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機動戦士Ζガンダムの登場人物 - Wikipedia

機動戦士Ζガンダムの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

機動戦士Ζガンダムの登場人物(きどうせんしゼータガンダムのとうじょうじんぶつ)は、テレビアニメ及びアニメーション映画機動戦士Ζガンダム』に登場する、架空の人物を列挙する。

また、特に説明が必要な人物は各人の項目を参照。表記は基本的に五十音順で行っている。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] エゥーゴ

ここには、反地球連邦政府組織エゥーゴに所属する人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。

物語序盤ではティターンズの士官の一人として登場するが、自分の信念に従いエゥーゴへ転向した。
本作の主人公。なお劇場版第二作『恋人たち』でトップクレジットになるまで、後述の通りTV版ならびに劇場版第一作『星を継ぐ者』まではシャアがトップクレジットだった。
本作ではクワトロ・バジーナとして登場。ただし、クレジットでは最初からシャアであり、TV版ならびに劇場版第一作では主人公のカミーユよりも先に表記されている。また、彼が登場しない回でもクレジットが外されることはなかった。TV版の初期設定では、主人公とされていた。
声を担当した小杉十郎太は、TV版でのクレジットでは常にナレーターと表記されたため、ヘンケンの名前が紹介されることはなかった。劇場版で初めてクレジットされている。
物語中盤でティターンズへ転向する。

[編集] アブ・ダビア

アラブ系で髭を蓄えた小柄な中年男性。『機動戦士Ζガンダム』小説版及び劇場版、劇場アトラクション『GUNDAM THE RIDE』に登場。
TV版では詳しい設定画が描かれており、放送以前から存在は知られていたものの、劇中には登場しなかった。ただし、殆どお遊び的に『機動戦士ガンダムΖΖ』の最終回、主人公ジュドー・アーシタを見送るエゥーゴの面々のなかにロングで登場している。
小説版『機動戦士Ζガンダム』ではエゥーゴの拠点スウィート・ウォーターに勤務し、クワトロ・バジーナをブレックス・フォーラ准将の下へ案内する。劇場版IIIでは彼の出演シーンが追加され、ついにΖへの登場を果たした。
『GUNDAM THE RIDE』ではヘンケンが艦長を務めるスルガのクルーで観客が搭乗するランチの操縦を行っている。

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[編集] アポリー・ベイ

Apolli Bay(Apolly Bay)
アーガマのモビルスーツパイロットで、階級は中尉。フルネームは劇場版IIからで、TV版では単にアポリーである。漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると本名はアンディとされている。
元はジオン公国軍に所属するシャアの部下であったらしい。一年戦争終結後アクシズへと逃れ、そこで彼と再会。後にシャアと共にアクシズを離れ、アポリー・ベイの偽名を入手してエゥーゴへと参加した。また『ガンダムウォーズ・プロジェクトΖ』掲載の小説『THE FIRST STEP』では、シャアやロベルトらと共にゲルググを駆り、軟禁されていたブレックスを救出している。
『Zガンダム』本編では、ガンダムMk-II奪取作戦から実戦に参加し、ロベルトと共にクワトロを補佐。MSの操縦技術は高く、リック・ディアス隊の指揮を任されるなどアーガマ隊をよく支えた。ジャブロー攻略作戦後に地球から宇宙へ戻る際にはシャトルのパイロットも務めており、最中に起きた盟友ロベルトの戦死に涙しつつも任務に徹してシャトルを発進させている。平時のおいてはカミーユらの良き兄貴分であり、艦長ブライト・ノアらクルーの信任も厚かったが、45話におけるゼダンの門攻略戦時にファ・ユイリィメタスを庇い(小説版では隙を突かれて)、ジェリド・メサが駆るバイアランに撃墜され戦死。アポリーを失った事は、アーガマクルーらにとってショックな出来事であった。
劇中の主な搭乗機は RMS-099 (MSA-099) リック・ディアス。MS-14 ゲルググや、MSZ-006 Ζガンダムを一時的に操縦したこともある。小説版では連邦議会に出席しているシャアに代わり、MSN-00100 百式に搭乗してカミーユのZガンダムと共にキリマンジャロに降下している。

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[編集] アンナ・ハンナ

Anna Hanna
  • 声:入江雅子(TV版、ΖΖ)、丸尾知子(逆襲のシャア)
アーガマのメカニック担当。シンタとクムがよくなついており、その世話係でもある。『ガンダムΖΖ』では衛生兵代わりの仕事も務めた。アンナ・ハンナという名は小説版による設定で、TV版では単にアンナであった。資料によってはアンナ・アナン (Anna Anan) とも表記される。
劇場版でも登場しセリフもあるが、声優は不明である。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』においても、メカニックとしてラーカイラムに乗船しているが、この時の名前はハナンとなっている。キャラクター自体は同一なので制作スタッフのミスである可能性が高い。

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[編集] キグナン・ラムザ

Kigunan Ramza
グラナダに勤務する諜報員で、階級は軍曹。元はジオン公国軍軍曹でシャア(クワトロ)の部下であった。キグナン・ラムザという名は小説版による設定で、TV版では単にキグナンであった。劇場版には登場しない。
山口宏ゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』によると、一年戦争終結時はグラナダに勤務しており、シャアのアクシズ行きを支援した。自身はそのままグラナダに残り、諜報活動を続けた。『機動戦士Ζガンダム』劇中ではシャアが地球圏に戻ってきて以来、密かにアクシズの動向を探っていた。

