野沢那智
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のざわ なち 野沢 那智 |
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プロフィール | |
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本名 | 野沢 那智 のざわ やすとも |
出生地 | 日本・東京都 |
血液型 | AB型 |
生年月日 | 1938年1月13日 |
現年齢 | 70歳 |
所属 | フリーランス |
活動 | |
活動時期 | 1963年 - |
デビュー作 | 狼少年ケン ※テレビアニメのデビュー作 |
野沢 那智(のざわ なち、1938年1月13日 - )は、日本の男性声優、俳優、演出家。東京都出身。
本名は、同表記で「のざわ やすとも」。公私ともに正しい名前を呼ばれたことが無く、誤った呼び方がそのまま芸名として定着してしまった。那智の由来は不明。
日本声優界の大御所の一人として知られ、あまたの洋画吹き替え・アニメ作品で声の出演、またラジオDJ・ナレーターなどを手がける。父は作家の陸直次郎、姪はタレントの野沢直子、長男は俳優の野沢聡。
目次 |
[編集] 略歴
- 國學院大學中退後、劇団七曜会に所属し舞台の世界へ。その後、劇団城、東京俳優生活協同組合を経て、1963年劇団薔薇座を設立した。 役者、舞台プロデュース、舞台演出の傍ら、声優業でも活躍。
- 主宰していた劇団薔薇座では、プロデュースと演出を担当。ストレートプレイ、ミュージカルの上演に力を注いだ。1988年、劇団薔薇座の第21回公演ミュージカル『スイート・チャリティ』で文化庁芸術祭賞を受賞している。
- 元々は舞台演出家志望であった。テレビ普及が本格化した高度経済成長時代のテレビドラマ黎明期に、人手不足からテレビの仕事に手伝いで呼ばれ参加したところ、その仕事は演出などのスタッフではなく演じる方=俳優の端役(性犯罪者役)であった。「こんなの親に見せられない」と困惑した野沢が、次に引き込まれていったもう1つの人手不足の現場がアフレコの世界であった。しかし、当時野沢は劇団薔薇座を設立したのと引き換えに700万もの借金を抱えてしまい、途方に暮れていたところ、七曜会に居た頃知り合った八奈見乗児と偶然出会い、プロダクションを紹介され『0011ナポレオン・ソロ』の仕事に就いた。実は既にイリヤ・クリヤキン(デヴィッド・マッカラム)役は愛川欽也に決まっていたので、気楽にオーディションを受けたが何故か配役が野沢に変更されたようだ。野沢が知人から聞いたところによれば、ディレクターが偶然野沢の出演している番組をみて「誰だ?この女みたいな芝居する奴は」と注目し、配役を決定したという。当時は低音、硬派な語り口の演技が主流で現在定番とされる二枚目演技の原点は野沢が生み出したとも言える。
- このような奇遇な経緯を経て劇団の借金を返済するため声優業を開始して、次第に人気を獲得していった野沢だが、最終的には声優の世界から遠ざかり、自分の劇団を復活させ演出家としても活動する。
- TBSラジオの深夜ラジオ番組『パックインミュージック』でパーソナリティとして白石冬美とコンビを組み、文化放送など局を移しても2人で「那智チャコ」の愛称でラジオ番組のパーソナリティ・コンビとして好評を博した。
- 現在はパフォーミング・アート・センターの代表を務め、声優・ミュージカルタレント・俳優を目指す人材を育成している。この学校は略称、PAC(パック)と呼ばれ『パックインミュージック』を知るファンの郷愁を誘っている。また、アニメに頻発にゲスト出演したり、バラエティなどでナレーションを担当したりなど、声優としての活動も多い。
- フリーランクに位置する、日本でも3人しかいないという超高額ギャラの声優でもある。[要出典]
