野比のび太
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野比 のび太(のび のびた)は藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ作品『ドラえもん』の架空の人物。主人公[1]。
野比のび助と野比玉子の一人息子。 8月7日生まれ[2]。しし座。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
原作では東京都在住(#住所を参照)の小学4年生[3]。アニメでは5年生で、アニメでも放送初期は4年生[4]だった。正確には○×小学校5年3組[5]。時間経過による成長は基本的にない。
頭が悪く、運動も苦手な上に、怠け者でスケベという、かなり「落ちこぼれ」ている少年。やるべきことがあっても呑気に昼寝を決め込み、母親やドラえもんに怒られるのが常である。基本的には運にも恵まれていない。
物語は彼の不幸な将来を変えるために、未来の子孫であるセワシからドラえもんが送られたことから始まる。以降、困りごとがあったり、トラブルに巻き込まれるとドラえもんに泣きつき、ひみつ道具に頼ろうとする。それに応じて出したひみつ道具を応用する事に関しては、時折天才的なひらめきを見せるが、結果的に失敗することが多々ある。
大長編・映画版では上に述べた欠点が希薄になり、勇敢な少年として描かれることが多い。このことは作品内でもスネ夫に「のび太は大長編だとかっこよくなるんだから」といわれている[6]。
目次 |
[編集] 設定
[編集] 外見
丸顔に大きな眼鏡、髪型も特徴なし。「ぼくの顔はどうしてまんがみたいなんだろ」と自分でも自分のぱっとしない風貌を気にしている[7]。父ののび助よりは母の玉子に似ており、片岡家(玉子の実家)系の顔立ちかと思われるが、のび助の少年時代はのび太に瓜二つ(それどころか基本的に野比家代々の男性先祖はのび太に酷似した少年である)であり[8]、未来における中年期以降ののび太はのび助のような外見になっているが、大山版アニメで大人ののび太は細身で眼鏡をかけている[9][10]。56歳になったのび太はのび助のように、眼鏡を外している[11]。水田時代における大人ののび太は原作の通りになっている。原漫画自体でも細身の大人のび太(高校、大学生、しずかちゃんとの結婚前)と中年太りのび太(ノビスケの生まれている中年期以降ののび太)がいるので、大人のび太=太め(もしくは細め)ではなく、年齢による中年太りと考えられる。
近眼で眼鏡をかけている。アニメでは小学二年から掛け始めたとされる[12]。のちに近眼はのび太が大人になり努力して矯正した[13]。ただしアニメ版では大人になっても眼鏡を掛けたままのときもある[9][10]。眼鏡で光を集めて恐竜を撃退する、眼鏡に凸レンズを使用しているかのように描かれた作品がある。
また、眼鏡を取った素顔は非常に小さい眼をしている(玉子も同様であるが、現在ほど近眼が進行していなかった結婚前の時期は比較的大きな瞳であった[14]のに対して、14巻「台風発生機」では眼は+の形をしている)。のび太の先祖や子孫の少年たちが押しなべて裸眼で丸く大きな目(白目の部分がのび太のかけている眼鏡のフレーム並みに大きい)であるのとは対照的である。また、眼は3の形の事もある[15]。しかしリニューアル後の映画では白目と黒目がきちんとある今風な漫画目になっている場合もある。
身長はジャイアンより小さく、スネ夫よりも高い。ドラえもんと比べても高身長だが、これはのび太を見下ろさないための配慮であるとされる。ただし、日本テレビ版アニメでの頃は、ドラえもんの方が少し高めであった。正確には身長は140センチメートル[16]。大人ののび太の身長は183.3センチメートル[17]。
着衣は、原作漫画では、ほぼ毎回変更されていた。テレビ朝日版アニメの、1979年4月 - 2005年3月放送分(大山時代)では紺の半ズボンに黄色の服を一部の例外(1979年の開始当初、映画、1990年代以降は他の色もあった)を除いて着用している。2005年4月以降放送分(水田時代)以降は、ほぼ話によって服・半ズボンの色が違う。アニメ内で箪笥の中の服が全て黄色の服と半ズボンだったことがある[要出典]。
[編集] 性格
[編集] 長所
気弱だが、穏やかで優しく、思いやりがある。ドラえもんからは「きみが悪者になろうなんて思うのがむりなんだよ。」と言われている[18]。動物によく懐かれ、イヌ(※ただし、猛犬に追い回される描写も多々ある。シッポを踏むなどが原因であり、嫌われてではない描かれ方もするが)やネコ(※恩返しの時に引っかかれた事はある)[19]の他、蟻や幼木[20]、恐竜[21]、果ては石ころ[22]や台風[23]、雪(雪の精)や(学校の裏)山にまで慕われている。しずかの父は、「人の幸せを共に喜び、人の不幸を共に悲しむことのできる人」とのび太を賞賛している[24]。のび太を慕う者たちの中にはのび太を深く想い、自らが消えることになってでものび太を守ろうとする者も多くその姿が描かれているエピソードも多い。
大長編ではジャイアン以上の勇気をみせ大活躍し、地球を救うことも少なくない。自然や動物を愛でる気持ちは人一倍強く、学校の裏山が大好きであり、またそれらに関しての好奇心が強い。捨て犬や猫などを放っておけない。また、ニホンオオカミを救ったり[25]絶滅動物のための島を作ったりし[26]、『ドラえもん のび太と雲の王国』ではこれらの行動が地球を救うことになった。
人を疑うことを知らない純粋無垢な性格だが、そのためしばしばジャイアンやスネ夫にだまされる[27]。
これらの長所を語るのに外せないのが、彼のおばあちゃんである。幼稚園の頃に亡くなってしまっているが、のび太自身は鮮明に覚えているほどおばあちゃん子で、外見や声と同じようにとても優しく、のび太が泣いていると必ずどこにいても飛んで来てくれた。それは病床についた後も変わらず続くのである。最期は、庭で転んで泣いているのび太の元へ、病気の体ながら(のび太が気遣っているが、それに対して、「のびちゃんが泣いているのに寝てなんかいられないよ」と言っている)、ダルマを持って行き、「ダルマさんは偉いね、泣かずにひとりでおっき出来るもんね。のびちゃんもそうなってくれるとおばあちゃんとっても安心なんだけどな。」と言い[28]、そのすぐ後に永眠する。
前記の通り、既に亡くなってしまっているため、「ドラえもん」では、回想やタイムマシンで時代をさかのぼった場面という設定で登場する。タイムマシンの存在から、本来叶わないことなのだが小学校5年生ののび太や、その時代ののび助にも会っている。小学校5年生ののび太を初めて見たときには、当然タイムマシンなんてあるはずのない時代なのに、それがのび太であることをひと目で察し、カミングアウトしたときには「そんな気がしてたよ。」と言われ、のび太の方が驚いたほどである。また、再会したときにもしっかりと覚えていて、「のびちゃんのことを忘れるもんですか。」と言っている。いずれものび太は号泣していた。なお、玉子は、この時代でも少女期でも、のび太のことはまったくわからず、不審者扱いをした(これが当たり前である)。そのため、よくおばあちゃんがかくまってくれた。