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[編集] キースロン

Keithron
アーガマのブリッジ要員で年齢は18歳。資料によってはキース・ロンとも表記される。本来は次席通信士なのだが、モビルスーツデッキで整備の手伝いをすることもある。カミーユとはアーガマ内で最も年が近かったため、仲がよい。
ΖΖではアーガマ及びネェル・アーガマに引き続きクルーとして搭乗し、ジュドーらとともに戦った。

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[編集] クム

Qum
  • 声:荘真由美(TV版)、沢村真希(劇場版II・III)
戦災孤児。グリプス戦役時に兄のように慕っているシンタと一緒にクワトロ・バジーナに連れられてアーガマに乗船するようになった。主にファ、アンナ、ハサンらが面倒を見ていた。
第一次ネオ・ジオン抗争時も引き続きアーガマに乗船し、子供ながら捕虜となったキャラの見張りなども行った。ネェル・アーガマには乗らず、ブライトと共に月へ向かった。
劇場版機軸で描かれた『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』ではシンタとクムの父親はブレックスを暗殺したという濡れ衣を着せられて殺された事が語られており、シャアが彼らを拾ったのもそれが理由と思われる(「ララァがそう言うのなら」と発言しているため、ララァの導きがあったようである)。また同書では、『機動戦士ガンダムΖΖ』と異なり、グリプス戦役直後にアーガマを降艦させられたと思わせるセリフがある。

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[編集] コールマン

Callman
ラーディッシュのナビゲーター。リーゼントとサングラスが特徴的で、艦長のヘンケンからの信頼は厚い。最終決戦時には、他のクルーと共にヘンケンの意を汲んでラーディッシュを盾にして、ヤザンの攻撃からエマを守り抜いた。直接描写は無いが、ラーディッシュの轟沈時に戦死したと思われる。TV版ではセリフもないただの背景キャラだったが、劇場版では大幅に出番が増えて活躍した。なおクレジットでは、ラーディッシュ・クルーと表記される。

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[編集] サエグサ

Saegusa
アーガマの操艦を担当する操舵手兼ナビゲーター担当のブリッジ要員。操縦手としての技量は非常に高く、ブライトの信望も厚い。トーレスとともに、カミーユのよき喧嘩友達である。劇場版では、シロッコとの戦いに勝利し無事生還したことを喜び合うカミーユとファの会話を実況する一幕も見られた。
『ガンダムΖΖ』では、開始早々ヤザン・ゲーブルのプチ・モビルスーツによるアーガマ襲撃によって重傷を負い、艦を降りている。死亡したとの説もあるがこれは誤りで、最終話でジュドーの見送りに来ている。
名前は『Ζガンダム』において音楽を手がけた三枝成彰に由来すると思われる。

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[編集] サマーン

アーガマの右舷担当担当ブリッジ要員で、ナビゲーター補佐を行った。ティターンズのサイド2への毒ガス攻撃も察知した。まだ30歳前後であるが老けてみられる。
ΖΖでも引き続きブリッジ要員として戦うが、ネェル・アーガマには搭乗していない。

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[編集] シーサー

Caesar
アーガマ左舷を担当するナビゲーター。航法のみならず、モビルスーツの発着管制、通信の応対などもこなした。いつも画面の隅にいるが、特に後半やΖΖはトーレスが目立っていたため、出番を奪われていた。
『ガンダムΖΖ』ではサエグサが負傷しアーガマを降りたため、操舵も担当していた。ネェル・アーガマには搭乗していない。

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[編集] シンタ

Shinta
戦災孤児。グリプス戦時に妹のように可愛がっているクムと一緒にクワトロ・バジーナに連れられてアーガマに乗船するようになった。主にファ、アンナ、ハサンらが面倒を見ていた。また、将来はパイロットになりたがっていた。
第一次ネオ・ジオン抗争時にもアーガマに乗船し、子供ながら捕虜となったキャラの見張りなども行った。ネェル・アーガマには乗船せず、ブライトと共に月へ向かった。
劇場版機軸で描かれた『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』ではシンタとクムの父親はブレックスを暗殺したという濡れ衣を着せられて殺された事が語られており、シャアが彼らを拾ったのもそれが理由と思われる(「ララァがそう言うのなら」と発言しているため、ララァの導きがあったようである)。また同書では、『機動戦士ガンダムΖΖ』と異なり、グリプス戦役直後にアーガマを降艦させられたと思わせるセリフがある。

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[編集] トーレス

Torres
アーガマの左舷担当ナビゲーター。通信・索敵も担当する。ブリッジクルーのリーダー的存在。カミーユとは軽口を言い合ったり喧嘩したりする間柄。カミーユに香港土産のホロスコープを頼んで多忙のカミーユがちゃんと買ったところをみるとかなりの仲のよさがうかがえる。ブリッジでの私闘でカミーユやサエグサと共に自習室に入れられたり、作戦中にシーサーと雑談してブライトに怒られることもあった。
『ガンダムΖΖ』では、彼の子供時代のエピソードも語られており、10歳まではグラナダに住んでおり、「弱虫トーレス」と呼ばれるような気弱な少年であったという。セシリアは幼なじみである。
ブライトがグワダンにてハマーン・カーンと会談を行った際、艦長代理を任されたのか、アーガマのキャプテンシートに座っていた。また、『ガンダムΖΖ』においてもブライトが幽閉された際などに代理艦長として指揮を執った。また、パイロット不足のためメタスに搭乗して出撃したこともあったが、「動かすぐらいなら」程度の腕のため、敵のガザの嵐隊に翻弄され戦果は無かった。

