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仮面ライダー THE FIRST - Wikipedia

仮面ライダー THE FIRST

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

仮面ライダーTHE FIRST

監督 長石多可男
製作 石井徹
中曽根千治
古玉國彦
福中脩
脚本 井上敏樹
出演者 黄川田将也
高野八誠
小嶺麗奈
ウエンツ瑛士
小林涼子
宮内洋
天本英世(デジタル出演)
音楽 安川午朗
主題歌 DA PUMP 『Bright! our Future』
撮影 田中一成
編集 須永弘志
配給 東映
公開 2005年11月5日
上映時間 90分
製作国 日本
言語 日本語
次作 仮面ライダー THE NEXT
allcinema
Variety Japan
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仮面ライダー THE FIRST』(かめんライダー ザ ファースト)は仮面ライダーが登場する劇場用特撮ヒーロー映画である。2005年11月5日公開。2007年10月27日より続編『仮面ライダー THE NEXT』が公開された。

目次

[編集] 概要

テレビシリーズ第1作『仮面ライダー』とは同じ名称の仮面ライダー1号こと本郷猛と仮面ライダー2号こと一文字隼人が主人公として活躍する映画作品。ではあるが、従来のテレビシリーズの続編や番外編ではなく、石森章太郎(石ノ森章太郎)が、1作目放送当時に執筆した原作漫画をベースとして製作されている。

例えば、

  • 2人の仮面ライダーを含むショッカーの怪人は改造人間であり、自らの身体機能によって超人的な威力を発揮する。
  • 仮面ライダーは『変身!』と叫ばず、素顔の上に仮面を自分の意思で装着して「変身」する(石森漫画と同じ設定)。
  • 一文字は本郷を襲う刺客として放たれた(これも石森漫画と同じ設定)。

しかしまた一方では、

  • レッツゴー!!ライダーキックの流れるオープニング、
  • 死神博士(を思わせる人物・過去のテレビシリーズの映像を加工して用い、丸山詠二アテレコしている)の登場
  • テレビシリーズの変身ポーズをアレンジしたファイティングポーズ

等、昭和のテレビシリーズを意識した場面や設定も多く、昭和テレビ作品のリメイク的要素も含まれている。

さらに俳優小林昭二の没後、一部のファンの間では代役は誰にも不可能と言われた立花藤兵衛を、『仮面ライダーV3』で風見志郎を演じた宮内洋が熱演。仮面ライダーストロンガー以来20年ぶりに復活、古参のファンを狂喜乱舞させた。

仮面ライダーをはじめとしたキャラクターデザインや設定などは、オリジナルをベースに現代風アレンジが加えられている。監督はテレビシリーズ第1作で助監督として携わった長石多可男が担当。恋愛ドラマ的要素もあり、単なる子供向けのヒーローものではなく、大人をも意識したつくりとなっている。これに関してプロデューサーである白倉伸一郎は原作で放置されていた、本郷猛と緑川ルリ子のエピソードを補完したかったと語っていた(それを端的に言い表したのが、「仮面ライダーで冬ソナをやる」)が、この作風が王道の展開を望んでいたファンからの批判を生む要因となっており、現在も仮面ライダーファンの間で賛否両論がある作品となっている。

本作は、劇場にて単独公開された初の仮面ライダー映画であるが、東映系列の主要映画館では配給されず、公開初日に上映した劇場は20館のみである。これは、元々は『真・仮面ライダー 序章』のようにVシネマ(オリジナルビデオ)として企画・制作されていたものが、急遽劇場公開に変更されたため、十分な劇場を確保できなかったことによる。

2006年4月30日放送の『仮面ライダーカブト』には、本作で本郷猛を演じた黄川田将也がワンシーンのみゲスト出演した。服装やバイクなどは正に「本郷猛」そのものであるが、クレジットは「本郷猛」ではなく「特別出演」となっている。

なお、昭和での仮面ライダー1号と2号は「技の1号」「力の2号」と呼ばれているが、平成では戦闘スタイルが正反対になっているため「力の1号」「技の2号」となっている。また、劇中で「仮面ライダー」という言葉は使われず、変身後は「ホッパー」、または本名で呼ばれている。

