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仮面ライダー剣の登場人物 - Wikipedia

仮面ライダー剣の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

仮面ライダー剣の登場人物(かめんライダーブレイドのとうじょうじんぶつ)では特撮テレビドラマ仮面ライダー剣』に登場する主要な人物について記述する。


注意以降の記述で仮面ライダー剣に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


目次

[編集] ライダーシステム適合者

本作に登場する4人のライダーの人間名にはトランプの「A」に繋がる「1」にまつわる漢字が1文字使われている(詳細は各ライダーの記述を参照)。

剣崎一真(けんざき かずま)
仮面ライダーブレイドに変身する青年。22歳(1982年生まれ)。ブレイドアーマーに最大限適合する人間としてBOARDに選定・スカウトされ、2ケ月の訓練を経て仮面ライダーブレイドとなった、シリーズ初の「仮面ライダーを職業としている主人公」である。しかし部屋を空けていた間家賃を滞納したため住んでいたアパート『氷川キャッスル』を追い出されてしまい、取材目的で接触してきた虎太郎の家に居候している。BOARD壊滅後も彼ら元BOARD職員には天王路のポケットマネーから給与振込みされていたが、かなりの安月給で貯金はほとんどない。
11歳の頃に火災で両親を亡くしており、2人を救えなかったトラウマから「人を助けたい」との強い想いを抱いており、それはそのまま剣崎がブレイドとして戦う原動力となった。明朗快活で裏表のない性格だが、不器用で頭に血が上りやすくもあって友人は少なく、虎太郎や栞が初めての友となる。一人暮らしが長かったため料理は上手いが、普段は虎太郎にまかせきりである。
最終回では、ジョーカー(相川始)を封印せずに世界を救う手段として、キングフォームを酷使する事で自らジョーカー=アンデッド化。これによりアンデッドが2体存在することとなり、バトルファイトが再開し世界のリセットは中断され、世界は滅亡から救われた。その後はアンデッドの闘争本能と戦うため、人々の前から一人姿を消していった。[1]
これは、「人外の存在となった事に苦しみながらも、平和の為に戦う」という昭和の仮面ライダーのコンセプトに通じるものがある。
相川始(あいかわ はじめ)
仮面ライダーカリスに変身する青年。自称23歳。その正体はアンデッド[2]であり、身体には緑色の血が流れている。物語開始から数ヶ月前、雪山で写真撮影中であった栗原晋をギラファアンデッドとの戦いに巻き込み致命傷を負わせてしまう。晋の死を看取った時に彼から家族の写真を手渡され、事切れる寸前に自分の命ではなく家族を想う彼の気持ちが理解できず、その後半年をかけ栗原親子の住む喫茶店『JACARANDA』へと現れ居候するようになった。
出自と身分から口数が少なくクールな性格で、他者との関わりをあまり好まず、人間を見下しているような言動も垣間見せる。しかし栗原親子や剣崎らとの交流を通して、次第に人の心を理解し天音達を愛するようになっていく。そして本来の使命とは別に天音や遙香を守るためだけにアンデッドに戦いを挑むようになり、剣崎とは深い友情で結ばれることとなった。
