相川七瀬
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相川 七瀬(あいかわ ななせ、1975年2月16日 - )は、大阪府大阪市東成区出身の歌手、カラーセラピスト。
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[編集] 来歴
1990年、15才(中学3年)の頃に受けた学研主催のアイドルオーディション[1]で、不合格ながらも、後にトータルプロデューサーとなる織田哲郎に見出される。この時審査で歌った曲は、工藤静香の『嵐の素顔』である。織田は相川を見出した理由の一つとして「あのとき、相川の瞳がとても澄んでいてきれいだった。」事を挙げている。
1992年、高校を中退しアルバイトをしていた17才の頃、DREAMS COME TRUEやQUEENなど音楽を聴きあさり、歌手になる決心をする。織田に連絡をして上京し、歌手デビューのためにボイス・トレーニングを開始する。
1995年11月、織田哲郎プロデュースによる『夢見る少女じゃいられない』で歌手デビュー。所属レコード会社はエイベックスで、所属レーベルはcutting edgeのmotorod[2]。
1996年、ファーストアルバム『Red』をリリース。現在までに240万枚を超すミリオンヒットを記録している。年末には紅白歌合戦に初めて出場、『夢見る少女じゃいられない』を披露した。
1997年自身初のコンサートツアー「Live Emotion」を敢行。最終日の大阪公演では感極まって涙する場面も見られた。同年も紅白出場が有力視されてはいたが、アルバムジャケットの海外撮影と日程が重なったことなどから見送られた。
1999年“第2期相川七瀬”と銘打って、トレードマークだった赤いロングヘアーをバッサリと切り、ショートカットに。色も金色に変え、イメージチェンジ。
2000年にはプロデューサーを布袋寅泰に変え、それまでとは異なる曲調のロックを歌うようになった。
その後、独学でセラピーに関する勉強をして、2003年11月にはイギリスの団体からカラーセラピストの最高位免許「ティーチャーレベル3」を当時最年少で取得。2004年4月にはセラピーや占星術に関連する学校を設立するなど多方面に進出している。
2005年、TVドラマ『87%』に麻酔科医・岡田江梨子役でレギュラー出演する。ドラマ出演は初めて。また、「七瀬の日」と題して7月7日にSHIBUYA-AXでライブを行い、サポートメンバーには元X JAPANのPATAや元LUNA SEAの真矢、元メガデスのマーティ・フリードマンなどが参加し大成功を収めた。 また年末には、翌年から全国展開する洋服ブランド「VAL VALENZA」の春夏イメージキャラクターに決定し、ファッション雑誌の広告、各店舗で1日店長などを務めた。
2007年、第2子を出産。
[編集] 人物
- デビュー前から工藤静香の大ファンで、歌番組で初めて共演した際に挨拶をしようとしたところ、緊張のあまり「静香さん、いい匂いがしますね」と発言。
- デビューして5年くらいまでは、マイクパフォーマンスを頻繁にテレビ、ライブ等で披露していた。例としてマイクスタンドを軽く蹴り上げて1回転させる、ステージ下に蹴り落とす、投げ捨てるなど。
- PUFFYの吉村由美と顔立ちが似ており、相川はPUFFYのシングル「アジアの純真」のPVを見て、自分の学生時代の顔が使われている!と驚いたという。また吉村の相方・大貫亜美も、相川の「夢見る少女じゃいられない」のPVを見て、「由美はいつの間にソロデビューしたの!?」と驚いたという。現在も公私共に仲がよい。
- 大好物は酢豚であり、酢豚への価値観が高く、自分ではあまり作らずに外食する時に食べている[3]。
- 普段テレビに出演時は標準語を話すが、関西出身の司会者、共演者がいる番組では関西弁が出ることがある。HEY!HEY!HEY!(ダウンタウン)、メントレG(TOKIO城島茂)、パパパパパフィー(PUFFY吉村由美)など。
- 芸能界の友人に真矢、優香、西川貴教、あんじ等がいる。
- B'zの稲葉浩志の大ファン。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- 夢見る少女じゃいられない (1995/11/08)
- バイバイ。 (1996/02/07)
- LIKE A HARD RAIN (1996/04/17)
- BREAK OUT! (1996/06/05)
- 恋心 (1996/10/7)(銀座ジュエリーマキ TVCFイメージソング)
- トラブルメイカー (1997/02/13)
- Sweet Emotion (1997/05/01)(森永製菓「ハイチュー」TVCFソング)
- Bad Girls (1997/11/12)(日産自動車・プリンス系列販売会社CMタイアップ曲/TBS系列COUNT DOWN TVオープニングテーマ)
- 彼女と私の事情 (1998/02/08)
- Nostalgia (1998/05/08)
- Lovin' you (1998/10/07)
- COSMIC LOVE (1999/03/17)
- 世界はこの手の中に/Heat of the night (1999/07/23)(テレビ朝日系列ドラマ『てっぺん』主題歌)
- Jealousy (1999/09/29)