また、2007年10月27日より、続編にあたる『仮面ライダー THE NEXT』が公開された。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

本郷猛は、化学者として将来を嘱望される青年だった。しかし、彼の人生は、ある日突如として現れた謎の男たちによって、大きく狂うこととなる。本郷を拉致した集団の名は、ショッカー。社会の裏に暗躍する、謎の秘密組織である。ショッカーによって改造手術と洗脳を施された本郷は、バッタの能力を持った悪の尖兵――改造人間“ホッパー”として、破壊活動を繰り返す。

しかし、それは長くは続かなかった。ふとしたことから洗脳が解け、自我を取り戻した本郷は、自分の強大な力と、犯した悪事に対して、深い自責の念を抱く。婚約者を殺した犯人と本郷を誤解し、激しい憎悪を抱く緑川あすか。本郷に出来る事は、正体を明かさないまま、“仮面の男”としてあすかを守ることだけだった。

あすかの前に一人の男が現れる。男の名は、一文字隼人。あすかに言い寄る彼の正体は、“裏切り者”ホッパーを抹殺するためにショッカーが放った、第2のホッパーであった。一文字は、本郷に向かって言い放つ。「貴様を殺し、あすかを俺のものにする」と。

愛する女のために、そして、「命」という美しいものを守るために……。2人の“仮面ライダー”の戦いが今、始まる。

[編集] 登場人物

[編集] 改造人間

本郷猛(ほんごう たけし)/仮面ライダー1号
城南大学大学院で、水の結晶の研究を行っている青年。研究を取材に来た雑誌記者・緑川あすかにほのかな想いを寄せる。類まれな頭脳を持つ故にショッカーによって改造手術を施され、改造人間・ホッパーとなるが、あることをきっかけに洗脳が解け、ショッカーを離脱。自らの力に悩みつつも、“美しいもの”を守るために戦うことを決意する。
なおショッカーの改造人間は、定期的に体の血液を交換しなければ死に至る拒絶反応(劇中では「リジェクション」という名で統一されている)が起きるが、彼だけはリジェクションが起こらない。これについてはショッカー幹部が「初の成功例・“完全なる改造人間”かもしれない」と発言しているが、劇中の描写を見る限りでは推測の域を出ておらず、真相は明らかにされていない。
一文字隼人(いちもんじ はやと)/仮面ライダ-2号
猛を抹殺するためにショッカーの放った刺客。ホッパーへと改造される前の経歴は不明だが、緑川あすかの婚約者、矢野克彦に瓜二つな風貌をしている(呼称は“2号”だが、劇中設定では本郷=1号より若干早く改造されたことになっている。この点やリジェクション反応で余命が少ないという設定は小説『仮面ライダー-誕生1971-』のハヤトの設定に似ている)。猛を抹殺するため、あすかに近づくが、彼女に惹かれる様になり、彼女をショッカーの刺客から護ったために裏切り者の烙印を押される。キザで軽薄、強引な性格だが、内に秘めた想いは誰よりも熱い男。