- 2008年第2回声優アワード功労賞を受賞。
- 2008年5月頃に長年所属していた賢プロダクションを退所。
[編集] エピソード
- 役に関しては、『キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ』(ヴィクセン)や『ルパン三世 ルパン暗殺指令』(ジョン・クローズ)など悪役が多いが、『チキチキマシン猛レース』(ナレーター(実況))のような熱血漢、洋画吹替ではアラン・ドロンなどの二枚目役が有名、また雰囲気を変えた三枚目もこなす。本人いわく、「狂人が得意分野」とのこと。『悟空の大冒険』で担当した三蔵法師がオカマキャラになったのはアドリブからである。また、ブルース・ウィリスの吹替を務めた『ダイ・ハード』においては、そのほとんどがアドリブである。細身な野沢がマッチョアクションを吹き替えていたところ、酸欠を起こしてしまい、酸素ボンベ常用で演技したという(「ダイ・ハード」は印象的な仕事になったようで、野沢は、まだ台本を保存しているという)。
- 昔はギャラが法外に安く、デヴィッド・マッカラムの来日に合わせたイベントに際してテレビ局のハイヤーで移動中、追っかけのファンがタクシーで後を追ってくる様子を見て「俺はギャラ3700円のスターだ」と腹立たしくなったという。
- あまりにも安いギャラに腹を立て、収録が終わったページを次々に破り捨てたこともあると語っている。だが、野沢いわく大先輩の俳優もやっていた行為で単にマネしていただけだという。今思うと台本を破ってしまったのはちょっと勿体ないとも語った。
- 賢プロや劇団関係のゲスト等のイベントや舞台で、よく「ギャラの安さに怒りを覚え、日本一高い役者になってやる!!と決意し…見事なった結果、仕事がなくなりました…」と自らのギャラのトップ水準を自虐ネタにすることがある。
- アラン・ドロンの吹替で有名なため、演劇・映画の関係者や評論家、役者達のコラムや寄稿において「アラン・ドロンから連絡を貰った」「稽古場でアラン・ドロンがソバを食べていた」等、洒落で呼称がアラン・ドロン扱いになっていることが多い。また、アラン・ドロンがダリダとデュエットし、ヒットしたシングル『あまい囁き(Parole Parole)』の日本語版にも参加している。
- 『スター・ウォーズ』シリーズのC-3PO役は、スーツアクターであるアンソニー・ダニエルズが声も担当しており、彼が適任であると英米の声優らが語るほど特徴あるハマり役だった。日本語版製作に当たって、TV版とビデオ版とではキャストが代わることが多いが、このキャラクターは共に野沢が吹き替えている。さらには関連イベントのプロモーションの音声も彼が手がけている。日本における『スターウォーズ』のイベントで野沢はダニエルズと対面したが、ダニエルズは通訳を無視して延々と自分の話を続けたため、野沢は「うん、変な奴だった」と語っている。この規模の大作において、原作の俳優に他言語版の吹き替えキャストが紹介されることはほぼ例がなく、日本語版において如何に野沢が人気だったかを物語っている。ちなみに野沢は作中のキャラクターではベン・ケノービが好き。
- 新『スター・ウォーズ』三部作が後に製作された際は担当声優が変更になり、旧日本語吹替版C-3POファンの間では落胆の声や困惑が生じた。本国側のFOX・ルーカスフィルム担当者は旧作製作当時を知らない若手社員に交代しており、吹替版製作を役者の実力や芝居のフィットよりも、声質の近さを最優先事項とした。日本FOX及び音声製作会社側は当初配役変更に猛反対し、日本における旧作公開の歴史や「野沢C-3PO」の知名度を説明したが、これが逆に本国側を硬化させてしまったとされる。野沢本人も本件はショックであったらしくインタビュー等において、外国映画日本語吹替版の質の低下を憂いている(出典は、書籍『吹替洋画劇場』や『ライオンのごきげんよう』より)。