こんな優しいおばあちゃんと一緒にいて、しかも大のおばあちゃん子だったからこそ、のび太にこのような長所が生まれたのである。
想像力にも長けているが、「幼稚園のプール」と言われただけで「子供を泣かして追い出される」ところまで想像するなどネガティブな想像をすることも多い[29]。ドラえもんの出す道具の使い方に関してとても応用が利き、ドラえもんにも幾度となく「道具の使い方に関しては君は天才だ。」などと言われている。道具を使って「新事業」を展開したことも何度かあり、「就職できなくて自分で会社を始めた」起業家精神に通じるところがあるとの指摘[要出典]もなされている。
[編集] 短所
意志が極めて弱く、怠惰でどんなことでもすぐ他者に頼る。昼寝が大好きでほぼ毎日昼寝していると言って良いと思われる。昼寝のし過ぎで、夜中に目がさえて眠る事が出来ず、しかたなく勉強をしたり街中を散歩したりする事もある[30]。むしろ、昼寝の天才でもあり1瞬(1秒とかからない)で眠りにつくことが出来、のび太が作った「眠ることが優秀な世界」では、「天才」と称えられる。
勉強嫌いで、自主的には予習・復習・宿題をしない。授業中は居眠りしたり、本を読んでいたりして先生に叱られる事もしばしばである。
野球を好んでしている描写は多く、運動は嫌いではないようだが基本的に運動能力は低い。しかし、積極的に努力して改善しようとはせず、ドラえもんに運動が上手くなる道具をねだる事がかなりある。また徹底的に手を抜く性質で、道具で6年前に戻ったことがあったが、その後を追ったところ、「天才少年」と誉められて(中身は10歳なのだから当然ではあるが)まったく何の努力もしなくなり、元より悪くなった[31]。6年間勉強をしないどころか、新たに知識を増やすことさえ何一つしなかったということである。
食わず嫌いで、一度できないと決めてかかると頑として努力を拒む。そのため、やればできることもなかなかできない。たとえば、活字ばかりの本はまともに読むことができず、1ページも読まずに眠る。そこで出木杉に本を朗読してもらったが、本の内容に興味を持った後は、たやすく自力で読むことができた[32]。また、他の話では本人曰く「本を手に取っただけで頭がズキンとして、本を開くと熱が出て目が回って吐き気がして、2・3ページで意識不明になる」としている[33]。極度の面倒くさがり屋であり、「トイレに行きたいけれど面倒くさいからどうしよう」と、真剣に考えるほどである[34]。
口下手かつ軽率で、それが原因でさまざまなトラブルを抱えることがしばしばある。ジャイアンを怒らせるようなことを言って殴られたり、できもしないことを公言したあとでドラえもんに泣きつくことが多い。[35]また、「できなかったら鼻でスパゲティーを食べる」「目でピーナッツを噛む」と断言し、結局はできない(不可能だったわけではなく、のび太の優しさが災いしたといえる場合が多い)ため、ドラえもんに「目でピーナッツ噛み機を出してくれえ」と懇願し「そんなものあるわけないだろ!」というやりとりをすることもあった。
ポータブル国会で自分だけが得をする法案を提出する、地底国を築いた際に首相となり独裁を行う[36]、出木杉を陥れようとする[37]、道具の力でしずかを自分のものにしようとする[38]など、短慮で自己中心的な性格も見られる。また、周りの人間と比べて自身の能力が劣っているのを、「自分が人並みになるよう努力する」のではなく「他人を自分並みの能力にする」ことで解決しようとする[39]。
心を痛めやすく、ドラえもんのさり気ない一言で落ち込むこともよくある。落ち込んだ時には、「身体を壁に向け、腕を組み、胡坐をかく」という仕草をよくする。すぐに泣き[40]、のび太の号泣がドラえもんに道具を出させるきっかけや、物語の騒動の発端になることも多い。
心配性で、タイムマシンで過去や未来の真相を確かめに行くこともある[41][42][43]。
臆病であり、怖い話をすると失禁したり[44]、靴を履かずに外に飛び出したりする。
[編集] 知力
勉強は苦手。テストの成績は非常に悪く、10回の内1回[45]あるいは、5回に1回の割合で0点を取る[46][47]。先生にその度に叱られたり、家庭訪問に行くとまで言われている程である。○×問題で20問全部間違えたことがある。(20問全部外す確率は1,048,576分の1)
彼が100点を取ることは母親の玉子が泣いて感動する程珍しい[48](実際生涯を通して1度しか取った事がないといわれる[49])。10点で「思ったよりよかった」と喜び[50]、30点で玉子から「まあ、30点もとったの。よかったわね」とほめられる[51]。
これまでとった高得点は、前述の100点(に加えてドラえもんの道具を使った不正でもう一度100点を取っている[52])の他、28巻「大ピンチ! スネ夫の答案」では10点。20巻「アヤカリンで幸運を」では、しずかの幸運を分けてもらうことで30点。37巻「のび太の0点脱出作戦」では、「時門」で時間の流れを遅くしつつ自らの正当な努力で65点。39巻「具象化鏡」では65点。36巻「サカユメンでいい夢みよう」では、まぐれだが出鱈目な解答で95点を取っている。
物事を把握することも不得意で、相手が説明してもほとんど理解できないことが多い。 漢字も苦手で自分の名前の「のび太」を「のび犬」と書くことが、一度ならずとも何度かある[53][54]。「太」を書く際に正しい文字を忘れ「大」の右上と内側の両方に点を書く場合もあるが本人曰く「両方に点があるならまあいいだろ」とのことで、叔父宛の手紙にそう書いたのをそのまま出した[55]。他にも「ミラー怪人」を「ミラー貝入」[56]、「血」を「皿」と[53]、「配」を「己酉」と[57]、「今日」の「今」を左右逆に、「日」を「目」に書き間違えている[58]。 1+1=11、4×2=6、15-3=8、6×7=67、6×6=63 と答えたことすらある(しかし、「」という難解な答えを正解に導いたり、本来中学校で習うはずの一次方程式「」を解いたこともあり、100点を取っている[48]。日本列島を巨大化させた21巻「ひろびろ日本」では、通学時間が「いつもの30分の5倍で150分、2時間半!」という計算を一人で暗算でやっていた。「四二 (4×2) が、六。」と答えたこともある[59]。漢字だけでなくひらがなさえもしばしば間違う。例としては、「おじょうさん」を「おしょうさん」、「はなれててくださいな」を「はなれててくだちいな」[53]、「図かん(図鑑)を」を「図かんお」[60]、「今日は」を「今日わ」[61]、「喜ぶ街」を「よろころぶ街」(漢字も前述の通り間違えている)[要出典]などがある
ドラえもんの道具「正確グラフ」による知力の計測結果は静香の1/6、スネ夫の2/7、ジャイアンの1/2であった[62]。「人生やりなおし機」によって現在の知力・体力のまま4歳のときの人生をやり直すエピソードでは、「天才教育研究会」の分析により「小学2年生程度」と絶賛される(本来ならのび太は4年生レベルであるべき)。この時、やりなおし状態で行方を見守らせたところ小学4年生になっても能力は元のままだった(それ以下)(#短所参照)。