その正体は、ジョーカーが♥2『SPIRIT』で人間=ヒューマンアンデッドに変身した姿。封印されたヒューマンアンデッドは、スパイダーアンデッドが睦月にした事と同じようにジョーカーの精神に内側から働きかけ、結果として残忍だったジョーカーに理性と優しさが芽生えた人格が「相川始」である。始となって以来彼はジョーカーに戻る事を忌まわしく感じるようになり、アンデッドを封印したベスタの力でその本性を抑え込み、そして人間としての生活を通して次第に「ジョーカーとしての本能」を「人間の心」が上回っていった。最後にはバトルファイトの勝者となったことで世界の崩壊が開始、愛する者を守るため剣崎=ブレイドに封印される事を望んだが、剣崎が自らジョーカーとなった事で人類とともに救われる。その後は姿を消した剣崎の言葉に従い、人間達の中で生き続ける道を選択した。
橘朔也(たちばな さくや)
仮面ライダーギャレンに変身する青年。25歳(1979年生まれ)。性格は正義感が強いが他人の言動に左右されやすい。そのためピーコックアンデッドである伊坂や広瀬義人(トライアルB)に利用されてしまう。物語初期で体の不調を訴えており、本人はそれを急遽完成させたライダーシステムの弊害と思い込んでいたが、実際には橘の恐怖のビジョンが体にまで影響を及ぼしているためだった。一時期は、伊坂の副作用のあるシュルトケスナー藻で克服したが、後に恋人・小夜子を殺害され、怒りによってそれを完全に克服する。
かなりの味覚音痴らしく、剣崎達はまともに食べられなかった失敗した虎太郎の料理をこともなく平らげた。
物語終盤にバトルファイトでジョーカーが優勝してしまうことを恐れ、始を封印しようとするが、剣崎らが始を封印することを望まなかったため断念し、人間として生きる意思を見せだした始を信じることにする。その後カテゴリーKのギラファアンデッドに勝負を挑み、ボロボロになりながらも相打ちの形で勝利し封印するが、行方不明となる。実は烏丸所長に助けられており、最終回では剣崎の危機を救った。しかしギラファアンデッドとの戦いでベルトが破損してしまったため、その後はギャレンに変身することは無かった。
名前の「朔」は月の初めの日、一日(ついたち)を表している。
上城睦月(かみじょう むつき)
仮面ライダーレンゲルに変身することになってしまった高校生。17歳(1987年生まれ)。気が弱く、争いを好まない性格。そのためか、後期OPでも彼のみ浮かない顔をしている。
幼い頃に誘拐されコインロッカーに閉じ込められた過去があり[3]、暗闇が大の苦手で、そこに付け込んだスパイダーアンデッドの邪悪な意志に支配されてしまう。長い間呪縛で支配されおり、カードの数にモノを言わせ好き放題していたが、嶋と光によって解放された。
呪縛から一時的に解けた時は封印することを楽しんでいたため橘に叱られたこともあった。
シリーズにおいて仮面ライダーの家族は全く言及されない場合を除き、最初の時点で既に死んでいるか劇中で死ぬことが多いのだが、彼は両親共に健在である。
睦月」は旧暦での1月の呼び名。