- ルパン三世の声優などで知られる山田康雄が1995年に逝去して以降、山田が吹替を担当していたクリント・イーストウッドを引き継いでいるが、当初山田のものまねで演じるようスタッフから促され、その時のみの条件で山田の雰囲気を生かした演技をしたとインタビューで答えている。野沢本人は「結局演出の希望通りにすると、ヤスベエ(山田)の芝居を姑息に真似する結果になっちゃうし、意識しないように心がけてもやはり当人の芸を見てきてしまっただけに苦しい。それにイーストウッドの芝居はその感覚がつかみ難い」と難色を示している。ちなみに、1969年頃に製作された『ルパン三世 パイロットフィルム』においては、野沢がルパン三世を演じている。これは後に山田がルパン三世の声優を担当する一連のTVシリーズ開始以前のことであった。野沢は後に、「おれがルパンやってたらこんなロングランにならなかったと思う。潰れただろうね。ヤスベエでホント良かったよね」と語っている。なお、後に野沢と山田は『ルパン三世 ルパン暗殺指令』で対決している。
- 薄いピンク色の服装が多く、自分によく似合う色であるのが理由とのこと。
- インタビューなどにおいても、声優になれない声優志望者に対して「そういう人たちには俳優になろうという気がない(声優とは俳優の仕事の一部だという事を理解していない)からだ」と苦言を呈した事がある。
- 『ベルサイユのばら』でフェルゼン役に決まった直後に病気で倒れて入院し、初登場から数話だけ堀勝之祐が代役を務めた。初登場が代役と言うのも極めて異例である。堀は、野沢以外にアラン・ドロン吹き替えを担当した数少ない声優であった為、苦肉の策で起用されたと思われる。また『Dr.スランプアラレちゃん』のDr.マシリト役や『ガラスの仮面』の速水真澄役など、途中で変更になる場合もある(代役はそれぞれマシリト:野田圭一、速水真澄:森功至)。『HELLSING』のアンデルセン神父役も、OVAで作り直された際には若本規夫に変更になる。
- 兄が競馬予想業に携わっていることもあってか、自身もシンジュサンゴという名前の元競走馬を所有している。このシンジュサンゴという名前は、姪の野沢直子の2人の娘の名前に由来する。しかし野沢直子のデビュー当時の破天荒振りには、終始ハラハラさせられっぱなしだったという。(ラジオ番組で本人談)
- クリストファー・ウォーケンやデニス・ホッパーといった狂気がかった役の吹替えが多いが、本人はジェラール・フィリップとトム・ハンクス全出演作を吹替えるという夢を持っている。前者はナレーションを担当した『星の王子さま(CD-ROM版)』で一部実現したが後者は一本も無い。笑いの要素が好きで演技にも感動させられると語っていた。
- 山寺宏一の豪邸を見た野沢曰く、「俺もギャラを片っ端から飲んでなければ山寺くらいの家が持てた。」
- 幼い頃父を亡くしたという経験がアラン・ドロンと似通っており、野沢が生い立ちに言及した際、その点もあってドロンに共感できるのかも、と述べていた。
- 吹替録音の際には、マイクへの立ち方も演技のひとつとしてとらえており、アラン・ドロンの吹替では、人間関係に関し不器用な役が多いため、あまりマイクの正面に立たずに心情を表現していたという。一方男性的で、またリーダーシップを発揮する役も多いアル・パチーノの吹替ではマイクの正面に立ち、堂々たる雰囲気を心がけながら演技したと語っていた。
[編集] ナチチャコパック