あまりにも信用が薄いために、のび太が書いた解答が合っているのにもかかわらずバツになっていることもある[要出典]。この場合たいてい「そんな答えじゃないでしょ、まったく君は…(その後、信じられない表情で)…あ、合っている!」などというやり取りもよくある。高校はもののはずみで合格し、一浪の後補欠合格で大学まではいけることがわかっており[63]、知力には成長のあとが伺える(人間性はあまり成長していなかった[64])。大人ののび太の台詞によると「ぼく自身、あとで苦労したからね」とのこと[65]。そのため下記の運動能力同様、自分の思い込みで本来出せる能力が発揮できていない可能性がある。
#将来も参照
[編集] 特技
[編集] 睡眠
0.93秒で眠りにつくことが可能[66]。これは、オリンピックの睡眠・昼寝大会でも金メダルを獲得できるほどの速さだとされ、世界記録レベルらしい。
[編集] 射撃
射撃に関しては、驚異的な命中率とスピードを併せ持ち、大長編作品を筆頭にその強さを見せつける。これは勉強中に鼻糞を飛ばした際、電球に偶然命中し、試しに的を作り飛ばして、その能力に気づいた[67]。ただ、のび太は射撃が得意だと正式に設定されたのは、てんとう虫コミックス12巻の「けん銃王コンテスト」で、実はそれ以前は下手だった[68]。早撃ちではプロの殺し屋(ギラーミン)に一騎打ちで勝っている[69]。これに関しては本人も「僕が負けるはずがない」と自負するほどだが、同時に初対面であるギラーミンの技量を一目で見抜き、長期戦は不利と悟り一瞬で片を付ける気で勝負した。ヤドリの親玉が憑依した巨大ゴーレムにわざと掴みあげられ、ヤドリがゴーレムから飛び出して襲いかかってくる瞬間を狙撃して倒すなど、子供とは思えない度胸と実力を発揮している[6]。またモルグ街の悪者を1人で退治したこともあれば[70]、西部の星で保安官になったりもしている。この時、1個の空き缶にピストルの弾丸6発を空中で全弾命中させるという離れ技も見せている[6]。ちなみに悪者を退治した際に実弾を撃っており、弾丸は肩と右横腹に命中した。致命傷にはなっていないが、相手に怪我をさせてしまった罪悪感と、出血を見て気絶した。ただしアニメ版「ガンファイターのび太」(1987年4月3日放送)では暴力シーン等の制限ゆえこの部分の描写が変更され、プラスチックの弾を馬の鼻の穴に当てることで悪者を倒しており、本物の拳銃に関してはその重さに驚いて実際には撃っていない。ドラえもんが未来から持って来た射撃ゲームで、パーフェクト3万点の世界記録を獲得したこともある。ただし、絶対に無敵というわけではなく、初期の作品では何度かドラえもんやジャイアンに早撃ちで負けたこともある[71]。拳銃系の武器を好んでいるのかのび太が大長編で使用した武器も拳銃型の物が多い。ただ、射撃という形であれば柔軟に対応出来るようで、大長編では列車の上から(大砲型の)信号弾で悪党を打ち落とすシーンもある。
[編集] あやとり
「おどるチョウ」「ギャラクシー」「銀河」「ほうき星」「のび太のママ」[72]などという自作技を長期間かけて考案するほど、あやとりに入れ込む。ただしあやとりが好きなのは、こよなく愛しているというよりも「金もかからず、疲れないから」とのこと[73]。もしもボックスによってできた「あやとりの世界」では契約金3000万円で日本プロあやとり協会[74]からスカウトされるほどの腕前[75]。秘密道具の看板であやとりの家元になったところ家一杯になるほどの弟子が来た事もある。
[編集] ピーナッツの投げ食い
連載初期は、特技としてピーナッツを連続で空中に放り投げ、すべて口で受け止めるという隠し技を持っていた(「たった一つの特技」と自称)が、友人たちの受けは今ひとつだった[76]。アニメ初期では4つ一気に食べていたが、水田時代では5つ一気に食べられる程に上達した[77]。他の特技ほど有名でのび太とイコールな特技ではない。
[編集] 漫画
漫画やアニメについては、高学年向けや大人向けの作品、少女漫画や少女アニメであっても分け隔てなく親しみ、造詣も深いようである。単なる漫画好きにとどまらず、漫画評論の目利きも見込まれていて、ジャイアンがジャイ子の漫画の批評をのび太に求めたことがある[78]。だが、本人は絵も下手で漫画を書く才能もまったくもってない。
[編集] その他
[編集] 家出
しばしば家出する。確認できるのは6回で、そのうち5回が、両親に怒られたことが原因[79]。しかし、10分が1時間に感じられる「時間ナガナガ光線」を使って、3時間だけで家出したり[80]、珍しく1人で自分の力で暮らそうとしたときも、「ナイヘヤドア」を使ったりと[81]、ひみつ道具の力にも頼る。10年も無人島へ家出したことも。そのときはドラえもんが10年後に助けにきてタイムマシンで家出した日に戻り、タイムふろしきでもとに戻った。と言うことから、正確にはのびたは20代であった。[82]。そして、大長編・映画『のび太の日本誕生』では、のび太、しずか、ドラえもん、スネ夫、ジャイアン、のみんなで7万年前の石器時代に家出している。そして、家出未遂は1回[65]。ちなみに、のび太は「家入り」を体験している[83]。
[編集] 日常生活
小遣いは毎月500円[84]。しばしば金が足りない状態となり、親に小遣いの値上げをねだり、断られるたびにドラえもんに金を出す道具を依頼する。基本的には「お金を出す道具なんてないと、何度言ったらわかるんだ! 」[85]と断られるが、のび太をこらしめるためにドラえもんが道具を出すこともある(円ピツ、未来小切手帳など)。道具を使って金もうけをするというアイデアには富む。
自分がいつも朝遅刻して廊下に立たされたり、先生に叱られていることは自覚しており[86]、自己嫌悪に陥ることもしばしば。母の説教に対し家出することもしばしば。
よく遅刻する理由は「学校が遠すぎるから」と自分では分析するが[87]、のび太の足では家から学校まで約15分の距離であるため[88]、単に寝坊が原因と思われる。
運も悪く偶然犬の尻尾を踏んで犬に追い掛け回されたり噛み付かれたりすることが多い。
作者の藤子も少年時代にいじめられていたため、「のび太は私自身なんです」「僕は子供の頃、かけっこも運動も苦手でクラスの友達からいじめられていたんです。ドラえもんののび太そのものだったんです」と語っている[89]。
歌手の河合可愛(かわい かわい)、丸井マリ、星野スミレ、伊藤翼の大ファン。
ジャイアンの歌手活動のファンクラブ「剛田武ファンクラブ」会長(押し付けだが)[90]。
[編集] 好物
- 柏餅[91]
- ケーキ[92]
- 刺身[93]
- しるかけごはん[94]
- スパゲッティナポリタン[95]
- たらこのおにぎり[96]
- 梨[97]
- ブドウ[98]
- ホットケーキ[99]
- マスタードーナツ(ミスタードーナツのパロディ)[100]
- 餅[101]
- チーズバーグ[4]
- カップ麺[102]
- 卵焼き[92]
- すき焼き[103]
大長編では冒険中の食事シーンでカレーやハンバーグ、お子様ランチ、スパゲッティなどのファミリーレストランでよく出される料理を食べていることが多い。原作でもアニメでも野比家が外食をするシーンはほとんど描かれない。
[編集] 苦手なもの
