爆竜戦隊アバレンジャー
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『爆竜戦隊アバレンジャー』(ばくりゅうせんたいアバレンジャー)は、2003年(平成15年)2月16日から2004年(平成16年)2月8日までテレビ朝日系列で毎週日曜日7:30 - 8:00に全50話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第27作である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
スーパー戦隊シリーズ | ||
第26作 | 忍風戦隊 ハリケンジャー |
2002年2月 ~2003年2月 |
第27作 | 爆竜戦隊 アバレンジャー |
2003年2月 ~2004年2月 |
第28作 | 特捜戦隊 デカレンジャー |
2004年2月 ~2005年2月 |
目次 |
[編集] あらすじ
恐竜が生息していた6500万年前、地球に巨大な隕石が衝突。その衝撃によって次元の歪みが生じ、地球は人類が住む地球と異次元空間にある地球「ダイノアース」に分裂した。
氷河期の訪れなかったダイノアースでは、恐竜が進化した知的生命体・爆竜と人類によく似た種族・竜人が共存していたが、「エヴォリアン」を名乗る高度な科学力を持った侵略者集団との激しい戦いの末、壊滅的な被害を負わされてしまう。そしてエヴォリアンは続いてアナザーアース(我々の住む地球を竜人はこう呼ぶ)を侵略してきた。
しかしダイノアースでエヴォリアンに対するレジスタンス活動を行っていた竜人・アスカもまた、アナザーアースを救うべく現れた。
精神エネルギー「ダイノガッツ」を強く持つ者を求める彼の呼びかけに応えた伯亜凌駕(アバレッド)、三条幸人(アバレブルー)、樹らんる(アバレイエロー)の3人の若者は、アスカ(アバレブラック)と共にアナザーアースを守るべく、爆竜と心を通わせてエヴォリアンと戦う。
[編集] 概要
[編集] 特徴
メンバー構成が、3人+1人(司令官)という変則的なのが特徴な戦隊。 また本作に登場する爆竜たちは人間と対等の知的生命体との位置づけがされており、アバレンジャー達と彼らの交流も描かれている。塚田プロデューサーによれば、5人のアバレスーツ着用者と10大爆竜とによる「15人戦隊」を描くという意図があったとのこと。
『仮面ライダークウガ』の続編を求める要望に応えるため、同作でシリーズ構成を務めた荒川稔久をはじめとするスタッフ陣が、『クウガ』と同様のテーマを盛り込んだと言われる[1]。
敵キャラクター3名(ジャンヌ、ヤツデンワニ、リジェ)が後にアバレンジャーの側についたのも戦隊シリーズとしては異例であった。特にヤツデンワニは純粋な敵怪人として現れながら、エヴォリアン消滅後も生き残り、『特捜戦隊デカレンジャーvsアバレンジャー』では会社を興して社長に就くなど、初登場当時には予想もつかなかった人生(怪人生?)を歩んだ[1]。荒川は『鳥人戦隊ジェットマン』でドライヤージゲン、『五星戦隊ダイレンジャー』で墓石社長をゴーマ3ちゃんズの一員として描いたライターであり、担当声優の津久井が「おいしい役」とまで評したこの扱いは、荒川がメインを務めた本作ならではと云える。またリジェも、アスカとジャンヌ = マホロの過去に関わるキーパーソンとしての役割を担っていた。
本作における脚本の完成度の高さを物語る一例として、第2話・第3話と最終話とのリンクが挙げられる。すなわち、第2話における「踏ん張らない」・「バカ」という語と、第3話における「お遊戯会」・「約束」・「大嫌い」という語が、それぞれ最終話においても登場し、それが一年間を通して登場人物同士の関係が深化したことを実感させるエピソードとなっている。
最終回は登場人物全員(死亡した、またはダイノアースに帰った人物はそっくりな他人として)で鍋を囲むという異例なエンディングで締めくくられた。
[編集] 設定
アバレンジャーは、「アバレモード」という戦闘能力強化時に、それぞれがパートナーとする爆竜のような獣風の動きで敵と戦闘する。これは、やはり『百獣戦隊ガオレンジャー』が獣風の動きで敵と戦闘するのと共通する。特に、両戦隊のイエローが翼を広げて滑空する様は酷似している。本作の「アバレモード」以降、全メンバーのパワーアップ形態は後続の『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』にも受け継がれた設定である。
恐竜モチーフであることから、アバレンジャーに変身する3人とアバレキラーこと仲代壬琴の苗字は、恐竜の生きた時代から連想してつけられている(それぞれ「白亜紀」、「三畳紀」、「ジュラ紀」、「中生代」に対応。後のVシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』にてデカグリーンことセンちゃんから「上手くもじったもんだねー」との突っ込みをいれられている)。また、アバレンジャーに協力する2人の苗字は、プロ野球球団中日ドラゴンズの選手にちなんでいるが、これはドラゴンズのファンであるという荒川稔久のアイディアによるもの[2]。アスカたち竜人には、日本の古代に由来するネーミングがなされている。
[編集] キャスティング
上記のような「5人のアバレンジャー達と『人間と対等の知的生命体』である10大爆竜達との交流→『15人戦隊』を描く」という方向性から、爆竜達(や、上記のヤツデンワニなど)を担当する声優陣の人選には特に力が入れられ、以下の通り、過去作でレギュラー級を務めた声優を多く起用している。
- ブラキオサウルス : 『ターボレンジャー』・聖獣ラキアの銀河万丈
- ティラノサウルス / ヤツデンワニ : 『カーレンジャー』・グラッチの長嶝高士 / 副長ゼルモダの津久井教生。
- トップゲイラー / バキケロナグルス : 『ゴーゴーファイブ』・サラマンデスの緑川光 / ミントの相田さやか
また、本作は『電磁戦隊メガレンジャー』以来となる本編ナレーターのいない作品でもあるため、爆竜を担当する声優達が代わりに進行役を務めた。声優の一部(銀河万丈やプテラ役の篠原恵美ら)は第34話「ゲームをやろう! 突撃アバレ星」に顔出しでゲスト出演している。
[編集] アイキャッチ / おまけ映像
アイキャッチは、CM前後ともに流れるBGMが同じである。これは『科学戦隊ダイナマン』以来、シリーズ久しぶりのことで、2008年の『炎神戦隊ゴーオンジャー』まで[3]引き継がれている。
更に、本作でシリーズ史上初めて導入されたのが、ED後のおまけ映像であり、本作の第2話よりスタートした。本作では本編のエピローグとなっている。そして、こちらも2007年の『ゲキレンジャー』まで、各作品ごとに趣向を変えながら引き継がれている。
これに伴い、これまで本編終了の際に出る「つづく」表記がなくなり、代わりにタイトルロゴ表記を表示するパターンとなる。
[編集] スタッフ
これまでのシリーズでサブライターの役割を担ってきた荒川稔久がメインライターを初担当。また浦沢義雄が『激走戦隊カーレンジャー』以来の参加となった。雑誌インタビューによると浦沢の起用を日笠淳プロデューサーに進言したのは荒川であるという(荒川と浦沢は『激走戦隊カーレンジャー』や『燃えろ!!ロボコン』にも共に参加、また浦沢と日笠も「不思議コメディーシリーズ」などで関わりがあった)。
演出陣ではパイロット監督に『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以来となる小中肇を起用。独特のシャープな映像で物語世界を構築するが、諸事情により比較的初期の段階で降板してしまう。その他前作から続投の諸田敏、渡辺勝也の他『パワーレンジャー』演出のため渡米していた坂本太郎が本作にてシリーズに復帰。坂本は途中参加にもかかわらず結果的には同作品で最多演出となる14作品を監督した。
音楽担当として数多くの映画・テレビドラマ・アニメを手がけ、日本アカデミー賞も受賞した作曲家・羽田健太郎を起用した事も話題を呼んだ。羽田は本作のために総勢5名で構成される音楽ユニット「羽田健太郎with Healthy Wings」(「Healthy Wings」とは「羽田健太郎」(羽=wing)(健=health)から。)を結成、戦隊シリーズとしては初の複数人作曲家による劇伴制作が行われた。同ユニットメンバーとして参加した山下康介、高木洋、大橋恵らは後に『魔法戦隊マジレンジャー』(山下)、『超星艦隊セイザーX』(高木)、『炎神戦隊ゴーオンジャー』(大橋)とそれぞれ特撮劇伴作家として一人立ちしている。
また、前述の羽田が司会を務める『題名のない音楽会21』(2003年5月4日放送分に遠藤正明が出演し、羽田作曲の「爆竜合体!アバレンオー」を歌った)や、『子連れ狼』(第12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」)、『釣りバカ日誌』(第26話「釣りバカアバレ日誌、どもども」)など、テレビ朝日系の他番組とのメディアミックスが目立ったシリーズでもある。
[編集] メンバー構成について