- ラジオ番組『パックインミュージック』での野沢の放送第一声は、コールランプを非常サインと勘違いした「故障ですか!?故障ですか!?」の大騒ぎ。NGを以ってのスタートを切った。その酷過ぎる放送内容で自己嫌悪に陥った野沢は、とても3ヶ月も続かないと思いながらTBSの前に来るラーメン屋台で泥酔して帰宅したという話がある。DJに不馴れな最初期はCM中もサインに気付かず話し続ける等NGを連発したが、一方の番組の方は野沢の独特の言い回しから人気があった。初期は野沢が迷走的に話し続ける内容で作り手も苦しい状況だったが、リスナーに対して話題を求めるという当時としては画期的なシステムを編み出し、これによって番組は爆発的な人気を得る。また、番組に投書されるハガキの内容も独特なものが寄せられ話題を呼んだ。下ネタから食事、趣味、思想と話題が多岐にわたり、パーソナリティ2人の名前から「ナッチャコパック」の愛称で親しまれ、15年間というロングランとなった。
- 番組内で白石とのデュエット曲「青山レイニーナイト」をリリースした。
- 野沢は徹底した平和主義者として知られ、戦争・紛争、武力、暴力またはそれに関わる組織を嫌う(反戦活動をする作家や芸術家、芸能人らとも交流があり、それが番組の話題にもなった)。そうした野沢の姿勢・発言から、一部からは「若者に有害な左翼放送である」とクレームが来たこともあるらしいが、武力・暴力を否定しながらも自虐史観でも反体制でもない野沢の感覚は右でも左でもなかったとする意見もある[要出典]。
- しかし投稿の内容にはあまり深くは立ち入りしない方針。過去に自殺をほのめかす投稿があり、それに対して行動を起こしたことで幻滅する結果を経験したからとのこと。
- 熱狂的なファンも多く、番組終了決定の際にはファンがTBSへ抗議のデモをかけるほどだったという。「人気は未だ上り坂で決して低迷はしておらず、局内の人事の都合で打ち切られた」と主張するファンも居たとされる。
[編集] 劇団薔薇座
- 劇団薔薇座には数多くの声優が在籍した。その後のメンバーの活躍分野は多岐に渡り、安崎求の様にミュージカル分野で活躍する者から、岸野幸正の様に自らの劇団を持ち舞台で活躍する者、玄田哲章や高島雅羅の様に洋画・アニメーションで売れていった者、菅谷勇のようにナレーションを得意分野とする者、戸田恵子の様なマルチタレントに位置する者など、多様な人材が育った。他には、有本欽隆、石塚運昇、江森浩子、椎橋重、志賀克也、鈴置洋孝、鈴木清信、竹村拓、津久井教生、鉄炮塚葉子、富本牧子、豊田真治、中村秀利、難波圭一、筈見純など。
- 当時、野沢の指導の厳しさは“演劇界の修羅”とまで評され、「馬鹿!!死ね!!」等の罵詈雑言によるダメ出し、しまいには灰皿やパイプ椅子を投げつけられる等の凄まじさから「ナチ収容所」等様々なあだ名が付けられた。玄田哲章によれば、稽古中サングラスを掛けサーベルを振り回していたこともあったという。公演中やリハーサル中に、劇場ロビーで玄田が倒れていた等の逸話もある。鈴置洋孝は「ここを経験していたから頑張れた」と語り、石塚運昇も当時の感想を「ハードすぎて生活できなかった」とコメントしている。野沢がパーソナリティを務めるラジオ番組では薔薇座の紹介もされており、それを参考に入団した者は「パーソナリティ・ナッちゃん」と「演出家・野沢那智」のギャップに圧倒され、「こりゃ詐欺だ!」と嘆いていたらしい。
- 現在でも演技指導に対する厳しさは健在で、パフォーミング・アート・センターにおいて講義の際、竹刀を持って指導しているという。
[編集] 出演作品
[編集] 吹き替え
洋画
- アラン・ドロン作品
- 悪魔のようなあなた(テレビ朝日)
- アラン・ドロン/私刑警察(テレビ東京)
- アラン・ドロンの刑事物語 *テレビシリーズ(NHK)
- 暗黒街のふたり(テレビ朝日 ジャン・ギャバン:森山周一郎)
- 暗殺者のメロディ
- エアポート'80(テレビ朝日)
- カサノヴァ最後の恋(ビデオ)
- 危険がいっぱい
- 黒いチューリップ
- 高校教師(テレビ朝日)
- 殺人ゲーム(テレビ東京・・・ビデオタイトルポーカー・フェイス)
- サムライ
- さらば友よ(フジテレビ、チャールズ・ブロンソン:大塚周夫)
