあちこちで遊び回っている猫たちに理樹がボールを当てることを繰り返すと、鈴が怒りで様々な新球種を習得する。これも試合での強力な武器となってくれる。
なお、野球ゲームをこなすことで成長したメンバーの各種パラメータは、後述するランキングバトルの結果にも影響を及ぼす。ちなみに野球ゲームを行わなくてもある程度は成長する。
ランキングバトルは、一対一で行われるコンピュータRPG風の対戦ゲーム。オートバトルでありバトル中は一切操作することができない。メインの登場人物たちがランキングトップの座を懸けて様々な武器で戦うバトルを描いたものだが、使用する武器は安全と身体能力差諸々を考慮して「野次馬から投げ込まれたものを無作為に引き当てる」ことをルールとする。故に珍妙な武器が投げ込まれることもザラであり、普通に戦えばどう見ても勝てそうにない相手にも武器次第で勝利することが出来るため、だいたいにおいて笑いを伴った熱戦が繰り広げられる。また、バトル勝者は敗者に恥ずかしい称号を命名することが出来る。
プレーヤーはバトル中には武器をルーレットの目押し要領で選択する以外にアクティヴな行動を取ることが出来ないため、事前のアイテム交換と野球ゲームでのパラメータの成長が重要となる。一定条件下で参戦する隠しキャラも強力なライバルとして理樹たちの前に立ちはだかる。
以上に挙げた様々なミニゲームはいずれも全くプレーしないでクリアすることも可能で、その事がメインシナリオに影響を及ぼすこともないが、「リトルバスターズ!」の表現する世界を味わうためにはある種必要不可欠なものとなっている。
これまでのkey作品同様、泣きゲーとしての要素が強いが、その泣き要素はこれまでのkey作品と比べても異質であり、また上記のようなミニゲームの存在からこれまでのkey作品とは一味違う作品といえる。そのため、良作という評価は揺るぎないもののこれまでのkey作品の中でどの位置に置くか、という評価方法になると意見が大きく分かれる節がある。
シナリオは女性キャラ6人分の個別シナリオをクリアした後に、ラストシナリオであるRefrainがプレイできる仕組みになっている。Key作品恒例となりつつあるラストシナリオであるが、今作品はこのRefrainが非常に重要な存在といわれ、それまでの個別シナリオでさえRefrainのための布石と言われるほどである。そのため、発売当初は全クリ後に作品を評価する者と個別シナリオのみで評価する者とで評価が大きく分かれ、ネット上で多少の混乱を生む事態となった。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
ストーリー
主人公直枝理樹は、幼馴染である棗恭介、その妹である鈴、同じく幼馴染の井ノ原真人、宮沢謙吾と共に全寮制の高校に通っていた。彼等は昔、何かを悪者に見立ててそれを成敗する正義の味方「リトルバスターズ」を結成し、色々な事をしてきた。両親と死別し塞ぎこんでいた理樹にとって、自らを外に連れ出し広い世界を教えてくれたその存在は大きかった。時に無茶苦茶で考えられない行動をする彼等に巻き込まれながらもそのことを楽しく感じて彼らと一緒にいた理樹は、「ずっとこの時が続いたらいいのに」と考えていた。
ある日、3年生である恭介が就職活動から帰って来た。理樹は「リトルバスターズ」の4人に、「昔みたいに何かしよう」と持ちかける。それを聞いた恭介は近くに置いてあったボールを拾い上げて「野球チームを作ろう」と言い出し、理樹達はチームのメンバーを集めるため奔走する。その中で理樹はヒロイン達と出会い、野球チーム「リトルバスターズ」を創り上げていくのであった。
登場キャラクター
幼馴染メンバー
- 直枝 理樹(なおえ りき)- 声:田宮トモエ
- 初期称号:異様に賑やかな青春を送る普通の少年 (作中では「普通の少年」と明記)
- 主人公。少し気弱な「リトルバスターズ」唯一の常識人であり、ツッコミ役。幼い頃に両親と死別し、それがきっかけで塞ぎこんでいた時期に恭介達に救われた過去を持ち、その時から「リトルバスターズ」のメンバーとなる。恭介とカップリングされたり、中性的な顔立ちから女装させられたりといじられキャラでもある。ナルコレプシーに罹患している。なお、キャラクターボイスはバッティング練習中とバトル中、一部シナリオのみあり。
- 棗 鈴(なつめ りん) - 声:田宮トモエ
- 身長:153cm 体重:43Kg 3サイズ:77/54/80
- テーマ曲:RING RING RING!
