押本健彦

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押本 健彦 東京ヤクルトスワローズ No.65
基本情報
出身地	千葉県流山市
生年月日	1982年10月28日（25歳）
身長 体重	181cm 93kg
選手情報
投球・打席	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2003年 4巡目
初出場	2004年4月9日ダイエー戦（福岡D）
経歴
中央学院高等学校 日産自動車 北海道日本ハムファイターズ（2004 - 2007） 東京ヤクルトスワローズ（2008 - ）
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押本 健彦（おしもと たけひこ、1982年10月28日 - ）は、千葉県流山市出身のプロ野球選手である。

目次 1 来歴・人物 1.1 アマチュア時代 1.2 北海道日本ハムファイターズ時代 1.3 東京ヤクルトスワローズ時代 2 エピソード 2.1 プレースタイル 2.2 家族・交友 3 年度別投手成績 3.1 初記録 4 注 5 関連項目

[編集] 来歴・人物

[編集] アマチュア時代

小学生で流山市の少年野球チームで野球を始めた。中高では大舞台とは無縁であったが、日産自動車では2003年の第30回社会人野球日本選手権大会優勝に大きく貢献した。

2003年のドラフトで日本ハムファイターズから4巡目で指名を受けた。日本選手権の終了を待って、推定契約金8000万円、年俸1500万円で仮契約し、入団した。

[編集] 北海道日本ハムファイターズ時代

2004年

キャンプ・開幕は二軍で過ごしたが、一軍投手陣の不調と二軍での好投により、4月早々に初の一軍昇格を決めた。4月9日に初登板すると、自身3試合目の4月16日の対千葉ロッテマリーンズ戦でプロ入り初先発。5回を1失点に抑えて初勝利を挙げた。以降先発ローテーションに定着したが、中継ぎ陣の不調により勝ち星は伸びず、6月と8月に二軍降格も経験。一軍には定着しきれなかったものの、7勝を記録し、一時は新人王候補にも名前があがるなど、まずまずのプロ入り一年目を過ごした。

2005年

キャンプから春先にかけては先発候補として期待されていたが、調子が上がらず4月半ばに二軍降格。復帰後も安定感を欠き1勝もできず、防御率も6点台に悪化してしまった。

2006年

前年の成績を受けて二軍暮らしが続いたが、ファームでは好投を続けていた。6月に一軍昇格すると、中継ぎで登板。6月末には投手枠の関係で降格したが、7月半ばからは一軍に定着した。

主に先発投手陣が崩れた際の、早い回からのロングリリーフとして登板し、岡島秀樹・武田久につなぐ中継ぎの柱として大活躍した。最終的には無敗の5勝（すべて先発が5回以前で降板した際の勝利）、防御率1.50という圧倒的な数字を残し、チームのレギュラーシーズン1位に大きく貢献している。

2007年

開幕から13試合のうち8試合で失点し、5月終了時の防御率が9点台と非常に内容が悪かった。しかし6月から8月上旬にかけては10試合連続無失点を記録し、自己最多の36試合に登板。防御率こそ4.60と不調であったが、イニング数を上回る奪三振を記録した。秋キャンプでは飛躍を期待され、新コーチの吉井理人から熱心に指導を受けていた^[1]。

[編集] 東京ヤクルトスワローズ時代

2008年

1月11日、藤井秀悟、坂元弥太郎、三木肇と3対3の交換トレードで、川島慶三、橋本義隆と共に東京ヤクルトスワローズへの移籍が発表され、1月18日に公示された。

押本の獲得を望んだ元GMで新監督の高田繁から抑え投手候補として期待をかけられ、開幕一軍の座をつかんだ。主に8回を抑えるセットアッパーとして登板。3月29日対読売ジャイアンツ戦で移籍後初勝利をあげた。開幕より24試合連続無自責点を達成。5月23日対千葉ロッテマリーンズ戦で、プロ入り後初のセーブを記録した。

[編集] エピソード

[編集] プレースタイル

威力ある最速150km/hの直球に、スライダー、チェンジアップ、フォークボールなどの変化球を低めに集める。目をかけていた吉井は、トレード発表後の1月13日付けの自身のブログにおいて「個人的には、押本投手の放出はちょっと残念です。（真っすぐで空振りをとれる投手は、プロ球界にもあまりいない）」と述べている。連投をいとわないタフな投球が持ち味だが、牽制などのフィールディングも上手いのが特徴である。

[編集] 家族・交友

実家は床屋。2005年に一般人の女性と結婚している。コミカルな言動でチームメイトからの人気も高い。日本ハム時代は登板時に肩をゆする動きから、チームメイトに「ロボコップ」と呼ばれていたことがある。

[編集] 年度別投手成績

年度	球団	背番号	登 板	完 了	当 初	勝 利	敗 戦	セ l ブ	勝 率	打 者	投 球 回	安 打	本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	失 点	自 責 点	防 御 率
2004	日本ハム	61	21	0	15	7	8	0	.467	430	96 2/3	102	13	42	6	76	52	48	4.47
2005			11	3	3	0	1	0	.000	139	29 1/3	46	6	13	0	18	25	22	6.75
2006			25	2	0	5	0	0	1.000	145	36	28	0	16	0	30	8	6	1.50
2007			36	10	0	2	1	0	.667	203	47	48	7	23	0	49	25	24	4.60
2008	ヤクルト	65
通算			93	15	18	14	10	0	.583	917	209	224	26	94	6	173	110	100	4.31

[編集] 初記録

• 初登板：2004年4月9日、対福岡ダイエーホークス1回戦（福岡ドーム） - 4回裏一死に2番手として救援、打者：井口資仁
• 初奪三振：同上 - 打者：井口資仁
• 初先発：2004年4月16日、対千葉ロッテマリーンズ4回戦（東京ドーム）
• 初勝利：同上
• 初セーブ：2008年5月23日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦（千葉マリン） - 延長12回裏に登板し、三者凡退。

[編集] 注

1. ^ 2008年2月7日スポニチなど。

[編集] 関連項目

• 千葉県出身の人物一覧
• 東京ヤクルトスワローズの選手一覧
• 北海道日本ハムファイターズの選手一覧

日本ハムファイターズ（現・北海道日本ハムファイターズ） 2003年ドラフト指名選手
自由獲得枠：糸井嘉男 / 2巡目：須永英輝 / 4巡目：押本健彦 / 5巡目：稲田直人 / 6巡目：金森敬之 / 7巡目：渡部龍一