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『仮面ライダーアマゾン』(かめんライダーアマゾン)は、石ノ森章太郎による日本の漫画作品。
[編集] 概要
『テレビマガジン』(講談社の幼年誌)での連載作品。仕上げは、石川森彦の手によるものとなっている。
[編集] 登場人物
- 仮面ライダーアマゾン
- 大自然の中で育った野生児。ゲドンに襲われ、野生児としての育ての親も失い自身も重症を負うが、バゴーによって改造手術を受け、一命を取り留める。
- ギギの腕輪を狙い、バゴーは殺されてしまい、その最期の言葉を頼りに、高坂博士のいる日本に向かうこととなる。
- 高坂博士
- かつて、山本教授のアマゾン探索の一行に参加していた博士であり、何者かの襲撃で一向とはぐれて遭難しかかっていたところをバゴーに助けられた過去を持つ。
- アマゾンのことを山本教授の息子と気付き、アマゾンに協力するが、突然現れた獣人により殺されてしまう。
- 岡村まさひこ
- 高坂博士の甥。アマゾンが日本でできたはじめての友人。
- 立花藤兵衛
- バイクレーサー。アマゾンの乗るジャングラーなどを制作する。デザインは、漫画版『仮面ライダー』の立花藤兵衛と同じものとなっている。
- ゴルゴス
- かつてのバゴーの弟子。古代インカの秘法に目がくらみ、ゼロ大帝にそそのかされ、ガガの腕輪を持ち出す。
- 獣人と呼ばれる改造人間を使い、アマゾンの命を狙うが、失敗に終わり、アマゾンとの直接対決に敗れた後に、ゼロ大帝に処刑されてしまう。
- UFOサイボーグ
- ゼロ大帝の乗るUFO。
- ゼロ大帝
- ゲドンの首領。ゴルゴスをそそのかし、2つの腕輪を手に入れようとしていた。
- その目的は、パルチア王朝の復活であり、そのために、古代インカの秘法が必要とされていた。
- 能力は姿を全く見えなくすることのできるというカメレオンや透明人間のような能力であったが、匂いまでは消すことができず、アマゾンによって倒されてしまう。
[編集] TV版との相違点
- ゼロ大帝の能力
- 前述の通り、姿を見えなくするという能力となっている。
- 敵の組織構成
- 登場するのは、ゲドンのみであり、ゴルゴスはその幹部、ゼロ大帝はその首領となっている。
[編集] 単行本
- 仮面ライダーアマゾンEX
- 『君は仮面ライダーを見たか!?』などを同時収録。
[編集] 関連項目