- シシリアン(フジテレビ、DVDに収録、、リノ・バンチュラ:田口計)
- ジェフ(テレビ朝日)
- ショック療法(テレビ朝日)
- スコルピオ(TBS)
- ゾロ(テレビ朝日・・・スタンリー・ベイカー、勝部演之版と小林勝彦版の2種類)
- 太陽がいっぱい(フジテレビ、テレビ朝日)
- 太陽が知っている
- 地下室のメロディー(テレビ朝日、ジャン・ギャバン:森山周一郎)
- テキサス(テレビ朝日)
- 友よ静かに死ね(テレビ朝日)
- 泥棒を消せ(テレビ朝日)
- ハーフ・ア・チャンス(テレビ東京、ジャン・ポール・ベルモンド:羽佐間道夫)
- ビッグ・ガン(テレビ朝日)
- 必殺ビッグ・ガン/最後の標的(テレビ朝日・・・ビデオタイトル 最後の標的)
- ブーメランのように(テレビ朝日)
- 復讐のビッグ・ガン(テレビ朝日・・・ビデオタイトル 凶悪の街/刑事の勲章)
- フリック・ストーリー(テレビ朝日)
- 冒険者たち(フジテレビ版/テレビ東京版、バンチュラ:森山周一郎/吉水慶)
- ボルサリーノ(テレビ朝日ジャン・ポール・ベルモンド:山田康雄)
- ボルサリーノ2
- 山猫(テレビ朝日)
- リスボン特急(フジテレビ)
- レッド・サン(機内上映/TBS版/テレ東=DVD版、ブロンソン:大塚周夫/森山周一郎/大塚周夫、ドロンは全バージョン野沢那智、三船敏郎:森山周一郎/川合伸旺/大塚明夫)
- ブルース・ウィリス作品
- ダイ・ハード(テレビ朝日)
- ダイ・ハード2(テレビ朝日)
- ダイ・ハード3(テレビ朝日)
- ダイ・ハード4.0(劇場)
- 薔薇の素顔(ビデオ版)
- ブレックファースト→オブ→チャンピオンズ(ビデオ版)
- ハドソン・ホーク(日本テレビ)
- ラスト・ボーイスカウト(テレビ朝日)
- ラストマン・スタンディング(テレビ朝日)
- スリー・リバーズ(テレビ朝日)
- ジャッカル(日本テレビ)
- マーキュリー・ライジング
- フィフス・エレメント(テレビ朝日)
- アンブレイカブル(テレビ東京)
-
- 野沢は映画『ジャッカルの日』のジャッカル役/エドワード・フォックスを吹替えたこともある。
- アル・パチーノ作品
- インソムニア(テレビ東京、ヒラリー・スワンク:朴璐美、ロビン・ウィリアムス:江原正士)
- 狼たちの午後(フジテレビ、DVD)
- 訣別の街(ビデオ)
- カリートの道(ビデオ)
- ゴッドファーザー(日本テレビ)
- ゴッドファーザーPARTII(日本テレビ)
- ゴッドファーザーPARTIII(フジテレビ、DVD)
- シー・オブ・ラブ特別編(テレビ東京)
- ジャスティス(日本テレビ、ジョン・フォーサイス:中村正)
- セルピコ(フジテレビ)
- セント・オブ・ウーマン/夢の香り(ビデオ)
- フェイク(ビデオ、DVD、新DVD、いずれもジョニー・デップは平田広明)
- 摩天楼を夢見て(ビデオ)
- スカーフェイス(テレビ朝日)
- ジェームズ・ウッズ作品
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(テレビ朝日)
- ザ・コップ(テレビ朝日)
- ハード・ウェイ(テレビ朝日)
- ヴァンパイア/最期の聖戦(テレビ東京)
- ジュリアーノ・ジェンマ持ち役
- デヴィッド・マッカラム持ち役
その他洋画吹き替え
- C-3PO(スター・ウォーズシリーズ)
- アメリカン・サイコ(ドナルド・キンボール)
- コンスタンティン(サタン)※テレビ朝日版
- キング・アーサー(マーリン)
- バイオハザードII アポカリプス(ケイン少佐(トーマス・クレッチマン))※フジテレビ版
- ジャッカルの日(ジャッカル/エドワード・フォックス)
- タイム・アフター・タイム(H・G・ウェルズ/マルコム・マクダウェル)
- 火龍(溥儀/リャン・ジャー・ホー)
TVドラマ
- ER緊急救命室(ジャック・カーター)