[編集] 人類基盤史研究所「BOARD」メンバー

広瀬栞(ひろせ しおり)
20歳(1984年生まれ)。広瀬義人の娘でありBOARDに所属する烏丸直属の研究員。BOARD壊滅後は、剣崎とともに虎太郎の家に居候になり、アンデッドサーチャーでブレイド、ギャレンをサポートする。
美人で正義感が強いが若干ヒステリーの気があり、それが災いしてか恋愛経験がなく本人もそれをやや気にしている。ダンベルトレーニングが趣味で、作業の合間にはトレーニングを習慣づけており、その甲斐あって剣崎や虎太郎が恐れるほどの怪力を誇る(冷蔵庫を指一本で押して動かす程。)。
烏丸啓(からすま けい)
48歳(1956年生まれ)。BOARD所長。BOARDのアンデッド解放計画に最後まで反対していた一人であり、広瀬義人によってアンデッドが解放された後、天王路の命によりギャレンアーマー、ブレイドアーマーを開発した。
BOARDがローカストアンデッドに壊滅させられた際は、ライダーシステムの謎を聞き出そうとしたギャレンによって救い出されたが、伊坂(ピーコックアンデッド)にマインドコントロールされレンゲルクロスを開発してしまう。その一幕もあり、謎の解明と再び利用されることを回避する目的で、アンデッドが封印されたラウズカードが隠されていたボードストーンを探るため、チベットへと渡った。その後も剣崎や橘をサポートすべくシステムの研究を続け、チベットで交流を持った嶋(タランチュラアンデッド)に剣崎へラウズアブゾーバーを渡すよう託した(ギャレン用のラウズアブソーバーは後に橘に送っている)。
後に天王路に用済みと判断され、彼の刺客に追われる身となったが、ジョーカーが勝ち残り人類滅亡の危機に立たされている時期になんとか帰国。最後には4人のライダーが封印したラウズカード(ハートの2以外)を預かる。
劇場版では、アルビノジョーカーの手により事故死する。
桐生豪(きりゅう ごう)
元BOARD職員。橘以前のギャレンアーマーの適格者だったが、実験中の事故で右腕を失ったため橘にギャレンを託して辞職した。その後は、仮面ライダーへの執着心から歪んだ正義感を持つようになり、電流を放つ義手を右腕に着けて犯罪者を殺す私刑を繰り返していた。
小夜子を死なせてしまったことで戦意を喪失した橘を激励するよう烏丸に頼まれたが、歪んでしまった心から橘への嫉妬心が爆発しこれを拒否。そしてその心の闇をスパイダーアンデッドに魅入られ、一時的にレンゲルクロスの適合者として選ばれてしまう。そして邪悪な意志に操られ解放したアンデッドを操り殺戮を繰り返した後、橘にライダーとして戦いを挑んだが、敗北。その際変身が解け、レンゲルバックルを取り返した睦月が操るアンデッドらによって致命傷を負わされる。最期は自責の念にとらわれる橘に「もっと馬鹿になれ」と遺言を残し、死亡。
広瀬義人(ひろせ よしと)