勉強、宿題、運動(水泳に関しては、夏になると「あー練習しておけば良かった!」と昨夏を後悔したり「今年こそは!」と思う事が多い。)などほとんどの活動。お使いや草むしりなどの面倒なことも苦手。ジャイアンの歌声(のび太だけに限らず)。魚は全般が嫌いで[92]、特にイワシが苦手[104]。ただし刺身は好き。野菜はニンジン[105]、ピーマン[106]が嫌い。幽霊や怪談も苦手[107]。今はそうでもないが、かなりの風呂嫌いで、1、2週間に1度入る程度という時期があった[108]。 また、ひみつ道具(タケコプター、空中シューズなど)で空を飛ぶ(歩く)ことが多い割には、自分で「高所恐怖症」と言っている[109]。ヘビ、毛虫、クモ、カマキリなど一部の虫も苦手[110]。ただし、毛虫は竜宮姫子の背中についたものを払っている。ゴキブリを嫌うことはない[111][26]。 飲み薬も嫌い[112]だが、後には大量の錠剤型道具を一度に飲む描写も多く見られる[113][114]。地震もかなり苦手だったがドラえもんの道具によって震度7でも平然としていられる程の耐性を身に付けている[115]。同様に、雷までも道具によって克服している(のび助や玉子はその道具により黒コゲにされた)。
[編集] 名前
のび助が「すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしい」と願いを込めて命名した[2]。野比家の一族は代々「のび――」と命名されることが多い(通字)。
なお、映画『パラレル西遊記』の予告に、のび太は「乃比太」という漢字が出現した。ただし、中国語圏の訳名は「大雄」。
[編集] 歌唱力
極めて低い。スネ夫には「ジャイアンよりひどい」と評されるほど[116]。ただし、ジャイアンと異なり他人に強制的に歌声を聞かせることは無いため実害はない。歌手の丸井マリと中身だけ入れ替わった際には、あまりのひどさに「口パク」での歌番組収録を余儀なくされている[94] 。また、母親からも歌声を「うなり声」と間違えられたことがある[117]。だがそれらは過去の話であり、今ではそれほどひどいものではない[118]。
[編集] 技能
あやとり、射撃に関しては抜群の才能を持つ(前述参照)。ゴム風船のスペースシャトルを工作したこともある[119]。また、鉄道模型の寝台車にベッドを組み込むといった細かい作業もこなしている[120]。これらのことから興味のある分野の工作は得意だと判断される。
しかし、自分を「ぶきっちょな人間」と評したり[102]、機関車の模型を作り方を間違えて壊したこともある(手先が不器用というより、組立説明書をよく読まないという怠惰な性格の影響が強いようだが)[121]。また、絵の得意な父とは正反対で絵は大の苦手。犬を描くが、どう書いても猫のようになりスネ夫に大笑いされる。また、美術評論家であるしずかのおじに自分の絵を評価してもらうが、幼稚園の頃描いたものだと勘違いされ、ドラえもんには犬の絵をネコの絵と勘違いされたり[122]、幼稚園のころ描いた絵を「今とあまり変わらない」と言われたりする。『のび太の創世日記』では、ドラえもんが恐竜の絵をトカゲの絵だと勘違いしている。自分でも絵の下手さは自覚しており、しずかをモデルに人物画を書いた際には誤魔化してしずかに見せず、後で自分の絵を「こんな絵を見せたらどんなに怒るか」と評している[123]。
初期の頃は、足の指で器用にインベーダーゲームらしき物をしていた[124]。結局、出来不出来の差が激しいため器用なのか不器用なのかは判別不能である。
注意欠陥障害者(ADHD)の症状と似ている性質を持つ少年。
[編集] 幼少時
小さい頃、他の子は1歳の誕生日にはすでに立って歩いてたのに、のび太は1歳半になっても歩けなかったというエピソードもあり、母親の玉子が「のび太はなにもかも遅くてとっても心配だった(中略)、多少人より遅くてものびのびと元気に育ってくれればそれでいい、健康で思いやりのある子に育ってくれればそれで十分だって・・・すっかり忘れていたわ、私」と振り返っていた[125]。(現実的には、一歳前後での運動能力程度は誤差のレベルである)
0歳~1歳の頃は髪色が茶色だった[125][41]が現在の小学生ののび太は黒髪となっている。(ちなみに、現実の赤ん坊は髪の毛が薄いために光の加減で髪色が薄めに見える事は特に珍しくはない)
[編集] 運動能力など
軽い物でもなかなか持つことができず、脆弱な身体能力しか持たない。ドラえもんの道具「正確グラフ」によると、筋力はジャイアンの3/10、スネ夫の3/7、しずかの3/5(ただしすぐ後のコマでは1/2となっている)。持久力も低くマラソンでもすぐ息切れする。泳げず、スキーではすぐ転んで雪だるまになる。跳び箱も鉄棒もできない。ただし、竹馬はドラえもんと練習をして何とか乗れるようにはなった[126]。(ただし乗れるようになった出展エピソードの道具は古代中国に存在した原型のようなもので、二足歩行の一般的竹馬ではない。作中描写からすれば養われたのはバランス感覚だと思われる)。自転車に乗れない(大長編『魔界大冒険』で魔法の世界を作り出したときはほうきに乗れないという設定になっていた)。しかし、あるときは、水中メガネも浮き輪も何もつけず、水着だけで長時間水中にもぐっていたことがあり、しかも水中で会話までしていた[127]。
その割にはクリスマスプレゼントに自転車をねだったり、スケボーやローラースケートを欲しがる、また自ら空き地での野球に参加するなどのシーンがあるため、運動に全く興味が無いわけではないらしい。
祖母からもらったけん玉もはじめは下手だったが[128]、練習の末に「もしかめ」と呼ばれる技をマスター。ちなみに、そのけん玉はすぐ糸が切れるほど古いものだった[43]。
野球の成績は打率1分[129]、防御率は2試合2イニングで405.0[130]、エラー多数。ただし、この防御率は失点を全てのび太の自責点として計算した場合のもの。4巻「石ころぼうし」では、普段は右打ちなのに左打席に立ち(しかし持ち手が逆)、ヒット性の打球を放った。しかし、このときののび太はかぶると誰にも相手にされなくなる石ころぼうしをかぶって打席に立っていて、右打席にはジャイアンが立っていたため、ジャイアンは球を見逃していたにもかかわらず、ジャイアンのヒットということになった。
オキテテヨカッタを使用して寝たままの相手と相撲した時には寝ぼけた全員に敗北し「おねしょ蛇口をつける!」と激昂した事も。またおもかる灯でジャイアンと尻相撲をした時には空き地の外まで飛ばされるほどウェイトは軽い。
だが、ジャイアンに怒鳴られたときは垂直跳びで1メートルを記録したり[110]、サメや肉食ガメに追われた際に驚異的なスピードで泳ぐ[131]、非常時には火事場の馬鹿力を発揮できるらしい(ジャイアンやスネ夫によく「逃げ足だけは速い」と言われる)など。また、スネ夫が溺れて助けに行った時もしずかに「およげるの?」と言われて我に返るまでは普通に泳げていた[132]。一度だけだが故障したドラえもん(体重は129.3キログラム)を背負って走ったことすらある[133](他にも、背負ったわけではないがドラえもんを持ち上げてタイムカプセルに入れようとしたり[49]、逆さにして揺さぶって道具を出そうとしたり[要出典])。「ムードもりあげ楽団」で自分を怒らせジャイアンに喧嘩を売り、ジャイアンに「殺される」と言わせたこともあり、「さよならドラえもん」でのジャイアンとの深夜のケンカなども考えれば感情が高ぶればその能力は一気に跳ね上がる傾向がある、もしくは自分の思い込みでその能力の高さを引き出せない可能性がある。
