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近鉄1220系電車 - Wikipedia

近鉄1220系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1220系電車(1220けいでんしゃ)とは、近畿日本鉄道が保有する通勤形電車の一系列。

本稿では、同じく日立製作所VVVFインバータ機器を搭載した2両編成の系列である1230系(1233系などの派生系列を含む)と、その4,6両編成の系列である1020系(派生系列である1026系)についても記述する。

目次

[編集] 1220系

近鉄1220系電車 高安-恩智間にて、2006年6月11日撮影
近鉄1220系電車 高安-恩智間にて、2006年6月11日撮影

1420系(1421F)の量産バージョンとして、1987年3月に登場した2両編成のVVVFインバータ車両。電算記号は1420系、1422系では大阪・名古屋線系統の青山越え可能な2連車を意味するWを用いてVWとなっていたが、これらが三菱電機製のVVVFインバータ制御装置を採用したのに対して、1220系では日立製作所製のものを採用したため、これと区別する意味合いでVCとなった。この区別はその後も1230系、1240系、1253系、1254系、1259系等で継承されていくことになる。

上記のとおり日立製作所製のGTO素子によるVVVFインバータ機器を搭載する。最大車体幅2800mm。裾を絞ったアルミ車体を採用。インバータ装置のメーカーを除く仕様は、1422系と同一である。しかし標準軌全線共通仕様の1230系に移行したため、新製は3編成にとどまる。全車大阪線所属。

[編集] 1230系

近鉄1233系電車 河内花園駅にて、2006年7月30日撮影
近鉄1233系電車 河内花園駅にて、2006年7月30日撮影

1989年7月に登場した、標準軌全線共通仕様のVVVFインバータ、アルミ車体の車両である。電算記号は、奈良線京都線系統では同線の2両編成車を意味するEを用いてVE、大阪線・名古屋線系ではVCであるが、これは同線系統の1220系の制御装置メーカーが同一であることに倣ったものである。

1220系をベースに、標準軌全線共通仕様に変更されている。標準軌全線共通仕様とは車体設計の共通化とともに、大阪・名古屋線と奈良・京都線の間の車両転配がスムーズに行えるように機器類の配置を可能な限り共通化した仕様のことである。

[編集] 車体・走行機器等

1230系では台車21000系(アーバンライナー)にならってホイールベース間隔を2100mm(従来車2150mm)に変更した新仕様台車KD-96形(M)、KD-96A形(T)を採用している。また、歯車比を1220系の6.31から5.73に変更し、これがシリーズ21登場前まで標準軌VVVF通勤車に採用されている。

1231F、1232Fの2編成は1220系、1224F、1225Fとして製作されている途中での仕様変更に対し、1233F以降は設計当時からの仕様変更のため、1233F以降の車両を1233系と呼ぶことが多い。1233系以外にも1240系1249系1252系1253系1254系1259系と細かく分類されることがある。

なお1224F、1225F製作時の当初の計画では、最初の新造車5編成の車両形式は仮称1230系1231F~1235Fを予定していたが、1220系、1230系関連の計画変更で1233系1233F~1237Fとなっている。

1233系(1989年7月に登場)は当初から共通仕様の下に設計した車体(新アルミ材を採用)に新仕様台車をさらに改良したKD-96B形(M)、KD-96C形(T)を装備している。1249系(1992年2月登場)では補助電源装置がSIV(静止型インバータ)のBS-483Q形(70kVA)となり、運転台後方に車椅子スペースが設けられた。1252系(1993年3月登場)には1軸1ディスクの、1253系(1993年3月登場)には1軸2ディスクのディスクブレーキをTc車に採用したボルスタレス台車が使用された(後にディスクブレーキは1枚に改められている)。1254系(1993年3月登場)では滑走検知装置を取り付け、Tc台車のディスクブレーキ仕様を変更したが、この仕様変更は1255F以降の車両には採用されず、1254系は1編成のみの製造にとどまっている(後にディスクブレーキは1枚に改造)。1255F以降の車両は奈良・京都線用は元の1252系、大阪・名古屋線用は1253系として製造されており、1252F~1277Fは結果的に4形式が入り乱れている。

