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江南区 (新潟市) - Wikipedia

江南区 (新潟市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

江南区
こうなんく
日章旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県 
新潟市
団体コード 15104-1
面積 75.46km²
総人口 68,538
推計人口、2008年5月1日)
人口密度 908人/km²
隣接自治体
行政区
新潟市北区東区中央区
西区南区秋葉区
阿賀野市
区の木
区の花
イメージカラー スプリンググリーン
江南区役所
所在地 〒950-0195 新潟県
新潟市江南区泉町三丁目4番5号
電話番号 025-383-1000
外部リンク 新潟市 - 江南区

江南区 (新潟市)位置図

■Templateノート 解説) 日本の市町村pj

<新潟市 <新潟市の行政区域の変遷

江南区(こうなんく)は、新潟県新潟市行政区のひとつ。旧新潟市域の南地区の一部(曽野木、両川地区)と石山地区の一部(大江山地区)、亀田地区(旧亀田町)、横越地区(旧横越町)のほぼ全域によって構成され、区役所は亀田地区(旧亀田支所)に置かれている(なお、曽野木地区のうち日本海東北自動車道北側の地域は中央区の区域、亀田地区と大江山地区のうち同道北側の地域は東区の区域、曽野木地区と両川地区のうち信濃川左岸側の地域は南区の区域、大江山地区のうち細山の一部、横越地区のうち十二前など阿賀野川右岸側の地域は北区の区域となっている)。

かつて亀田郷一帯は泥田に覆われ「地図にない湖」と形容されるほどであったが、1948年以降、栗ノ木排水機場の整備など土地改良事業が進められ、良質の乾田に一変した。信越本線亀田バイパスが通るなど交通の便にも恵まれていることから、近年は市内中心部のベッドタウンとして人口増加が著しく、他の行政区とも地理面・経済面で非常に近しい関係にある。


目次

[編集] 概要

[編集] 地理

新潟平野を流れる信濃川阿賀野川およびその支流である小阿賀野川に囲まれた地域は「亀田郷」と呼ばれる地域を形成しており、北・西・南の三方から包み込まれるような形で新潟市の他の行政区と接している。

[編集] 歴史

[編集] 政令市移行前

[編集] 政令市移行後

  • 2007年4月1日:新潟市の政令指定都市移行に伴い江南区が設置される。

[編集] 面積

[編集] 人口

[編集] イメージカラー

都市と自然が調和し、若くしなやかな木々や稲のイメージから「スプリンググリーン」。

市が2007年3月に策定した「新・新潟市総合計画」で示された区の将来像は『緑と調和した、賑わいと安らぎのあるまち』。

[編集] 経済・産業

[編集] 農業

区域は宅地・集落を除けば多くは水田で、稲作が盛んである。また亀田地区は果汁が多く大玉の「藤五郎梅」の産地として知られ、市街地南部ではウメの栽培が行われている。また横越地区南部の二本木・木津、両川地区東部の割野ではナシの栽培が盛んで、亀田・横越地区を統括する新潟みらい農業協同組合(JA新潟みらい)は二本木五丁目にナシ専用の選果場「梨の実館(ありのみかん)」を設けている。

区内の農業協同組合
  • 新潟みらい農業協同組合(亀田・横越地区)
  • 新潟市農業協同組合(曽野木・両川・大江山地区)

[編集] 漁業

両川地区の平賀には漁業協同組合があり、信濃川下流域(中之口川下流、小阿賀野川下流を含む)の内水面漁業を統括している。流域ではコイやフナ、モクズガニなどが漁獲される他、サケの養殖にも取り組んでいる。

区内の漁業協同組合
  • 信濃川漁業協同組合(平賀)

[編集] 製造業

亀田地区ではかつて「亀田縞」と呼ばれる織物が盛んに製造されていた。太い木綿糸で織られ、水と泥に強いのが特徴で、農家の作業着の生地として使われていた。明治初期までは農民の副業として織られていたが明治以降に織物業として成立、最盛期には660余りの業者が亀田縞を織っていた。戦前戦後の混乱期に衰退し一時消滅する憂き目を見たが、2005年から地区内の2社が製品化に取り組んでいる。