前作『忍風戦隊ハリケンジャー』同様の当初3人編成の戦隊であり、初期メンバーが3人の作品が連続したのは初である。もっともアバレブラック=アスカは、変身能力を失った状態では1話から既に登場している上に、僅か数話目で復帰するため初期メンバーとして扱うケースも多い。その場合石ノ森章太郎原作の『ジャッカー電撃隊』以来、実に26年ぶりの当初4人編成戦隊ということになる。アスカは結成の経緯から司令官的立場でもあり、さらに中盤で一時他の3人と離れるため、3人+1人の変則編成とも言える。
メンバー構成面での特徴としてはもう1つ、中途から登場する白色の戦士アバレキラーが挙げられる。彼は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以来恒例化した「第6の戦士」(本作では「5人目」だが)の位置にあるが、アバレンジャーと敵対しつつもエヴォリアンとも微妙な距離をとるなど、いわゆる「第三勢力」の要素も持つ異色のキャラクターであり、登場当初には始祖たるドラゴンレンジャーのような悲劇性もなかったため、戦隊史上初の悪役(ヒール)戦隊ヒーローとも言われる(もっとも後に、彼ゆえの悲劇性が頭をもたげる事になるのだが)。その登場は前年に放送された『仮面ライダー龍騎』に登場した悪役ライダー・仮面ライダー王蛇の好評を受けてのものとされる[4]。アバレキラーが仲間になったのは終盤で、しかも最終決戦を待たずして死亡したため、5人揃っての名乗りは47話と48話の2回のみ(後の『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』を含めても3回)である。
『ハリケンジャー』や元祖3人戦隊の『太陽戦隊サンバルカン』、当初3人の『超獣戦隊ライブマン』では赤=空、青=海、黄=陸の動物を象徴するという形が継承されてきていたが、当作品は赤=肉食恐竜、青=草食恐竜、黄=空(翼竜)を象徴している。また女性である樹らんるがブルーではなくイエローなのも、同じ男2人女1人戦隊であった『ライブマン』、『ハリケンジャー』とは異なっている。
[編集] 評価
作品としての評価はあまり高いとは言えない結果ではあったものの、玩具の総売上としては前作のハリケンジャーの131億円に匹敵する130億円と好成績を出しているので子供受けの点では十分成功していると言える。
[編集] 登場人物
[編集] アバレンジャー
ダイノガッツの持ち主が「爆竜チェンジ」して、アタック・バンディット・レジスタンススーツを着用する。本作における劇中描写上、「アバレンジャー」や「アバレキラー」という名称・呼称は、いずれも「自称」である。各作品の解釈にもよるが、スーパー戦隊シリーズ史上、「○○ンジャー」や「○○マン」、「○○ファイブ」といった戦隊名が、構成員・変身者の「自称」というケースは、極めて珍しい。
- 伯亜凌駕(はくあ りょうが) / 元気莫大! アバレッド
- 22歳。愛知県名古屋市出身。インタープリターの資格を持っている。交通事故死した兄夫婦の娘である舞を引き取って育てている。明朗活発で極めて楽天的な性格。舞曰く「嫌いなものが無い」。だが内に秘めた潜在能力や闘争本能はかなり高く、仲代=アバレキラーを驚愕させ「お前は俺に似ている」と言わしめる程。舞と爆竜達を除けば年下であっても仲間には敬語を使う(熱血キャラのレッドが敬語キャラなのは珍しい)。
- 5人共通の上記アバレモードとは別に、唯一下記アバレマックスに変身する。
- パートナーは爆竜ティラノサウルス。変身(爆竜チェンジ)にはダイノブレスを使用。
- 苗字の由来は「白亜紀」から。
- 三条幸人(さんじょう ゆきと) / 本気爆発! アバレブルー
- 21歳。北海道札幌市出身。年商4億を誇り、大国の要人にもコネを持つカリスマ整体師で、愛車はポルシェと日産R34スカイラインGT-R。
- 学生時代に仲良くなった少女との仲を金で裂いた父に反発して家出、整体師となった。
- 当初はアバレブルーになる事を拒否していたが、次第に身を捨てようとするアスカを殴るなど、打ち解けてくる。クールな性格でぶっきらぼうな面が目立つ一方、子供の頼みが断れない面もある。特技はロシア語。嫌いな食べ物は貝類。
- パートナーは爆竜トリケラトプス。
- 苗字の由来は「三畳紀」から。
- 樹らんる(いつき らんる) / 勇気で驀進! アバレイエロー
- 20歳。福岡県福岡市出身。元アイドル歌手だったが、趣味のメカいじりが出来なくなるという理由から自らの意思で引退。その趣味が戦いに役立つ事も多く、「恐竜や」店内の秘密基地もらんるの設計によるものであった。
- 性格は男勝りで負けず嫌い。普段は標準語だが感情的になると「せからしか」「~たい」と博多弁(ただし、地元の人間の視点で見るとかなり違和感がある)になり、また一旦「味方」と判断した相手には敬称付きで話す。嫌いな食べ物は納豆(後に克服)・ピーマン。
- パートナーは爆竜プテラノドン。
- 苗字の由来は「ジュラ紀」から(樹を音読みすればジュ)。
- アスカ / 無敵の竜人魂! アバレブラック
- ダイノアースの反エヴォリアン・レジスタンスで、凌駕たち3人にダイノブレスを与えた竜人。アバレンジャーの司令官格であり、リーダーともいえる。アナザーアース(我々の住む地球)では「恐竜や」の従業員・大野飛鳥(おおの あすか)と名乗り、ダイノアースという「異世界の住人」でもあるためにやや天然ボケな一面もある。
- 初登場時には変身していたが、その時にアイテムであるダイノハープを破損。後にバキケロナグルスのタマゴの殻に入っていた、爆竜を育てる栄養源の「ヒダマ」を使って再生させ、「1人目でありながら4人目」のダイノガッツの戦士となる。爆竜達やマホロ等、ダイノアースでの仲間には一人称が俺で普通の口調だが、アナザーアースの人間には一人称が私で敬語を使う。後に『轟轟戦隊ボウケンジャー VS スーパー戦隊』にも登場。「スーパー戦隊住所録」でのファイルナンバーは“ABA03004”。
- パートナーは爆竜ブラキオサウルス。変身(爆竜チェンジ)にはダイノコマンダーとダイノハープを使用。
- 仲代壬琴(なかだい みこと) / ときめきの白眉! アバレキラー
- 中盤から登場。医大を飛び級して卒業し14歳で医師免許を取った天才外科医で、暗黒爆竜に襲われた凌駕を救った。しかし、天才でありすぎたために「努力する楽しみ」を知らず、それを与えてくれるときめきを求め続けていた(「ときめくぜ」という口癖もそれ故)。性格的には冷静を通り越して冷徹ですらあり、荒っぽい面も併せ持つ。
- 暗黒爆竜との戦いで凌駕を救った後彼もダイノガッツに惹かれていた一人であったが、爆竜3体が先にパートナーを見つけてしまったため結果的にあぶれる形に。しかしその後ダイノマインダーを手にし、大学病院を辞め戦いを「ゲーム」としてアバレンジャーに挑戦する。彼のアバレスーツは「一人で敵を倒す」ことを目的に作られたプロトタイプのため、強大なパワーを持つ。高速移動しながらの攻撃が得意。中盤からはエヴォリアンを率いることになるが・・・。
- パートナーは爆竜トップゲイラー。変身(爆竜チェンジ)にはダイノマインダーを使用。変身時は呟くように「爆竜チェンジ」と言いながら最小限の動きでダイノマインダーのスイッチを押すのが特徴だった。このような描写もあってか、他のメンバーと違い変身時のいわゆるバンクシーンが無く、変身の演出がシンプルであることも特徴。しかし、「5人目のアバレンジャー」になってからは他のメンバーと同様に、叫びながら大きなアクションと共にスイッチを押すようになった。
- 苗字の由来は「中生代」から。
- アバレマックス
- 後半から登場する、アバレッドの強化形態。レッド、ブルー、イエロー3人のダイノガッツを集中することによって発動する。その際当初はブルーとイエローの変身が解除されてしまっていたが、後に克服する。攻撃力、防御力ともに最強。走力は時速450km、パンチ力は6t/平方cm、キック力は18t/平方cm。喋り方も変化し、普段の明るく軽快な口調から一転、低く落ち着いた口調になる。その力を更に倍増するマックスフィールドと呼ばれる異空間に敵を引きずり込むこともできる。爆竜スティラコサウルスを召喚、マックスオージャ(マックスリュウオー)に乗り込む。応援する人々のダイノガッツを吸収してアバレマックスに変身したこともある。
[編集] 恐竜やの面々 / その他
- 杉下竜之介(すぎした りゅうのすけ)
- 紫蘇町(しそちょう=始祖鳥?)にある喫茶店「恐竜や」のマスター。爆竜の声に応え、アスカに最初(えみポンと同時)に接触した地球人。当初首までアバレブルーに変身しかけたものの、身体が爆竜チェンジに耐えられず、変身しきれなかった。「恐竜や」をアバレンジャーの拠点として提供し、凌駕たちの精神的な支えとなっている。ときたま店を任せてふらっとどこかに出かけたりする。愛称「スケさん」。幸人からは「杉下のオッサン」と呼ばれる。
- 「恐竜や」をアバレンジャーの拠点として改造する際に怪しげな外国人の技師を大勢招き入れたことで幸人から「只者じゃないな…」と言われたが、最後までその素性が明かされることはなかった。
- 「恐竜や」は本編終了後の『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』では大企業へと成長(ただし社長の座はヤツデンワニに乗っ取られた)。その後も作品の枠を超えてその名前が出ることも多い。
- 今中笑里(いまなか えみり) / その気で躍進! アバレピンク