元BOARD研究員。広瀬栞の父親であり、烏丸とともにBOARDの中心人物だった。不治の病に蝕まれた妻・小百合を救うためにアンデッドの持つ永遠の命を解明しようと願っており、3年前に小百合が死亡したことをキッカケに封印されていたアンデッドのほとんどを解放、現代におけるバトルファイトを開始させてしまった張本人。
その後周囲には天王路により死亡が伝えられていたが、実際は彼の下でアンデッドの研究を続行、独自に改造実験体を製作。橘を味方に引き込み剣崎のライダーへの変身によるアンデッド化を阻止するため、改造実験体に剣崎の捕獲を指示する。彼の真の目的は、封印できない改造実験体を差し向けることでブレイドをキングフォームに変身し続けるよう仕向け、それにより剣崎をジョーカー化させてその細胞を採取することで、永遠の命の謎を解明することであった。実は広瀬義人本人は、アンデッド解放時の事故の後遺症で既に死亡しており、現在広瀬義人として活動しているのは、死に行く自分に代わって愛娘・栞を守らせるために開発された、彼の記憶を移植した改造実験体・トライアルBだった。しかしトライアルBとして完成した後に天王路に記憶データを改竄され、彼の目的のためにアンデッドを研究させられていた。最後には本当の記憶を取り戻し、トライアルGから栞を庇って絶命する。ちなみにトライアルBのモデルはゲルショッカー首領。彼以外にもトライアルシリーズの殆どは昭和ライダーの悪の幹部がモチーフとなっている。
天王路博史(てんのうじ ひろし)
元BOARD理事長で、BOARDの創設者。アンデッド解放事件の後は、責任を取る形で表向きはBOARDから脱退していた。凄まじい財力と権力を持つ人物で、「彼を調べようとした人は殺される」という言葉まで敷衍した。“統制者”の意志を介する黒い石版・モノリスを所有している。
3年前に始まった現代のバトルファイトを影で支配していた黒幕たる存在。その真の目的は、バトルファイトを現代に再開し、自らを究極のアンデッドへと変える事で参加・勝利し“万能の力”を獲得、それにより全人類を消滅させて自分に従う新しい人類を創り、世界を支配する事であった。BOARD職員の誰かがアンデッドを解放してしまう事も計算のうちであり、事が起こった後は広瀬義人の記憶を受け継いだトライアルBの記憶データを改竄させて自らの手駒として操り、着々と計画の準備を進めていた。改造実験体が戦力として操作できる段階にまで進んだところで、ついに表舞台にて計画を開始。既に大半のアンデッドを封印して用済みになりつつあった仮面ライダーの抹殺を図り、ティターンを送り込む。そして研究の集大成として完成させたケルベロスを具現化・封印させ、左腕を改造したカードリーダーによってケルベロスⅡへと変身する事に成功。しかし仮面ライダー達の前に敗れ去り、最期はギラファアンデッドにより斬殺された。