区内に拠点を置く主な企業
  • 亀田製菓 本社ほか(亀田工業団地三丁目、元町一丁目)米菓・菓子
  • ハセガワ化成工業 本社工場(亀田工業団地三丁目)プラスチック容器
  • 日本セロンパック 新潟工場(亀田工業団地一丁目)プラスチック容器・紙器、包材
  • 加島屋 亀田工場(亀田工業団地一丁目)海産物加工、惣菜
  • 佐文工業所 本社ほか(元町二丁目、曙町三丁目、木津工業団地)ミシン部品、精密部品等
  • 塚田牛乳 本社工場(木津工業団地)牛乳・乳製品
  • サクラパックス 新潟工場(木津工業団地)ダンボール・紙器
  • 山崎製パン 新潟工場(二本木四丁目)パン・菓子
  • 北村製作所 本社工場(両川一丁目)トラック荷台・ボディ、洗浄システム等
  • 大阪屋 本社工場(大渕)和菓子・洋菓子
  • みかづき 本部(江口)イタリアンなどファーストフード

[編集] 市街地構成

[編集] 亀田地区

区の中心市街地は亀田地区にある。亀田駅や区役所などを軸として、地区の中央部に商店街や住宅地が広がり、幹線道路沿いにも集落が続いている。

縄文時代前期に人的交流が始まったのに端を発し、以来約6,000年の歴史を有する。1693年に「亀田町」と地名を改め、翌1694年六斎市を開き、現在の亀田地区の発展の基礎が築かれた。頭書の通り、かつては旧市街を除けば広大な湿田だったが、戦後以降に乾田化が進められ、さらに亀田バイパスが開通した1970年代から地区北部の亀田中島、向陽、稲葉や地区西部の旭、西町、五月町、鵜ノ子などで住宅開発が進捗し、また亀田駅からバイパスの鵜ノ子交差点(現鵜ノ子インターチェンジ)に至る亀田大通り(県道16号)沿いでは住宅地に加えて商業地としても開発が進められた。それに伴って地区内にはロードサイド型の店舗が次々出店し、市街地が拡大した。さらに1990年代からは同交差点西側の早通地域でも本格的に開発が進捗し、住宅団地、工業団地などの整備が進められた。

旧市街中心部の亀田本町や、亀田大通り沿いの西町、旭などは区内で最も大きな商業地を形成している。古くから大型店舗も亀田地区に進出しており、かつてはイオンが五月町三丁目に「ジャスコ亀田店」、マイカルが西町三丁目に「亀田サティ食品館」を出店していたが、1990年代に相次いで閉店した。しかし2000年には同交差点東側の鵜ノ子四丁目にアピタ新潟亀田店、2007年秋には亀田工業団地北側の下早通柳田一丁目にイオン新潟南ショッピングセンターが開店し、これら大型ショッピングセンターには周辺市町からも買い物客が数多く来訪する。

[編集] 横越地区

横越地区は元々農村部であったが、国道49号の橋梁である横雲橋が1963年に木橋からトラス橋に架け換わると、同道沿線を中心に住宅開発が急速に活発化し、特に1970年代以降は人口が大幅に増加した。1994年に人口が1万人を突破し、1996年11月1日に町制を施行した。

亀田地区との旧町境である西側の横越川根町から、区役所横越出張所などがある中心部の横越中央・横越上町を中心に、地区中央部をほぼ東西に横断する国道49号とほぼ南北に縦貫する赤道、さらに地区東側を流れる阿賀野川左岸に沿うように市街地と住宅地、集落が連なり、その外周のほとんどは水田となっている。地区の外郭部には大きな集落があり、阿賀野川左岸沿いの北側には小杉、南側には沢海(そうみ)、地区南側を流れる小阿賀野川沿いには木津(きつ)、二本木の集落が形成されている。木津地内には1990年、木津工業団地が竣工し、市内外の企業が拠点を構えている。地区北部の駒込(こまごみ)、うぐいすは大江山地区の丸山、茗荷谷などに接しており、生活圏も近しい。

横越地区にもショッピングセンターがあり、2005年秋に横越中央八丁目にプラント5横越店が開店。前述のアピタ亀田店、イオン新潟南SC同様、周辺市町からの買い物客が来訪する。

[編集] 旧市域3地区

旧新潟市域3地区は、かつてはいずれも農村部。3地区とも亀田・横越同様、元々中蒲原郡に属する村であったが、1957年5月3日に新潟市に編入した。政令市移行前は、曽野木・両川は現中央区の鳥屋野地区などと同じ「南地区」、大江山は現東区の「石山地区」に属していた。

