福島県立白河高等学校
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過去の名称 | 福島県立白河中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福島県 |
設立年月日 | 1949年4月1日 |
創立記念日 | 1923年5月9日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
設置学科 | 普通科 理数科 |
所在地 | 〒961-0851 |
福島県白河市南登町54 | |
電話番号 | 0248-24-1117 |
FAX番号 | 0248-24-2778 |
外部リンク | 公式サイト |
福島県立白河高等学校(ふくしまけんりつしらかわこうとうがっこう)は福島県白河市南登町にある県立高等学校。通称は「白高(はっこう)」。
目次 |
[編集] 概要
1922年(大正11年)設置の旧制白河中学校を前身とする県内有数の進学校。普通科と理数科を有する。1997年(平成9年)にそれまでの男子校から男女共学の高校となった。県南の中心都市である白河市を中心に西白河郡、東白川郡、石川郡、岩瀬郡の一部から生徒が集まり、栃木県から越境入学してくる生徒もいる。
[編集] 沿革
- 1922年 - 福島県立白河中学校として開校。
- 1923年9月11日 - 授業開始。
- 1948年4月1日 - 学制改革により福島県立白河高等学校と改称、福島県白河商業学校県移管本校に合併。
- 1960年 - 県立白河第二高等学校本校に移転。
- 1970年 - 理数科(定員45名)設置される。普通科1学級減。
- 1972年 - 矢吹分校、白農工高校より白河高校へ移管となる。
- 1976年 -昭和51年度募集定員の改正により、商業科募集停止、普通科1学級増となり普通科7学級(315名)、理数科1学級(40名)、合計355名、生徒定員1,065名となる。
- 1977年 - 矢吹分校、福島県立矢吹高等学校(現福島県立光南高等学校)として独立する。
- 1994年 - 平成6年度募集定員の改正により、普通科1学級増となり、普通科8学級(344名)、理数科1学級(40名)となる。
- 1997年 - 新入生より男女共学となる。
- 2007年5月26日 - PTA臨時総会において、PTA解散が決議される。
- 2007年11月16日 -日本史や情報など必履修科目の一部を未履修のまま2006年度の3年生全員が卒業していたことが発覚した。
[編集] 教育課程
[編集] 校歌・応援歌
校歌は白中第2代校長の工藤正勝作詞、東京音楽学校教授の岡野貞一作曲。 校歌のほか白高応援団歌、花や一時、真萩ヶ浦は卒業後もOB会などで歌われる場合が多い。また、創立から校歌が一度も変わっていない高校は福島県内では珍しい。
- 校歌
- 白高応援団歌
- 花や一時
- 真萩ヶ浦
- 吹く風薫る
- 凱歌
- 競技部の歌
- 野球部の歌
[編集] 福島県立白河高等学校校歌
1,西秀麗の那須の峰
神の息吹か大空に
冲る煙の荘厳しく
北阿武隈の水の色
清き歴史の跡とめて
流風薫る小峰城
2,見よ県南の一聖地
文武に競う多士が意気
扶揺の風を起すべき
その剛健の気を負いて
翳す進取の旗の手に
指すや理想の星の影
3,春乾坤に回りては
花の波立つ関の湖
秋八紘を彩れば
風も文ある小鹿山
嗚呼蛟竜の伏す処
茲に五彩の雲ぞ湧く
4,さらば我友奮わずや
意気に高鳴る青春の
熱き血潮を注ぐべき
時運の流れ早うして
経世の任は重かるを
来れ雄飛の雲呼ばん
[編集] 白河高校数え歌
一、 一つとせ一人息子を白高へ あげた親父の恵比寿顔 そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
二、 二つとせ二人寄り添う小峰城 月もおぼろの春霞 そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
三、 三つとせ道行く娘の胸わかす 白河高校そりゃもてる そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
四、 四つとせ嫁にやるなら白高生 すえは社長か重役か そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
五、 五つとせいきな蛇腹は伊達じゃない 魔除け虫除け女寄せ そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
六、 六つとせ無理を言うなら今のうち 金をおくれと親泣かせ そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
七、 七つとせ泣きの涙で頑張って 明日の試験は一夜づけ そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
八、 八つとせやれば出来るのモットーで 今日の試験もカンニング そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
九、 九つとせこれが最後の頑張りと 卒業レポート丸写し そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
十、 十とせとうと白高卒業し はれてあの娘と新家庭 そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
おわりとせ 尾張名古屋は城でもつ 白河高校俺でもつ そいつぁ剛気だね そいつぁ剛気だね
[編集] 学校行事
[編集] 学園祭
学園祭は登龍祭と呼ばれ、白河旭高校、白河実業高校との持ち回りで3年に1度開催される。出店などの一般公開やクラスごとのステージ発表に加え、白河市内を練り歩く仮装行列が目玉になっている。
[編集] 部活動
クイズ研究会は近年、全国高等学校クイズ選手権で福島県代表として全国大会に数回出場。2004年(平成16年)には全国ベスト4進出。
[編集] 進学実績
- 国公立大学
東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、岩手大学、山形大学、福島大学、筑波大学、茨城大学、宇都宮大学、埼玉大学、千葉大学、一橋大学、東京工業大学, 東京外国語大学、東京学芸大学、お茶の水女子大学、横浜国立大学、新潟大学、福島県立医科大学、首都大学東京など。
- 私立大学
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、学習院大学、中央大学、法政大学、東京理科大学、成蹊大学、日本大学、同志社大学、立命館大学など。
[編集] 著名な出身者
[編集] 政界
[編集] 経済界
[編集] 文化界
[編集] 学界
- 酒井文徳 元東京大学医学部学部長 東京帝国大学卒
- 鈴木幸寿 元東京外国語大学学長 東北帝国大学卒
- 宇野重昭 島根県立大学学長 東京大学卒
- 深谷徳次郎 宇都宮大学名誉教授 東北大学卒
- 富山淳 東京都立大学名誉教授
- 田崎哲典 岩手医科大学助教授
- 鏑木政彦 九州大学大学院助教授 東京大学大学院修了
- 村越五郎 元日本高校野球連盟顧問 元浦和高校校長東京帝国大学卒
- 田村謙治 学校法人和洋学園理事長
- 川瀬謙一郎 国際基督教大学教授
- 今井招吾 広島市立大学名誉教授
- 中野目直明 創価大学教授
- 渡辺宝陽 立正大学教授
- 河島英昭 東京外国語大学名誉教授 イタリア文学 翻訳『薔薇の名前』『神曲』など。
- 河合洋三 神奈川工科大学教授
- 小林好作 麻布大学名誉教授
- 佐藤恒雄 千葉大学名誉教授
- 古市徹雄 千葉工業大学教授
- 今井聖 千葉工業大学教授
- 鷲尾多三郎 福島大学教授
- 鈴木晟時 昭和大学藤が丘病院前院長 東京大学医学部卒
- 佐藤修三 日本給食指導協会理事長
- 駒木敏 同志社大学教授
- 白坂蕃 川村学園女子大学教授
- 須藤儀一 工学院大学教授
- 大木貞雄 元東京薬科大学学長
- 佐藤公彦 東京外国語大学教授
- 尾股健 宮城教育大学教授
- 我妻則明 岩手大学教授
- 松井宏晃 聖マリアンナ医科大学教授
- 屋形稔 医師、新潟大学医学部名誉教授