[編集] 一般人

白井虎太郎(しらい こたろう)
23歳(1981年生まれ)。ノンフィクションライターを目指す青年。独自に仮面ライダーについて調べ上げ、剣崎と出会う。BOARD壊滅後、取材を条件に剣崎と栞を自分の家に居候させる。お人好しな性格で、第一目的は本を出すことだったがバトルファイトを深く知るにつれ、ルポそっちのけでライダーのサポートに力を尽くす。
大好物は牛乳で、「ミルク姫」という銘柄の牛乳を大量にストックし、愛飲している。ただし落ち込むと牛乳以外の飲み物(お茶など)を飲む。
居候させたはずの栞には部屋を立入禁止にされてしまう上に、彼女曰く「料理が唯一のとりえ」と多少頼りない。ハカランダに居候する始と姪の天音の関係を気にしていたが、紆余曲折の末、最終的には始を強く信頼するようになった。
栗原遥香(くりはら はるか)
虎太郎の実の姉。喫茶店ハカランダを営んでいる。
栗原天音(くりはら あまね)
9歳(1994年生まれ)。13話で10歳の誕生日を迎える。遥香の娘で虎太郎の姪(本編で誕生日の描写があったのは彼女だけ。)。始に対して憧れを抱いている。
虎太郎に対してはやや小馬鹿にした態度で接し、名前も呼び捨てである。また、彼女と遥香の存在が始の戦う理由そのものである。
深沢小夜子(ふかさわ さよこ)
25歳(1979年生まれ)。橘と大学の同級生で開業医。橘の恋人に近い存在であり、橘が恐怖心に侵されていた時、彼女の病院が安らかに眠れる場所となっていた。しかしその後の彼の変貌に疑念を持ち、独自に調査に乗り出すが、深入りしすぎたために伊坂に邪魔者とされ殺害されてしまう。橘との平穏な暮らしを夢見ていたが、橘はそれに気付かなかった。皮肉にも彼女の死が橘の恐怖心を克服させる事となる。
山中望美(やまなか のぞみ)
17歳(1987年生まれ)。睦月の幼馴染みであり、彼と同じ高校に通う同級生でもある。テニス部所属。変わっていく睦月を心配していた。後に睦月が仮面ライダーと知るが、変わる事なく睦月を慕い、「睦月の応援団長になる」と言って健気に応援した。またスパイダーアンデッドに翻弄されていた頃の彼をあと一歩のところで自我に繋ぎとめていた存在であった。
栗原晋(くりはら しん)
探検家で写真家である天音の父。TVシリーズでは、雪山での撮影中にカリス(ジョーカー)とギラファアンデッドの戦いに巻き込まれ致命傷を負う。相川始となったジョーカーに天音と遥香の事を託し死亡。その半年後、始は彼から渡された写真を手にハカランダを訪れる。
劇場版では、太古の封印を解いた人物。
ヒューマンアンデッド
相川始の身体の本来の人格である、人類の祖たるアンデッド。かつてのバトルファイトに勝利し、地球の支配権をヒトに与えたアンデッドでもある。テレパシーで会話する。ジョーカーと遭遇した際、抵抗をせずあえて自らカードの中に封印された。ジョーカーは、彼を封印したカードをラウズする事で相川始となっていた。ジョーカーが自らの力を制御できず気を失った際に覚醒し、剣崎達に古のバトルファイトの真実を語るが、かつてのバトルファイトに勝利した際、何を望んだのかは答えず再び眠りについた。
他のアンデッドとは異なり、普通の人間の姿をしている。服装は上半身裸に首飾りやシルバーアクセサリーを付け、ジーンズを穿いている。
更に、ヒューマンアンデッドの身長は彼を演じている森本と同じ173cmでアンデッドとしては非常に小柄(他は200cm以上)。