[編集] 曽野木地区

信濃川右岸側にある曽野木地区の大部分は水田で、信濃川右岸側や旧道(現県道2号、県道16号の旧区間)など幹線道路に沿って集落が続く。曽野木地区の区域は政令市移行後から、日本海東北自動車道新潟中央ジャンクション以東)を区境として南側が江南区、北側が中央区となっている。北側の地域には高美町、上沼の全域と鐘木(しゅもく)、久蔵興野、太右衛門新田の各一部などが含まれるが、政令市移行後も小中学校区の変更は行われていないため、広義にはこれら北側の地域も「曽野木地区」と定義される。

旧市域3地区の中で最も大きな市街地を形作っているが、元々の中心地はかつて曽野木村役場(現区役所曽野木連絡所)や曽野木郵便局などの官公署施設や曽野木農業協同組合本所(現JA新潟市曽野木支店)などがあった天野二、三丁目から曽川甲にかけての地域で(現在も前出の施設のほとんどがこの周辺に位置している)、その周辺の沿道には小規模な商店群が軒を連ねている。さらに1960年代後半からは曽川乙の北東側を占める水田を埋め立てて住宅開発が進められた。これが現在の曽野木一丁目にあたる「曽野木団地」である。新潟県庁が地区内の鐘木に移転する事を当て込んで開発が進められたものだが、県庁の移転計画は不確定要素が多かった上(移転地は二転三転の末、現在の新光町(中央区)に。その後市はスポーツ施設の移転計画などを立案したものの、これらも実現には至らなかった)、道路や都市基盤などのインフラ整備がなかなか進捗しなかった事から「陸の孤島」とも揶揄されたほどであった。だが、1970年代前半から新潟交通グループの主導で現在の同二丁目にあたる「曽野木ニュータウン」の開発が進められ、さらに旧本村側の天野でも住宅開発が進められると、都市基盤もそれに合わせて徐々に整備された。1980年代以降磐越自動車道、日本海東北自動車道の建設工事が進み、周辺道路の整備も進捗。現在中央区の区域となった県庁の旧移転候補地には2007年11月、新潟市民病院が移転開院した。

なお、新潟市編入以前の概要については曽野木村を参照。

[編集] 両川地区

両川地区は旧市域南西側に位置しており、西側を信濃川、南側を小阿賀野川が流れている。1901年に周辺の村が合併した際、この地理条件から「両川」と名付けられた。古くは「ふたがわ」と読んだが、後に音読みの「りょうかわ」に転訛した。両河川の合流点で、かつては河川交通でも栄えた酒屋町周辺は古くから市街地を形成しており、この酒屋町を中心に、両河川に沿う形で集落が続いている。酒屋町では毎月2と7のつく日にが開かれている。地区の大部分は水田だが、前述通り東部の割野ではナシの栽培が盛ん。主に「二十世紀」と「新興」が栽培されている。

1990年代から両川地区東部の嘉瀬・割野地内で工業団地の造成が進められ、1993年に両川工業団地が竣工。市内の主な企業が生産や物流の拠点を置いている。その一方で区内5地区の中で唯一、本格的な住宅地開発が行われていない。

[編集] 大江山地区

阿賀野川左岸側の大江山地区は、江南区内の旧農村部の中で最も古い歴史を持つといわれており、地区内を東西に横断する「山通」と呼ばれるかつての砂丘地には、縄文時代以降の遺跡が点在する。

宅地化されている亀田駅東口周辺や新潟空港IC南側の「大淵団地」などを除けば概ね農村部で、前述の山通や阿賀野川左岸、幹線道路などに沿うように集落が形成されている。1969年、地区東部の江口地内に新潟食品工業団地が竣工し、市内外の食品加工関連企業が製造・物流の拠点を置いている。また2007年5月には茗荷谷・西山地内に新潟市中央卸売市場が統合移転し、業務を開始した。それまで市内4箇所に分散していた青果市場、魚市場、生花市場、園芸市場が一箇所に集約され、現在では「新潟の台所」としての機能も担いつつある。

大江山地区西部の北山は、亀田地区東部の稲葉、亀田水道町などに接しており、生活圏は古くから亀田地区と近しい。清酒「越乃寒梅」の蔵元である石本酒造もこの北山地内にあり、宮尾登美子の小説『』のモチーフにもなった。