[編集] その他の登場人物

緑川あすか(みどりかわ あすか)
猛とは、彼の研究していた「水の結晶」取材で知り合った、週刊ABBAの女性記者。同僚の矢野克彦とは婚約者の間柄で、結婚を間近に控えていた。世間を騒がす“怪人”の取材中に克彦をショッカーに殺され、それを猛の仕業だと思い込み、彼に憎しみを抱く。
怪人について探っていたことなどから度々ショッカーに襲われ、後には改造実験体としてショッカーに連れ去られてしまう。
なお、旧作での名は「緑川ルリ子」であり、父親の緑川教授が本郷を仮面ライダーに改造したという設定である。
矢野克彦(やの かつひこ)
週刊ABBAの記者で、緑川あすかの婚約者。性格は温厚で人当たりもよいが小心者であると、瓜二つの風貌の隼人とは正反対。“怪人”の取材中にスパイダーによって殺される。
立花藤兵衛(たちばな とうべえ)
猛行きつけのオートバイショップ「立花レーシング」の主人。猛の身辺に何か変化があったことを見抜き、彼を信じて「サイクロン1号」を託す。
役を担当した宮内の演出もあってか本来の小林のキャラよりニヒルな演出となった。
三田村晴彦(みたむら はるひこ)
長期入院している少年。誰一人として自分の見舞いに来ないことから自暴自棄になり、自殺を図るまでに追い込まれていたが、美代子との出会いによって生きる意味を見出し、彼女とともに過ごすことを決意する。しかし、ショッカーからの使者であるスパイダーの誘いを受けてしまい、改造人間「コブラ」となってしまう。最後は1号と2号との連携の前に敗れ、自分が植えた美代子から貰ったのと同じ花が咲いた事に気付き、彼女に摘んだ花の一輪を飾ると、そのまま身体の限界を迎えて死亡。
原田美代子(はらだ みよこ)
晴彦の前に突然現れた、天真爛漫な少女。ボランティアと称して晴彦を外の世界に連れ出し、彼に生きる希望を与えるが、実は彼女の身体は晴彦以上の重い病に冒されていた。「病気を治す」というスパイダーの誘いに乗り、ショッカーの改造人間になる。改造後は改造人間「スネーク」として、同じく改造人間になった晴彦(コブラ)と行動を共にする。最後は1号と2号との連携の前に敗れ、死亡。

[編集] 仮面ライダー

仮面ライダー1号(ホッパー1)
本郷猛が特殊マスクを装着し、変身ベルト・タイフーンを回転させることで変身する、バッタの能力を持った改造人間。パンチ主体の重厚で真っ直ぐな戦闘スタイルが特徴的な、“力の1号”。
スーツは黒が基調でマフラーが赤、マスクは上半分がダークブルー、マスク顎部分(クラッシャー)や胸のコンバーターラング、グローブとブーツがブルーグリーンというカラーリング。ベルトは白。一文字のスーツとの形状的な差異としては、肩のプロテクターが生地の外側に付いている事、スーツの上下が分かれたセパレートになっている事が挙げられる。背面のメッシュ部分の形状も、1号と2号で異なっている。
  • 身長:187cm
  • 体重:74kg
  • パンチ力:3t 
  • キック力:10t 
  • ジャンプ力:一跳び15.30m 
  • 走力:100mを5.0秒で走る
仮面ライダー2号(ホッパー2)
一文字隼人が特殊マスクを装着し、変身ベルト・タイフーンを回転させることで変身する、バッタの能力を持った改造人間。1号とほぼ同等の戦闘能力を持つが、1号とは対照的に、キック主体の華麗で変幻自在な戦闘スタイルが特徴的な“技の2号”。
一文字の装着するスーツは、本郷のものと比べて肩のプロテクターが生地の内側に付けられ、スーツがツナギ状(本郷の様にベルトの下からスーツ上半分=ジャケットの裾が出ていない)、肩から腕と脚側面に緑のラインが入っているというディテールの違いがある。カラーリングも黒が基調でマフラーが赤なのは同じだが、コンバーターラング、グローブ、ブーツの配色はダークグリーン(コンバーターラングの形状はデザイン画では1号と異なっているが、制作上の都合から完成作品では1号と同じ形状になっている)。ベルトは赤で、背中やグローブの手の甲にショッカーのマークが入っている。マスク上半分はメタリックグリーンで、鼻にあたる部分から後頭部にかけては白く塗り分けられている。顎部分はシルバー。
  • 身長:182cm
  • 体重:71kg
  • パンチ力:3.5t 
  • キック力:10t 
  • ジャンプ力:一跳び15.00m 
  • 走力:100mを5.2秒で走る