- 高校生の女の子。竜之介同様爆竜の声を聞き、アスカとコンタクトを取った。愛称は「えみポン」。当初は首までアバレイエローに変身しかけたものの、やはり身体が爆竜チェンジに耐えられず、変身しきれなかった。が、その後も、筋トレをするなどして「アバレピンク」になることを(勝手に)狙っている。普段はアルバイトとして「恐竜や」に出入りし、ムードメーカーの役割を担う。アバレンジャーの事実上の命名者でもある。
- 超能力(劇中では、変身能力と物体を浮かせる能力が確認できる)を身に付け「アバレピンク」に変身しようとするも、「ピンク」と「ピッグ」を間違え、「ブヒ」が口癖の人語を喋る子ブタになってしまったり(一部ネットページでは「えみトン」と表記されており、次の回もその姿で登場し、2話分をかけていつの間にか元に戻っていた)、それ以外にもビーナス像やギガノイドなどにされたりと、災難な役回りを演じることも多い。
- 伯亜舞(はくあ まい)
- 凌駕の姪。両親(凌駕の兄夫婦)を事故で亡くし、叔父である凌駕と暮らす。凌駕を「凌ちゃん」と呼ぶ。
- 横田さん(よこたさん)
- 「恐竜や」の常連客。注文の最中にエヴォリアンが現れて、何も食べられないことがしばしば(それどころか、客なのに店番を任されることもある)。マイスプーンを常時携行。凌駕は「横ちゃんさん」と呼ぶ。アナザーアースに飛ばされてきたミケラとヴォッファと意気投合して酒を飲んだこともある。
- マホロ
- 竜人で、反エヴォリアン・レジスタンスの戦士。なおかつアスカの恋人。ダイノアースで劣勢に立たされ、兄ミズホやアスカとともに敵陣突入を図るが作戦は失敗。その際デズモゾーリャに幻影を見せられてアスカが裏切ったと思い込まされ、ミズホともどもエヴォリアンに参じ「破壊の使徒ジャンヌ」となった。アナザーアースでの戦いで一時記憶を失って「恐竜や」に運ばれた事がきっかけで本来の自分を取り戻す。
- 謎の少女
- リジェがリジュエルとして急成長した際に分離した、彼女の竜人としての精神。リジェの正体にかかわるキーパーソンで一時期、舞の体に憑依していた。その後、実体化して恐竜やで生活することとなる。劇中では名前はなく、テレビ雑誌上では「カスミ」と表記されていた。
- ヤツデンワニ
- トリノイド第12号(ヤツデと電話とワニの合成)。登場直後にミケラ達から見放されたり、アバレキラーに捕まってお手伝いさんにされるなど散々な目にあっている。基本的に悪い奴ではないらしく、結局「恐竜や」を気に入って住み着き、看板(?)トリノイドとして働くことに。何故か客も彼の存在を不審に思っていない様子。創造主であるミケラのことを「パパ」と呼ぶ。
- 軽蔑の目で見られるとその相手に恋をするため、爆竜を捜索中のらんるに一目惚れをした。以降ストーカー的に想い続ける。
- 頭部にある電話はかけたいところにコールすることが出来る便利機能搭載であり、侵略の園や恐竜やに電話をかけていた。後に『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』にも登場。
[編集] 邪命体エヴォリアン
6500万年前、地球に衝突してアナザーアースとダイノアースを発生させる原因となった巨大な隕石に付着していたのが、エヴォリアンの神デズモゾーリャである。デズモゾーリャはダイノアースで部下となる邪悪な生命体・邪命体を生み出して大軍団を結成。ダイノアースを滅ぼした後、地球に侵攻してきた。ダイノアースにある「侵略の園」と呼ばれる巨大な城を拠点としている。
- 邪命神デズモゾーリャ
- エヴォリアンの総統。地球とダイノアースにそれぞれ自分の魂を残しており、地球に残されていた魂はある人物に宿っていた。ダイノアース征服後は時折リジェに憑依して指令を伝える。アスカを含めたアバレンジャーには終盤までその存在を知られていなかった。終盤、自らの身体を欲して様々な作戦に乗り出すが・・・。
- 黎明の使徒リジェ
- 幼い少女の姿をした邪命体。普段は眠っているが目を覚ますとデズモゾーリャを自身の体に憑依させ、その意思を他の使徒に伝える巫女。年齢は1歳。アスカとの間に出来たジャンヌの子供に邪命因子が作用して生まれた。その割に性格は無邪気。地球にトリノイドを送り込むには彼女のキスが必要。仲代壬琴に恋愛感情を抱き(彼を「ミコ様」と呼ぶ)、それが理由で性格が変わっていった。
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- 黎明の使徒・リジュエル
- 後半から登場。壬琴に憧れてリジェが急成長した姿。リジェだった頃とは違い、冷酷かつワガママな性格で、ジャンヌを「おばさん」呼ばわりするほど(壬琴のことも呼び捨てで呼ぶようになった)。
- 破壊の使徒ジャンヌ
- 「#恐竜やの面々 / その他」の「マホロ」の項参照。
- 創造の使徒ミケラ
- エヴォリアン創設時からデズモゾーリャに仕えている使徒。本名はミケラ・フォン・エンガキン・メッタ・クッタ・デーモスゴーリャ。生命の実と三色の絵の具を使って、手に持つ杖で絵を描くように三種の物体(生物、植物、その他)を合成して等身大邪命体・トリノイドを造りだす。とぼけた性格をしており邪悪には見えない。芸術家ゆえ戦闘は苦手だが戦闘能力自体は高く、両手からショットガンのような攻撃を出す。また吸い込んで絵にしてコレクションしてしまう図鑑を持っている。創作意欲は旺盛で、地球の図鑑を参考にトリノイド製造にいそしんでいる。口癖は「~なんだなぁ」、名前の由来はミケランジェロから。
- 無限の使徒ヴォッファ
- ミケラと共に古くからデズモゾーリャに仕える使徒。キーボードで音楽を奏でて巨大邪命体・ギガノイドを造りだす。ミケラ同様とぼけた性格で、戦闘は苦手だが意外と戦闘力は高く、触手による強力な攻撃を行う。芸術家気質の為、好不調の波が激しく製作ペースはさっぱり。口は見当たらないが水パイプをたしなむ。名前の由来はバッハから。
- 暗黒の使徒ガイルトン
- エヴォリアンの先兵で暗黒の鎧を身に纏っている。ダイノアースでの戦いでアバレンジャーに敗れ、ジャンヌの手によって処刑される。その正体が明かされたのは終盤に入ってからとなる。
- バーミア兵
- アメーバを人間大に急成長させて造りだした下級兵士。ゾルル(白)とゲルル(黒)の2種類がいる。
[編集] アバレンジャーの装備・戦力
劇場版に登場する装備や爆竜については爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!を参照。
[編集] 共通装備・技
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- ダイノブレス
- 凌駕達3人が左手首に装備する変身ブレス。「爆竜チェンジ!」の発声でダイノブレスのボタンを押すと、ブレスの顔の口の部分からダイノガッツが開放されてダイノファイバー製のアバレ・スーツ(アタック・バンテッド・レジスタンススーツ)が実体化する。変身後は2トンのパンチ力、6トンのキック力、20メートルのジャンプ力、時速150キロの走力、時速300キロのジャンプ速度が備わる。
- 他にもこのブレスを通じて爆竜と会話し、会話の際は相手の爆竜の顔がブレスの顔の部分に現れる。通信機としても使える。
- イエロー用には、後にトリノイドの細胞に強く反応するサーチビームが、『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』ではダイノレイザーを発射する機能が組み込まれた。
- アバレイザー
- 3人の標準装備。厚さ1mのコンクリートを貫くレーザー銃から、50cmの鉄柱を輪切りする剣に変形する。ペイントビームを放つことも可能。
- ダイノガッツ
- アナザーアース及びダイノアースの全生物が持っている精神エネルギー。アバレンジャーは特に強いダイノガッツを持っているため、変身が可能。エネルギーとして照射することにより、攻撃に使用したり、仲間に力を与えたり、爆竜の卵を孵化させたり、誰かの体を乗っ取っている敵を追い払うことも可能。敵に奪われても、強い心があれば無限に発生する。
- アバレモード
- 感情の高まりによってダイノガッツが増幅する事で野生化する、強化形態。レッド、ブルー、ブラックは腕や脚に付いている模様から大きな角を生やし、イエローは両脇に翼を展開する。
- 通常の2倍の力を発揮でき、イエローは時速600kmで飛行できるようになる。レッドは怒りが爆発すると、さらに強力なファイヤーアバレモードになる。アバレキラーは中盤にてアバレモードに変身可能になった。キラーのアバレモードは右腕に鋭い爪が装備され、飛行も可能になる。
- ライドラプター
- ブラックを含む4人の戦士が使用する乗用の恐竜。時速150kmで走り、垂直の壁も上り下りできる。
- それぞれ(色名)+ラプター(レッドならレッドラプター)という呼称がある。普段はベルトのバックルに収納されている。
[編集] 個人装備・技
- アバレッド
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- ティラノロッド
- レッドのダイノウエポン。一撃で大岩を粉砕する棍棒。先端の口で相手を噛み砕いたり、放電能力もある。
- ティラノ(レッド)ハリケーンアタック
- 地面に突き立てたロッドを軸に連続回転キックを放つ。