大江山地区も曽野木地区同様、日本海東北道を境として南北に区境があり、南側が江南区、北側が東区となっている。

[編集] その他

また住居表示は、亀田地区・横越地区については2005年の編入合併を前に宅地・集落のほとんどで施行された。両地区では編入後に新規開発された住宅地でも、比較的早い段階で施行されている(三條岡、梅見台、下早通柳田など)。その一方、旧新潟市域3地区では曽野木地区の2箇所で施行されているだけにとどまっており、両川地区・大江山地区には施行箇所はない。なお、前述した両川地区の両川工業団地の地名は「両川一丁目(~二丁目)」だが、地番は従来通りのままで町名のみを変更した「町名整理」であり、住居表示には該当しない。

[編集] 観光

[編集] 文化・芸術

  • 新潟市亀田市民会館(船戸山五丁目)
  • 新潟市亀田郷土資料館(旧亀田町役場庁舎、亀田新明町一丁目)

[編集] 運動施設

  • 新潟市亀田運動広場(亀田緑町一丁目)
    • ふれあいドーム
    • 少年野球場
  • 新潟市亀田総合体育館(アスパーク、茅野山三丁目)
  • 新潟市かわね公園多目的グラウンド(亀田工業団地一丁目)
  • 新潟市横越総合体育館(いぶき野一丁目)
  • 新潟市横越体育センター(二本木三丁目)

[編集] 公園など

  • 亀田公園
  • 舞平公園

[編集] 主な行政施設

[編集] 国の機関

[編集] 県の機関

  • 新潟県警察
    • 高速道路交通警察隊(亀田早通)
    • 江南警察署(鵜ノ子五丁目)
      • 亀田駅前交番(東船場一丁目)
      • 曽野木交番(曽野木一丁目)
      • 大江山駐在所(大淵)
      • 酒屋駐在所(酒屋町)
      • 横越駐在所(横越中央二丁目)
      • 沢海駐在所(沢海二丁目)
    江南署の所轄地域は江南区全域の他、中央区の山潟地区、東区の石山地区が含まれる。

[編集] 市の機関

  • 新潟市江南区役所(泉町三丁目)
    • 横越出張所(横越中央一丁目)
    • 曽野木連絡所(天野二丁目)
    • 両川連絡所(酒屋町)
    • 大江山連絡所(細山)
    • 亀田行政サービスコーナー(東船場一丁目、亀田駅西口・新潟市亀田駅前地域交流センター3階)
  • 新潟市消防局
    • 新潟市江南消防署(船戸山五丁目)
      • 横越出張所(いぶき野一丁目)
      • 曽野木出張所(鐘木)
  • 新潟市水道局
    • 阿賀野川浄水場(横越上町一丁目)
    • 亀田浄水場(亀田水道町二丁目、2008年2月14日を以って老朽化のため稼動停止)
    • 信濃川浄水場(祖父興野)
    区内には現在、稼働中の浄水場が2箇所ある。阿賀野川浄水場は1974年通水開始。横越・大江山地区の他、東区の竹尾配水場を介して亀田地区をはじめ、中央区東部と東区の大部分に上水道を供給している。信濃川浄水場は老朽化した鳥屋野浄水場(中央区美咲町二丁目)の代替施設として2005年に通水を開始した。県内の浄水場で初めて生物活性炭を使用した高度浄水処理を導入しており、曽野木・両川地区と中央区西部に上水道を供給している。また阿賀野川右岸側に位置する横越地区の阿賀野には、阿賀野市から上水道が供給されている。また亀田浄水場は1933年に通水を開始した、市内でも古い歴史を有する浄水場のひとつで、場内にある高架水槽は有形文化財に登録されている。亀田地区内に上水道を供給していたが老朽化のため送水系統を2008年2月14日を以って統廃合し、竹尾配水場からの送水に切り替えられた。なお、江南区の上水道は秋葉事業所の管轄下となっている。
  • 新潟市土木部
    • 新潟市東部地域土木事務所(江南区役所3階)
  • 新潟市農林水産部
    • 新潟市中央卸売市場(茗荷谷、西山)
  • 新潟市環境部
    • 新潟市亀田清掃センター(亀田)
    • 新潟市舞平清掃センター(平賀)
    • 新潟市亀田斎場(元町五丁目)
    亀田清掃センター(焼却場)の業務は合併前まで、新潟市・亀田町・横越町・黒埼町によって構成されていた新潟地区広域清掃事務組合が行っていた。1975年から運用を開始し、現焼却炉は1997年4月に稼動開始。焼却時に発生した排熱による自家発電が可能となっている。舞平清掃センター(し尿汚泥・生ごみ処理)の隣接地には舞平公園が併設されている。亀田斎場で火葬を行えるのは亀田・横越地区(北区十二前を含む)のみ。旧市域3地区の火葬事務は西区の青山斎場で行われる。