[編集] 上級アンデッド

トランプにおける絵札に相当する、カテゴリーJ(ジャック)、カテゴリーQ(クィーン)、カテゴリーK(キング)に属する12体のアンデッド。強大な力を持ち、知能が高く人語を解し、人間に化身する能力を持っている。人間の姿のままでも特殊な能力を発揮することが可能。

[編集] カテゴリーJ

高原(たかはら)
スペードスートのカテゴリーJ・イーグルアンデッドが化身した姿。眼鏡とスーツを着こなす知的な青年。この姿でも空中を自在に浮遊し、羽手裏剣を発生させる能力を持つ。穏やかで威風堂々とした性格で、無益な殺生は控え、人間よりも格下の存在と化した他の生物のことを心配する等、利己的な印象のある他のアンデッドとは違った雰囲気を漂わせる。会話の際は親しい相手以外には敬語を心がけている。動物に関しての蘊蓄を持っており、それをよく他人に自慢したがる。
マンティスアンデッド=カリスとは好敵手で、一万年前のバトルロワイアルで最期まで勝ち残った際に「最後の戦いをしよう」と約束を交わしていた。しかし、カリスが自分のことを覚えていないことを不審に思い、彼の正体を探っている神丘を誘拐し始を誘き出す。ハートのA(つまりカリスが封印されているカード)を始から奪い取り、ブレイド達を苦戦させるが最後はブレイドに倒され、一度は人間体に戻るが、人間とアンデッドは戦う運命だと告げ、ブレイドに封印される。
イーグルアンデッド
の祖である不死生物。両腕の鍵爪を武器とし、高速飛行と驚異的な動態視力によって敵を襲撃する。また無数の羽手裏剣で遠距離戦にも対応可能。
モチーフは『仮面ライダー』のギルガラス。ネタとして、左上腕部にショッカーのベルトと全く同じデザインの腕輪をはめている。
新名(しんめい)
ハートスートのカテゴリーJ・ウルフアンデッドが化身した姿。この姿でもウルフヴィールス(後述)を使用することは可能なようで、本性を現した時には爪が黒く変色し鋭利になっていた。傲岸不遜かつ殺戮好きな性格で、人間を虫けら扱いして見下している。バトルファイトに勝ち残ることを強く意識しており、使命を果たすためならば手段は選ばない。
他のアンデッドを効率よく始末するために、自らをBOARDの生き残りと称して「アンデッドハンター」を組織しリーダーとなる。更に彼らから回収していたバイク・ブラックファングの開発のため剣崎と橘を騙して巧みに近づき、2人のバイクのデータを組み込み完成させる。そしてハンターのメンバーを皆殺しにした後ヴィールスを流し込んで、自分専用のスーパーマシンへと変質させた。ブラックファングを強奪した後、山口辰也の参戦するレースが開催されているサーキットに逃げ込み、山口の走りを目撃した剣崎と橘はウルフ攻略のヒントを其処から見つけ出し、追いついてギャレンがブラックファングを破壊。最後はブレイドに封印された。後に始によってプライムベスタと化す。
ウルフアンデッド
オオカミの祖である不死生物。全身から縦横無尽に生えた突起で敵を切り裂く。また爪と牙には生物・無機物を自らを補う道具として変質させるウイルス・ウルフヴィールスを蓄えており、これにより人間を狼人間・ワーウルフに変質させ操る。
伊坂(いさか)
ダイヤスートのカテゴリーJ・ピーコックアンデッドが化身した姿。ライダー達が初めて遭遇した上級アンデッド。この姿でも空中を自在に浮遊し、掌から火炎弾を放つ能力を持つ。頭こそ切れるが自信過剰で高慢な性格。
強力なマインドコントロール能力で大勢の人間を研究員や私兵として使い、巨大研究機関を結成してライダーシステムを分析させ、そのデータを下に「究極のライダーシステム」を開発していた。戦いへの恐怖心に心を蝕まれつつあった橘に目をつけ、独自に手に入れたシュルトケスナー藻の溶液で闘争本能を高め自らの手駒に仕立てる。そしてカテゴリーAであるスパイダーアンデッドを封印させることに成功し、マインドコントロールした烏丸にレンゲルクロスを製作させた。橘の解放を願って伊坂自身の正体に迫った小夜子を殺害。復讐心に燃え恐怖心を克服したギャレンに敗北、一度は人間体に戻るが、悔しがりながら怪人体に戻り、封印された。
ピーコックアンデッド
孔雀の祖である不死生物。可燃性の呼気による火炎弾と、無数の羽手裏剣・アイダートによる遠距離戦で敵を襲撃する。また巨大剣・スウォーザーによる剣術も得意とする。
大地(だいち)
クラブスートのカテゴリーJ・エレファントアンデッドが化身した姿。圧倒的な戦闘能力に用心深さを兼ね備えており、相手の実力を見極め確実に勝てるという確証が得られるまで戦わないというポリシーを持つ。他のアンデッドもその強さを知っており正面から戦いを挑もうとはせず、カリス以外は戦いを避けようとする者が殆どであった。強力なシールドバリヤーを人間体のままでも発生させることが可能。
他のアンデッドやライダー達によって十分な潰し合いが行われた上で戦いに乗り出して自分が勝利をさらう、という戦略を立てていた為に、高見の見物を決め込んでいた。度重なるライダー達との戦闘シミュレーションの結果、「100%勝てる」という確証を得た為に戦いを挑み、4ライダーを圧倒するが、ブレイドジャックフォームに敗れ、封印された。ケルベロスとの戦いでレンゲルに共闘者として解放されるが、大地に化身することなくケルベロスに再封印された。
エレファントアンデッド
ゾウの祖である不死生物。仮面ライダーをも上回るパワーを誇り、専用のハンマー・アースクェークや右手に備えた鉄球・アイアンボム等の多彩な武器を使いこなす。またシールドバリアを発生させ敵の攻撃を防御する。