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[編集] トラジャ・トラジャ

Toraja Toraja
アーガマの整備士。整備班長のアストナージと共にアーガマのモビルスーツ隊を影から支えている。モビルスーツの整備にかけてはアーガマ内でも屈指の技術を持っている。几帳面な性格であり、アーガマ内では珍しく階級章を常に身につけているが、その階級は不明である。
ビーチャがわがままで出撃を拒んだ際、代わりに出撃しようとしたこともある。ビーチャはそれに諭され、結局出撃している。

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[編集] トリッパー

Tripper
リック・ディアス隊の一員。コロニー落下作戦阻止の際にアーガマのモビルスーツパイロットとして部隊の先陣を切ってシャクルズで発進し活躍した。

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[編集] ハサン

Hasan
アーガマに乗艦している医師。スパイ容疑がかかったロザミア・バダムを診察し、強化人間であることを解明する。小説『機動戦士ガンダムUC』では、0093年の段階でネェル・アーガマにて軍医として乗船している。

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[編集] バッチ

Batch
アーガマのモビルスーツパイロットで階級は中尉。リック・ディアス隊の一員だが、搭乗予定の機体をファ・ユイリィに無断で使用されたこともある。第38話でハンブラビ隊の海ヘビを食らい、三方向から磔にされた姿で電撃を受け、コクピットをビームで撃ち抜かれて戦死した。

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[編集] ハヤイー

Hayaii
アーガマのブリッジクルーで、索敵を担当。ティターンズから投降してきたエマを監視した。劇場版には登場しない。

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[編集] ボティ

Botty
リック・ディアス隊の一員で階級は中尉。45話では他の乗組員とともにアポリー中尉の死を悼む姿が見られる。メールシュトローム作戦発動時にはアポリーに代わってクワトロから援護を頼まれたことから、クワトロに信頼される高い操縦技能を持っていることが分かる。グリプス決戦にも参加しファを助ける活躍をみせたが、グリプス戦役後を舞台にした『ΖΖ』には登場せず、その消息は不明。

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[編集] マナック

Manack
  • 声:三川二三(劇場版III)
アーガマの乗組員でメカニック担当。最終決戦時にアーガマの被弾により負傷したが、無事に治癒したらしくΖΖにも登場する。

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[編集] マニティ・マンデナ

Maniti Mandena
グラナダに勤務する地球連邦軍少佐で、エゥーゴの参加者。

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[編集] ロベルト

Roberto(Robert)
エゥーゴ所属のモビルスーツパイロットで、階級は中尉。クワトロ(シャア)の部下で同僚のアポリーと共に補佐した。
一年戦争時はジオン公国軍のモビルスーツパイロットで、アポリーと共にシャアの部下として働いた時期があったらしい。漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によれば本名はリカルド・ヴェガ
一年戦争終結後アクシズに逃れ、そこでシャアと再会。後にシャアと共にアクシズを離れ、ロベルトの偽名を入手しエゥーゴに参加したとされる。このあたりの描写は『C.D.A. 若き彗星の肖像』や漫画『ガンダムマガジン名作集』に収録された岩田和久の作品『機動戦士Ζガンダム 宇宙を超える者』などに詳しい。
『Ζガンダム』劇中では、グリプス戦役時、アポリーと共にアーガマの中心として活躍するが、ブランが搭乗するアッシマー(小説版ではロザミアのギャプラン)の攻撃で戦死する。また、劇場版では死の描写が無く、いつの間にか登場しなくなっている。
搭乗機は、RMS-099 (MSA-099) リック・ディアス

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[編集] カラバ

ここには、カラバに所属する人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。


[編集] ノーマン

Norman
カラバのメンバー。ベルトチーカの放った伝書鳩をヒッコリーで受け取った。

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[編集] ティターンズ

ここには、地球連邦軍のエリート部隊ティターンズに所属する人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。

※TV版のクレジットでは、登場しない回(最終回を除く)でも常に3番手で表記されている。

註:エマ・シーンレコア・ロンドについては本項では便宜上、エゥーゴ所属とした(#エゥーゴの節も参照)。


[編集] アジス・アジバ

Ajiz Aziba
ダカール守備のモビルスーツパイロットで、階級は中尉。劇場版には登場しない。名前の由来はエチオピアの首都であるアディスアベバからであると思われる。
検問所で連邦兵からセクハラを受けそうになっていたベルトーチカを救う。その際に彼女と会話を交わしたのがきっかけでジャミトフの思想を受け売りしているだけの自分に気付く。シャアのダカール演説がTV中継された時に画面に映るベルトーチカを見て肩の負傷にもかかわらず出撃。カミーユのΖガンダムと戦闘に入り、僚機が墜落しそうなところを支えるがΖガンダムに救われる。
シャアの演説に耳を傾けるように諭され聞いている内に放送を妨害しようと攻撃を仕掛けるティターンズに疑問を抱き始める。アッシマーでジェリドバイアランの前に立ちはだかり、ティターンズが正しいのであれば議会で証明すべきだと制止を試みたためにジェリドに機体をビームで撃ち抜かれはしたものの、辛うじて一命は取り留めた。
温厚で誠実な青年士官であり、ティターンズ全てが傲慢なエリートではなく、分かり合えることを証明する人物。ZZに先駆けての矢尾一樹のプレビュー的な意味合いもある。
劇場版機軸で描かれた漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では登場、議会の護衛のためにダカールに前にベルトーチカと出会い、TV版と同じような会話を経てティターンズに疑念を抱くようになる。
搭乗機はアッシマー