- ティラノロッド・サークルムーン
- 大きく円を描いて生み出したエネルギーを敵にぶつける。
- ダブルアバレイザー
- レッドが仲間のアバレイザーを借りて二丁拳銃で放つ。
- アバレデコピン
- 敵を二階の軒先にまで吹き飛ばすほどのデコピン。
- アバレブルー
-
- トリケラバンカー
- ブルーのダイノウエポン。先端に伸縮自在の角を付けた盾。角は射出する事も可能。いわゆるパイルバンカーの一種。
- ブルースラッシュ
- 角にエネルギーを込めて相手を袈裟斬りにする
- トリケラローリングフィニッシュ
- 角で突き刺した敵を持ち上げて高速回転させ、その遠心力で相手を投げ飛ばす。
- 三条クラッシュ
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で幸人が使用した技。得意の接骨術を応用して敵の背骨を外す。
- アバレイエロー
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- プテラダガー
- イエローのダイノウエポン。厚さ30cmもの鉄板をも切り裂く2本の短剣。刃の反対側で飛んでくる弾丸を受け止める事も可能。
- イエローフライングダガー
- 空中を舞いながら何度も斬りつける。
- プテラスピンクラッシュ
- 敵の周囲を回りながら斬りつける。
- アバレスマッシュ
- 空中に2個のボール放り投げ、自分も空中に回転しながら飛び上がりテニスのラケットでスマッシュする。
- アバレブラック
-
- ダイノコマンダー
- アスカが左手首に装備する変身ブレス。「爆竜チェンジ!」の発声でハーモニカ型の鍵・ダイノハープを差し込んで変身する。やはり、爆竜と会話したり、通信機としても使える。
- ダイノスラスター
- アバレブラックが使用する、サーベル状の武器。柄の部分のダイヤルを回して地面に突き立てることにより、4種類の強烈な技を使うことが可能だが、これらの技はダイノガッツの消費が激しい。
- ファイヤーインフェルノ
- 巨大な火柱を発生させる。
- スプラッシュインフェルノ
- 大津波を発生させる。
- ストームインフェルノ
- 突風を発生させる。
- グランドインフェルノ
- 地割れを発生させる。
- ダイノスラスターヘッドクラッシュ
- 空中で後ろ宙返りしながら敵を切り裂く。
- ダイノスラスタークレセントムーン
- 大きく円を描いて三日月状のエネルギーブーメランを放つ。
- ダイノスラスターサークルムーン
- 大きく円を描いて生み出したエネルギーを敵にぶつける。
- アバレキラー
-
- ダイノマインダー
- 仲代が左手首に装備する変身ブレス。「爆竜チェンジ!」の発声でボタンを押して変身する。他の4つの変身ブレスとは違い、「一人で敵を倒す」ことを目的に作られたプロトタイプのため、強大なパワーと引き換えに、命の危険を冒す危険性も持ち合わせており、ダイノガッツを暴走させると大爆発を起こし、東京一面を壊滅させるほどの威力があるため、ダイノアースで封印されていた。最初はその力をなかなか制御できずにいたが、やがて力を使いこなせるようになった。
- ウイングペンタクト
- アバレキラーが使用する、羽根ペン型の剣。通常のタクトモードは、振るう事で催眠光線を放って爆竜を操ったり、衝撃波を発生させる。空間に絵や字を描くペンモードは、光の網を描いて敵を消してしまったり、無数の矢を描いて自在に操ったり、敵の身体に×を描いて大爆発を起こす力を持つ。ペンの先端から光線も発射可能。また、剣先を伸ばすとブレードモードになる。
- アバレマックス
-
- スティライザー
- アスカが手に入れた石版の中から出現した盾。3人のダイノガッツを集めることで、アバレッドをアバレマックスに変身させる。トリケラバンカー以上の硬度を誇る盾のディフェンスモードから、収納されている刃を伸ばしてアバレイザー以上の切れ味を誇る剣のオフェンスモードになる。また、バキケロ、ディメノコ、パラサ、アンキロの心が一つになるとサモナーモードとなり、スティラコサウルスと4大爆竜をマックスリューオーへ合体させる。
- 大気爆裂マックスフィールド
- ダイノガッツと空気中のイオンが結び付き、アバレマックスの力を最大限に引き出す空間を発生させる。
- 必殺スラッシュマキシマム
- オフェンスモードにダイノガッツを込めて斜め袈裟に斬り裂く。
[編集] 合体技・必殺武器
-
- ダイノボンバー
- 3人のダイノウエポンを合体させてできる必殺武器。エネルギー弾必殺ダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。3人がレッドのライドラプターに乗って放つ際は必殺ライディングダイナマイトと呼称される。
- スーパーダイノボンバー
- ダイノボンバーの上部に、アバレブラックのダイノスラスターを合体させた強化形態。必殺スーパーダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。
- スーペリアダイノボンバー
- スーパーダイノボンバーの上部に、アバレキラーのウイングペンタクトを合体させた最強形態。必殺スーペリアダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。
- 親指幸人のちっちゃいってことは便利だねボンバー
- 劇場版で使用した技。ハナビキニキビーナスの力でミニサイズにされた幸人が、敵の体内に飛び込んでアバレイザーを乱射して倒した。命名はらんる。
- 九重連スーパーダイノビクトリー
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した、スーパーダイノボンバーの前部にビクトリーガジェットを合体させた形態。必殺ビクトリーダイノダイナマイトを放ち、敵を粉砕する。
- 竜人アバレフィニッシュ
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。霞兄弟が投げた2本の刀をアスカが受け取り、敵を×の字状に切る。
- ダイノスラスター トリプルインフェルノ
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。アバレブラックのダイノスラスター、アバレブルーのアバレイザーソードモード、ハリケンイエローのハヤテ丸を合わせて地面に突きつけて強力な一撃を放つ。
- ダブルブレイク
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。基本的にハリケンジャーの大空大地斬と同じだが、アバレッドアバレモードがハリケンイエローの代わりに地を滑る。
- ダブルショット
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。ハリケンブルーがアバレイエローアバレモードの足に掴まった状態で、二人がアバレイザーとハヤテ丸ガンモードを同時に撃つ。
- ダブルアタック
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で使用した合体技。アバレブルーアバレモードの上に乗ったハリケンイエローがハヤテ丸で相手を斬りつける。
[編集] 爆竜
ダイノアースには氷河期が到来せず、恐竜は滅びることはなかった。そしてダイノアースのイオン分の多い大気に合わせて、金属因子をその肉体に付加した形で進化。知性を持った一種のメカ生命体「爆竜」となったのである。
- ティラノサウルス
- ティラノサウルスが超ドリル進化したアバレッドのパートナー爆竜。語尾は「~テラ」。一人称は「オレ」。最高時速は320km。爪は厚さ1メートルの鉄板も切り裂く。性格はかなり短気で荒っぽい。エヴォリアンの侵攻により妻子を失ったらしく、凌駕の育児にはよく口を出す。幼稚園の父親参観で待っている舞を気にかけ、凌駕を口にくわえて放り投げて幸人に「お前もかなり無茶だな。」といわれたことがある。アバレンオーの頭部・胴体・足・左腕を構成し、合体時左腕となる尻尾(通常はドリルとされる)の先は外す事が出来、中には拳がある(更にはその際に、ちゃんと左腕として機能していることからも、肘もある事がわかる)。だけでなく、左腕に爆竜コンバインする時、尻尾ドリル部は体内に収納され、或いは外すこともでき、トリケラトプスの尾とあわせることでダブルテイルソードとして振るうことも出来る。
- トリケラトプス
- トリケラトプスが超シールド進化したアバレブルーのパートナー爆竜。語尾は「~ケラ」。一人称は「私」最高時速は200km。エヴォリアンの侵攻により両親を失ったらしい。クールな幸人とは対照的に大人しい性格で、一度だけケラト(演:神木隆之介)という少年になったことがある。アバレンオーの右腕を構成する。生物としては信じられない話だが、首は外す事が出来、中にはティラノの尻尾同様に拳がある。また外した頭は盾として、左腕の拳で保持することも出来る。
- プテラノドン
- プテラノドンが超カッター進化したアバレイエローのパートナー爆竜。語尾は「~プラ」。一人称は「アタシ」。マッハ1.2で飛行し、高速飛行で衝撃波を発生させる。エヴォリアンの侵攻により恋人を失ったらしい。らんる同様に男勝りな性格。アバレンオーのヘルメットと胸部を構成する。身体は武装として、外してブーメランのように投げ飛ばすことが可能。