[編集] 日本郵政グループ

  • 亀田郵便局(西町一丁目)集配局・郵便事業亀田支店
    • 亀田城山郵便局(城山一丁目)
    • 亀田袋津郵便局(袋津五丁目)
    • 新潟中央卸売市場内郵便局(茗荷谷)
    • 早通簡易郵便局(亀田早通一丁目)
    • 新潟北山簡易郵便局(北山)
    • 江口簡易郵便局(江口)
  • 横越郵便局(茜ケ丘)集配局・郵便事業新潟支店横越集配センター
    • 沢海郵便局(沢海二丁目)
    • 酒屋郵便局(酒屋町)
    • 小杉簡易郵便局(小杉三丁目)
    • 木津簡易郵便局(木津三丁目)
  • (大野町郵便局)集配局
    • 曽野木郵便局(天野二丁目)
    • 曽野木団地郵便局(曽野木一丁目)
    曽野木地区の郵便物集配事務は、西区大野町(黒埼地区)の大野町郵便局が行っている。また2006年9月まで両川地区の集配事務は酒屋局で行っていたが、合理化に伴い横越局の集配地域となった。2007年8月27日、大江山地区の松山にあった大江山郵便局が、茗荷谷の新潟中央卸売市場の敷地内に移転し改称した。

[編集] 医療

区内の総合病院は下記の通り。なお2007年11月1日、曽野木地区北側の中央区鐘木に新潟市民病院が移転開院した。

  • 亀田第一病院(西町二丁目)
  • 椿田病院(大淵)

[編集] 教育機関

[編集] 高等学校

[編集] 中学校

  • 新潟市立曽野木中学校
  • 新潟市立大江山中学校
  • 新潟市立両川中学校
  • 新潟市立亀田中学校
  • 新潟市立亀田西中学校
  • 新潟市立横越中学校
  • 新潟明訓中学校

[編集] 小学校

  • 新潟市立曽野木小学校
  • 新潟市立東曽野木小学校
  • 新潟市立大淵小学校
  • 新潟市立丸山小学校
  • 新潟市立酒屋小学校
  • 新潟市立割野小学校
  • 新潟市立亀田小学校
  • 新潟市立亀田東小学校
  • 新潟市立亀田西小学校
  • 新潟市立早通小学校
  • 新潟市立横越小学校

[編集] 特別支援学校

  • 新潟県立高等養護学校


[編集] 交通

[編集] 道路

[編集] 高速道路

政令市移行の際、旧新潟市域の区割りを決定する際に区境の基準とされたのが、北陸自動車道の新潟中央IC・JCTから日本海東北自動車道の阿賀のかけはしまでの間である。区境は高速道路の北側に沿って設けられており、北側が中央区と東区(両区の境界は栗ノ木川に沿っている)、南側が江南区で、高速道路自体の登記上の所在地はすべて「江南区」となっている。

[編集] 国道

[編集] 県道

[編集] 公共交通機関

[編集] 鉄道

現在、区内で唯一の鉄道駅である亀田駅は2005年に橋上駅舎に改築された。改築を機に、駅舎東西の駅前広場にはコミュニティバス(後述)のバス停やパークアンドライド用の駐車場が設置されるなど、区内・市内の交通拠点として整備が進められている。

また1980年代後半から亀田駅と秋葉区の荻川駅のほぼ中間にあたる、亀田地区南部の城所もしくは横越地区西部の二本木(或いは両地の中間点)に新駅を設置する構想があるが、現在のところ計画は具体化していない。

[編集] バス

[編集] 路線バス

江南区内を発着する路線バスは、全て新潟交通と同社の地域子会社である新潟交通観光バスにより運行されている。また、区内の亀田工業団地には新潟交通の新潟南部営業所があり、市内路線バスの運行拠点となっている。