[編集] バイク

サイクロン1号

仮面ライダー1号=本郷猛が搭乗するバイク。本郷が懇意にしていたバイクショップのオーナー・立花藤兵衛から与えられたスペシャルカスタムマシンで、立花レーシングのエンブレムが刻印されている。ベース車はホンダ・CBR1000RR。マジカルレーシング、モリワキ、PLUSμ、ブライトロジック、JB、ブリジストン、その他多くのメーカーのカスタムパーツでグレードアップされている。超高速域での安定走行を理想としたが、あまりの性能の高さに、普通の人間には扱えない怪物的バイクとなった。改造人間である本郷だからこそ操ることができるスーパーマシンなのだ。なおサイクロン号は元々レーシングマシンとしてカスタムされたバイクなので、ナンバープレートやウインカー、ミラーなどを廃しているため、劇中のように公道を走ることは出来ない。

サイクロン2号

仮面ライダー2号=一文字隼人が搭乗するバイク。劇中では入手経路は描かれなかったが、サイクロン1号と同じく立花レーシングのエンブレムが入っている。ベース車はホンダ・CB1300スーパーフォア。性能はサイクロン1号をやや上回り、馬力が強化されている。また、フロントカウルにはどういう訳か防弾性能と防火性能が付加されている(続編のTHE NEXTで明らかになる)。こちらも普通の人間には到底扱えることはできない。フロントカウルと一部のパーツ以外ベース車オリジナルのもので、配色にも手は加えられていない(サイクロンカラーではなくオリジナルカラー)。

[編集] ショッカー

"Sacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm"(直訳は“同種の血統による全体の、神聖なる支配権”)、称して"SHOCKER"。全世界を裏から支配しようとする秘密結社。改造人間を製造する技術を有し、邪魔な者全てを容赦なく抹殺する。改造の対象として選ばれた人間に「おめでとう」と言いながら花束を渡すなど、改造人間になることを名誉と考えていることを窺わせる。

[編集] ショッカー幹部

ショッカーの最上位に立つと思われる者たち。以下の3人で構成されており、巨大なモニターから改造人間たちに指示を出す。

[編集] ショッカー改造人間

首領や幹部の命令で動く怪人。彼らは皆、元は普通の人間であり、スパイダーや『NEXT』のシザーズジャガーのように、改造後も普段は普通の人間として生活している者もいるが、任務を遂行する際は、仮面を装着することにより、正体と感情を隠すことが義務付けられている。

スパイダー
旧・仮面ライダー』に登場した怪人クモ男のリメイク。蜘蛛の能力を持った改造人間。壁や木を自在に這い回り、全身から放つ糸で相手を拘束する。変身前はタクシーの運転手「山中太一」(やまなか たいち)として一般社会に溶け込んでおり、自分のタクシーには異常な愛情を注ぐ。主な任務はショッカーに敵対する者の暗殺だが、新米の改造人間であった本郷(ホッパー1)の監督や晴彦達のショッカーへの勧誘も行っていた。1号との激闘の果てにライダーキックを受け、敗れ去る。
バット
『旧・仮面ライダー』に登場した怪人コウモリ男のリメイク。蝙蝠の能力を持った改造人間。空を自由に飛び、小型のメカコウモリを操って偵察も行う。変身前はハイテンションかつエキセントリックな言動の黒マントの男。主な任務は改造人間候補者の拉致で、本郷も彼によって拉致された。最終決戦時に、1号と2号のダブルキックを受け、死亡する。
コブラ
『旧・仮面ライダー』に登場した怪人コブラ男のリメイク。コブラの能力を持った改造人間。裏切り者の抹殺が主な任務で、圧倒的な腕力と、スネークとのコンビネーションを武器にライダーを苦しめる。後頭部の触手は取り外しが可能で、主にスネークがとして使用する。その正体は三田村晴彦。なお、出渕裕が原作のコブラ男のように体格が良いイメージでデザインしたため(その時点では脚本が完成していなかった)、映像では変身前を演じるウエンツ瑛士とスーツアクターの体格差が顕著になっている。ウエンツは「自分がスーツを着るシーンでは、ベルトをきつく締めても胸があまってしまった」と語っている。
スネーク
の能力を持った女性の改造人間。柔軟な身体を生かした変幻自在の足技でライダーと戦う。コブラと組んで戦うことが多く、蛇拳を得意とする。
なお、スネークは本作に登場した怪人の中で唯一旧作のリメイクではないキャラクターである(『旧・仮面ライダー』の海蛇男が元ネタではない)。ベースになったのは石ノ森漫画版の登場キャラ・へび姫メドウサ。なお、コブラとスネークの本名も漫画版に基づくものであるその正体は原田美代子。スネークはスタントマンだけでなく、変身前を演じる小林涼子も演じており、クラシックバレエの経験からくる柔軟性を横山アクション監督に絶賛されていた。
ショッカー戦闘(斗)員
怪人たちの下に位置し、集団で動く簡易型の改造人間。常人の3倍の力を持つ。黒尽くめのスーツにガスマスクをつけている。通常の部隊の他に、モトクロスマシンに乗るオートバイ部隊、白いスーツの科学班が存在。機能が停止すると泡となって消える。「イーッ」としか喋らない。