[編集] 将来
大学受験にも就職にも失敗し、自ら会社を設立する(雑誌掲載版では父親の会社を継いだ)。しかし自分で使用した花火の不始末により、社屋が火災に遭い、さらには倒産。孫の孫の代にまで残る借金を残し、さらにはジャイ子(初期の「首つりだ、ガハハ」の頃)と結婚して子供も6人もうけている運命にあったと、セワシがアルバムで説明したが、真偽は不明[134]。 セワシの説明を信用するならば、ドラえもんの登場によって、将来はあこがれていたしずかと結婚することになる。
原作では、将来はしずかと順調に交際することになるが、ある日、未来のしずかが雪山で遭難したとき、(未来ののび太は風邪で寝込んでいたため)現在ののび太が大人になって現地に助けに行くが、失敗ばかりする。その後「そばについててあげないと、あぶなくて見てられないから」という理由で、結婚を承諾される。後にしずかとの間にノビスケをもうける[64]。
原作では描かれていないが、アニメでは、環境保護局の自然調査員に就職するとの設定がある[135]。大人ののび太の台詞[65]などから、青年期には(おそらくドラえもんが帰った後)人並みになるために非常に苦労をしたと思われる。
[編集] 家系
[編集] 親
[編集] 先祖
- 父方の祖父
- のび助の父。野比家には珍しい気骨ある人柄。頑固で厳格だが、人一倍子供をかわいがる父親だった。自らの優しい面を息子に知られるのはしつけ上良くないと考え、妻を経由してマンガ本を買ってやったりする[8]。のび太が生まれる前に他界したが、タイムマシンで未来から来たのび太を孫と認め可愛がる。名は「のびる」とされている[136][79]。
- 父方の祖母
- のび助の母。のび太が幼稚園のときに亡くなる。心が優しく面倒見が良かったため、のび助にとっても最愛の母であった。のび太はタイムマシンでよく会いに行き、その際も疑うことはなく、「5年生になったのびちゃん」として認識している[137][98]。なお、18巻「あの日あの時あのダルマ」はアニメ版(1987年3月20日放送)では他界する2日前とする描写があり、死の間際までのび太を案じていたことが窺える。のび太自身も非常に慕っており、亡くなった際のび太は押し入れに閉じこもって号泣していたという[138]。幼いのび太にけん玉を買い与えたとき、巧みに操って見せた[43]。
- のび吉(のびきち)
- 明治・大正・昭和頃の人物で、のび太の曽祖父。父方の祖父の父。明治43年(1910年)にハレー彗星の大接近を体験し、子孫の時代に備えて庭に浮き輪を埋めた[139]。のび吉の母は彗星接近で世間がパニックになっている中、ひとり冷静にのび吉の杞憂を否定した。
- のび左エ門(のびざえもん)とのび作
- 文政9年(1826年)元日、お年玉のありかを記した宝の地図を書いた親子。のび左エ門が父、のび作が子。のび助の6代前の先祖[140]。
- のびろべえ
- 150年前の先祖。「ホラのび」として知られ、うそつきで有名。実はのび太とドラえもんに「ホラを吹いて欲しい」とむりやり現代へ連行されたのびろべえが、現代を未来社会と認識できず「仙人の国」、飛行機や車を「鉄でできた獣や鳥」、テレビを「絵が動く魔法の箱」、高層ビルを「山より高い石造りの建物」といったように自分の時代の住民に話したため「ホラ吹き」のレッテルを貼られた[141]。なお「150年前」は、のび左エ門とのび作の親子がいたころでもある。
- のび平
- 戦国時代、1580年ごろの人物[142]。のび太同様、気弱な性格だが、ドラミに眼鏡を貰ってからはたくましく成長する。
- のび作
- 戦国時代ごろの先祖。狩人をしているが、イノシシなどの獰猛な動物は相手にしないという、とても臆病な性格。鼻水を垂らしている。骨川家との因縁はすでにこのころから存在していた。のび太とドラえもんが歴史を改変して彼を戦国大名の家老にしようとしたが、本人はそれを拒否し狩人としての生活を選んだ。アニメ版では野比家の家宝(ドラえもんが置いていった、使い過ぎて破損したスーパーてぶくろ)を子孫に残す。のび太曰く「だめなひと」[143]。のび左エ門の息子も同名だが別人物。
- 石器時代における先祖と思しき人物
- のび太によく似た人物。他の原始人が毛皮を身につけているのに対し、彼だけは全裸であり、言葉も話さない。[144]
[編集] 親戚
- のび郎
- のび助の弟。のび太の親戚の中でも最も頻出する。眼鏡をかけている。のび太によく多額の小遣いをやる。好きな動物はゾウ[145]。インドに何年も滞在したりしている。のび太の部屋に突然現れることもある[84]。のび太は「のび郎おじさん」と呼んでいる。のび助と一緒に昔の近所の地図を作るが、喧嘩になった[123]。
- のび三郎
- のび助の弟。かつて柿の実を食べ損ねたことがあり、のび助と会うときはそのことを話の種にしている[146]。原作では名前が不明で、名前はアニメ[147]で登場する。だがいつまでも根に持っていたわけではないらしく、後に別のアニメ作品でのび助と親しく遊ぶ様子が描かれる[148]。
- ムナシ
- 本名「野比ムナシ」[149]。のび助の弟。売れない映画俳優。お正月にのび太にお年玉を借りに行ったこともある[150]。宝探しが趣味。アパート「オンボロ荘」の3号室に住んでいる[149]。
- のび助の妹
- デート中の、のび助に小遣いをせびった[14]。北海道のおばさんと同一人物であるとの説がある[151]が、北海道のおばさんが玉子の姉妹とされているもの[152]もありはっきりしない。
- 北海道のおばさん
- 毎年たくさんのお年玉をくれるおば。国鉄の運賃が上がって来られなかった年もあった[54]。
- すみれ
- 最近結婚した、のび太のいとこ[153]。北海道のおばの娘であるとの説[152]。一回限りの登場にも関わらず、アニメドラえもんのオープニング「ハグしちゃお」バージョンに登場している。
- 母方の祖父
- 健在。玉子の母親の世話をしていた。原作[154]には登場せず、アニメ[155]にのみ登場する。
- 母方の祖母
- 倒れたことがあるが、健在。メガネをかけている。[154]
- 玉子の兄
- 玉子の母親の世話をしていた。原作[154]では玉子との関係は不明だが、アニメ[156]では玉子の兄であると明言されている。
- 玉夫
- 玉子の弟。気が弱く、引っ込み思案[157]。車のセールスマンをしている[158]。
- 五郎
- 野比家近くのアパートに住む大学生で、のび太の従兄[159]。空腹のあまり食事を求めのび太の家に来ることもある[160]。血筋は不明。
- のび太郎
- ドラミが居候した家の子。のび太の母方のいとこ。外見はのび太に瓜二つ。別作品「ドラミちゃん」の話が単行本に収録される際、のび太郎をのび太に変更したため、のぶ子同様に存在しなかったこととされている。
- のぶ子
- のび太郎の母。もともと別作品「ドラミちゃん」の登場人物だったが、単行本に収録する際に人物設定を玉子に修正したため、顔が玉子の顔に書き換えられた。よって現在では存在しなかったこととされている。玉子より太っている。
- 岡山のおじさん
- のび太にきび団子を送った[161]。
[編集] 子孫
- 子
- ノビスケ
- 孫