- ブラキオサウルス
- ブラキオサウルスが超ハンガー進化したアバレブラックのパートナー爆竜。語尾は「~ブラ」。一人称は「私」最高時速は160km、出力は3000万馬力。目からビーム、口から火炎を放つ。他の手持ち爆竜の格納庫にもなっている(最大時にはトップゲイラーとスティラコサウルスを除く8体が彼の体内に同居し、雁首揃えて会話をするシーンもあった)。
- 出動の際、ことわざや、過去の戦隊シリーズを中心とする東映特撮作品の有名台詞や主題歌の歌詞の一節を言う。アレンジされていることも多い。
- トップゲイラー
- 19話から登場。大型翼竜トゥプクスアラの進化態で頭部が超スピアー進化、ボディが超ジェットファン進化した爆竜。アバレキラーのパートナー。語尾は「~ゲラ」。一人称は「私」マッハ20で飛行する。はばたいて突風を起こす。ステゴスライドンと爆竜合体しキラーオーとなる。全ての爆竜と合体可能という設定があり、キラーオーの合体を見る限りでは、頭部~胴体部が武器として振るわれているにもかかわらず、合体体のコントロールは彼が握っているように思われる。極めて強力な爆竜で、その危険性により封印されていた。似たような境遇のアバレキラーとは気が合うのか、行動を共にしたが、一見突き放した態度を取りながらも冷徹すぎる壬琴のことを気にかける素振りも見せていた。壬琴のことを普段は「人間」と呼ぶが、彼の最期の後、一度だけ名前で呼んでいる。その直後のダイノマインダーの大爆発により、壬琴と運命を共にした。
- バキケロナグルス
- パキケファロサウルスが超ハンマー進化した爆竜。語尾は「~バキ」、一人称は「アッシ」。卵状のカプセルの中で眠りについており、卵から孵った当初は小さかったが、わずか数週間で成長し、硬い頭とパンチを武器として戦う。江戸っ子訛りで喋る。あだ名はバキちゃん。
- ディメノコドン
- ディメトロドンが超ノコギリ進化した爆竜。語尾は「~デメ」、一人称は「ワシ」。ジャンヌに操られて京都の街を蹂躙(そのせいか関西弁訛りで喋る)したが、アスカの吹くダイノハープの音で正気に戻り仲間となる。
- ステゴスライドン
- ステゴサウルスが超スライダー進化した爆竜。語尾は「~テゴ」、一人称は「オラ」。何故か東北弁で喋る。足がローラー状になっているため、通常の10倍の速さで走る。アバレンオーとの合体が出来ない(爆竜コンバインの一形態とは考えられているが、展開した身体にアバレンオーが乗っているだけで、彼らとの「合体が出来ない」と本人は考えたようだ)ことを悩んでいた際に壬琴の誘いに乗り、「自分の力を試したい」とアバレンジャーのもとを去ってしまった。後に壬琴=アバレキラーとアバレンジャーの間を取り持ち、彼らが共闘するきっかけを作る。トップゲイラーと爆竜合体して、キラーオーとなる。
- パラサロッキル
- パラサウロロフスが超ハサミ進化した爆竜。語尾は「~パラサ」。一人称は「ミー」。アナザーアースでは、日本から最も遠い南米(設定ではチリの領土である南太平洋上のファンフェルナンデス諸島)に飛ばされたらしく、そこから微かに感じるダイノガッツの気を頼りに日本に泳いで向かっていた為登場が遅れた。陽気な性格の持ち主でもあるため、南米地域の多くが採用する公用語であるスペイン語混じりの言葉を話す。尻尾がそのまま巨大なハサミとなる。
- アンキロベイルス
- アンキロサウルスが超ドリル進化した爆竜。語尾は「~キロ」。ややひねくれ者でわがままな性格故に友達が少ないらしい。硬い甲羅とドリルのような尻尾を持ち、攻撃力・防御力共に高い。アバレンオー、キラーオーとの合体時には右腕となるが、マックスリュウオー時には左腕として合体している。なお、アバレンオーと合体する際は嫌がったり、ひねくれた態度を見せるが、マックスリュウオーに合体する際には、なぜかやる気を見せる。なお「べイル」とは盾のこと。
- スティラコサウルス
- 「伝説の爆竜」としてアバレマックスが召喚する。いつも牽引しているダイノギャリーと合体してマックスオージャとなる。また、バキケロナグルス・ディメノコドン・パラサロッキル・アンキロベイルスと爆竜合体してマックスリュウオーになる。なおそのダイノキャリーはランフォゴールド・スピノゴールドという武鋼竜(全身が超金属化した小型の恐竜武器)を上に格納している。牽引状態はスティラコギャリーと呼ばれる。スティラコギャリー時の必殺技は、ダイノギャリーのホイールのドリル部分にエネルギーを集めて敵を砕くファイヤーボールクラッシュ。言語能力は持たず、アバレマックスの脳内に直接意思を伝える。
- ファイヤーノコドン
- テレビ雑誌「てれびくん」平成15年9月号付属の「ダイノガッツCD」収録のオリジナルドラマのみに登場する爆竜。200年前にアナザーアースに探検に出掛けたと伝えられる伝説の爆竜で、ディメノコドンに外見は酷似しているが、メインカラーは赤。背中のファイヤーソーサーは、回転すると炎が出る。ハワイのキラウエア火山の中で眠っていたが、アバレンジャーのダイノガッツに呼応して覚醒、アバレンジャー達に力を貸した後、再び眠りについた。
[編集] 爆竜合体
- アバレンオー
- ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンの三大爆竜と、アバレッド・アバレブルー・アバレイエローの3人の心が一つとなったときに合体して誕生する戦闘巨人。ティラノの攻撃力とトリケラの防御力、プテラの素早さを兼ね備えている。出力は2200万馬力、最高速度は時速250km。武器は左腕のティラノドリル、右腕のトリケラパンチ、胸部のプテラカッター。両目からレーザーの爆竜ブラストを、胸の口から火炎弾の爆竜ファイヤーを、右腕のトリケラトプスの目から透視光線を放つ。
- 単体での必殺技は、左腕のドリルで敵を貫く爆竜電撃ドリルスピン。この技自体は途中で強化されることもなく、終盤までそのまま必殺技として機能している。ティラノドリルを分離させて、右肩から分離したトリケラトプスの尻尾を組み合わせるとダブルテイルソードになり、これを投げつける爆竜サーモンハンターという必殺技もある。また、トリケラパンチの頭を外すとトリケラシールドになる。他の爆竜と合体(詳しくは組み合せ表を参照)して、新たな力を得る事が出来る。らんるが開発した体内電流増幅放射装置であり、バーチャル映像モードも備えた新兵器・電撃ビリビリアンテナを装備したこともある。最終決戦では凌駕が生身で操縦した。
- 上記のダブルテイルソードを含めたとしても、従前の、若しくは以後の戦隊の一号ロボに半ば標準装備されていた「(日本刀に代表される)斬る剣」は装備されていない(ダブルテイルソードは形状からして「(エストックに代表される)突く剣」で、登場回数自体が非常に少ない)という、珍しい特徴がある。因みに『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオキングは、決め技としてはオプションのガオエレファントを用いていたとはいえ、それ以外にもフィンブレードという「斬る剣」を標準装備していた。一号ロボの主な決め技が剣でない、という特徴は、翌年の『デカレンジャー』のデカレンジャーロボも継承している。
- アバレンオージ
- 1回だけ登場。プテラノドンが諸事情により合体できなくなったため、ティラノとトリケラの二体のみで合体した戦闘巨人。名前は凌駕の思いつきである。装甲が弱く、ギガノイドの攻撃には耐えられなかった。
- アバレンオーナグルス
- バキケロナグルスと爆竜コンバインした姿。バキケロナグルスは、トリケラトプスの代わりに右腕になる。必殺技は、右腕で連続パンチを決める爆竜必殺バキバキパンチ。
- アバレンオーノコドン
- ディメノコドンと爆竜コンバインした姿。左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにディメノコドンが左腕になる。必殺技は、左腕の回転ノコギリで敵を十文字に切り裂く爆竜必殺クロスサンダー。
- アバレンオースライドン
- ステゴスライドンと爆竜コンバインした姿。上部を展開させたステゴスライドンの上に、アバレンオーがサーフボードのように乗る。水上戦が得意。ステゴスライドンの周囲に付いたヒレカッターが武器。必殺技は、サーフィンのように水上で敵に突進し、そのままティラノドリルで敵を貫く爆竜必殺スライダーアタック。
- アバレンオーロッキル
- パラサロッキルと爆竜コンバインした姿。左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにパラサロッキルが左腕になる。必殺技は、左手のハサミ・テイルチョッパーで敵を三・三・七拍子にのせて計十三回切り刻む爆竜必殺チョキチョキシザーズ。
- アバレンオーベイルス
- アンキロベイルスと爆竜コンバインした姿。アンキロベイルスは、トリケラトプスの代わりに右腕になる。右手のドリル・テイルアンカーは、先端をミサイルのように発射できる。また、盾のベイルブロッカーを回転させて敵の攻撃を弾く。必殺技は、ティラノドリルとテイルアンカーを高速回転させて、Xを描くように敵を斬る爆竜必殺ダブルトルネード。
- アバレンオーベイルスロッキル