- 刑事ナッシュ・ブリッジス(ナッシュ・ブリッジス)
- 0011ナポレオン・ソロ(イリヤ・クリヤキン)
- ノック!ノック!ようこそベアーハウス(ベアー)
- 百万ドルをとり返せ!(スティーブン・ブラッドレー)
[編集] テレビアニメ
- RD 潜脳調査室(一之瀬カズネ)
- アソボット戦記五九(プロフェッサーD)
- アニマル1(山彦正)
- アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険(ガザン・ハーン)
- アレクサンダー戦記(アリストテレス)
- いじわるばあさん(1996年)(伊知割イシ)
- 狼少年ケン
- 吸血姫美夕(曽根浩志)
- エル・カザド(老人)
- 海底少年マリン(ガラリン)
- 海底超特急マリン・エクスプレス(ブラック・ジャック)
- 学校の怪談(タクシーの運転手の霊)
- ガラスの仮面84年版(速水真澄(初代))
- 機動武闘伝Gガンダム(サイ・パイロン)
- 巨人の星(牧場春彦(初代))
- 銀河鉄道物語(キンデリック)
- CLAYMORE(リムト)
- 結界師(松戸平介)
- 悟空の大冒険(玄奘三蔵法師)
- サクラ大戦TV(真宮寺一馬/鬼王)
- さすらいくん(佐須来)
- サラリーマン金太郎(黒川優作)
- 新・エースをねらえ!(宗方仁)
- スペースコブラ(コブラ)
- SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK(ドクターゼロ)
- それいけ!アンパンマン(バームクーヘンさん、エチケットマン)
- チキチキマシン猛レース(ナレーター(実況))
- 釣りキチ三平(鮎川魚紳)
- 鉄腕アトム(第1作)(ヒューチャー)
- 鉄腕アトム(第2作)(ブラック・ジャック)
- Devil May Cry(シド(悪魔))
- Dr.スランプ アラレちゃん(Dr.マシリト(2代目))
- どろろ(百鬼丸)
- 花田少年史(花田徳次郎)
- ブラック・ジャック(琵琶丸)
- ブレーメン4 地獄の中の天使たち(ブラックジャック)
- ベルサイユのばら(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン)
- HELLSING(アレクサンド・アンデルセン神父)
- ポケットモンスター アドバンスジェネレーション(ウコン)
- 名探偵コナン(力石健吾)
- メイプルストーリー(ザッタマン)
- もっけ(木魅)
- MONSTER(フランツ・ボナパルタ/クラウス・ポッペ)
- モンスターファーム〜円盤石の秘密〜(ビンチョー)
- RAGNAROK THE ANIMATION(ゼフェル)
- ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(貞千代)
- ルパン三世 ルパン暗殺指令(ジョン・クローズ)
- 吾輩は猫である(水島寒月)
[編集] 劇場版作品
- アイ・シティ(ライデン)
- アレクサンダー戦記(アリストテレス)
- エースをねらえ!(宗方仁)
- 黄金の法(ダイバダッタ)
- クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(ハイグレ魔王)
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ(カヒコ)
- 1000年女王(ドクター・ファラ)
- 太陽の法(ジョエル)
- トムとジェリー ワイルドスピード(おばあちゃん)
- ドラゴンボール 魔神城のねむり姫(ルシフェル)
- ブラック・ジャック ふたりの黒い医者(琵琶丸)
- ヘルメス(ヘシス)
- ヤマトよ永遠に(アルフォン)
- ルパン三世 DEAD OR ALIVE(クライシス)