新潟交通の路線バスは全ての路線が新潟市中心部発着である。運行系統を大別すると、万代シテイから新潟県道1号新潟小須戸三条線を経由して曽野木・両川・新津西部・小須戸方面に至る路線、古町・新潟駅南口から市道弁天線を経由して亀田工業団地(前出の南部営業所)・亀田・大江山に至る路線、万代シテイから新潟県道3号新潟新発田村上線で東区中部を経由して大江山に至る路線、新潟県道5号新潟新津線を経由して亀田・両川・新津中心部・阿賀野市に至る路線の計4系統がある。なお、区内を経由する同社の全路線でバスカード(路線バス用)が利用できる。

だが、新潟交通は市内中心部から放射状に路線網を構築している一方、郊外間の路線網がないことから、区内各所から区役所のある亀田地区へ直接アクセスできる手段は非常に脆弱となっており、また区内には公共交通そのものが全くない地域も点在している。また旧新潟市域3地区のうち、曽野木地区と亀田地区を結ぶ公共交通手段は、政令市移行時には全くなかった。このため、区内全域においては日常の交通手段を自家用車に依存する比率が高い。

  • 新潟市中心部から小須戸線経由、曽野木・両川方面
    • 200 新潟駅前-万代シテイバスセンター前-古町-南高校前-県庁前-鳥屋野-曽野木ニュータウン
    • 201 【モーニングライナー】曽野木ニュータウン→鳥屋野→県庁前→学校町→市役所前→新潟駅前
    • 210 新潟駅前-万代シテイバスセンター前-古町-南高校前-県庁前-鳥屋野-曽川-嘉木
    • 220 新潟駅前-万代シテイバスセンター前-古町-南高校前-県庁前-鳥屋野-曽川-酒屋車庫
    • 230 新潟駅前-万代シテイバスセンター前-古町-南高校前-県庁前-鳥屋野-曽川-酒屋-子成場-小須戸神社前
  • 新潟市中心部から弁天線経由、亀田西部・曽野木・大江山方面
    • 520 古町(東堀通六番町)-西跨線橋-堀の内-新潟駅南口-弁天橋-南長潟-イオン新潟南SC-南部営業所
    • 521 古町(東堀通六番町)-西跨線橋-堀の内-新潟駅南口-弁天橋-南長潟-早通-亀田工業団地-南部営業所
    • 522 新潟駅南口-弁天橋-南長潟-イオン新潟南SC-南部営業所
    • 530 【りゅーとリンク】新潟駅南口-弁天橋-南長潟-スポーツ公園前-産業センター-新潟市民病院-曽野木ニュータウン
    • 531 【りゅーとリンク】新潟駅南口-弁天橋-南長潟-スポーツ公園前-産業センター-新潟市民病院-曽野木団地入口-曽川-大野仲町
    • 540 新潟駅南口-弁天橋-南長潟-東新潟病院-(亀田バイパス)-鵜ノ子-亀田駅前-大江山連絡所前
    • 570 市役所前-古町-万代シテイバスセンター前-東跨線橋-新潟駅南口-弁天橋-南長潟-イオン新潟南SC-南部営業所
  • 新潟市中心部から旧7号経由、大江山方面
    • 741 万代シテイバスセンター(前)-蒲原町-下木戸-大形本町-一日市-江口-大江山連絡所
    ※復路は古町(東堀通五番町)行(一部バスセンター前止まり)
  • 新潟市中心部から旧49号経由、大江山・亀田・両川方面
    • 900 万代シテイバスセンター(前)-山二ツ-亀田駅前-横越-京ヶ瀬支所前-水原
    • 901 【急行】万代シテイバスセンター(前)-(栗ノ木バイパス・亀田バイパス)-横越-京ヶ瀬支所前-水原
    • 902 【急行】万代シテイバスセンター(前)-(栗ノ木バイパス・亀田バイパス)-横越-京ヶ瀬支所前-水原-堀越-保田車庫前
    • 910 万代シテイバスセンター(前)-山二ツ-亀田駅前-横越-沢海-中新田-新津駅
    • 911 万代シテイバスセンター(前)-山二ツ-亀田駅前-横越-沢海-中新田-京ヶ瀬営業所
    • 920 万代シテイバスセンター(前)-山二ツ-亀田駅前-二本木-荻島-新津駅-秋葉区役所
    • 930 万代シテイバスセンター(前)-山二ツ-亀田駅前-早通-酒屋車庫
    • 940 万代シテイバスセンター(前)-京王団地-南長潟-イオン新潟南SC-南部営業所
    • 962 万代シテイバスセンター(前)-東明-石山駅入口南-岡山-大渕団地-大江山連絡所前
    ※復路はいずれも古町(新潟三越前)行(一部バスセンター前止まり)

