日本海東北自動車道

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高速自動車国道一般国道自動車専用道路

日本海東北自動車道
総距離	約250.0 km（予定）
開通年	2001年 7月7日～
起点	新潟中央JCT（新潟県新潟市）
主な経由都市	新潟県新発田市、胎内市山形県鶴岡市、酒田市秋田県にかほ市、由利本荘市
終点	河辺JCT（秋田県秋田市）
接続する主な道路（記法）	記事参照

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日本海東北自動車道（にほんかいとうほくじどうしゃどう、NIHONKAI-TOHOKU EXPRESSWAY）は、新潟県新潟市江南区の新潟中央JCTから秋田県秋田市の河辺JCTに至る、延長約322kmの高速道路である。日本海東北道（にほんかいとうほくどう、NIHONKAI-TOHOKU EXPWY）や日東道（にっとうどう、NITTO EXPWY）と略される。高速道路本線上の案内標識では両方の略称が使用されいている。ラジオ等の交通情報では日本海東北道と呼ばれることがほとんどである。

[編集] 概要

日本海側の縦貫軸として新潟県、山形県、秋田県、青森県の相互交流の期待を背負った路線である。2007年 9月17日現在、新潟中央JCT（新潟市）～中条IC（新潟県胎内市）、両前寺仮出入口（秋田県にかほ市）～河辺JCT（秋田県秋田市）が開通済み。新潟中央JCT～新潟空港ICは北陸自動車道として供用されていたが、2002年 5月26日の新潟空港IC～聖籠新発田IC開通に合わせ、日本海東北道に変更された区間である。

国土開発幹線自動車道建設法における法定路線名は新潟中央JCT～新潟空港ICが北陸自動車道、新潟空港IC～河辺JCTが日本海沿岸東北自動車道（にほんかいえんがんとうほくじどうしゃどう、日沿道）である。日沿道自体は新潟空港IC～青森ICまでだが、日本海東北自動車道のほか、鶴岡JCT～酒田みなとICは山形自動車道、河辺JCT～二ツ井白神ICは秋田自動車道、小坂JCT～青森ICは東北自動車道として供用されている。日沿道が全通した際に、山形自動車道、秋田自動車道として供用されている区間が日本海東北自動車道に変更されるかは不明である。また、仁賀保本荘道路として建設された区間は一般国道7号、それ以外の区間は高速自動車国道に指定されている。

[編集] 通過市町村

新潟県

新潟市（江南区 - 東区 - 北区） - 新発田市 - 北蒲原郡聖籠町 - 新発田市 - 北蒲原郡聖籠町 - 新発田市 - 胎内市 - 村上市
山形県

鶴岡市 - 酒田市 - 飽海郡遊佐町
秋田県

にかほ市 - 由利本荘市 - 秋田市

[編集] インターチェンジなど

IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
BS（バス停留所）のうち、○/●は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
（数字）は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。[数字] は、北陸自動車道としての開通当初の番号。
起点・終点距離は、それぞれ開通している区間の距離を表している。

（導入実験中のスマートICが設置されているSAPAは、斜体で示す。また、恒久化されたスマートICは、スマートICで示す。）

英略字は以下の項目を示す。

IC：インターチェンジ、JCT：ジャンクション、SA：サービスエリア、PA：パーキングエリア、TB：本線料金所、BS：バスストップ

新潟中央JCT - 荒川IC、岩城IC - 河辺JCT : 日本海東北自動車道　有料道路方式区間
荒川IC - 朝日IC、温海IC - 鶴岡JCT、本荘IC - 岩城IC : 日本海東北自動車道　新直轄方式区間
朝日IC - 温海IC : 日本海東北自動車道　基本計画区間
鶴岡JCT - 酒田みなとIC : 東北横断自動車道酒田線（山形自動車道重複区間）
酒田みなとIC - 遊佐IC : 国道7号酒田遊佐道路
遊佐IC - 象潟IC : 国道7号遊佐象潟道路
象潟IC - 仁賀保IC : 国道7号象潟仁賀保道路
仁賀保IC - 本荘IC : 国道7号仁賀保本荘道路