- パラサロッキル、アンキロベイルスと爆竜コンバインした姿。アンキロベイルスはトリケラトプスの代わりに右腕になり、左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにパラサロッキルが左腕になる。右腕のテイルアンカーの先端を射出して敵を捕らえる爆竜カツオの一本釣りを使用した。
- キラーアバレンオー
- 映画に登場。バクレンオーに対抗するため、アバレンオーとキラーオーが爆竜大合体した強力戦闘巨人。アバレンオーの背中にトップゲイラーが翼として合体し、ステゴスライドンの上に騎乗する。この時は、アバレキラーから「好きにして良い」と言われたトップゲイラーがアバレンジャーと共闘した形であった。ブラキオの背から加速を付けて突撃し、超高速で他の爆竜と合体・分離を繰り返して技を打ち込む爆竜マルチコンバインでバクレンオーに大ダメージを与えた後、爆竜電撃ドリルスピンの3倍の威力を誇るフライングドリルスピンでとどめをさした。後に『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』でも登場したが、こちらはトップゲイラーのみがアバレンオーに合体しており、スーパーデカレンジャーロボの放つガトリングパンチのパワーを受けて爆竜電撃ドリルスピンを放つガトリングドリルスピンを使用した。
- このトップゲイラーのみがアバレンオーに合体した形態は、玩具では本作品未登場のオリジナル形態「アバレンオーゲイラー」とされている。
- オオアバレンオー
- 終盤、1回のみ登場。キラーアバレンオー(こちらは足元に、ステゴスライドン付き)の頭に武鋼竜スピノゴールドが兜として装着され、ランフォゴールドが腰の両脇に合体する爆竜最強合体によって誕生した最強の戦闘巨人。そのパワーはキラーアバレンオーを遥かに上回る9000万馬力。マッハ3で飛行する。この時体内には、アバレンジャーの3人(正確には、アバレッドはアバレマックスの姿であった)に加えアバレブラック、アバレキラーも同乗した。必殺技はブラキオの背から滑り降りて加速し、両腕の拳で握ったランフォゴールドで連続して斬りつけ、とどめとしてスピノゴールドのとさか部をアイスラッガー状に放つ連続攻撃爆竜必殺オオアバレフルスロットル。
- 旋風轟雷アバレンオー
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』に登場。ハリケンジャーとゴウライジャーのダイノガッツをもらったアバレンオーが、カラクリボール・ゴールドソードスラッシャーで生み出した金色のソードスラッシャーを持った姿。外見上は単に「金色の剣を持ったアバレンオー」だが、この剣と左腕のドリルを駆使して、ハリケンジャーの巨大ロボ・旋風神の必殺技「分身幻斬り」同様の分身技爆竜必殺分身ドリルスラッシャーを放つ。
- アバレンオーノコドンファイヤー
- ファイヤーノコドンと爆竜コンバインした姿。左腕のティラノドリルは体に収納され、代わりにディメノコドンが左腕になる。必殺技は、左腕の回転ノコギリから炎を出しながら敵を切り裂く爆竜必殺バーニングカッター。テレビ雑誌「てれびくん」平成15年9月号付属の「ダイノガッツCD」収録のオリジナルドラマのみに登場。
- キラーオー
- トップゲイラーとステゴスライドンが合体して誕生した、アバレキラーの戦闘巨人。出力は2550万馬力。パワー、スピード共にアバレンオーを上回る。大型の槍ゲイルスピアを武器とする。空中前転しながら尻尾のヒレで攻撃するヒレストライク、顔からエネルギー弾を連射するデスコンバッションファイヤーが使える他、目や掌から光線を発射できる。必殺技はゲイルスピアを敵に投げつける爆竜必殺デススティンガー、体内の電磁エネルギーを顔に集め、衝撃波として放つ最強技爆竜必殺デスコンバッション。1回だけアバレブラックが操縦した。
- キラーオーナグルスノコドン
- バキケロナルグス、ディメノコドンと爆竜コンバインした姿。キラーオーの両腕が分離し、バキケロナルグスは右腕になり、ディメノコドンは左腕になる。必殺技は、右腕で連続パンチを決めるキラーバキバキパンチ、左腕の回転ノコギリで敵を十文字に切り裂くキラークロスサンダー。爆竜必殺デススティンガーも通常通り使用可能。
- キラーオーベイルスロッキル
- パラサロッキル、アンキロベイルスと爆竜コンバインした姿。キラーオーの両腕が分離し、アンキロベイルスは右腕になり、パラサロッキルは左腕になる。必殺技は、テイルアンカーで敵を袈裟斬りにした後、左手のテイルチョッパーで滅多斬りにする爆竜必殺ドリルシザース。
- マックスオージャ
- スティラコサウルスがダイノギャリーと爆竜合体した戦闘巨人。出力は3000万馬力、最高速度は時速200km。キラーアバレンオーを上回るパワーと装甲を誇る。武鋼竜ランフォゴールドをトマホークのように振るって戦う。必殺技は両肩の巨大ドリルを回転させて敵に叩き込む爆竜必殺マックスショルダーアタック、ランフォゴールドを交差させてエネルギーを集め、その先から敵を縛り上げる超高圧電流を流すマックスサンダースパーク、ランフォゴールドを交差させてエネルギーを集め、刃から光の斧を放つマックスクラッシャー。この形態が絡んだ最強の技は、アバレンオー、キラーオーと共に3体の戦闘巨人のダイノガッツを合わせたエネルギー波を放つ必殺爆竜大進撃アタック。本来はアバレマックスの専用の巨人であるが、アバレンオーと共同戦線を張る場合はアバレブラックが操縦を担当していた(ブラック不在時はブルー、イエローがアバレンオーを操縦)。また最終決戦では幸人が生身で操縦している。
- マックスリュウオー
- マックスオージャにバキケロナグルス(右腕)、ディメノコドン(右腕内)、パラサロッキル(左足内)、アンキロベイルス(左腕)の四匹が爆竜超合体した戦闘巨人。出力は4500万馬力。二本のランフォゴールドを連結させた長槍フォリントジャベリン(劇中では「リューオージャベリン」と呼称)を回転させて使う。必殺技は右手のドリルアッパーからのプラズマ弾と、左手で保持したフォリントジャベリンが巻き起こす烈風を同時に打ち込む爆竜必殺リュウオーバスター。
[編集] 爆竜合体組み合わせ表
爆竜合体には、次の16種類がある。ブラキオサウルス以外は全て爆竜合体に対応。
爆竜合体名 | 爆竜1 | 爆竜2 | 爆竜3 | 爆竜4 | 爆竜5 |
---|---|---|---|---|---|
アバレンオー | ティラノサウルス | トリケラトプス | プテラノドン | ― | ― |
アバレンオーナグルス | ティラノサウルス | ― | プテラノドン | バキケロナグルス | ― |
アバレンオーノコドン | ティラノサウルス | トリケラトプス | プテラノドン | ディメノコドン | ― |
アバレンオースライドン | ティラノサウルス | トリケラトプス | プテラノドン | ステゴスライドン | ― |
アバレンオーベイルス | ティラノサウルス | ― | プテラノドン | アンキロベイルス | ― |
アバレンオーロッキル | ティラノサウルス | トリケラトプス | プテラノドン | パラサロッキル | ― |
アバレンオー ベイルスロッキル |
ティラノサウルス | ― | プテラノドン | アンキロベイルス | パラサロッキル |
アバレンオージ | ティラノサウルス | トリケラトプス | ― | ― | ― |
キラーオー | トップゲイラー | ステゴスライドン | ― | ― | ― |
キラーオー ナグルスノコドン |
トップゲイラー | ステゴスライドン | バキケロナグルス | ディメノコドン | ― |
キラーオー ベイルスロッキル |
トップゲイラー | ステゴスライドン | アンキロベイルス | パラサロッキル | ― |
マックスオージャ | スティラコサウルス | (ダイノギャリー と一体化) |
― | ― | ― |
マックスリュウオー | マックスオージャ | バキケロナグルス | ディメノコドン | アンキロベイルス | パラサロッキル |
キラーアバレンオー | アバレンオー | キラーオー | ― | ― | ― |
オオアバレンオー | アバレンオー | キラーオー | 武鋼竜スピノゴールド | 武鋼竜ランフォゴールド | ― |
バクレンオー | カルノリュータス | カスモシールドン | ― | ― | ― |
[編集] エヴォリアンの戦力
[編集] トリノイド
ミケラが作り出す怪人タイプの等身大の邪命体。名前は材料を繋げて読んだものである。3つの要素の混合なので「トリ(Tri-)」である。基本的に「動物+植物+何か」なのだが、たまにどうやって混ぜたのか判らないものも使われている。一度倒されても、残骸が生命の実より発するジャメーバ菌の雨を浴びる事によって再生・巨大化する。
初期は冷酷・凶暴な者が多かったが次第に創造者に似てとぼけた者ばかりになっていった。『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』では、エージェント・アブレラに「トリノイドにはふざけた奴が多い」と評されている。
1~3号のトリノイドは2話で密かに地球に潜入し、人間に化けて長期に渡り作戦を行なっていた。また、最初が4号というのは仮面ライダークウガからきている。(クウガは未確認生命体4号であった)
[編集] ギガノイド