また、1231F,1232F,1240F,1259F,1265F~1269Fはワンマン対応工事が施工されている。なお、1233系の1240Fと1253系の1259F,1265F~1269Fはワンマン改造によりそれぞれ1240系・1259系に系列変更している。1231F,1232Fは2000年11月に、1240Fは2001年4月に、改造されている。

1276Fで製造を完了し、「シリーズ21」の9020系が後継系列として製造されている。1277Fも存在するが、これは後述の1020系の1030Fの中間2両を1026Fに組み込んだため、先頭2両のみを1編成とし、運転台寄りにパンタグラフを増設し、1252系に編入して1277Fとなったものである。

奈良線所属の1252系に阪神相直改造を行った車両が出ている。改造内容は5800系の改造内容と同じである。

大阪線所属車編成表(←上本町駅
系列 編成名 電算名 ク1320(Tc) モ1220(Mc)
1220系 1221F - 1223F VC21 - VC23 1321 - 1333 1221 - 1223
1253系 1253F ・1255F - 1257F
1260F
VC53 ・VC55 - VC57
VC60
1353 ・1355 - 1357
1360
1253 ・1255 - 1257
1260
1254系 1254F VC54 1354 1254


名古屋線所属車編成表(←近鉄名古屋駅
系列 編成名 電算名 ク1320(Tc) モ1220(Mc)
1230系 1231F - 1232F VC31 - VC32 1331 - 1332 1231 - 1232
1233系 1242F - 1243F
1247F - 1248F
VC42 - VC43
VC47 - VC48
1342 - 1343
1347 - 1348
1242 - 1243
1247 - 1248
1240系 1240F VC40 1340 1240
1253系 1261F VC61 1361 1261
1259系 1259F ・1265F - 1269F VC59 ・VC65 - VC69 1359 ・1365 - 1369 1259 ・1265 - 1269


奈良線・京都線所属車編成表(←近鉄難波駅京都駅
系列 編成名 電算名 モ1230(Mc) ク1230(Tc)
1233系 1233F - 1239F ・1241F
1244F - 1246F
VE33 - VE39 ・VE41
VE44 - VE46
1233 - 1239 ・1241
1244 - 1246
1333 - 1339 ・1341
1344 - 1346
1249系 1249F - 1251F VE49 - VE51 1249 - 1251 1349 - 1351
1252系 1252F ・1258F
1262F - 1264F
1270F - 1277F
VE52 ・VE58
VE62 - VE64
VE70 - VE77
1252 ・1258
1262 - 1264
1270 - 1277
1352 ・1358
1362 - 1364
1370 - 1377

[編集] 1020系

近鉄1026系電車 河内花園駅にて、2006年7月30日撮影
近鉄1026系電車 河内花園駅にて、2006年7月30日撮影

1991年(平成3年)11月に登場。奈良線京都線用に製作されたVVVFインバータ制御アルミ車体の4・6両編成を組成する系列。日立製作所GTO素子によるインバータ装置を採用。1230系(1233系、1249系、1252系)の4・6両編成バージョンである。

現在のところ奈良線系統のみの在籍であるため、電算記号は同線の4両編成車を意味するLを用いて4両編成ではVL、6両編成ではVHである。同系から初めて、6両編成車固有の電算記号としてHを採用し、以降の5800系&5820系(DH)、9820系(EH)に続くことになる。基本設計は1230系に準じているが、モ1020形、モ1026形、モ1070形、モ1076形のパンタは1基として編成内に母線を引き通した。これはパンタグラフの間隔を30メートルに抑えるためである。

奈良線では同系を2本つないだ4両重連で8両編成、更に2両をつないだ10両編成を組むこともある。また6両編成車は奈良線では普通から快速急行まで幅広く使用され、京都・橿原線では主として急行に使用される。

1230系が1233系、1249系、1252系と細かく分類されるのと同様、1020系においても1026F以降の編成を1026系と区別して呼ぶ場合がある。1026系は1993年9月に登場している。