[編集] コミュニティバス

江南区内では現在、2事業者がコミュニティバス(うち1事業者は乗合タクシー)を運行している。

茅野山・早通乗合バス

亀田西部の早通地区には新潟交通の南部営業所があり、新潟市中心部への公共交通の便は非常に良いものの、その一方で亀田駅など亀田中心部への交通の便は非常に悪く、両川地区から早通、亀田を経由する新潟交通の路線バスも狭隘な旧道を遠回りするなど利便性が著しく低かった。さらに、国道49・403号沿いの茅野山地区には公共交通手段が全くなく、住民は不便を強いられていた。このため地元自治会が住民組織を結成し、行政の補助を受け、タクシー会社「さくら交通」に運行を委託する形で2005年11月から「茅野山・早通乗合バス」(カナリア号)の運行を開始した。運賃は大人150円均一(3歳~小学6年生100円、3歳未満は無料)。運行開始当初は平日のみの運行だったが、2007年5月12日からは土曜・休日の運行も開始された。

  • 茅野山・早通乗合バス(カナリア号・循環)
    • 亀田駅(西口駅前)-五月町-アピタ亀田店-江南区役所-(亀田市民会館)-茅野山-アスパーク-早通三丁目-早通六丁目-亀田工業団地-アピタ亀田店-五月町-亀田駅
    ※循環ルートは時間帯により、区役所先回りと工業団地先回りの2通り。土曜・休日は減便となり、亀田駅~アピタ亀田店間に折返便が3往復運行される。なお、新潟交通と区バスの既存バス停とはバス停の位置が異なるため、利用の際は注意が必要。
  • 茅野山・早通乗合バス(新潟市 江南区)
  • 茅野山・早通乗合バス(マイタウンかめだ)
江南区区バス

さらに市及び区は政令市移行に伴い、市内各区と同様、区内各所を巡回する「区バス」を運行している。当初は新潟市民病院が現在の中央区紫竹山から、曽野木地区に程近い同区鐘木に移転する2007年秋の本格運行開始を目指していたが、新潟交通の既存路線とルートが重複する区間が多いことや、前述のカナリア号との兼ね合いもあって調整が難航し、他区に比べ計画が大幅に遅れた。区バスは中央区を除く市内7行政区で運行事業が実施されているが、江南区の区バスが正式事業化されたのは2008年4月で、7行政区で最も遅いスタートとなった。

政令市以降後に社会実験が2度実施され、まず5月7日から3ヶ月間、亀田駅および江南区役所を発着地とした横越、曽野木、両川・大江山の3ルートで前期の試験運行を行った。このうち横越、曽野木の各ルートは大人200円の全区間均一制運賃としたが、両川・大江山ルートは既存バス路線が並行するため対キロ制運賃とし、特に大江山地区内は路線バスと異なる位置(旧道沿い)にバス停を設けるなどの措置を執った(運賃については亀田駅・区役所等で乗継割引の設定あり。運行は全路線平日のみ)。期間中、利用者からは「通勤・通学に使えるよう、運行時間帯を広げてほしい」「(全路線)均一運賃にしてほしい」「集落内を遠回りせず、幹線道路を経由して目的地に速く着くようにしてほしい」などといった意見が寄せられた。また、区が8月にまとめた利用調査の結果によると、全体の収支率は6%強にとどまり、市が運行継続の目安としている30%のラインを大きく割り込んだ。両川・大江山ルートは特に利用率が低く、また他2ルートでも利用者が全くいない便が生じるなどしていた。先述の利用者の意見等も踏まえると、前期実験では区民や利用者のニーズに必ずしも応え切れていない面が露呈される結果となった。区は「厳しい結果と受け止めている」として、計画内容の再編について検討を開始した。

  • 新潟市江南区区バス・前期試験運行(2007年5月7日~8月2日)
    • 横越ルート
      • 江南区役所-亀田駅前(西口)-亀田駅東口-三條岡-うぐいす-(蔵岡)-(小杉)-横越出張所-木津-二本木
    • 曽野木ルート
      • 亀田駅前(西口)-江南区役所-亀田工業団地-下早通-丸潟-鍋潟新田-曽野木ニュータウン-曽野木連絡所
    • 両川・大江山ルート
      • 大渕-大渕団地-大江山連絡所前-丸山-亀田駅東口-亀田駅前(西口)-江南区役所-早通小学校前-両川工業団地-割野-中谷内-酒屋車庫-舞潟-曽野木連絡所