- ノビスケの息子で、原作には2コマだけ登場した[65]。顔はノビスケにものび太にも似ていない(髪型と共に玉子に似ている?)。髪の色は黒ではない。アニメでは、顔はのび太やノビスケに似ており、髪の色は茶色となっている[9]。台詞は「パパったらおこりんぼうで」のみ。
- 曾孫(ひまご)
- セワシの父。映画『2112年 ドラえもん誕生』では口ひげを生やしている。セワシがドラえもんを気に入ったため居候させることに決めた。原作には登場しないが、11巻の巻末付録にそれらしい人物の描写はある[162]。名前は「のび三」であるとの説あり[163]。
- 玄孫(やしゃご)
- セワシ
[編集] 系図
野比家 のび平の父━┳━のび平の母 ┃ のび平 ┃ ~ ┃ のび左エ門 ┃ のび作 ┃ ○ ┃ ○ ┃ のび吉 片岡家 ┃ のびる━┳━おばあちゃん 玉子の父━┳━玉子の母 ┏━━━━┳━━━━┳━━━┳━━━┫ ┏━━━┳━━━┫ のび助の妹 ムナシ のび三郎 のび郎 のび助━┳━━玉子 玉夫 玉子の兄 ┃ のび太━┳━しずか 源家 ┃ ノビスケ━┳━ゆかり ┃ のび太の孫 ┃ セワシの父━┳━セワシの母 ┃ セワシ
血筋不明 石器時代の先祖 *名前不明 戦国時代の先祖 *のび作 幕末の先祖 *のびろべえ のび太のおじ *岡山のおじさん のび太のおば *北海道のおばさん のび太のいとこ *五郎 *すみれ *のび枝
[編集] 担当声優
1973年に日本テレビ系で放映されたアニメシリーズでは太田淑子(その後太田は2005年3月までテレビ朝日系で放送されたシリーズでセワシの声を担当する)、1979年よりテレビ朝日系で放送中のシリーズでは前シリーズでのび太のママの声を担当した小原乃梨子(一時期の代役は丸山裕子。幼少時(1歳児)も小原乃梨子、45年後ののび太は大川透)、2005年4月より、大原めぐみが担当。なお丸山は日本テレビ系で放映されたシリーズにも別役で出演した。
なお、丸山裕子が代役を担当した回(1979年7月23日〜7月28日放送分の第97話〜第102話)はビデオには未収録となっているため聴くことは難しい。吹き替えに関してはオープニングバックがオレンジ色だった頃は広森信吾が担当していたが、1995年ごろから未来ののび太が登場する機会そのものが減り、大人ののび太が出演する回そのものがなくなったために広森信吾がのび太として出演することはなかった。
なお、末期には「のび太の結婚前夜」が映画化された影響で大人ののび太を登場させる必要があったために、それまでのアニメ版のデザインをほぼ踏襲したメガネをかけたスタイルで大人ののび太が登場したが、このときは広森信吾ではなく、少年時代ののび太の声を担当していた小原乃梨子が声をやや太めにして演じ別けていた。広森信吾担当の大人のび太が登場する作品は比較的ソフト化されているものが多く、映画としては『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』が唯一で、ほかにドラえもんの特番として放送された「タイムワープリール」「タイムカプセル」「無人島はボクの島」がある。
[編集] のび太の家
木造モルタル2階建ての一軒家で、借家。窓は木製。2階にベランダはなく、物干しには庭を使っている。ただし、原作にはベランダが登場している。庭に物置が置かれている。1階に居間として使っている和室、応接室、のび助夫妻の寝室として使っている和室、2階にのび太の自室である和室 (4LDK)、向かいにおばあちゃんが使っていた部屋がある。のび太の机は東向き[164]設定。
連載開始当初は白黒テレビが現役[165]など、流行から取り残されがちだったが、連載後半になると、テレビがAVタイプ[118]になり、ダイニングキッチンにもテレビが付く[166]、電話機が多機能コードレス電話機[167]に代わる、中古のエアコンがつく[168]など、長い連載期間の間に徐々に様変わりしていっている。
1979年からのアニメでは、スタッフのこだわりで、間取り図が起こされた。この為、2階の間取りが大きく変わり、原作とは異なることになった。2階は1部屋増え、5DKとなっている。玄関に大きな窓がついているのが特徴。ダイニングキッチンには裏口がある設定となり、大型ガス湯沸かし器が備え付けられている。増えた2階の1部屋は、亡くなったのび太の祖母の部屋という設定だった。その後、1986年1月3日放送の「おばあちゃん大好き」では一階の台所の近くの部屋に変更された。 1989年後半ごろには1階の部屋の窓だけサッシに変更された。〔家庭科エプロン〕1986年公開の『のび太と鉄人兵団』では一時的に一階の窓がサッシになっていた。テレビ朝日アニメ1994年3月25日放送「怪盗キャットの素」までは2階ののび太の窓も1階と同じく木製だったが、その年3月公開の映画「のび太と夢幻三剣士」でテレビ朝日アニメで4月からサッシに変わる前に一足早く2階ののび太の部屋の窓もサッシへ変更された。これにあわせて、カーテンもブラインドに変更された。台所も広くなり、シングルレバー水栓のシステムキッチンになった。トイレのドアに三角形の窓ができ、廊下と台所の間のドアにも窓ができた。各部屋も改築され、快適になり、近代的になった。洋間にはパーゴラを設置し、一階の和室二室も広くなり、一番端の部屋には小さい廊下を設けた。同年4月1日放送「ハリ千本ノマス」から2005年3月18日放送「ドラえもんに休日を?!」まで11年間同じ形態だった。1994年4月8日放送「人生やりなおし機」では6年前の野比家は2週間前まで使用していた木製窓だった頃の家が登場しており、改築をしたと言うことがわかる。この時の設定は88年放送作品で見られたような設定だった。大山版アニメではのび太の部屋は、畳敷きの和室となっている。のび太の机から見て右側が出入り口のふすまとなっていて、窓は出窓。ドラえもんの寝る場所はのび太の机からむかって後ろの位置にある押入れだった。
のび太の部屋ののび太の机の隣のふすまの横の柱にのび太が小さいときにつけた小さいきずがあった[125]。
放映回によって、階段の位置が玄関入ってすぐの所になっていたり、ふすまの模様も多々あり、一様ではない[169]。 2005年4月15日からのアニメリニューアルで原作重視となったための関係で、原作の絵にあわせるため、のび太の部屋の間取りが変更された。現在のアニメでは原作と同じ位置に修正。向かってのび太の机の右側が押入れとなり、出窓は雨戸がついた窓になり、部屋の出入口はのび太の机の真後ろに変更。戸もふすまから普通のドアになっている。
また、机も以前のスチール(色の)机から原作と同じ木机に変更され、デザインも最新のものになっている。
ただし、床は原作と違って緑のじゅうたんになっている。 前のアニメよりも新しい所や古い所もある。台所や洗面所がドアではなく、窓式になっている等である。これは1970年代に建てられた住宅に見られる。
[編集] 住所
以下のような変遷を辿っている。
- 都心から電車で1時間余りの住宅街(アニメ第1作の設定)(1973年)
- 最寄り駅は生田駅(神奈川県川崎市多摩区生田、小田急小田原線)(1974年『小学二年生』による)
- 東京都中練馬区3-14-?[170](1980年)
- 〒176-00(当時は5桁) 東京都練馬区月見台…[171](1981年)