- 初期称号:なかなか人に懐かない気高き仔猫
- 初期「リトルバスターズ」の紅一点であり、恭介の妹。猫の尻尾を思わせるポニーテールに端正な容姿から異性の人気は高いが、人見知りで口下手なため同性からはあまり好かれていない。その為、友人と呼べる人間が理樹達だけとなっており、小毬達に話しかけられてもすぐに逃げ出してしまう。(ただし、小毬の場合その性格の為かすぐに打ち解け、鈴にとっては最も仲のいい、最初の同性友達となった。)男連中の紅一点のためか口調もかなりぶっきらぼう。理樹に頼り気味で、真人に対しては容赦がない。口より先に足が出るタイプで、真人へのツッコミにはハイキックを使う。
- 人付き合いが苦手な代わりに大の猫好き。恭介にプレゼントとしてしょっちゅう猫を貰っているが、実に根気よく面倒を見ている(ただし名付けは面倒らしく、恭介共々有名人の名前から適当に拝借して名付けている)。そのためか、怒った時や威嚇する時などは猫のようになる。またカップゼリーも好き。苦手なものにお化けもある。運動神経もそこそこで、野球の時は彼女がエースピッチャーとなっている。但し当初は恭介に「神なるノーコン」と言われるほどのノーコンだった。
- 棗 恭介(なつめ きょうすけ) - 声:緑川光 / 少年時代の恭介:鴨ノ宮ゆう
- テーマ曲:BOYS DON'T CRY
- 初期称号:あらゆる日常をミッションにするリーダー
- 「リトルバスターズ」のリーダーで、メンバー唯一の高学年。その容姿から女子のファンも多いが、基本的にはバカなことを考え皆を困らせる一番の常識ハズレ。少年漫画が好きという子供っぽい一面もある。鈴の兄であるが、妹からの扱いは散々。だが年長者らしく理樹たちの相談に乗ったりと、他のメンバーからは慕われていると同時に、その万能ぶりから一目置かれている。就職活動中なのだが、そこから帰ってきてすぐに野球チームを作るほどアクティヴな遊び好き。Keyのオフィシャルサイトでは数々の超人伝説を披露している。
- なお男性キャラでテーマ曲があるのは彼のみである。
- 井ノ原 真人(いのはら まさと) - 声:神奈延年
- 初期称号:憎めない筋肉馬鹿一直線
- 「リトルバスターズ」の一員で理樹のルームメイト。己の体を鍛え上げることに命を懸ける筋肉バカ。何故か妙な称号を付けられやすく、さらに様々な迷言を残しているためリトルバスターズ内ではボケ担当。謙吾とはライバル同士ですぐに喧嘩を始める。すこぶるバカで宿題も理樹のをほとんど写している。たまに理樹や謙吾に嘘を教えられ、それを信じることも多い。ただし、思考が突飛かつ単純なだけで本当に頭が悪いわけではなく、進学校である学園の入試にはちゃんと合格しており、ときに鋭い面も見せる。さらに、筋肉関係については、トレーニング方法から体中の筋肉の種類まで人並み以上の知識を誇る。クジ運は絶望的。
- 宮沢 謙吾(みやざわ けんご) - 声:織田優成 / 少年時代の謙吾:鴨ノ宮ゆう
- 初期称号:最強の男児にして真人のライバル
- 「リトルバスターズ」の一員。剣道道場を開いている実家の環境故に、幼い頃から剣道にすべてを懸けて毎日のように練習をしており、剣道部内でもエースとして期待を掛けられている。日々の鍛錬の成果からか、片手でホームランを打つなど、異常と言っていいほど身体能力も高い。いつも剣道着を着ており、制服を着る事を嫌がっている(理由として、制服を着るとその手の人と勘違いされると本人は説明している)。普段はクールでシニカルな風情を装うもその本質は直情的であり、子供心は忘れていない。真人とは違うベクトルのバカであり、メンバーの中ではボケでもありツッコミでもある。
- 剣道部の大会のため草野球に参加する事を拒否しているが、リトルバスターズでのイベントを行ったりする時だけは参加している。なお、ある条件を満たすと草野球チームに参加するようになる。それと同時に真人に勝るとも劣らないような言動や行動を取るようにもなっていく(一応本人にもヘンだという自覚はあるらしい)。
リトルバスターズメンバー
- 神北 小毬(かみきた こまり) - 声:柳瀬なつみ
- 身長:159cm 体重:45Kg 3サイズ:83/57/84
- テーマ曲:魔法のアンサンブル
- 初期称号:ほんわりきゅーとなメルヘン少女