ヴォッファが作り出す怪獣タイプの巨大な邪命体。一部を除き言葉は喋らない。大規模な破壊活動や、爆竜やアバレンオーなどに対抗するために生み出される場合が多い。その名前は交響曲のタイトルから付けられている。実際に制作される時の音楽は当該楽曲である。
[編集] その他
- 要塞生命体アノマロガリス
- デズモゾーリャが作り出す空中を浮遊することができる邪命体。ガイルトンが操縦した一世・ジャンヌが操縦した二世の他に、最終決戦時には多数が登場した。名前の由来はアノマロカリスからであり、アノマロカリスの頭部だけのような外観をしている。
- キラーゴースト
- アバレキラーがウイングペンタクトで描いて作り出した邪命体。後にリジュエルが生命の実を使って作り出したキラーゴーストニ世も登場している。
- 暴走連結生命体バルギゲニア
- アナザーアースに飛ばされたときに目撃した電車をモチーフに1ヶ月の時間をかけてヴォッファが作り出した邪命体。連結部分を切り離して飛行し攻撃も行う。名前の由来はハルキゲニアから。
- 暗黒の鎧
- 装備すると呪われ、呪いを解くには装備した者を倒さなければならないという伝説の鎧。最初はアスカが装備し、その後ミズホ(ガイルトン)の手に渡り、彼の死後はジャンヌが使用。後にアスカがその呪いを解こうして再び取り付かれ、さらにキラーが奪おうとするが壊れ、最後にデズモゾーリャの残留思念がこの鎧を再現し(「アスカ達が最も恐れる物」として、この鎧が選ばれた)、鎧の邪命戦士としてアスカ達を苦しめる。
[編集] 他媒体映像作品
[編集] キャスト
[編集] レギュラー・準レギュラー
- 伯亜凌駕 / アバレッド(声):西興一朗
- 三条幸人 / アバレブルー(声):冨田翔
- 樹らんる / アバレイエロー(声):いとうあいこ
- アスカ / アバレブラック(声):阿部薫
- 仲代壬琴 / アバレキラー(声):田中幸太朗
- 杉下竜之介:奥村公延
- 今中笑里 :西島未智
- 伯亜舞:坂野真弥
- 横田さん:諏訪太朗
- 爆竜ティラノサウルス(声):長嶝高士
- 爆竜トリケラトプス(声):宮田幸季
- 爆竜プテラノドン(声):篠原恵美
- 爆竜ブラキオサウルス(声):銀河万丈
- 爆竜トップゲイラー(声):緑川光
- 爆竜バキケロナグルス(声):相田さやか
- 爆竜ディメノコドン(声):岸尾大輔
- 爆竜ステゴスライドン(声):飯田浩志
- 爆竜パラサロッキル(声):塩屋浩三
- 爆竜アンキロベイルス(声):御崎朱美
- 邪命神デズモゾーリャ(声):佐藤正治
- 破壊の使徒ジャンヌ / マホロ:桜井映里
- 黎明の使徒リジェ、謎の少女:鈴木かすみ
- 黎明の使徒リジュエル:小川摩起
- 創造の使徒ミケラ(声):緒方文興
- 無限の使徒ヴォッファ(声):宇垣秀成
- 暗黒の使徒ガイルトン / ミズホ、甲冑の剣士(声):加々美正史
- トリノイド12号ヤツデンワニ(声):津久井教生
- バーミア兵(声):塩野勝美、穴井勇輝
[編集] 主なゲスト出演者
括弧内の数字は出演回。
- 鈴木さん:スマイリーキクチ(9)
- バッキー・バンズ:サムエル・ポップ・エニング(10)
- 先生:ボンバー森尾(11)
- 三条総一郎:大林丈史(15,16)
- 竹内先生:竹内康博(15,16)
- 浜崎伝助(声):山寺宏一(26)
- 浜崎鯉太郎(声):佐藤朱(26)
- 佐竹昭雅:佐竹雅昭(33)
- ケラト:神木隆之介(36)
- 出雲蘭:谷口賢志(46)
[編集] スーツアクター
- アバレッド、キラーオー:福沢博文
- アバレブルー:三村幸司
- アバレイエロー:小野友紀
- アバレイエロー、無限の使徒ヴォッファ:蜂須賀祐一
- アバレブラック、アバレンオー:日下秀昭
- アバレキラー、ヤツデンワニ:今井靖彦
- 創造の使徒ミケラ:大西修
- 甲冑の剣士 / 暗黒の鎧:岡本美登
- ほとんどのトリノイド、ギガノイド:大林勝、村岡弘之
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- プロデューサー:中嶋豪、濱田千佳(テレビ朝日)・日笠淳、塚田英明(東映)・矢田晃一(東映AG)
- 脚本:荒川稔久、浦沢義雄、前川淳、會川昇、鈴木竹志
- 監督:小中肇、諸田敏、渡辺勝也、坂本太郎、中澤祥次郎、竹本昇
- 特撮監督:佛田洋
- プロデューサー補:土田真通、泉谷裕
- キャラクターデザイン:さとうけいいち
- 撮影:大沢信吾、菊池亘
- アクション監督:竹田道弘、村上潤、石垣広文
- 助監督:中澤祥次郎、加藤弘之、塩川純平、竹本昇ほか
- 車輌協力:MAZDA
[編集] テーマソング
本作より主題歌シングルがマキシサイズ(12cm)となった。
[編集] オープニングテーマ
- 『爆竜戦隊アバレンジャー』
- 作詞:吉元由美 作曲:岩崎貴文 編曲:京田誠一 歌:遠藤正明
- ボーカルは意外にも本作が戦隊主題歌初登板となる遠藤正明。作曲の岩崎(本曲のギターパートも担当)は2年後マジレンジャーOPを歌う事となる。また『超力戦隊オーレンジャー』の挿入歌等で高い評価を得ていたアレンジャー・京田誠一が久々に戦隊シリーズに復帰、本作から(2007年)放送の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』までオープニング主題歌アレンジを手掛けた。
- 大回転するアバレイエローのシーン、ラプトルに乗ったアバレンジャーが街の中を駆け抜けていくシーン、爆発を背後に背負った締めなどOP映像は非常に迫力があり、スピード感・熱血感あふれる曲とよく合って素晴らしいオープニングを作り上げている(ただし第1話では、タイトルロゴが表示される部分のみで、劇中のシークエンスに組み込まれたオープニングとなっていた。第2話以降より完全なものが流れている。最終話はオープニングそのものがなかった)。
- また26話ではED同様アニメ『釣りバカ日誌』とのタイアップのためOPに入る前に釣りバカ日誌の後期OPである『釣りま唱歌でサバダバダ!』の前奏が釣りバカ日誌のOP映像とともに流れ釣りバカ日誌のタイトルロゴにかぶさるようにスーパー戦隊シリーズのロゴが出てくるという演出がある。
[編集] エンディングテーマ
- 『We are the ONE〜僕らはひとつ〜』
- 作詞:吉元由美 作曲:小杉保夫 編曲:京田誠一 歌:串田アキラ、森の木児童合唱団
- 『激走戦隊カーレンジャー』の『天国サンバ』以来、久々に歌詞に戦隊名が入るようになった。(イレギュラーのエンティングテーマも含めれば『百獣戦隊ガオレンジャー』の第45話に使用された『ガオレンジャー吼えろ!! オールキャスト・スペシャル・ヴァージョン』以来となるが)
- 第1話のみスタッフクレジットをオープニングに集約させたためエンディングがなく、第2話からこの曲を使用。
- 第11話からエンディングは歌詞表示付き(カラオケ対応)となる。
- 第26話『釣りバカアバレ日誌! どもども』(2003.8.24放送)はアニメ『釣りバカ日誌』とのタイアップのため、同アニメの登場キャラクターがED一部分にも出演(この話の放送前に放送されたアバレンジャー登場回の映像の使いまわし)した。
最終回はオープニングがなかったため、エンディングテーマとして『爆竜戦隊アバレンジャー』を使用した。
[編集] 挿入歌
本作より通常のソングコレクションの他に「キャラクターソング集」として戦隊メンバーを演じる役者達による挿入歌を収録したミニアルバムが発売されるようになった。
- 『爆竜合体!アバレンオー』
- 歌:遠藤正明
- 『ダイノガッツがとまらない』
- 歌:影山ヒロノブ
- 『ABARE-SPIRIT FOREVER』
- 歌:串田アキラ
- 『Fight! For the earth!!』
- 歌:高取ヒデアキ
- 『エヴォリアン聖歌』
- 歌:リジェ(鈴木かすみ)、ミケラ(緒方文興)、ヴォッファ(宇垣秀成)
- 『爆竜マンボDEテラ!ケラ!プラ!』
- 歌:爆竜スターズ(長嶝高士、宮田幸季、篠原恵美)
- 『dead end game』
- 歌:仲代壬琴(田中幸太朗)
- 『気分はMAX!』
- 歌:串田アキラ
- 『君はOnly one』
- 歌:DINOSTARS
- 『太陽を1コ』
- 歌:西興一朗
- 『蒼き情熱』
- 歌:冨田翔
- 『勇気を出してDarlin'』
- 歌:いとうあいこ
- 『ハモニカの詩(うた)』
- 歌:阿部薫
- 『爆竜数え歌』
- 歌:朝川ひろこ
[編集] 放映リスト
サブタイトルには全て「アバレ」という語が入っている。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | スタッフ |
---|---|---|---|---|
2003/2/16 | 1 | アバレ恐竜大進撃! | 暗黒の使徒ガイルトン 要塞生命体アノマロガリス |
監督-小中肇 脚本-荒川稔久 |
2003/2/23 | 2 | 誕生! アバレンオー | ||
2003/3/2 | 3 | 子連れヒーローアバレ系 | トリノイド4号バクダンデライオン(声:稲田徹) | 監督-諸田敏 脚本-荒川稔久 |
2003/3/9 | 4 | 完成! 秘密アバレ基地 | トリノイド5号ハッカラスナイパー(声:金丸淳一) | |
