アテレコ
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アテレコとは映画やテレビドラマ等の映像作品に於いて、自身が直接演じないキャラクターに声を割り当てる必要がある場合に、声優や俳優がその声の部分だけを演じて録音する事を言う。
「アフレコ」から派生した言葉であり、映像に台詞を割り当てる事から「アテレコ」と呼ばれる様になったとされる。海外作品の日本語吹き替え(逆に日本作品の海外版化の際もある)やアニメーション作品での声の割り当て、特撮テレビドラマ作品等でスタントマンやスーツアクターが演じた部分への声の割り当て等がこれに該当する。但し、これらの作業も全てアフレコと呼ぶ場合が多く、当の関係者もアテレコと呼ぶ事は少ない。その為、アテレコは現在認知度の低い言葉と成っており、死語と化しつつある。