臼井儀人
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臼井 儀人(うすい よしと、1958年4月21日 - )は、静岡市出身・春日部市育ちの男性漫画家。春日部市在住。血液型B型。代表作は『クレヨンしんちゃん』。本名は臼井 義人。個人事務所は有限会社らくだ社。
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[編集] 来歴
1977年埼玉県立春日部工業高等学校を卒業後、アルバイトをしながらデザイナー学校に通学するが中退。1979年広告関係の会社に入社。1987年「だらくやストア物語」が双葉社・週刊Weekly漫画アクション新人賞佳作入賞し漫画家デビュー。1990年8月には「クレヨンしんちゃん」の連載が開始。1992年にアニメ化、1993年にアニメ映画化され、社会現象を起こす大ブームとなる。臼井はいくつかの主題歌や挿入歌の歌詞も提供しているほか[1]、劇場版数作品には本人役での出演もしている。
2004年には『クレヨンしんちゃん』原作単行本のプロモーションのためスペイン・バルセロナを訪問。その際同国での同作品の普及に感激し、「バルセロナでのエピソードを執筆したい」との意向から原作・テレビアニメともにそのストーリーが掲載・放送され、後にスペインでも放送された(2004年5月29日放送「オーラッ!スペイン旅行だゾ」)。
[編集] 人物像
「決して顔出ししない漫画家」(理由は「漫画家は謎めいていたほうがいいから」らしい)として知られるが、彼を知る人からは極めて普通の人といわれている(臼井と面識を持つ関根麻里によれば「かっこいい」らしい)。
また、コサキンのファンであることも知られており、TBSラジオの『コサキンDEワァオ!』へ時々葉書を送っているほか、1998年・2006年には番組にゲスト出演も果たしている。同局の『小堺一機のサタデーウィズ』にもゲスト出演し、「大きな野望 小さな野望は?」と小堺一機に訊かれ「街でリチャード・ギアと間違えられ『いいえ、違います』というのが野望」というシュールな受け答えをしていた。このため、初期から中期にかけてはコサキンのリスナーにしか分からないネタが背景の随所にばらまかれ、コアなファンを生み出した。 元々、「夜はともだち」時代から聞き続けている超ヘビーリスナーで、古参のリスナーにしか分からないエピソードを元にした作品も存在する。高い情報収集能力からギャグ漫画家四天王と言われてる。
[編集] クレヨンしんちゃんに関するエピソード
アニメ化された『クレヨンしんちゃん』の一部では、カラオケなどで自身の喉を披露している。サザンオールスターズ(桑田佳祐含む)のファンで、作中ではしんのすけの失恋シーンやひろしがお風呂で歌う鼻歌の場面などにサザンや桑田の曲を引用。車の中でサザンのカセットを探すシーンも見られる。さらにはコミックスの24巻に『希望の轍』の歌詞が掲載されたこともあった。
また、『クレヨンしんちゃん』では『ダークエンジェル』や『24 -TWENTY FOUR-』などの映画・テレビドラマ名や役者の名前が登場することが多く、彼は映画・テレビドラマが好きであると思われる。映画好きの証拠として、『スター・ウォーズ』(『クレヨン・ウォーズ』)や『ロード・オブ・ザ・リング』(『ロード・オブ・ザ・イカリング』)などを元ネタにした外伝作品まである。また漫画の中の看板や旗の幟やポスターにチラシなどいたるところに、映画やテレビドラマの個人的な感想(「ホーンテッドマンションおもしろかったよ」や「キル・ビルのVol.2はレンタルビデオでいいや」など様々)が登場している。映画やドラマ以外でも笑点でおなじみの座布団一枚という台詞も度々登場する。
連載初期のころはフリーザ、スカウターなどの『ドラゴンボール』ネタが多く使われ、超サイヤ人は多数のキャラが変身し、みさえは超サイヤ人3にまでなった。「大原なち」という実名が『クレヨンしんちゃん』内で登場しているが、関係はない。
他にも『風雲!たけし城』を髣髴とさせるシーンなどもあった。
NHK『みんなのうた』でも、楽曲「それがボクのおとうさん」の映像を担当している(動画・絵コンテなどはシンエイ動画が担当している。この曲を歌っているのは財津和夫であり、財津は『暗黒タマタマ大追跡』の主題歌も歌っている)。
『クレヨンしんちゃん』は現実を舞台にした日常漫画だが、自身の作品の映画化に触発または影響されるせいか、自分なりの非日常冒険外伝も多く描いており、『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』の上映に関しては自らイメージイラストを描くほどの関心を持っている。また、『暗黒タマタマ大追跡』 - 『爆発!温泉わくわく大決戦』まで、「マンガ家(臼井儀人)」役として特別出演しているが、野原家一行に殴り倒されるのが恒例となっている。
『超こち亀』で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉、秋本・カトリーヌ・麗子と「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけとぶりぶりざえもんを共演させた時、「麗子さんとつきあいたい」と言っていた。ちなみに『こち亀』の作者秋本治も臼井同様コサキンリスナーであり、コサキンのラジオ番組25周年の際には秋本、臼井とさくらももこという他ではあり得ないようメンバーによる記念ポスターが共同製作された。
[編集] 作品リスト
- あたしら派遣クイーン
- あんBaらんすぞ〜ん
- 臼井儀人こねくしょん
- 臼井儀人のぶちかまシアター
- おーえるグミ
- (株)くるぶし産業24時
- クレヨンしんちゃん
- しわよせ派遣会社(株)
- しんのすけ伝説
- スーパー主婦月美さん
- すくらんぶるえっぐ
- すぅぱあ・みっくす
- だらくやストア物語
- ひらきなおっちゃうぞ!
- みっくす・こねくしょん
- 臼井儀人のもっと ひらきなおっちゃうぞ!
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ もともと「ひまわり体操」「北埼玉ブルース」(原作3巻)などのように、コミック執筆時に1番のみ歌詞を作詞・掲載したものが音楽製作されるケースもある。この場合他者が2番以降を追加している。
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メディア展開 | アニメ |
劇場版 | 第1作 - 第2作 - 第3作 - 第4作 - 第5作 - 第6作 - 第7作 - 第8作 - 第9作 - 第10作 - 第11作 - 第12作 - 第13作 - 第14作 - 第15作 - 第16作 |
ゲーム | オラとポイポイ - 大魔王の逆襲 - オラとおもいでつくるゾ! - オラとわんぱくごっこだゾ - シネマランドの大冒険!/シネマランド カチンコガチンコ大活劇! - オマケの都ショックガーン! - 最強家族カスカベキング うぃ〜(TIMのゲーム命!!) - ぬってクレヨ〜ン大作戦! |
登場人物 | 野原しんのすけ - 野原みさえ - 野原ひろし - 野原ひまわり - シロ - かすかべ防衛隊 - ぶりぶりざえもん - 石臼登代 |
関連楽曲 | OP:オラはにんきもの - パカッポでGO! - とべとべおねいさん - ダメダメのうた - ユルユルでDE-O! ED:うたをうたおう - 月灯りふんわり落ちてくる夜 - スキスキ♡マイガール - 今日はデート 他:さよならありがとう - 元気でいてね - Cry Baby - ベストアルバム |
関連項目 | 臼井儀人 - 仮面ライダー電王+しん王 |