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[編集] アドル・ゼノ

Adol Zeno
ヤザン部下のモビルスーツパイロットで階級は曹長。カツ、エマと交戦して被弾し、乗機のハイザックを捨て、漂流していたグワジンに潜入。銃とナイフでカツとエマに迫るが、流れ弾に当たって戦死した。

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[編集] カクリコン・カクーラー

Kacricon Cacooler
モビルスーツパイロットで、階級は中尉。宇宙世紀0063年生まれで24歳(小説版)。
ジェリドのよきライバルであるが、直情的なジェリドよりはるかに大人(小説版での登場人物紹介より)。
ジェリド、エマとは同期で、ガンダムMk-IIのテストパイロットとしてグリーン・オアシスに招集された。グリプスに降り立つなりクワトロ率いるエゥーゴアーガマのMS隊によるガンダムMk-II奪取作戦に遭遇、彼も2号機に乗り迎撃に出るものの、同じく3号機に乗ったカミーユに不意を突かれ乗機を奪われてしまう。この事件をきっかけに同僚のジェリドとともにアーガマの追撃に参加。物語序盤でカミーユと数々の死闘を繰り広げる。
9話ではエゥーゴの拠点となっている月面都市、アンマンに2機のハイザックで奇襲をかけ、ティターンズを裏切ったエマのリック・ディアスを窮地に追い込むなどの活躍を見せるも、彼女の危機を感じ取ったカミーユのMk-IIの登場により、撤退を余儀なくされた。さらに10話ではジェリドと新型機マラサイに搭乗し出撃、2機を1機に見せる時間差攻撃をカミーユに仕掛けるが、これは見破られ、結局プチ・モビルスーツの妨害もあって攻撃は失敗している。
11話では、エゥーゴによるジャブロー攻撃作戦時に追撃部隊としてマラサイで出撃。地球に残した恋人のアメリアと再会できるためか奮起したカクリコンはジェリドと共に大気圏突入時にMk-IIを強襲するが、フライングアーマーを装備したMk-IIに苦戦し、危険高度まで下がったためにバリュートがオートマチックで開いてしまった。結局、バリュートがフライングアーマーと接触、破裂したために大気圏への突入に失敗し、機体ごと燃え尽きて戦死。その際にアメリアの名を呟きその姿を思い浮かべた。彼の死は、戦友であるジェリドに仇をとることを誓わせ、カミーユへの復讐心をさらに強めることとなった。
主な搭乗機はガンダムMk-II、ハイザック、マラサイ。パーソナルエンブレムとして、鳥の翼を乗機に描いていた。 

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[編集] ガディ・キンゼー

Gady Kinsey
重巡洋艦アレキサンドリアの艦長を務めた連邦軍人で、一年戦争デラーズ紛争にも参加経験があるらしい。有能な船乗りで、アレキサンドリアの乗組員やモビルスーツパイロットを巧みに掌握してエゥーゴと戦った。
グリーン・ノアを襲撃したエゥーゴの新鋭艦、アーガマの追撃にアレキサンドリア艦長として参加、バスクやジャマイカンを補佐し、エゥーゴに強奪されたサチワヌを見分けるなど歴戦の船乗りの実力を大いに発揮した。ジャマイカン戦死時にはアレキサンドリアを離れていたため難を逃れる。その後、艦橋を破損したアレキサンドリアに戻ったガディは修理しつつエゥーゴの追討を続行し、ジェリド、マウアーらアレキサンドリアMS部隊によるサイド2への毒ガス攻撃やアーガマに対する攻撃などを行うが、いずれも後一歩のところで阻まれている。シロッコの台頭後は彼に接近し、ハマーンの行動を黙認するなどバスクの命令に忠実ではなかった。グリプス決戦においてエゥーゴの発射したコロニーレーザーを受け乗艦とともに消滅した。
彼の名前はテレビ放送時に確定していたが、劇場版Iではなぜか「アレキサンドリア・キャプテン」というクレジットで登場する。しかし、劇場版IIIではちゃんと名前でパンフレットにも掲載されている。

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[編集] カラ

Kara
ティターンズのモビルスーツパイロット。サイド2の13バンチコロニーモルガルデンで、ソラマと共にハイザック・カスタム(隠れハイザック)を使いエゥーゴのモビルスーツを9機撃墜していた。しかし10機目は百式であったため、呆気無く撃墜された。劇場版には登場しない。
EDスタッフロールと資料集では「カラ」だが、劇中では「カラマ」と呼ばれている。
名前はソラマとセットで、「宇宙空間」からだと思われる。