- 後楽園球場から西北西(その方向に東京都練馬区がある)に野比家の近所[172](1981年)
- 東京都田無市大字田無1234[173](1990年)
- 多摩地区(1996年当時では東京都田無市(現:西東京市)がこれに含まれていた)[174](1996年)
将来の野比家は「トーキョーシティー・ネリマブロック・ススキガハラストリート」にあるとされている[109]。
また、野比家は骨川家から東に70メートルの地点にある[175]ことから、骨川家の近くにある。その骨川家が持つ自家用車のナンバープレートが「多摩55 33-88」[176]、「多摩11 む 94-69」[177]などであることから、骨川家は多摩地区、あるいは東京都練馬区月見台すすきヶ原3-10-5[178]にあるとされている。
多くの表現で東京都練馬区、および東京都田無市と出ていることからこの二者が有力とされる。
[編集] 脚注・出典
- 「x巻」は、てんとう虫コミックス『ドラえもん』の単行本での収録巻数を指す。
- ^ さいとうはるお、黒沢 哲哉『藤子・F・不二雄―こどもの夢をえがき続けた「ドラえもん」の作者 (小学館版学習まんが人物館)』小学館、1997年
- ^ a b 2巻「ぼくの生まれた日」→このときの設定では1964年生まれ
- ^ これが基本であるが、掲載学年誌ごとに年齢設定は若干変化する
- ^ a b アニメ「テストにアンキパン」(1979年4月4日放送)による。同年5月21日に放送された「おばあちゃんの思い出」では過去へ訪れたのび太が「8年前のカレンダー」と言ったことから、五年生であると思われる節もある。
- ^ 大山のぶ代版アニメ「おしゃべり切手」(1996年5月17日放送)ほか
- ^ a b c 『のび太と銀河超特急』
- ^ 27巻「かがみのない世界」
- ^ a b 14巻「夢まくらのおじいさん」
- ^ a b c 36巻「のび太の息子が家出した」のアニメ版「わからずやのパパは、のび太」(1984年11月16日放送)
- ^ a b 映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』
- ^ 未収録作品集5巻「45年後…」
- ^ 「人生やりなおし機」(1994年4月8日放送)より
- ^ 16巻「りっぱなパパになるぞ」
- ^ a b 1巻「プロポーズ作戦」
- ^ 『のび太とアニマル惑星』
- ^ アニメ「おねがい小づち」(1991年6月7日放送)
- ^ 書籍『THIS IS ANIMATION 映画ドラえもん 感動名作選 帰ってきたドラえもん・のび太の結婚前夜』
- ^ 13巻「悪魔のパスポート」
- ^ 22巻「のら犬「イチ」の国」など
- ^ 33巻「さらばキー坊」など
- ^ 『ドラえもん のび太の恐竜』
- ^ 37巻「かわいい石ころの話」
- ^ 6巻「台風のフー子」
- ^ 25巻·映画『のび太の結婚前夜』
- ^ 2巻「オオカミ一家」
- ^ a b 17巻「モアよドードーよ、永遠に」
- ^ 9巻「世の中うそだらけ」など
- ^ 18巻 「なくし物取り寄せ機」
- ^ 3巻「ソウナルじょう」
- ^ 2巻「ゆめふうりん」、7巻「小人ロボット」
- ^ 15巻「人生やり直し機」
- ^ 27巻「人間ブックカバー」
- ^ 32巻「本はおいしくよもう」
- ^ 13巻「いただき小ばん」
- ^ 「恐竜丸ごとの化石を発掘してやる!」『のび太の恐竜』、「今、すごいものを作ろうとしているんだ! 」5巻「地球製造法」など
- ^ 26巻「のび太の地底国」
- ^ 36巻「「そんざいかん」がのぞいてる」他
- ^ 37巻「たまごの中のしずちゃん」
- ^ 26巻「ビョードーばくだん」、45巻「人間うつしはおそろしい」。ただし例外もある(39巻「ハンディキャップ」)。
- ^ 映画『のび太のパラレル西遊記』では、のび太の夢の中に出てくる釈迦役のドラえもんに、孫悟空役ののび太に対して「勉強はしない、ママの言う事は聞かない、すぐに泣く、ドラえもんをいじめる」と言われる
- ^ a b アニメ「あの頃に戻りたい!」(1987年10月30日放送、文化庁表彰作品)
- ^ アニメ「悪い子バンド!?」(1999年1月29日放送)、アニメ「ブラックホールペン」(1987年8月21日放送)、19巻「あの窓にさようなら」、5巻「ゾウとおじさん」、アニメ「いいことポイントカード」(1999年12月10日放送)、アニメ「変身リングとカード」(1989年8月11日放送)、アニメ「ことわざゲーム」(2000年2月4日放送)などで活躍。
- ^ a b c 『のび太のワンニャン時空伝』
- ^ それ以外にも作中で失禁することが少なくなく、基本的にトイレを我慢するのが苦手らしいことが描かれている
- ^ 42巻「もぐれ!ハマグリパック」
- ^ 23巻「ぼくよりダメなやつがきた」
- ^ 37巻「のび太の0点脱出作戦」
- ^ a b 25巻「な、なんと!!のび太が百点とった!!」
- ^ a b 26巻「タイムカプセル」
- ^ 28巻「大ピンチ! スネ夫の答案」
- ^ 20巻「アヤカリンで幸運を」
- ^ 34巻「のび太もたまには考える」
- ^ a b c 8巻「ライターしばい」
- ^ a b 15巻「ポータブル国会」
- ^ ただし「のび犬」と書くミスに関しては本人も気にしている模様。23巻「透視シールで大ピンチ」)
- ^ 33巻「鏡の中の世界」
- ^ 『のび太の魔界大冒険』
- ^ 16巻「音のない世界」
- ^ 3巻「宝さがしごっこセット」
- ^ 23巻「もはん手紙ペン」
- ^ 16巻「音のない世界」
- ^ 8巻「グラフはうそつかない」
- ^ 42巻「宇宙完全大百科」
- ^ a b 20巻「雪山のロマンス」
- ^ a b c d 36巻「のび太の息子が家出した」
- ^ 30巻「ねむりの天才のび太」。ちなみに初期は3秒だった(7巻「小人ロボット」)
- ^ プラス2巻「夢中機を探せ」
- ^ 『小学一年生』1970年2月号掲載の無題作品など
- ^ 『のび太の宇宙開拓史』。ただし劇場版ではこのシーンはなくなっている
- ^ 24巻「ガンファイターのび太」
- ^ 20巻「ツモリガン」など
- ^ 大山のぶ代版アニメ「のび太の家出」2004年8月13日放送
- ^ 8巻「カネバチはよく働く」
- ^ ちなみに現実には、国際あやとり協会が実在している
- ^ 15巻「あやとり世界」
- ^ 2巻「ロボ子が愛してる」
- ^ 水田わさびら声優陣シリーズのアニメ作品「ロボ子が愛してる」(2005年12月2日放送)
- ^ 37巻「大人気!クリスチーネ先生」
- ^ a b 『決定版 ドラえもん大事典』(小学館)
- ^ 25巻「のび太のなが~い家出」
- ^ 15巻「ナイヘヤドア」
- ^ 14巻「無人島へ家出」
- ^ 9巻「デンデンハウスは気楽だな」
- ^ a b 22巻「税金鳥」
- ^ 25巻「円ピツで大金持ち」
- ^ 23巻「オキテテヨカッタ」
- ^ 39巻「四次元若葉マーク」
- ^ 21巻「ひろびろ日本」
- ^ NHKアーカイブ『映像ファイル あの人に会いたい』
- ^ 33巻「フィーバー!! ジャイアンF・C」
- ^ 11巻「おすそわけガム」