[編集] カテゴリーQ

矢沢(やざわ)
スペードスートのカテゴリーQ・カプリコーンアンデッドの人間体。奇矯で短絡的な性格。ウルフやピーコック同様自意識過剰で人間を嘗めている。「フォオウ!」と雄叫びを上げる奇行をとることもあった[4]。カテゴリーQで唯一男性に変化するアンデッドでもある。人間体では口から放つ光弾を武器として用いる。また、矢沢の姿でも、センチピードアンデッドを一捻りした。オーキッドと組んで剣崎と虎太郎を襲うが、カリスが乱入して虎太郎が解放されたことで形勢が逆転。ブレイドに倒され、封印された。
カプリコーンアンデッド
ヤギの祖である上級アンデッド。ブーメランが武器。
吉永みゆき(よしなが みゆき)
ハートスートのカテゴリーQ・オーキッドアンデッドの人間体。清純なイメージとは裏腹に卑劣で自惚れが強い。頭が切れ、その知略の巧みさからか同類からも畏怖の視線で見られる。タッグを組んだり他のアンデッドを利用したりする戦法が得意。
女子大生を名乗り虎太郎に近づき、虎太郎たちが目を離した隙に、栞が使うPCに妨害工作を施した。カプリコーンと組んで剣崎と虎太郎を襲った後(その際、カプリコーンを裏切って見捨てた)、イーグルをカリスに嗾けさせたりカリスとエレファントの戦いに乗じたりして漁夫の利を得ようとしていた。エレファントに策を見抜かれて散々痛めつけられるが、虎太郎に介抱されて人間の優しさに触れる。だがその後弱った体で単身カリスに戦いを挑み、封印された。
オーキッドアンデッド
の祖である上級アンデッド。
「UNDEAD GREEN BLOOD」に没デザインが記載されている。
あずみ
ダイヤスートのカテゴリーQ・サーペントアンデッドの人間体。笑い上戸で甲高い声で嗤う癖がある。
トータスアンデッドを引き連れ始ことジョーカーの記憶喪失につけ込んでその封印を目論むが、三上了(始と瓜二つの人間)に熱した鯛焼き用鉄板で顔面を殴られたうえ、記憶を取り戻した始(カリス)によりとどめを刺され封印された。その後、橘によって、プライムベスタ化される。
サーペントアンデッド
ウミヘビの祖である上級アンデッド。水中戦が得意。
城 光(じょう ひかる)
クラブスートのカテゴリーQ・タイガーアンデッドの人間体で、誇り高き女戦士。責任感が強く実直で、正々堂々とした戦いを好み、無駄な殺生もしない。また、カードの数にモノを言わせる睦月の戦法を「最低」と非難した事がある。格闘能力が高く、テコンドーの足技で睦月を圧倒したこともある。
当初はバトルファイト(本人は自らの種を繁栄させる為の聖戦と捉えていた)での勝利を目指すが、現在のバトルファイトが人間である天王路によって仕組まれたものであったことを知らされ、突きつけられたその事実にショックを受け激しく絶望する。
聖戦を穢す異端者として一時はライダー達に激しい嫌悪感を示したものの、睦月や睦月を想う望美の心に触れることでその心境に変化が生まれ、優しさや穏やかさが芽生える。最終的にはあえて戦いを挑み自らが封印されることにより、スパイダーアンデッドに侵された睦月を救おうとした(その際、一度人間体に戻っている。)。そして、彼女と嶋 昇(タランチュラアンデッド)の力を借り、睦月はスパイダーアンデッドの呪縛から漸く解放された。
タイガーアンデッド
トラの祖である上級アンデッド。右手の鉤爪が武器で目は暗視ゴーグルにもなる。