そして市民病院移転後の同年11月1日から2008年1月31日までの2ヶ月間、後期実験を実施。ダイヤ、運行ルートの見直しなどを行い、4ルート5路線が設けられた。この2回の実験で路線の採算性や既存バス路線の収支への影響を検証した上で、2008年度から本格運行を開始する予定であった。なお、運行業務は前期・後期とも新潟交通観光バス京ヶ瀬営業所が受託した。

  • 新潟市江南区区バス・後期試験運行(2007年11月1日~1月31日)
    • 横越ルート(うぐいす・小杉線)
      • 江南区役所-亀田駅前(西口)-亀田駅東口-砂岡団地-三條岡-うぐいす-蔵岡-小杉-横越出張所-プラント5
    • 同(木津・二本木線)
      • 江南区役所-亀田駅前(西口)-亀田駅東口-砂岡団地-三條岡-横越出張所-木津-二本木
    • 曽野木ルート
      • 亀田駅前(西口)-江南区役所-イオン新潟南SC-亀田下早通-鐘木鍋潟-鍋潟新田-丸潟-嘉木-曽野木連絡所-曽野木ニュータウン-新潟市民病院
    • 両川ルート
      • 亀田駅前(西口)-江南区役所-アスパーク亀田前-虫見堂-中谷内-酒屋車庫-舞潟-曽野木ニュータウン-新潟市民病院
    • 大江山ルート
      • 江南区役所-亀田駅前(西口)-亀田駅東口-丸山-茗荷谷-大江山連絡所前-細山-大渕-江口-大渕団地

後期試験においては、曽野木ルートは亀田地区と曽野木地区を連絡する唯一の公共交通手段という側面に加え、亀田駅、区役所、イオン新潟南SC、新潟市民病院などといった市全域においても拠点性の高い施設周辺を経由し、また曽野木地区から亀田駅東側に位置する高校2校への通学需要があったことなどから、期間中の1便あたりの利用者は5.5人、収支率は23.7%と、区バスを運行する市内7行政区の中でも突出した利用率を記録した。その一方で、他の3ルートの1便あたりの利用者は1人を割り込み、収支率も5%を下回るなど前期に引き続いて利用率が低迷した。このため区では同年12月14日、曽野木ルートについてのみ先行して運行業務委託業者の募集を行い、翌2008年1月16日、新潟交通観光バスを委託先に選定。1月24日の新潟市地域公共交通会議江南区分科会で同年4月1日以降の正式路線化を決定した。これに伴って曽野木ルートについては本格運行開始に向けて経路とダイヤ、途中停留所の見直しが行われ、また併せて亀田駅西口のロータリー内を発着地とすることも決まり、同年4月1日から正式事業化され、運行を開始。4月の速報値では収支率が30%を超えるなど、前述の条件もあって高い利用率を確保している。一方、他の2ルートについては正式路線化はおろか、事業そのものを継続する目途すら立たない状況となっているが、区では「沿線住民と話し合いを継続し、今後の運行計画を決めたい」としている。

  • 新潟市江南区区バス
    • 曽野木ルート
      • 亀田駅西口-江南区役所-イオン新潟南SC-亀田下早通-鐘木鍋潟-鍋潟新田-丸潟-嘉木-曽野木連絡所前-曽野木ニュータウン-新潟市民病院
      土曜・休日は全便運休

[編集] 高速バス

江南区内には高速道路上のバス停留所が2箇所ある。

両川地区の酒屋町にある磐越自動車道・酒屋バスストップは、磐越道経由の高速バスのうち県内線2路線が発着する。下り停留所(新潟方面)側にはパークアンドライド用の駐車場・駐輪場が設けられている。

  • 酒屋バスストップ
    • 新潟駅前~安田インター前~五泉~村松駅バスターミナル線
    • 新潟駅前~津川営業所~上川支所前線
      ※県外線は全便通過

また、東区との区境の西野にある日本海東北自動車道・西野バスストップは、日東道経由の高速バスが発着する。酒屋BS同様、下り停留所側(中条方面・東区側)にはパークアンドライド用の駐車場・駐輪場が設けられている。

  • 西野バスストップ
    • 県庁~中条~村上営業所線
    • 万代シテイバスセンター~小国~飯豊~山形線(Zao号
      • 山形行は乗車のみ、新潟行は降車のみ

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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