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[編集] キッチマン

Kitchman
ティターンズに所属する軍曹。カクリコンとともにハイザックを駆ってアンマン市に停泊中のアーガマに奇襲をかけたが、ガンダムMk-IIに撃墜された。カクリコンの差し入れたハンバーガーに愚痴をこぼしていたが、皮肉な事にこれが最後の食事になった。

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[編集] ゲーツ・キャパ

Gates Capa
ティターンズ大尉。バスク率いる強化人間部隊の一員。左右の長さが違う髪型をしている。劇場版には登場しない。
サイコガンダムMk-II搭乗時のロザミア・バダムの兄役を演じ、彼女に指示を与えていたが、不安定なロザミアの精神制御は出来なかった。その後、バスクの乗艦であるドゴス・ギアレコアの攻撃で撃沈。更にロザミアも撃墜されてしまい、その直後に精神異常を起こしてしまう。その後の行方は不明だが、戦死説がある。
小説版ではグリプス2での最終決戦でエゥーゴがコロニーレーザーを発射した後にカミーユと邂逅したロザミアと交戦し相打ちとなった。
また、劇場版機軸で描かれた漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』ではアッシマーの飛行テストを行う様子等が描かれており、ティターンズ崩壊時はキリマンジャロ基地でロザミアと思われる女性と共にサイコガンダム(もしくはサイコガンダムMk-II)での出撃が描かれ、その後戦死したものと思われる。
搭乗機は、NRX-055 バウンド・ドック
en:Gates Capa

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[編集] ゴトジ・ゴッシュ

Godoji Gosh
アレキサンドリアのブリッジ要員。

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[編集] サーチン

Saachin
アレキサンドリアのブリッジ要員。

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[編集] シドレ

Sydle
  • 声:入江雅子
階級は曹長。ニュータイプの素質ありとされ、サラと共にジェリドのモビルスーツ小隊に配属。戦闘中にΖガンダムによって撃墜された。一部の資料では男性としているが、地球連邦軍のシドレ少佐と混同していると思われる。

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[編集] ジャマイカン・ダニンガン

Jamaican Daningan
ティターンズ少佐。典型的な中間管理職的存在として描かれている。
バスクの腹心。艦隊指揮から作戦立案までこなし、シロッコの危険性を察知したことなど、人物眼や指揮能力はなかなかのものである。しかし、バスクの顔色を窺っての作戦遂行や格下の人間には高圧的で小さな事で口やかましい性格から、殆どバスクの腰巾着と化しており、当然ながらティターンズ内でも人望は薄く、陰口を叩かれる事もしばしばあった。台詞からもその傲慢ぶりが顕著に現れている。TV版では後述のように戦死するが、その後ガディからは、ジャマイカンのせいでアレキサンドリアが戦功を立てられなかったように言われる始末であった。また、ニュータイプに関しては否定的で「ビデオ屋の創造物」と吐き捨てている。
前半戦でアレキサンドリアに指揮官として搭乗していたが、エゥーゴとの交戦時にヤザンの謀略によってブリッジを直撃され戦死する。但し劇場版では戦死シーンが削除され、いつの間にか姿を消している。小説版ではコロニーをグラナダに落下させる作戦に失敗後、失脚してアレキサンドリアから更迭されている。

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[編集] ソラマ

Sorama
ティターンズのモビルスーツパイロット。劇場版には登場しない。サイド2の13バンチコロニーモルガルデンでカラとのコンビでエゥーゴのモビルスーツを9機撃墜していた。しかし10機目の百式との戦闘中、ガザCのビームが直撃し戦死。

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[編集] ダンゲル・クーパー

Dungel Cooper
ティターンズ所属のモビルスーツパイロットで、階級は中尉。ヤザン、ラムサスと共にハンブラビ隊を結成する優秀なパイロット。名前はダンケル (Dunkel) と表記される事もある。
三位一体の攻撃で何度もカミーユを初めとするアーガマのメンバーを苦しめたが、グリプス2での最終決戦においてエマのスーパーガンダムに乗機のハンブラビを撃墜されて戦死した。
因みに、彼が信頼するのはヤザンだけで、彼の命令とあらば軍規を破る事もいとわない性格であった。
搭乗機は、RX-139 ハンブラビ。
en:Dungel Cooper

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[編集] デーバ・バロ

Dava Balo
ガンダムMk-IIの正式なパイロットで、階級は中尉。資料によってはディーバ・バロとも表記され、劇場版でもこちらの名で登場する。小説版ではメッサーラ・バロという名である。
エマの指揮でカクリコンと出撃するところだったが、謀反を起こしたエマによって銃床で殴られ気絶した。その後、ハイザックを駆ってジャブローに降下し、クワトロらエゥーゴのモビルスーツ部隊と交戦するも、ジャブローに核爆弾が設置されていることは知らず、結局核爆発に巻き込まれて戦死するという末路を遂げた。

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[編集] ハイファン

Haifan
ジュピトリスの副司令官。シロッコ不在時にジュピトリスの指揮権を任されるほど、シロッコからの信頼は篤い。ジュピトリスがティターンズに屈せず独自に行動できたのは彼の働きによる所も大きいと言える。

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[編集] バッハ

Bach
アレキサンドリアのブリッジ要員。

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[編集] ハミル

Hamil
ドゴス・ギア所属のモビルスーツパイロットで階級は中尉。彼のモビルスーツ部隊にはティターンズに寝返ったばかりの頃のレコアが所属したが、アーガマのモビルスーツ隊と交戦し撃墜される。
搭乗機は、RMS-154 バーザム