[編集] カテゴリーK

キング
スペードスートのカテゴリーK・コーカサスビートルアンデッドが化身した少年。偽名を使わず「一番強い存在」として〝キング〟と自称。化身した状態でも強力な念動力の使用に加え、ソリッドシールドを出現させることも可能。 幼稚かつ残忍な性格で、携帯電話で他人が苦しみ悲しむ姿を撮影し、自らのホームページにアップロードするという趣味を持つ。アンデッドとしての使命にも人間にも興味を示しておらず、バトルファイトやこの世界全てをメチャクチャにしたいと願っている。
スカラベアンデッドを操り暗躍する中、レンゲルの画像をアップした事で剣崎らと接触。そしてバトルファイトの混乱を招くためにジョーカーの暴走を企み、始からカードを強奪する。ブレイドのラウズカードを全て奪い取り窮地に陥れたが、ブレイラウザーで止めを刺され、自分に支配されないようにと捨て台詞を残し封印されていった。
コーカサスビートルアンデッド
コーカサスオオカブトムシの祖である上級アンデッド。体色が黒がメインの他のアンデッドと違い、純金に近い体色をしている。オールオーバーという破壊剣と、150tの攻撃にも耐えられるソリッドシールドという盾が武器。
金居(かない)
ダイヤスートのカテゴリーK・ギラファアンデッドが化身した姿。人間を憎悪すると同時に見下しており、自惚れも強い。だがその反面、砂糖水が好きだったり、お金の持ち合わせがなくハカランダのコーヒーを飲み逃げしてしまうと言う抜けた一面もある。早くからバトルファイトの矛盾に気づいて内幕を探っており、天王路へと行き着いた。バトルファイトが天王路の思惑によって仕組まれたものだということを知り、ライダーたちを利用して天王路の変身したケルベロスIIを撃破させ殺害。どんなアンデッドをも吸収してしまうケルベロスのカードを用いてジョーカーを封印し最後の勝者になろうと目論んだが、始の心を信じたギャレンが道連れの覚悟により崖から飛び込まれ、封印された。封印前に一度人間体に戻っている。
『金居』の文字を一文字にすると『鋸(のこぎり)』になる。
ギラファアンデッド
ギラファノコギリクワガタの祖である上級アンデッド。コーカサスビートルと同様、体色が純金に近い。ヘルター・スケルターと言う名前の2つの剣が武器。バリアも使用できる。また、体中についているクワガタの牙は、手榴弾として使用することも可能。
嶋 昇(しま のぼる)
クラブスートのカテゴリーK・タランチュラアンデッドが化身した姿。風を感じることによって、遠くで起きている出来事を察知したり、人の記憶の一部を取り除いたり、読み取った人間の心の声を風に乗せて他人に聞かせたりという能力を持つ。種の保存の本能による闘争心が生まれつき薄いため、平和を愛し傷つけあう事を好まない優しい性格であり、カテゴリーKでは唯一の非戦派。ナチュラルという名の小鳥と、自らの分身である大量の小蜘蛛を飼っている。
解放後は戦いを避けるためかチベットへと舞い戻ったが、戦いを止めるために自ら進んで烏丸に協力することを選択。チベットに渡った烏丸からラウズアブゾーバーを預かって来日して来た。剣崎には彼の精神的成長を促すアドバイスも行い、彼らの信頼を獲得した。
スパイダーアンデッドから睦月を解放するため、剣崎らの制止を振り切ってあえて自らレンゲルに封印された(その際、一度人間体に戻っている)。スパイダーアンデッドの意志の増長によりなかなか睦月を解放できなかったが、後に彼がカテゴリーQである光=タイガーアンデッドを封印したことで力を発揮。スパイダーアンデッドと睦月を分離させた後に睦月と融合して自らの力を貸し、睦月の心を勝利へと導き、光と共に睦月を救った。
劇場版にも登場したが、アルビノジョーカーに操られた結果凶暴になっている。
タランチュラアンデッド
タランチュラの祖である上級アンデッド。戦闘能力は極めて高く、粘着ネットと右手の爪が武器。


  • なおハートスートのカテゴリーK・パラドキサアンデッドは劇中において、既に封印されたカードの状態で登場したため人間体及びアンデット体は未登場。

[編集] 劇場版のみの登場人物

仮面ライダー剣 MISSING ACE#登場人物・キャストを参照


以上で仮面ライダー剣に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 脚注

  1. ^ 最終回放映後、剣崎の行方を巡って各方面で盛んな議論が行われていたが、剣崎を演じた椿隆之は、DVD最終巻のインタビューで「剣崎はその後カモメになったとか、アメリカに渡ったとか色々言われていましたが、剣崎はアメリカに行きました」と語っている。なお椿は、雑誌『東映ヒーローMAX』12号の出演者座談会において、監督陣の一人である長石多可男が渡米説を主張している事を紹介しており、インタビューでの発言もこの長石のコメントを理由にしたものと思われる。
  2. ^ 演じた森本亮治は「人外の存在」であることを示すため、役作りの一環としてまばたきをせずギョロ目にしており、「最初の数話位までは、目が充血して仕方が無かった」と述べている。また変身時は声にもエフェクトが掛けられており、不気味な雰囲気を演出している。当初は彼とアンデッド同士の会話もオリジナルの言語(始の場合「このカバチたれー!」「ドアホ!」等、演ずる森本に関西弁罵声を喋ってもらい、それにエフェクトをかけたものを使用)を介して会話描写がされていた。
  3. ^ 「自分は闇から生まれた」と登場初期に望美に言っていたり、コインロッカーの中での経験を異常に怖がる描写から、「最初はコインロッカーベビーとして設定されていたのではないか」との説がある。
  4. ^ 元ネタはレイザーラモンHG。これは演じる是近がHGと同じ事務所であり、当時無名だったHGのネタをそのまま使ったのだと後に明かしている。


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