- 絵本、ボランティア活動、お菓子が好きな少女(毎日学校にホットケーキを焼いて持って来ているほど)。ショートボブの髪型に、制服のブレザーは着用せずだぶっとしたセーターを着用している。(ただし、雑誌ではブレザーを着用した書き下ろしCGも存在する。)のんびりとした口調で喋り、全編に渡ってドジをやらかすその姿から受ける印象とは裏腹に英語が得意で成績は学年上位である。童話も自作していたりする才能の持ち主。運動神経もイマイチに見えるが、スポーツのルールや体の動かし方を知らないだけで本当は良い。また物事に対する学習能力は非常に高い。苦手なものとしてお化け、運動、雨の日がある。
- 頑張り屋で心優しい性格で、他人を幸せすると自分も幸せになれるという理念を持つ。休日によく、募金活動や老人介護などのボランティアを行っている。相手を和ませるニコニコした笑顔と天然っぽさからクラスの内外に友達は多い。しかし、お節介で人が良すぎる性格が災いして、他人のトラブルに巻き込まれる損な役回りをすることが多い。学校の屋上が好きで、昼休みになると本来は進入禁止である屋上へとドライバーで窓を外してまで入り込んで食事をとっている。
- 三枝 葉留佳(さいぐさ はるか) - 声:すずきけいこ
- 身長:163cm 体重:49Kg 3サイズ:81/59/82
- テーマ曲:騒がし乙女の憂愁
- 初期称号:お気楽 極楽 騒がし乙女
- 理樹とは違うクラスの女の子。休み時間になると理樹の教室に入り浸っている。とにかくマイペースで騒がし好き。会話や行動に脈絡がなく何を考えているかわからない。いつも騒ぎを起こしては楽しむ問題児のため風紀委員から目の敵にされており、毎日のように追われている。スカートのポケットにはビー玉などさまざまな物を入れている。整備委員に所属。マフィンとスコーン作りが得意で、練習のために食堂のオーブンを借りている。好きな味は柑橘系で嫌い味は薄荷系だが、その他嫌いな食べ物はたくさんあるらしい。左利きである。誕生日は10月13日。ちなみに「さえぐさ」ではないので注意。
- 能美 クドリャフカ(のうみ くどりゃふか/Кудрявка) - 声:金子明美
- 身長:145cm 体重:37Kg 3サイズ:69/51/72
- テーマ曲:えきぞちっく・といぼっくす
- 初期称号:えきぞちっく(自称)なマスコット
- 祖父はロシア出身で祖母が日本人のクォーター。愛称は「クド」。出生国での名は「クドリャフカ=アナトリエヴナ=ストルガツカヤ」。南方の生まれ故か寒いのが苦手で帽子とマントをいつも羽織っている。日本贔屓の祖父の影響を多分に受けており、日本発祥の物に物凄く詳しく行動も誰よりも日本人的。しかし英語は大の苦手で、英語で話そうとしても間違った英語になってしまう。その容姿と中身とのギャップに少々悩み気味(彼女自身は「外国っぽく」なりたいと思っている)。試験は苦手だがレポート形式でじっくり考える勉強は得意らしく、通信教育で単位を取りすぎたため一学年飛び級している。
- 風紀委員が世話している犬(ストレルカ・ヴェルカ)と仲がよく、休み時間になるとその犬たちと遊んでいる。また彼女もどことなく犬に似たような行動をとっている。口癖は「わふー」。廃部寸前の家庭科部に所属し、パッチワークが得意。好きな食べ物は海藻系。
- 普段から折り目正しい丁寧語で喋っているが、語尾に動詞が来た時は「連用形+ます」ではなく「終止形+です」と話す点が特徴的である。(例;買います。⇒買うです。)
- 憎めない性格故か、現実での人気が高く、「電撃G's magazine読者が選ぶ人気ランキング」では初登場以来、常にベスト5にランクインしている。
- 余談ではあるが、彼女の名前である『クドリャフカ』はスプートニク2号、飼い犬の名前である『ストレルカ』と『ヴェルカ』はスプートニク5号に搭乗した犬と同じである(「ヴェルカ」は「ベルカ」と表記される)。
- 来ヶ谷 唯湖(くるがや ゆいこ) - 声:田中涼子
- 身長:170cm 体重:55Kg 3サイズ:90/60/89
- テーマ曲:心色綺想曲
- 初期称号:ちょっぴりお茶目な姉御肌
- 海外生まれの純日本人。通称「姉御」。海外ではミドルネームのエリザベスを略した「リズベス」が愛称。名前で呼ばれるのを嫌っているのでほとんどの相手には名字で呼ばせるが、小毬のみ彼女を「ゆいちゃん」と呼ぶので調子を狂わされている。尊大な物腰と先読みの鋭さからよく周囲に頼られ、年上に見られがちだが理樹の同級生。神出鬼没でどこからとも無く理樹やヒロインの前に現れる。成績はどの科目も優秀、中でも数学が大の得意科目だが、ある事情から数学の授業時間はいつも裏庭でサボっている。恭介と同様に場を掌握するのに秀でており、バトルではあおひげを引いてしまった真人を翻弄した。また戦闘能力も高く、本気を出したときの破壊力は教室の扉を一撃で破壊してしまう程。