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[編集] ピーターセン

Pitersen
レコアの指揮する毒ガス作戦に参加したモビルスーツパイロット。
搭乗機は、RMS-106 ハイザック

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[編集] ブト

アレキサンドリアのブリッジ要員。

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[編集] ホリィ

Hollie
戦死したシドレに代わってジェリドのモビルスーツ小隊に配属されたパイロットで、階級は曹長。

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[編集] マイク

Mike
ダカール守備隊のモビルスーツパイロット。アジズとともにエゥーゴ、カラバを迎撃するために出撃したが、搭乗機のアッシマーを撃墜され脱出した。

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[編集] マウアー・ファラオ

Mouar Pharaoh
ティターンズの少尉。ジャブロー内のニュータイプ研究所で訓練を受けていたとの設定があるが、どれほどの能力を秘めていたかは定かではない。
TV版第12話で、核爆発が迫るジャブロー基地から脱出しようとする輸送機にすがりつくジェリドに機上から手を伸ばして助け、以後彼のパートナーとして行動をともにする。ジェリドとコンビを組んで何度かカミーユと戦い時には窮地に追い込むこともあったが、TV版30話でガディが命じた奇襲作戦でΖガンダムの攻撃からジェリドを庇って戦死した。死後もなお嘆き悲しむジェリドを導き、操縦桿を取らせた描写もあったが、これはジェリドが見た幻影のようにもとれる。一時期上司であったシロッコに誘惑されるが、彼を嫌い敢えて未完成の男であるジェリドを育てることにこだわった、古風な恋愛観を有していた。
劇場版パンフレットによれば17歳。しかし同じ年齢のカミーユと対面したときに「こんな子供が」と言っていることに加え、ジェリドとの年齢的釣り合いなどを鑑みると、27歳の誤植とも考えられる。
主な搭乗機はRMS-106 ハイザック、RX-110 ガブスレイ

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[編集] マサダ

Masada
アレキサンドリアのブリッジ要員で、階級は軍曹。アンマン市奇襲の援護のため、ジェリドを呼びにフォン・ブラウン市に行った。劇場版には登場しない。

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[編集] マトッシュ

Matosh
  • 声:沢木郁也(TV版)、松本大(劇場版I)
カミーユを尋問したMP。その事を根に持ったカミーユは強奪したMk-IIのバルカンをマトッシュに向け発射し溜飲を下げた。

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[編集] ムソール

アレキサンドリアのブリッジ要員。

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[編集] ムリョ

アレキサンドリアのブリッジ要員。

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[編集] ラムサス・ハサ

Ramsus Hasr
ティターンズ所属のモビルスーツパイロットで、階級は中尉。TV版では第33話より登場。ヤザン、ダンケルと共にハンブラビ隊を結成する優秀なモビルスーツパイロット。
三位一体の攻撃で何度もカミーユを初めとするアーガマのメンバーを苦しめたが、グリプス2での最終決戦においてエマのスーパーガンダムに乗機のハンブラビを撃墜されて戦死する。彼が戦死した際にヤザンは彼の名を叫び激昂した。
搭乗機は、RX-139 ハンブラビ。

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[編集] 地球連邦軍

ここには、地球連邦軍及びその下部機関であるニュータイプ研究所に所属する人物を挙げる。ただし、エゥーゴ、カラバ、ティターンズに所属する人物は除く。

以下の人物の詳細は各項目を参照。


[編集] エディ

Eddy
ライラ・ミラ・ライラ隊のモビルスーツパイロット。アーガマ隊との戦闘でクワトロに撃墜される。

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[編集] シドレ

Sydle
ジャブローに勤務する地球連邦軍少佐。エゥーゴによるジャブロー攻撃の際に捕虜となり、アポリーらにティターンズの仕掛けた核爆弾の存在について必死に訴えた。その後、エゥーゴ、カラバとともにジャブローを脱出する。
名前はジドレと表記されることもある。ティターンズのシドレ曹長とは別人。

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[編集] チャン・ヤー

Chan Ya
ルナツーの連邦軍艦隊に所属するサラミス改級巡洋艦ボスニアの艦長で、ライラの上官。ティターンズと協力してアーガマを追撃した。ライラの荒っぽい口調を苦々しく思っていた人物。劇場版には登場しない。

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[編集] テダム

Tedam

ベン・ウッダーの部下で、階級は曹長。カミーユとの接触に成功したフォウの監視・報告を行う。フォウを「ナンバー・フォウ」と蔑称してフォウに叩かれたことがある。なお、テダムという名前は劇場版で判明した。

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[編集] テッド・アヤチ

Ted Ayachi
  • 声:藤堂貴也(TV版)、宇垣秀成(劇場版I)
巡洋艦ハリオの艦長で、階級は少佐。ティターンズに協力するが、自分より階級が低いシロッコに対して下手に出ざるを得なかった(ティターンズの特権により同じ階級に見られるからかもしれない)。

