キャラ・スーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャラ・スーン (Chara Soon) は、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の人物。ネオ・ジオンの将校である。女性で、年齢は23歳。髪の毛の半分を赤、もう半分を黄色(金色)に染めている。(声優:門間葉月、山下亜矢香(SDガンダム GGENERATION SPIRITS)))
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 劇中での活躍
対エゥーゴ戦で失態の続くマシュマー・セロの監視役としてエンドラに派遣され、マシュマー失脚後はエンドラの艦長に就任する。
マシュマーのような浮世離れした性格ではないが、なぜかモビルスーツに乗ると異常に興奮、トランス状態に陥ってしまうという奇妙な性癖を持つ。自らR・ジャジャを駆りアーガマへの襲撃を行ったりもした。しかし、ガンダム・チームの前に後退を余儀なくされ、ついにはアーガマの捕虜となり、人員不足のアーガマでは掃除・洗濯をやらされる羽目になる。幾度となくアーガマから脱走を試みたが失敗し続け、月面都市グラナダにてようやく脱走に成功。その時、アナハイム・エレクトロニクス社を目撃している。
その後アクシズに戻り、マシュマー同様強化人間に改造された。この頃から「猫目のキャラ」という異名を取り、過激なコスチュームに身を包み、部下兼監視役でもあるニー・ギーレン、ランス・ギーレンを従える。監視役がいるのも強化の調整がやや不安定であったためで、時折強化以前の行動を取り周りを困惑させた。反乱を起こしたグレミー・トトの軍勢と対峙しその力を発揮したが、ハマーンとジュドーの最終決戦を実現すべく二人の盾となり、量産型キュベレイを駆るニュータイプ部隊と相討ちとなり戦死した。ある意味、マシュマーやグレミーよりは正気を保ったままで終わったといえる(もともと二人より変ではあったが)。
小説版では、ハマーン率いるネオ・ジオンがダカールを占拠した後、副官のゴットン・ゴーと共に行方不明になり(兵士たちの噂では、ゴットンと手に手をとって駆け落ちした)軍籍が抹消されるという、アニメとは違った展開で退場している。
なお、エル・ビアンノに「あのオッパイお化け」と揶揄されたほどの(当時としては)抜群の巨乳を誇る。
[編集] 備考
- 『機動戦士Ζガンダム』に登場するジェリド・メサと同じく、汚名挽回というセリフを口にしたことがある。
- 漫画『C.D.A. 若き彗星の肖像』では、アクシズ内でジオン独立戦争再開を望む若者として登場し、のちに軍に志願している。なお髪の色は『ΖΖ』の時と違い、両側の毛先部分が赤く染められていた。
- アニメ雑誌『ジ・アニメ』連載の『「ガンダムZZ」ここまで書いたらヤバイかな!?』によれば、エンドラに派遣される以前に巡洋艦「ランドラ」を率いて、サイド1のコロニー「エルドラド」を19時間で制圧している。
[編集] 主な搭乗機
[編集] 関連項目
|
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
|
||||||
ガンダムシリーズの映像作品 | ||||||
|
||||||
ガンダムシリーズの劇中項目 | ||||||
|