ふるさと紀行
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ふるさと紀行は、東海テレビ放送制作の紀行番組。2004年4月より地上デジタル放送ではハイビジョン放送開始(テレビ西日本の地上デジタル放送を除く。詳しくは下記参照)。2007年9月30日の放送をもって番組は終了した。
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[編集] 放送時間
[編集] 東海テレビでの放送時間
- 1963年4月~?:不明
- ?~1973年9月:毎週水曜日22:45~23:00
- 1973年10月~?:毎週日曜日11:30~11:45
- ?~?:毎週土曜日11:30~11:45(素人民謡名人戦の後に放送されていた時期もあった。)
- ?~2006年3月26日:毎週日曜日7:15~7:30(晴れたらイイねッ!Let'sコミミ隊が他のフジテレビ同時ネット地域よりも15分の先行放送(6:45~7:15)であった。)
- 2006年4月2日~2007年9月30日:毎週日曜日6:45~7:00
[編集] フジテレビでの放送時間
[編集] 番組概要
この番組は1963年5月に始まって以来40年来の歴史を誇っており、毎年1年間(4月~翌年3月)を1つのテーマでそれに沿った日本の原風景を東海テレビアナウンサーの語りと映像で紹介していた。
2004年3月までは関西テレビ、フジテレビなど三大都市圏及び一部のFNS加盟局にネットしていたが、2004年4月からは東海テレビと石川テレビ、福井テレビのみでの放送となり、その後2006年4月よりテレビ西日本で、2007年4月よりKBS京都でも放映が開始された(ただし、テレビ西日本は1年遅れ、KBS京都は1ヶ月遅れの内容で放映されていた)。
また上述の通り2004年分からはハイビジョン製作であるが、テレビ西日本のみ地上デジタル放送でも標準画質のSD放送で放映されていた。これは、テレビ西日本が地上デジタル放送を開始したのが2006年7月とまだ日が浅いため、ネット開始当時はテレビ西日本にハイビジョン設備といえるものがほとんどなく、VTR録画の際に東海テレビからは従来のSD放送しか受信できなかったためである。
提供スポンサーは開始当初から名鉄グループ一社提供だったが、2006年3月を最後に当番組のスポンサーから撤退(同年4月から放送の「夢のちから」へ提供枠を移動)し、放送終了時には愛知県田原市の田原市観光協会が提供していた。
[編集] 製作協力
- 作品によって中日映画社(中日新聞社子会社)と東海テレビプロダクション(東海テレビの番組制作を請け負う関連会社)が交代で製作している。
[編集] 番組の終焉
番組の終焉はスポンサーの名鉄グループが降板したことから始まった。名鉄グループ降板以降も当番組のマンネリ化が否めなかった。このことから東海テレビが番組としての使命を終わったと感じた為、1963年4月から始まった長寿紀行番組は2007年9月で終了し44年半の歴史に幕を閉じた。
[編集] ナレーター
[編集] 特記
- 地方局では過去の番組を放送番組センター配給のクレジット付で再放映している。