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[編集] ナミカー・コーネル

Namicker Cornel, Namicar Cornell
  • 声:入江雅子(TV版)、津田匠子(劇場版II)
ムラサメ研究所の主任インストラクター。フォウの調整と監視のためにブランの元に派遣された。フォウを道具として扱っている。カミーユがキリマンジャロ基地に侵入した際、「人間の記憶をそう簡単に消したり戻したり出来るわけが無い」という真相を簡単に吐露してしまうなど、軍務に向いた人物とは言い難いところがある。劇場版ではスードリに到着した際、ゴンドラにしがみついて震えているところをフォウにたしなめられるシーンがあり、少々高所恐怖症の気がある。

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[編集] ヒルダ・ビダン

Hilda Bidan
地球連邦軍の技術士官で、同じく技術士官のフランクリンの妻でカミーユの母親。材料工学を専門とし主に装甲材などの開発を手がけ、ガンダムMk-IIの製作にもかかわっていた。階級は中尉。仕事の虫であり、夫のフランクリンに愛人も居た事から家族との絆は薄れていた(フランクリンに愛人が居た事は知っていたが、仕事の邪魔をされないと言う理由から無関心だったようである)。ただ、カミーユの母親として最低限の責任を果たそうとはしていた。
最期はガンダムMk-IIを奪ったカミーユの親という事でティターンズに人質とされ、カプセルに閉じ込められて宇宙空間に放たれた。そしてカプセルの中に人がいるということを知らされず、爆弾だと勘違いしていたジェリドにカプセルごと撃ち抜かれ、カミーユの目の前で殺された。

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[編集] フランクリン・ビダン

Franklin Bidan
地球連邦軍の技術大尉で、カミーユの父であり、同じく技術士官のヒルダの夫。妻同様仕事の虫であり、家庭を顧みることもなかった上に愛人(名はTV・劇場版ではマルガリータ、小説版ではジュヌビェーブ・フォンサーン)もいる。家族との絆も薄れ、カミーユもそんな父に対し憎悪に近い感情を抱いていた。ティターンズではガンダムMk-IIの開発に係わっており、モビルスーツの操縦も一応出来る。ガンダムMk-IIの出来には納得いかない部分があったようで、全く執着しない様子を見せる。
息子であるカミーユが、ジェリドが操縦するガンダムMk-IIの墜落事故でのドサクサで同機を奪う際、事前に父フランクリンのコンピューターから本機のデータを盗み見ていたことで、ある程度は操作方法などを把握していたことを示唆するセリフがある。このことから軍属でありながら守秘義務の遵守やセキュリティーの確保には疎かったようだ。
息子の行動のためヒルダとともに人質にされ、妻の死後カミーユやエマと共にティターンズからガンダムMk-IIを奪い、エゥーゴへと亡命する。なお、劇場版ではカミーユやエマと共にアレキサンドリアからMk-IIを奪って脱出するシーンがカットされている。その時、アーガマでエゥーゴの新鋭機リック・ディアスを見たフランクリンは、ティターンズに無い技術に並々ならぬ興味を示し連邦に持ち帰ろうと考え、その機体(クワトロ機)を盗み逃亡を企てる。しかし、逃亡中に乱戦に巻き込まれカミーユの目の前で被弾、脱出するも爆発によって絶命する。
愛人の姿を思い浮かべながら逃亡したり、カミーユがビームライフルを自分に向けた際に「親に銃を向けるのか」と言いつつカミーユに対して発砲する(カミーユは一度も父に向けて発砲していない)など、家族を顧みない自己中心的な人物として描かれていたが、小説版では彼の葛藤が詳しく描写されている。また、小説版ではリック・ディアスを奪って逃走しようとしたところをレコアに射殺されるなど、TV・劇場版とは詳細が異なる。

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[編集] ベン・ウッダー

Ben Wooder
地球連邦軍大尉で、ブランの副官。小説版ではオーガスタ研究所所属。ブランが戦死したためにガルダ級スードリを引き継ぎ、ムラサメ研の強化人間であるフォウを戦力に加えた。ホンコン特務を使ってミライ・ノアら親子を人質にしたり、フォウのサイコガンダムを操縦してみたり(サイコガンダムはコントロール出来ず、結局フォウに返している)と、任務遂行のためなら手段を選ばない。
しかし、ブランもロザミアも失ったスードリのMS隊はアウドムラのMS隊に対して劣勢であり、最後の手段としてスードリで特攻を試みたが、フォウのサイコガンダムが裏切ってスードリに突っ込んだために阻止される。逆上した彼はフォウを拳銃で撃ち、機銃座でなおも抗戦するも、アムロのリック・ディアスにクレイバズーカを銃座にねじ込まれ戦死した。
特攻前に部下やナミカーに退艦命令を出したが、自発的に艦に残った者もおり、平素から部下に慕われていたことがわかる。
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、宇宙世紀0083年3月にゼブラゾーンに潜伏するジオン公国軍基地ヴァールシカ攻略のため、グリーン・ワイアット中将率いる連邦艦隊に従軍。ジム・キャノンIIに搭乗し、ライラ・ミラ・ライラと共にシャア・アズナブルと交戦している

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[編集] ムラサメ博士

本編には名前のみ登場し、小説『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』に詳細が書かれているムラサメ研究所の所長。