- ^ a b c 42巻「断ち物願かけ神社」
- ^ 10巻「のび太の恐竜」
- ^ a b 8巻「ぼく、マリちゃんだよ」
- ^ アニメ「未来の町が危ない!!」(1993年10月8日放送)
- ^ 34巻「水たまりのピラルク」
- ^ 41巻「無人島の大怪物」、アニメ「変身リングとカード」(1989年8月11日放送)
- ^ a b 16巻「パパもあまえんぼ」
- ^ 19巻「無敵コンチュー丹」、アニメ「セワシレポート」(1999年12月3日放送)
- ^ アニメ「パパだって甘えんぼ」(1986年1月31日放送)
- ^ 2巻「タタミの田んぼ」
- ^ a b プラス1巻「ぼくを止めるのび太」
- ^ 44巻「十円なんでもストア」
- ^ アニメ「ぐるめフォークセット」(1996年9月6日放送)
- ^ 31巻「やどり木で楽しく家出」
- ^ アニメ「おつかいバッグ」(1996年3月22日放送)
- ^ 2巻「怪談ランプ」、21巻「ドラキュラセット」、37巻「しかしユーレイは出た!」など
- ^ プラス2巻「ドロン巻き物」
- ^ a b 21巻「未来の町にただ一人」
- ^ a b 27巻「○□恐怖症」
- ^ 9巻「ウラシマキャンデー」
- ^ 5巻「のろのろ、じたばた」ほか
- ^ 5巻「うちのプールは太平洋」、21巻「ママをたずねて三千キロじょう」など
- ^ 44巻「腹ぺこのつらさ知ってるかい」
- ^ 34巻「地震訓練ペーパー」
- ^ 13巻「ちく電スーツ」
- ^ 藤子不二雄ランド1巻「未来から来たドラえもん」
- ^ a b 『のび太と竜の騎士』
- ^ 25巻「のび太のスペースシャトル」
- ^ 39巻「のび太の模型鉄道」
- ^ 4巻「してない貯金を使う法」
- ^ 3巻「そっくりクレヨン」
- ^ a b 41巻「いつでもどこでもスケッチセット」
- ^ 19巻「天井うらの宇宙戦争」
- ^ a b c 大山版ドラ「南の島へ出かけよう」(1992年4月3日放送)
- ^ 1巻「走れ! ウマタケ」
- ^ 31巻「海坊主がつれた!」
- ^ 40巻「架空人物たまご」
- ^ 35巻「空ぶりは巻きもどして・・・」
- ^ 7巻「ジャイアンズをぶっとばせ」で1イニング13失点、33巻「あの道この道楽な道」で1イニング77失点
- ^ 17巻「大むかし漂流記」など
- ^ 26巻「ユニコーンにのった」
- ^ プラス4巻「ドラえもんとドラミちゃん」
- ^ 1巻「未来の国からはるばると」
- ^ 書籍「コロコロコミックデラックス 映画アニメドラえもん・ドラミちゃん」
- ^ 書籍『最新ドラえもんひみつ百科』
- ^ 4巻「おばあちゃんのおもいで」
- ^ 劇場版『帰ってきたドラえもん』のび助の台詞より
- ^ (33巻「ハリーのしっぽ」)
- ^ 4巻「のび左ェ門の秘宝」
- ^ 14巻「ホラふき御先祖」
- ^ 映画『ドラミちゃん アララ・少年山賊団! 』
- ^ 1巻「ご先祖さまがんばれ」
- ^ 7巻「石器時代の王さまに」
- ^ 5巻「ゾウとおじさん」
- ^ 34巻「一晩でカキの実がなった」
- ^ アニメ「時空間とりかえ機」(34巻「一晩でカキの実がなった」のアニメ化作品。1984年8月31放送、ビデオ『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』14巻に収録)
- ^ アニメ「アドベン茶」(36巻「アドベン茶で大冒険」のアニメ化作品。1985年1月11日放送、ビデオソフト未収録)
- ^ a b 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品「のび太の宝さがし」(1982年1月3日放送。ビデオ「ドラえもん テレビ版スペシャル特大号」冬の巻3、およびDVD「ドラえもん コレクション・スペシャル」冬の3に収録)
- ^ 藤子不二雄ランド2巻「宝さがし」
- ^ 雑誌『ぼく、ドラえもん。』第11号
- ^ a b 小学館ドラえもんルーム編『ド・ラ・カルト~ドラえもん通の本~』
- ^ 27巻「細く長い友だち」
- ^ a b c てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』1巻「グルメテーブルかけ」
- ^ アニメ「グルメテーブルかけで食べ放題!!」(原作「グルメテーブルかけ」のアニメ化作品。2004年11月26日放送、ビデオソフト未収録)
- ^ アニメ「グルメテーブルかけ」(原作「グルメテーブルかけ」のアニメ化作品。2007年11月16日放送)
- ^ 2巻「正直太郎」
- ^ 32巻「ほしい人探知機」
- ^ 10巻「アパートの木」
- ^ 42巻「目は口ほどに物を食べ」
- ^ 3巻「おはなしバッジ」
- ^ 11巻・巻末付録「ドラえもんは22世紀のトーキョーで生まれた」
- ^ 日本ドラえもん党著『野比家の真実』(ワニブックス、1993年)
- ^ 35巻「地球下車マシン」による。大山のぶ代版アニメ「地球下車マシン」(1985年1月4日放送)では西向きという
- ^ 2巻「タイムふろしき」
- ^ 大長編『のび太のねじ巻き都市冒険記』
- ^ 『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』
- ^ 「季節カンヅメ」
- ^ 各時期のアニメ作品を参照[要出典]
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品「タイムマシンでお正月」(1980年1月1日放送、ビデオソフト未収録)
- ^ 24巻収録「虹谷ユメ子さん」
- ^ 27巻収録「ポラマップスコープとポラマップ地図」
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品「ペーパークラフト」(てんとう虫コミックス42巻収録「深海潜水艇たった二百円!!」のアニメ化作品。1990年3月16日放送、ビデオソフト未収録)
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品「エイプリルフール」(てんとう虫コミックス11巻収録「化石大発見!」のアニメ化作品。1996年3月29日放送、ビデオ「ドラえもん テレビ版スペシャル特大号」春の巻5、およびDVD「ドラえもん コレクション・スペシャル」春の5に収録)
- ^ 藤子不二雄ランド4巻収録「物体瞬間移動機」
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品「トカゲロン」(1985年4月26日放送、ビデオ『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』5巻に収録)
- ^ 大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品「つめあわせオバケ」(てんとう虫コミックス32巻収録「つめあわせオバケ」のアニメ化作品。1995年8月11日放送、ビデオ『ドラえもん テレビ版スペシャル特大号』夏の巻4、およびDVD『ドラえもん コレクション・スペシャル』夏の4に収録)
- ^ 15巻収録「不幸の手紙同好会」