- 綿の国星(ラフィエル)
- ONE PIECE(ウーナン)
[編集] OVA
- 銀河英雄伝説外伝-千億の星、千億の光(ヘルマン・フォン・リューネブルグ)
- サクラ大戦シリーズ(真宮寺一馬/鬼王)
- ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日(暮れなずむ幽鬼)
- マクロス ゼロ(ハスフォード博士)
- ラストオーダー ファイナルファンタジーVII(宝条)
- ルパン三世 生きていた魔術師(パイカル)
- ルパン三世 パイロットフィルム(シネマスコープ版)(ルパン三世)
[編集] ゲーム
- EVEシリーズ(甲野三郎)
- 宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲(アルフォン)
- 宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊(アルフォン)
- キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ(ヴィクセン)
- キングダムハーツ 358/2Days(ヴィクセン)
- ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚(ねずみ男)
- コブラ・ザ・アーケード(コブラ)
- コブラ ギャラクシーナイツ(コブラ)
- サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜(鬼王、真宮寺一馬)
- ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII(宝条)
- みんなのテニス(リュウ)
- タツノコファイト(アンドロー梅田)
- クライシス コア ファイナルファンタジーVII(宝条)
[編集] 人形劇
- キャプテン・スカーレット(グリーン少尉)
- ネコジャラ市の11人(ドサ・グレート)
- ひょっこりひょうたん島(アルセーヌ・クッペパン)
[編集] ラジオ番組
出演中
- 野沢那智のさわやかカーライフ(過去には、西日本放送やラジオ関西で放送、現在は、大分放送で放送中)
- それ行けマイカー(福井放送)
過去の出演
- パックインミュージック(TBSラジオ)
- ナッチャコのおじゃまな関係(ニッポン放送)
- 野沢那智の東京サンセット(文化放送)
- 野沢那智のYou Got a Friends(夕方フレンズ)(文化放送)
- 那智チャコ ハッピーフレンズ(文化放送)
- いう気リンリン 那智チャコワイド(文化放送)
- 野沢那智の朝はどこから(文化放送)
- 昭和歌謡史(TBSラジオ)
- 音楽千夜一夜(FM東京)
- ベストリクエスト(FM東京)
- 野沢那智のハローモーニング(TBSラジオ)
- ズバリ快答!テレフォン身の上相談(TBSラジオ)
[編集] CD
- 最終神話戦争イデアオペラ オリジナルドラマCD 第1章 罅割れたミュトス(ハデス)
- 最終神話戦争イデアオペラ オリジナルドラマCD 第3章 輝ける悠遠の女神(ハデス)
- モスラドラマCD (中条信一博士)
- あまい囁き
- 岸和田博士の科学的愛情 ザ・ドラマCD(岸和田博士)
[編集] その他
- タイピングソフト エースをねらえ!(宗方仁)
- 雨ニモマケズ(ナレーション)
- 田舎に泊まろう!(2006年12月3日放送)
- ぴったんこカン・カン(野沢直子ゲスト出演回のナレーション)
- 音楽クイズ・セクションフォー(1978年、2代目司会 東海テレビ)
- BS夏休みスペシャル 特撮のヒーローウルトラマンの世界(ナレーションNHK衛星第2)
- サクラ大戦歌謡ショウ 五周年記念公演 「海神別荘」(真宮寺一馬)
[編集] 演出作品
- アップル・ツリー