- China Rose (1999/12/08)
- midnight blue (2000/05/31)(テレビ東京『ASAYAN』エンディングテーマ)
- SEVEN SEAS (2000/08/09)
- NO FUTURE (2001/01/31)(MBS・TBS系列アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』オープニングテーマ)
- ~dandelion~ (2001/01/31)
- 終わりない夢 (2002/06/05)(読売テレビ・日本テレビ系列アニメ『犬夜叉』オープニングテーマ)
- 六本木心中 (2002/10/09)(アン・ルイスの同名曲をカバー)
- Shock of Love (2003/02/13)
- R-指定 (2003/11/27)
- 愛ノ詩 -マジェンタレイン- (2004/01/21)
- Round ZERO ~ BLADE BRAVE (2004/02/18) (テレビ朝日系列特撮『仮面ライダー剣』オープニングテーマ)(avex mode)
- 万華鏡/UNLIMITED (2004/09/29)
- 限りある響き (2005/01/19)
- EVERYBODY GOES (2006/02/15) (テレビ東京系特撮『魔弾戦記リュウケンドー』エンディングテーマ)
[編集] 配信限定曲
- PRISM(2008年05月24日)(ダイエット飲料『スリムアップスリム』CMソング)
[編集] アルバム
- Red (1996/07/03)(第11回日本ゴールドディスク大賞ロックフォーク部門「アルバム賞」受賞)
- paraDOX (1997/07/02)(第12回日本ゴールドディスク大賞「ベスト・ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」受賞)
- crimson (1998/07/08)
- ID (1999/05/19)(日本ゴールドディスク大賞「BEST ROCK ALBUM OF YEAR」(女性部門)受賞)
- FOXTROT (2000/02/16)
- Purana (2001/02/21)
- The Last Quarter (2001/09/27)
- ID:2 (2003/03/26)
- 7 seven (2004/02/18)
- THE FIRST QUARTER (2005/02/16)
- R.U.O.K?!(2005/11/09)
[編集] DVD-Video
- Reflex (ビデオ:1997/2/19 DVD:2000/03/29)
- Live Emotion (2000/03/29)
- radioactive (2000/03/29)
- Live Emotion 2000“FOXTROT”(2000/09/20)
- chain reaction (2001/03/07)
- "Reflex"+"radioactive" (2002/03/13)
- BEST CLIPS (2002/12/11)
- Live Emotion 2004 7 seven (2004/09/29)
- 7.7.7 (2006/01/01)
[編集] CM
- 森永製菓・ハイチュウ(1997年)
- 第1弾目「Sweet Emotion」
- 第2弾目「CAT on the street」
- キャッチフレーズ「いい走り、いい生き方。日産プリンス」
- 第1弾目「Love merry-go-round」
- 第2弾目「Bad Girls」
- 第3弾目「○○○○?」
- 「恋心」
- ママースパゲッティ(2007年-2008年)
- 「晩パスタ」
[編集] ラジオ
- JFN系ラジオ『相川七瀬トナカイ倶楽部』(1996-2000)
「トナカイ」とは自身が飼っている猫の名前。 相川が部長として、リスナーの悩みや質問に答えた。採用者にはトナカイが描かれたステッカーがプレゼントされた。
[編集] 書籍
- 恋のダイス&ルーレット 色と数でわかる魔法の書 (ISBN 4048941089)
- 色の魔法
- She's A Rainbow
[編集] 絵本
- ぼくはくじら (ISBN 4094190279)
- くじらサンタ (ISBN 4094190341)
- はじまりのキス おなかの赤ちゃんからママになるあなたへ (ISBN 4072401935)
[編集] 脚注
- ^ このオーディションでは、ビーイングの長戸大幸が審査員であった。
- ^ 織田哲郎プロデュースであることや、初期の一部の曲でビーイングのエンジニアを起用したりビーイングのスタジオを利用しているために誤解されやすいが、相川はビーイングプロデュースではない。
- ^ 『気になるオセロ』出演時の発言。
[編集] 外部リンク
- Nanase Aikawa Official Web Site - 公式サイト
- Nanase Aikawa Official Website - エイベックス内公式サイト
- ORENDA - 相川が設立した学校
- Nanase Aikawa Fans Forum (英語)
- 織田哲郎ロングインタビュー第17回 - 「相川七瀬、デビュー。」と題し、プロデューサー織田哲郎がインタビューに答えて、出会いからデビュー当時のエピソードを紹介している。