- 可愛い女の子が好きで、外見の幼い女生徒に対する同性愛をほのめかすような言動が多い。中性的な顔立ちである理樹もその対象に入るらしい。普段見せる鋭さとは裏腹に、自分自身の恋愛面に関してはかなり鈍い。常に(精神的に)攻める側に立つ姉御気質故か、攻められると弱い。
- 放送委員長で昼の校内放送は彼女が担当しているが、これは委員会の仕事ではなく趣味で行っている。好きなものはお茶やコーヒー、そしてキムチともずくである。
- 彼女のみENDが二つ存在する。最初は一つしか見ることが出来ないが、Refrainクリア後、もう一つの真ENDを見ることが可能。
- 西園 美魚(にしぞの みお) - 声:荒井悠美
- 身長:153cm 体重:45Kg 3サイズ:75/55/79
- テーマ曲:光に寄せて
- 初期称号:日傘を差した物静かな天然素材
- 部屋に溢れんばかりの本を所蔵する読書家の女の子。短歌が好きで、いつも「彼女そのもの」が書かれているという若山牧水の歌集を持ち歩き、愛読している。真面目で物静かだが少々天然が入っている。ボキャブラリーも多くツッコミはとても鋭い。体が弱いためか外出時はいつも日傘をさしており、体育の時間も見学をしている(体操着には着替えている)。そのため「リトルバスターズ」にはマネージャーと言う形で入っている。
- その性格ゆえ存在感が無くあまり親しい友人も居らず、クラスメイトからいてもいなくても同じ「カゲナシ」と揶揄されている。BL愛好者であり「棗(恭介)×直枝」を勝手に想像している。「井ノ原×直枝」は美しくないらしいが、「井ノ原×宮沢」はアリらしい。時として意外な才能を見せることがあり、人形劇においては、普段とのギャップに周囲の人間が絶句するほどの演技力を披露していた。
エクスタシー昇格ヒロイン
- 二木 佳奈多(ふたき かなた)- 声:すずきけいこ
- 身長:163cm 体重:47Kg 3サイズ:80/57/82
- 初期称号:素っ気無し 愛想無し 配慮無しの風紀委員(バトルには参加しない)
- 風紀が乱れることを嫌う風紀委員長。色々と騒ぎを起こす「リトルバスターズ」を快く思っておらず、特に葉留佳を目の敵にしている。来ヶ谷に対しては一目置いており、リトルバスターズと行動していることを残念に思っている。普段は融通がきかず素っ気ない態度をとるが、メンバーの中で唯一仲が良いクドが困っていたりすると助けたりと、優しい一面も持ち合わせている。剣道部に籍があるが、幽霊部員状態である。嫌いな食べ物は柑橘系。成績、運動共に優秀。
- 笹瀬川 佐々美(ささせがわ ささみ)- 声:田宮トモエ
- 身長:154cm 体重:45Kg 3サイズ:78/54/81
- 初期称号:唯我独尊の女王猫
- ソフトボール部のエースにして4番バッターの少女。鈴をライバル視しているが、鈴からは「どうでもいい」と言われているため、片思い。早口言葉のような名前のため、鈴からよく名前を間違えられている(佐々美自身も言い間違うことがある)。気位が高くいつも取り巻きを連れて行動している。謙吾にアプローチ中だが、当人には苦手にされている。小毬とは前年度のクラスが同じであった。周りにはあまり知られないようにしているが、小動物をかわいがっている。鈴の髪型が猫の尾をイメージしてデザインされていることの対比で、彼女の髪型とリボンは長毛種の猫の耳をイメージしている。
エクスタシー追加ヒロイン
- 朱鷺戸 沙耶(ときど さや)[1]- 声:不明
- 身長:153cm 体重:44Kg 3サイズ:83/56/82
- 初期称号:不明
- 容姿端麗なクラスの人気者。意外なことに天然ボケを持ち合わせているようだ。
サブキャラクター
- 古式 みゆき(こしき みゆき)- 声:鴨ノ宮ゆう
- 弓道の名門に生まれた少女。才能にも恵まれ弓道に力を入れていたが、病気で右目を失明したことで弓の道を絶たれ、塞ぎこんでいる。自分と似たような境遇であった謙吾は、彼女が片目を失った後でも気にかけている。
- なお、彼女のデザインはクドの没案に近い。
主題歌・音楽
- エンディングテーマ曲はそれぞれのシナリオによって違う為、複数存在する。
- オープニングテーマ 『Little Busters!』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:中沢伴行・尾崎武士(I've) 歌:Rita
- オーラスエンディングテーマ『Little Busters!』 -Little Jumper Ver.-