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[編集] ローレン・ナカモト

Loren Nakamoto
連邦軍所属の科学者で、階級は中尉。劇場版には登場しない。また小説版ではローレン・ハルツンという名である。
グリプス戦役が勃発すると、オーガスタ研究所からティターンズに出向。ロザミア、ゲーツのコントロールを担当する。研究家タイプだが、実戦データ採集のためにモビルスーツに同席して出撃もしている。その後、レコアがドゴス・ギアを攻撃した際に巻き込まれ、戦死したとされている。
なお劇場版機軸で描かれた漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、ティターンズ崩壊時はキリマンジャロ基地勤務となっており、ナナイ・ミゲルと共にカラバの捕虜となる結末が描かれている。
小説『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』では、一年戦争中はジオン公国フラナガン機関に所属する科学者であったが、クルスト・モーゼスと共に地球連邦に亡命。EXAM研究所にてブルーディスティニーシリーズの開発に係わった。
小説『フォウ・ストーリー そして、戦士に…』[1]では、一年戦争終結後ムラサメ研究所に移り、ムラサメ博士やナミカーなどと共に強化人間サイコガンダムの研究開発を行った。キョウ(後のフォウ)やジル・ラトキエに対する接し方を見る限り、かなり冷酷な人間である。その後、ナミカーとの対立意識によりムラサメ研究所を去っている。
雑誌企画『ガンダム・センチネル』による設定では、宇宙世紀0085年にオーガスタ研究所へ異動となり、バウンド・ドックガンダムMk-Vなどの開発に携わったとされる。グリプス戦役時にアクシズによる救助後、ティターンズ崩壊を知るとガンダムMk-Vをアクシズに譲渡すると共に亡命。その後はドーベン・ウルフなどの開発を行ったという。第一次ネオ・ジオン抗争終結後の行方は不明。

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[編集] アクシズ

ここには、アクシズに所属する人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。


[編集] マハラジャ・カーン

Maharaja Karn
本作及び『ガンダムΖΖ』において設定上にのみ存在する人物。元のアクシズ最高責任者で、ハマーンの父。デギン公王の側近出身で、アクシズに逃亡したジオン残党を指揮していた。地球帰還を果たせぬまま死去している。
北爪宏幸の漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』において、初めてその姿が描かれた。

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[編集] ラミア

Ramia
  • 声:石井成子
ミネバの侍女の一人。漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によれば、ミネバがザビ家の正統後継者に決定して以後、身の回りの世話に携わっていた。宇宙世紀0087年11月、ミネバともに中立地帯のサイド2・13バンチコロニーに滞在中、クワトロとティターンズの戦闘に巻き込まれて死亡。死ぬ間際、クワトロにミネバの将来を託す。小説『機動戦士ガンダムUC』にて、幼い頃にラミアを質問責めにしたことをミネバが回想するシーンがある。

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[編集] 民間人・その他

ここには、上記のいずれにも所属しない民間人やその他の人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。


[編集] アメリア

カクリコンの恋人で、地球に居住する。カクリコンが大気圏突入に失敗し燃え尽きる間際に思い浮かべた後姿しか登場しない。資料によってはアメリヤとも表記される。

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[編集] ステファニー・ルオ

Stephanie Luio
  • 声:湯田真子(TV版)、夏樹リオ(劇場版II)
TV版ではルオ・ウーミンの娘、劇場版ではウォンの娘でルオの子息の夫人。地上でアナハイム・エレクトロニクスの活動を援助する女性。ルオ商会の全権を委譲されており、特に経済特区であるニューホンコンでは影響力が大きい。

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[編集] チェーミン・ノア

Cheimin Noa
ブライトとミライの娘で、ハサウェイの妹。後の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でも登場する。

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[編集] ファ・ユイリィの母

ファの母親。ティターンズの収容所に夫と一緒に送られた後は行方不明。

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[編集] メズーン・メックス

Mezun Mex
カミーユが通うハイスクールの空手部の主将。カミーユの上級生で、仮病をつかって部活をサボろうとするカミーユを咎めた。劇場版には登場しない。TV版の初期設定では彼もアーガマの一員となる予定であった。

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[編集] メラニー・ヒュー・カーバイン

Melanie Hue Carbine
アナハイム・エレクトロニクス社の会長で実質的な指導者。67歳。エゥーゴのスポンサーと言う立場から作戦立案までを左右するが、彼が直接手を下す事はほとんど無い。唯一アクシズのハマーンとの直接交渉のみ自らが陣頭指揮を取った。小説版によると、ジャミトフとは昔からの因縁があるらしい。
書籍『機動戦士ガンダム 公式設定資料集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099』によれば、宇宙世紀0099年時点でまだ生存している。なおこの書籍の中で彼はジオン・ズム・ダイクンシャア・アズナブルの事を酷評している。『機動戦士ガンダムUC』によれば、宇宙世紀0096の時点では会長職から引退している様子。

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[編集] ランバン・スクワーム

Ramban Sqwarm
カミーユの所属する空手部の副キャプテン。劇場版には登場しない。

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[編集] ルオ・ウーミン

カラバの出資者、ルオ商会の当主で、ステファニー・ルオの父親(劇場版では義父)だが、劇中には名前しか登場していない。ニューホンコンを中心とする裏社会を牛耳っており、うっかり彼の名前を出したアムロは袋だたきの目にあっている。表向きは娘に全権を委任している。

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[編集] 脚注

  1. ^ 文庫版ではローレン自身は登場せず、ムラサメ博士宛ての手紙でオーガスタ研究所の報告を漏らしている描写に名前のみ登場。また、ナミカーとの確執はそこで語られている。

[編集] 関連項目


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