タンバー (潜水艦)
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艦歴 | |
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発注: | |
起工: | 1939年1月16日 |
進水: | 1939年12月20日 |
就役: | 1940年6月3日 |
退役: | 1945年12月10日 |
除籍: | 1959年9月1日 |
その後: | スクラップとして売却 |
性能諸元 | |
排水量: | 水上:1,476トン 水中:2,370トン |
全長: | 307 ft 3 in |
全幅: | 27.3 ft (8.3 m) |
吃水: | 15 ft 2 in |
機関: | 1,600馬力ディーゼルエンジン 4基 |
最大速: | 水上:20 ノット 水中:8.76 ノット (16 km/h) |
航続距離: | 9,500カイリ(水上10ノット時) (18,000 km) |
試験深度: | 240ft (75m) |
乗員: | 79名 |
兵装: | 3インチ砲1基、21インチ魚雷発射管10基(6基艦首、4基艦尾、魚雷24本)、3インチ砲、40ミリカノン砲 |
タンバー (USS Tamber, SS-198)は、アメリカ海軍の潜水艦。タンバー級潜水艦の1番艦。艦名は太平洋岸に生息する魚、タンバーに因む。
[編集] 艦歴
タンバーは1939年1月16日コネチカット州グロトンのエレクトリック・ボート社で起工され、12月20日、ルシア・エリスの手で進水。1940年6月3日ジョン・M・マーフィーJr.少佐の指揮下就役する。
主として太平洋で対日本の通商破壊戦に従事し、有明丸、ごよう丸、しんめい丸といった船舶を撃沈した。その活躍した期間はほぼ太平洋戦争の期間と一致する。
タンバーは1944年11月30日に真珠湾で最後の哨戒を完了した。
帰国の途に就いたタンバーは1944年12月10日にカリフォルニア州サンフランシスコに到着した。拡張オーバーホールの後、1945年3月9日にピュージェット・サウンドに向かう。ピュージェット・サウンドに到着するとタンバーは海軍第6航空団の偵察機と共に訓練活動に入る。9月17日に西海岸を出航しポーツマス海軍造船所に向かう。タンバーはポーツマスで1945年12月10日に予備役となる。1947年4月、海軍第9管区の予備役訓練艦に指定され、ミシガン州デトロイトの海軍予備役訓練センターに移動する。同所で1959年まで予備役訓練艦の任務に就き、1959年9月1日に除籍され、スクラップとして売却された。
タンバーは第二次世界大戦の戦功で11個の従軍星章を受章した。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
タンバー級潜水艦 |
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