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:中沢伴行・尾崎武士(I've) Mix:高瀬一矢(I've) 歌:Rita
- エンディングテーマ『Song for friends』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:MintJam 歌:Rita
- エンディングテーマ『Alicemagic』
- 作詞:都乃河勇人 作曲:折戸伸治 編曲:MintJam 歌:Rita
- エンディングテーマ『雨のち晴れ』
- 作詞:樫田レオ 作曲 / 編曲:PMMK 歌:Rita
- 挿入歌『遥か彼方』
- 作詞 / 作曲:麻枝准 編曲:Manack 歌:Rita
製作スタッフ
関連商品
- リトルバスターズ! MaxiSingle (PC流通盤:発売元 / Key Sounds Label 一般流通盤:発売元 / ポニーキャニオン 共に2007年5月25日発売)
- ゲームに先駆けて発売された、OPテーマ『Little Busters!』を初めとする3曲とそれらのOff-Vocalバージョンを収録した全6トラックのマキシシングル。それまでPCソフト扱いで発売されて来たKey Sounds Labelの作品としては初めて、一般流通ルートにも参入した作品。
- リトルバスターズ! Original SoundTrack (発売元 / Key Sounds Label 2007年9月28日発売)
- ゲーム使用楽曲50曲に、未使用の3曲をプラスした3枚組・全53曲収録のサウンドトラック。コミックマーケット72で先行頒布された後、PCソフト扱いでの通常盤が2007年9月28日に発売された。
- リトルバスターズ! Arrange Album "semicrystalline"
- ゲームの初回限定版に付属している、いくつかのゲーム使用楽曲にアレンジを加えコンセプトアルバム的に再構成したアレンジアルバム。現在の所、これ単体での発売はされていない。
- リトルバスターズ! The 4コマ (作 / 笹桐ゆうや 原作 / Key 発行元 / メディアワークス ISBN 978-4840240192)
- 電撃G's magazine(メディアワークス)2006年3月号より連載されている、本作品を題材にした4コマ漫画。既刊1巻。一部ネタは本作のシナリオライター、麻枝准によるもの。ゲーム発売より1年以上前から連載されているため、登場人物のディテールの相違を窺う事が出来る。
- リトルバスターズ! パーフェクトビジュアルブック (発行元 / メディアワークス ISBN 978-4-8402-4156-4)
- ゲームに使用された全CG、攻略情報、各種版権イラストや設定画、スタッフへのインタビューからゲームエンディング後のひとコマを描いたショートストーリーなど、「リトルバスターズ!」の世界を余すところなく詰め込んだファンブック。
脚注
- ^ 電撃G's magazine2008年5月号より
関連項目
外部リンク
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全年齢作品 | CLANNAD / planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜 / リトルバスターズ! |
成人向作品 | Kanon / AIR / 智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜 / リトルバスターズ! エクスタシー |
移籍前作品 | 同棲 / MOON. / ONE 〜輝く季節へ〜 |
その他作品 | Key Sounds Label / リセ(Lycée) |
製作スタッフ (在籍者) |
シナリオ:麻枝准 / 都乃河勇人 / (城桐央) / (樫田レオ) 音楽:折戸伸治 / 麻枝准 原画:樋上いたる / Na-Ga グラフィック:しのり〜 / Na-Ga / 餅介 / 田山みにも ()は外注スタッフ |
製作スタッフ (退籍者) |
久弥直樹 / 涼元悠一 / みらくる☆みきぽん / 戸越まごめ / イシカワタカシ / Dinn / 魁 / 丘野塔也 / 鳥の / 城桐央 |
ラジオ番組 | 水瀬さんち(神尾さんち・古河さんち・坂上さんち) / 渚と早苗のおまえにレインボー / Keyらじ / ナツメブラザーズ |