IC 番号	施設名	接続路線名	起点からの距離	終点からの距離	BS	有料／無料	備考	所在地
北陸自動車道
(42)	新潟中央JCT	磐越自動車道	0.0	36.9		有料		新潟県	新潟市江南区
1[43]	新潟亀田IC	国道49号	3.2	33.7
BS	西野BS		7.4	29.5	○
2[44]	新潟空港IC	県道16号新潟亀田内野線	9.2	27.7
SA	豊栄SA/スマートIC		11.7	25.2					新潟市北区
BS	葛塚BS		16.6	20.3	○
3	豊栄新潟東港IC	県道46号新潟大外環状線	18.3	18.6
4	聖籠新発田IC	国道7号（新新バイパス）	25.7	11.2	○				聖籠町
BS	加治川紫雲寺BS		31.6	5.3	○				新発田市
5	中条IC	県道591号中条インター線	36.9	0.0					胎内市
<TB>	中条TB	本線料金所				有料	計画中		胎内市
<6>	荒川IC	国道113号（新潟山形南部連絡道路）				有料	2009年秋開通予定		村上市
<PA>	荒川PA					無料	整備中（新直轄方式）
<7>	村上IC	国道7号
<8>	朝日IC	県道208号小揚猿沢線
<9>	山北IC					未定	計画中
<10>	温海IC	県道348号温海川木野俣大岩川線				無料	2011年度開通予定（新直轄方式）	山形県	鶴岡市
<11>	三瀬IC						2011年度開通予定（新直轄方式）鶴岡JCT方面出入口
<13>	鶴岡JCT	山形自動車道	↓	↑			現在は山形道との直結のみ 2011年度開通予定（新直轄方式）
14	庄内空港IC	県道33号庄内空港立川線	0.0	19.0		有料			酒田市
15/TB	酒田IC/TB	国道7号	7.1	11.9
BR	最上川白鳥大橋		↓	↑
<15-1>	（IC:名称未定）	余目酒田道路、山形県道40号酒田松山線	↓	↑			余目酒田道路とあわせて整備予定[1]
16	酒田みなとIC	県道59号酒田八幡線	19.0	0.0
<12>	遊佐IC					未定	計画中		遊佐町
<12-1>	象潟IC							秋田県	にかほ市
<12-2>	金浦IC	国道7号
<13>	仁賀保IC	国道7号
	両前寺仮出入口	国道7号	0.0	49.6		無料
PA	西目PA		5.0	44.6					由利本荘市
BR	子吉川橋		↓	↑
14	本荘IC	国道107号	11.2	38.4			（新直轄方式）
14-1	大内JCT	本荘大曲道路（岩谷道路）	20.4	29.2
14-2	松ヶ崎亀田IC	市道松ヶ崎亀田線	27.3	22.3
TN	二古トンネル		↓	↑
15	岩城IC	県道44号雄和岩城線	32.8	16.8		有料
TB	秋田空港TB	本線料金所	46.7	2.9					秋田市
16	秋田空港IC	県道61号秋田御所野雄和線	47.1	2.5
(5-1)	河辺JCT	秋田自動車道	49.6	0.0

[編集] 道路管理者

NEXCO東日本

新潟支社 : 新潟中央JCT - 荒川IC

東北支社 : 鶴岡JCT - 酒田みなとIC、岩城IC - 河辺JCT

国土交通省

北陸地方整備局羽越河川国道事務所 : 荒川IC - 朝日IC

東北地方整備局酒田河川国道事務所 : 温海IC - 鶴岡JCT

東北地方整備局酒田河川国道事務所 : 酒田みなとIC - 遊佐IC（山形県・秋田県境）

東北地方整備局秋田河川国道事務所 : 象潟IC（山形県・秋田県境） - 岩城IC

[編集] 車線数

4車線 : 新潟中央JCT - 豊栄SA
2車線 : 上記以外の区間

[編集] 歴史

2001年 7月7日 - 秋田空港IC～河辺JCT開通。
2002年 5月26日 - 新潟空港IC～聖籠新発田IC開通、同時に新潟中央JCT～新潟空港ICを北陸自動車道から日本海東北自動車道に改称。
2002年10月20日 - 聖籠新発田IC～中条IC開通。
2002年10月26日 - 岩城IC～秋田空港IC開通。
2005年 10月1日 - 日本道路公団の民営化により東日本高速道路株式会社の所管となる。
2006年 2月7日 - 荒川IC～朝日ICが新直轄区間となる。
2007年 3月30日 - 岩城料金所を廃止し秋田空港本線料金所に移設。
2007年 4月1日 - 豊栄スマートIC供用開始。
2007年9月17日 - 本荘IC～岩城IC開通と同時に一般国道7号仁賀保本荘道路の両前寺仮出入口～本荘ICが開通し、大内JCTで岩谷道路と接続。

[編集] 開通予定年度

中条IC～荒川IC - 2009年秋（トキめき新潟国体の開催に合わせる）
温海IC～鶴岡JCT - 2011年度

[編集] 交通量

2005年度（平成17年度道路交通センサスより）
平日24時間交通量（台）

新潟中央JCT～新潟亀田IC - 16,139
新潟亀田IC～新潟空港IC - 11,947
新潟空港IC～豊栄新潟東港IC - 9,743
豊栄新潟東港IC～聖籠新発田IC - 7,650
聖籠新発田IC～中条IC - 5,660

庄内空港IC～酒田IC（山形自動車道） - 3,021
酒田IC～酒田みなとIC（山形自動車道） - 1,687

岩城IC～秋田空港IC - 1,049
秋田空港IC～河辺JCT - 1,623

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

表・話・編・歴

日本の高速道路

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ネクセリア東日本・中日本エクシス・西日本高速道路サービス・ホールディングス・首都高速道路サービス・阪神高速サービス・JBハイウェイサービス
関連項目（民営化前の運営法人〈特殊法人〉など）
日本道路公団(JH)・道路施設協会・道路サービス機構 (J-SaPa) ・ハイウェイ交流センター (HELLO SQUARE) ・高速道路交流推進財団・日本高速道路保有・債務返済機構・高速道路総合技術研究所（NEXCO総研）