ツナ (潜水艦)
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艦歴 | |
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発注: | |
起工: | 1939年7月19日 |
進水: | 1940年10月2日 |
就役: | 1941年1月2日 |
退役: | 1946年12月11日 |
その後: | 1948年9月24日に海没処分 |
除籍: | 1948年10月21日 |
性能諸元 | |
排水量: | 水上:1,475トン 水中:2,370トン |
全長: | 307 ft 2 in (94 m) |
全幅: | 27 ft 3 in (8.3 m) |
吃水: | 13 ft 3 in (4.0 m) |
機関: | |
最大速: | 水上:20 ノット (37 km/h) 水中:8.75 ノット (16 km/h) |
乗員: | 士官5名、兵員54名 |
兵装: | 3インチ砲1門、50口径機銃2基、 30口径機銃2基、 21インチ魚雷発射管10門 |
ツナ (USS Tuna, SS-203) は、アメリカ海軍の潜水艦。タンバー級潜水艦の一隻。艦名はマグロに因み命名された。その名を持つ艦としては2隻目。
[編集] 艦歴
ツナは1939年7月19日にカリフォルニア州ヴァレーオのメア・アイランド海軍造船所で起工した。1940年10月2日にヴィルヘルム・L・フリーデル夫人によって命名、進水し、1941年1月2日に艦長J・J・クレーン少佐の指揮下就役する。
ツナは1941年5月19日にカリフォルニア州サンディエゴを出航し、真珠湾へ向けて整調訓練を行う。ハワイ水域での活動で魚雷発射管が誤って調整され、この問題を解決するためメア・アイランドへ帰還する。日本軍が真珠湾攻撃を行ったとき、ツナはメア・アイランドの乾ドックで修理中であった。ツナは1942年1月7日に真珠湾へ向けて出航した。
ツナの最後の哨戒は1945年1月6日に行われ、サイパンを出航しボルネオの西海岸へ向かう。1945年1月28日から1月30日までツナは特別任務に従事し、ボルネオの北東海岸を巡航した。敵の活動が活発であったため、ツナは上陸をあきらめた。3月2日から3月4日まで2度目の特別任務に従事し、ラブク湾に人員と4,400ポンドの物資を陸揚げした。哨戒の間にツナは敵と接触せず、3月13日にフリーマントルに帰還した。
その後フリーマントルを拠点としてツナは作戦活動および訓練に従事し、4月13日にレイテ島に向けて出航する。ツナはスービック湾およびサイパンに寄港し、9月5日に真珠湾に帰還、続いて本国へ向かい、9月14日にサンフランシスコに到着した。
パナマ運河を通過して東海岸へ移動後、ツナは予備役艦隊で現役任務を継続し、試験のためにポーツマスに送られた他の潜水艦の安全保障及び整備の補助を担当した。ツナは予備役艦隊ニューロンドングループ、第16潜水艦隊162部隊に所属して任務を行い、その後ビキニ環礁で行われる原爆実験の目標艦に選定された。
パナマ運河を再び通過し1946年3月2日に真珠湾に到着、ツナは第1統合任務部隊に合流した。スキップジャック (USS Skipjack, SS-184) 、スケート (USS Skate, SS-305) 、シーレイヴン (USS Searaven, SS-196) とともにツナは1946年5月21日に真珠湾を出航する。
9日後ビキニ環礁へ到着し、ツナは場所を所定され、環礁の中に停泊した。最初の原子爆弾は1946年7月1日に爆発し、2発目は24日後に爆発した。ツナは表面的な損傷を受けただけで、クェゼリン環礁を1946年8月22日に離れ、真珠湾経由で西海岸へ向かう。9月5日にツナはハワイ水域に到着し、潜水艦基地に停泊する。
1946年10月7日に西海岸へ向けて出航し、ツナは一週間後メア・アイランド海軍造船所に到着、第19艦隊で停泊する。1946年12月11日に退役が予定されたツナは放射線学の研究ユニットとして維持され、メア・アイランドで放射線、構造研究が行われた。保存作業は行われず、予定通り12月11日に退役した。1948年9月20日に艦隊航洋曳船のテケスタ (USS Tekesta, AT-93) に牽引され、ツナはメア・アイランド海軍造船所を出航、「最後の哨戒」に出る。9月24日、ツナは西海岸沖合2,121mの深海に沈められ、10月21日に除籍された。
ツナは第二次世界大戦の戦功で7個の従軍星章を受章した。
[編集] 関連項目
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