1026F以降の車両の変更点は、台車をボルスタレス台車に変更し、補助電源装置もSIV(静止型インバータ)をBS-484Q形(70kVA)とし、編成内での補助電源引き通しを行うことにより故障の際のバックアップ機能を持たせてある点である。また、サ1196形とモ1096形の間には簡易運転台が設けられている。

1035Fで生産を完了。後継系列は「シリーズ21」の9820系である。

1026系に阪神相直改造工事のため入場している車両がある。改造内容は5800系の改造内容と同じだと思われる。


編成表(←近鉄難波駅京都駅、4両5編成)
系列 編成名 電算名 モ1020(Mc) サ1170(T) モ1070(M) ク1120(Tc)
1020系 1021F
- 1025F
VL21
- VL25
1021
- 1025
1171
- 1175
1071
- 1075
1121
- 1125


組成変更前編成表(←近鉄難波駅京都駅、4両7編成)
系列 編成名 電算名 モ1026(Mc) サ1176(T) モ1076(M) ク1126(Tc)
1026系 1026F VL26 1026 1176 1076 1126
1026系 1030F
- 1035F
VL30
- VL35
1030
- 1035
1180
- 1185
1080
- 1085
1130
- 1135


組成変更前編成表(←近鉄難波駅京都駅、6両3編成)
系列 編成名 電算名 モ1026(Mc) サ1176(T) モ1076(M) サ1196(T) モ1096(M) ク1126(Tc)
1026系 1027F
- 1029F
VH27
- VH29
1027
- 1029
1177
- 1179
1077
- 1079
1197
- 1199
1097
- 1099
1127
- 1129


[編集] 改造・組成変更

1998年(平成10年)から1999年(平成11年)にかけて、1033Fにシングルアーム式パンタグラフを搭載した走行試験が行なわれたが、現在は元の下枠交差形のパンタグラフに戻っている。その後、「シリーズ21」各系列で採用された。

4両編成車は東花園検車区所属の1035Fを除き、生駒線ワンマン運転に対応した改造をしており(1035F以外は西大寺検車区所属)、現在は生駒線の全列車に使われているが、奈良線(2編成つなげたり、1230系や9020系などを連結)や京都線などの運用に入ることもある。また4両編成車はバリアフリーの一環として、車内案内表示器を出入り口上部に設置、及び車外転落防止幌を取り付けの改造を受けている。

2002年、1030Fの中間車サ1180・モ1080をそれぞれサ1196、モ1096に改番して1026Fに組み込まれた。この2両には他のサ1196形とモ1096形と異なり簡易運転台は付けられていない。

残りの先頭の2両モ1030・ク1130はモ1277・ク1377に改番され、2両編成の1277Fとなり、1230系(1252系)に編入された。なおモ1096・モ1277には南大阪線6620系6621F母線引き通し工事で余剰となったパンタグラフを流用し、それぞれ1基ずつ追加してパンタグラフを2基とした。

組成変更後編成表(←近鉄難波駅京都駅、4両5編成)
系列 編成名 電算名 モ1026(Mc) サ1176(T) モ1076(M) ク1126(Tc)
1026系 1031F
- 1035F
VL31
- VL35
1031
- 1035
1181
- 1185
1081
- 1085
1131
- 1135


組成変更後編成表(←近鉄難波駅京都駅、6両4編成)
系列 編成名 電算名 モ1026(Mc) サ1176(T) モ1076(M) サ1196(T) モ1096(M) ク1126(Tc)
1026系 1026F
- 1029F
VH26
- VH29
1026
- 1029
1176
- 1179
1076
- 1079
1196
- 1199
1096
- 1099
1126
- 1129

[編集] 関連商品

1252系と1026系についてはそれぞれグリーンマックスよりNゲージ鉄道模型で発売されている(商品名は「近鉄1436/1252/6422系セット」と「近鉄1620/1026/6620系セット」)。特に説明書には記載されていないが1253・1254・1259系も無加工で製作可能であり、別売の台車の変更などの小加工で、1233系など他形式の一部も製作可能である。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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