[編集] キャスト

[編集] スタント・スーツアクター

  • ホッパー(仮面ライダー1号):前田浩
  • ホッパー(仮面ライダー2号):マーク武蔵
  • スパイダー:大橋明
  • バット:荒川真
  • コブラ:吉田瑞穂
  • スネーク:小林涼子、砂押裕美

[編集] スタッフ

  • 原作:石ノ森章太郎
  • スーパーバイサー:小野寺章(石森プロ)
  • 脚本:井上敏樹
  • 音楽:安川午朗
  • 製作:石井徹(東映ビデオ)、中曽根千治(東映)、古玉國彦(東映チャンネル)、福中脩(東映エージエンシー)
  • 企画:日達長夫(東映ビデオ)、吉田順(東映)、金子建(東映チャンネル)、松田英史(東映エージエンシー)
  • エグゼクティブプロデューサー:鈴木武幸(東映)
  • プロデューサー:加藤和夫(東映ビデオ)、矢田晃一(東映エージエンシー)、白倉伸一郎(東映)、武部直美(東映)
  • 撮影:田中一成
  • 2nd撮影:菊池亘
  • 照明:三重野聖一郎
  • 美術:和田洋
  • 録音:室薗剛
  • 編集:須永弘志
  • 助監督:谷口正行
  • キャラクターリファインデザイン:出渕裕
  • VFXスーパーバイザー:小林真吾(スタジオガラパゴス)
  • アクション監督:横山誠(AAC STUNTS)
  • 製作協力:東映東京撮影所
  • 製作:『仮面ライダー THE FIRST』製作委員会(東映ビデオ・東映・東映チャンネル・東映エージエンシー)
  • 配給:東映
  • 監督:長石多可男

[編集] 主題歌

オープニングテーマ
テレビシリーズからの流用。タイトル画面の直前にわずかに使用され、本作オリジナルのテーマ曲「MAIN THEME for THE FIRST」とクロスフェードする。
エンディングテーマ
  • 「Bright! our Future」
    • 作詞:ISSA/作曲:ISSA & YUKINARI/編曲:YUKINARI & 棚橋UNA信二/歌:DA PUMP(avex tune)
本作のための新曲。

[編集] 漫画版

特撮エース」に江川達也作で連載。下書き同然の線に加えて背景がほとんど白紙に近いという乱雑な作画、映画版とあまりにも違いすぎる構成などで、原作のファンからは大きな反発を受けた。

江川達也の友人である漫画家の島本和彦は熱烈な仮面ライダーファンとして知られ、『仮面ライダーBLACK』の外伝的作品や『仮面ライダーZO』のコミカライズも手がけた事があるが、彼がパーソナリティを務めるラジオ番組島本和彦のマンガチックにいこう!』の2006年2月11日第227回放送でこの漫画を「描きたくねえなら描くなって感じですよ」と作者のモチベーションの低さを批判した上、知人編集者のコメントを「僕がこの原稿を貰ったら机をひっくり返して受け取らないで帰ってきます」などと引用し、作者の怠慢を許した編集側も厳しく批判した。島本が彼自身の考えとして編集者を非難したと伝えられることがあるが、それは事実とは異なる。

なお、単行本は当初2006年4月に発売の予定であったが抗議が殺到し、同年10月に発売延期となった後、現在では発売日未定となっている。

[編集] 外部リンク

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