2003/3/16 | 5 | アバレ治療! ジャジャジャジャーン | ギガノイド1番「運命」 | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
2003/3/23 | 6 | アバレアイドル老け娘 | トリノイド6号ザクロバキューム(声:戸部公璽) | 監督-渡辺勝也 脚本-浦沢義雄 |
2003/3/30 | 7 | アバレ赤ちゃん爆竜 | トリノイド7号ジシャクナゲンゴロウ(声:園部啓一) | 監督-小中肇 脚本-荒川稔久 |
2003/4/6 | 8 | アバレブラックこの一発! | ギガノイド2番「英雄」(ギャラクシアン・イグレック)(声:柴本浩行) | |
2003/4/13 | 9 | 目覚めよ! アバレサバイバー | トリノイド8号キンモクセイカミカクシ(声:眞水徳一) | 監督-諸田敏 脚本-前川淳 |
2003/4/20 | 10 | アバレリーガー金縛り | トリノイド9号バンクマッシュルーム(声:川津泰彦) | 監督-諸田敏 脚本-浦沢義雄 |
2003/4/27 | 11 | アバレサイキック。ブヒっ。 | トリノイド3号テンサイキック(人間体、声:ボンバー森尾) | 監督-諸田敏 脚本-荒川稔久 |
2003/5/4 | 12 | アバレノコギリ、京都を斬る! | ギガノイド3番「時計」 | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
2003/5/11 | 13 | アバレてチョンマゲ! | ギガノイド3番「時計」 再生バクダンデライオン(声:稲田徹) 再生ハッカラスナイパー(声:金丸淳一) 再生ジシャクナゲンゴロウ(声:園部啓一) |
|
2003/5/18 | 14 | 発掘! アバレサウルス | ギガノイド4番「復活」 | 監督-坂本太郎 脚本-會川昇 |
2003/5/25 | 15 | アバレ世間は鬼ばかり | トリノイド10号シャークルマーガレット(声:北島淳司) | 監督-坂本太郎 脚本-前川淳 |
2003/6/1 | 16 | 乗ってけ! アバレサーフィン | ||
2003/6/8 | 17 | 戦場のアバレかっぽれ | トリノイド11号アヤメガネズミ(声:坂口候一) | 監督-中澤祥次郎 脚本-浦沢義雄 |
2003/6/22 | 18 | 誰だ? アバレキラーだ! | トリノイド12号ヤツデンワニ | 監督-中澤祥次郎 脚本-荒川稔久 |
2003/6/29 | 19 | よろしくアバレアミーゴ | ギガノイド5番「狩」 | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
2003/7/13 | 20 | キラーオー、アバレ初め! | ギガノイド5番「狩」第二楽章 | 監督-渡辺勝也 脚本-會川昇 |
2003/7/20 | 21 | アバレ恋! キロキロ | トリノイド12号ヤツデンワニ | 監督-坂本太郎 脚本-浦沢義雄 |
2003/7/27 | 22 | 娘たちのアバレ歌 | トリノイド13号ムカデンパンジー(本体&ダミー)(声:岩尾万太郎) | 監督-坂本太郎 脚本-荒川稔久 |
2003/8/3 | 23 | アバレ電波ドギューン! | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
|
2003/8/10 | 24 | アバレ女子高生! ありえな~い | ギガノイド6番「巨人」(演:西島未智) ギガノイド7番「新世界より」 |
監督-渡辺勝也 脚本-會川昇 |
2003/8/17 | 25 | 開運! アバレ絵馬 | トリノイド14号ハエマツ(声:松本大) | 監督-中澤祥次郎 脚本-荒川稔久 |
2003/8/24 | 26 | 釣りバカアバレ日誌、どもども | トリノイド15号ツリバカツオリーブ(声:宮田浩徳) | 監督-中澤祥次郎 脚本-前川淳 |
2003/8/31 | 27 | アバレッドはアバレブルー | トリノイド16号ツタコタツ(声:桜井敏治) | 監督-坂本太郎 脚本-鈴木竹志 |
2003/9/7 | 28 | 花嫁はアバレチャン | トリノイド17号ショホウセンカメレオン(声:田中完) | 監督-坂本太郎 脚本-荒川稔久 |
2003/9/14 | 29 | わがまま使徒、アバレ争奪戦 | トリノイド18号ラッコピーマン(声:遠近孝一) | 監督-渡辺勝也 脚本-浦沢義雄 |
2003/9/21 | 30 | 最凶! アバレヴォリアン結成 | キラーゴースト 邪命戦隊エヴォレンジャー |
監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
2003/9/28 | 31 | そのアバレ、究極につき | キラーゴースト | 監督-諸田敏 脚本-荒川稔久 |
2003/10/5 | 32 | アバレ爆竜フルスロットル | 暗黒の鎧(ジャンヌ) 暴走連結生命体バルギゲニア 要塞生命体アノマロガリスⅡ世 |
|
2003/10/12 | 33 | アバレ戦士を忘れない | トリノイド2号ヒルリンドウ(人間体、声:佐竹雅昭) | 監督-中澤祥次郎 脚本-會川昇 |
2003/10/19 | 34 | ゲームをやろう! 突撃アバレ星 | ギガノイド8番「ジュピター」 | 監督-中澤祥次郎 脚本-荒川稔久 |
2003/10/26 | 35 | アバレナデシコ七変化たい! | トリノイド19号ハゲタカライチ(声:佐々木望) | 監督-坂本太郎 脚本-荒川稔久 |
2003/11/2 | 36 | 初恋アバレミラクル | ギガノイド9番「奇跡」 | 監督-坂本太郎 脚本-會川昇 |
2003/11/9 | 37 | 快感アバレクイーン | ギガノイド10番「悲劇的」 | 監督-諸田敏 脚本-會川昇 |
2003/11/16 | 38 | 花咲けるアバレピンク | トリノイド20号ルージュラフレシア(声:山口由里子) 暗黒の鎧(アスカ) |
監督-諸田敏 脚本-前川淳 |
2003/11/23 | 39 | がんばれ! アバレファーザー | ||
2003/11/30 | 40 | アバレ鎧を斬れ! | リジュエロイド・キラーゴーストII世 暗黒の鎧(アスカ) |
監督-竹本昇 脚本-荒川稔久 |
2003/12/7 | 41 | メリーアバレマス! ジャメジャメ | トリノイド21号レインディアサンタ(声:柴田秀勝) | 監督-竹本昇 脚本-會川昇 |
2003/12/14 | 42 | アバレキッドに潜みしもの | ギガノイド11番「不滅」 | 監督-坂本太郎 脚本-會川昇 |
2003/12/21 | 43 | アバレキラーは不滅!? | ギガノイド11番「不滅」 ギガノイドルネッサンス:「奇跡」、「悲劇的」 |
|
2003/12/28 | 44 | サラリーマンは アバレ仕掛けの夢を見るか? |
ヤツデンワニ | 監督-坂本太郎 脚本-前川淳 |
2004/1/4 | 45 | あけましてアバレルンバ | トリノイド22号ナナクサルンバ(声:梅津秀行) | 監督-中澤祥次郎 脚本-浦沢義雄 |
2004/1/11 | 46 | 祈って! アバレビジュアル系 | トリノイド1号ドラゴンドラン(人間体、声:谷口賢志) | 監督-中澤祥次郎 脚本-荒川稔久 |
2004/1/18 | 47 | 5人のアバレンジャー | デズモリジュエル デズモヴォーラ |
監督-諸田敏 脚本-前川淳 |
2004/1/25 | 48 | ファイナルアバレゲーム | デズモヴォーラ バクレンオー |
監督-諸田敏 脚本-會川昇 |
2004/2/1 | 49 | 突入! アバレ最終決戦 | デズモゲヴァルス 鎧の邪命戦士 要塞生命体アノマロガリス(無数) |
監督-坂本太郎 脚本-荒川稔久 |
2004/2/8 | 50 | アバレた数だけ |
[編集] 放映ネット局
- 関東広域圏:テレビ朝日 ※キーステーション
- 北海道:北海道テレビ放送
- 青森県:青森朝日放送
- 岩手県:岩手朝日テレビ
- 宮城県:東日本放送
- 秋田県:秋田朝日放送
- 山形県:山形テレビ
- 福島県:福島放送
- 新潟県:新潟テレビ21
- 山梨県:山梨放送
- 富山県:北日本放送
- 石川県:北陸朝日放送
- 福井県:福井テレビ
- 長野県:長野朝日放送
- 静岡県:静岡朝日テレビ
- 中京広域圏:名古屋テレビ放送
- 近畿広域圏:ABCテレビ(朝日放送)
- 鳥取県・島根県:山陰中央テレビジョン放送
- 岡山県・香川県:瀬戸内海放送
- 広島県:広島ホームテレビ
- 山口県:山口朝日放送
- 徳島県:四国放送
- 愛媛県:愛媛朝日テレビ
- 高知県:テレビ高知
- 福岡県・佐賀県:九州朝日放送
- 長崎県:長崎文化放送
- 熊本県:熊本朝日放送
- 大分県:大分朝日放送
- 宮崎県:宮崎放送
- 鹿児島県:鹿児島放送
- 沖縄県:琉球朝日放送
[編集] トピックス
- 前戦隊『ハリケンジャー』のエンディング直前のミニコーナーが好評を博した事を受け、今作ではその発展系として本編の最後に爆竜たちがこの後の展開を視聴者に問いかけ、エンディング後、その続きを少しだけ見せて終わり、すぐに次回予告へ続くという凝った構成になっている。近年のアニメなどでよく見られる演出だが、戦隊シリーズでこの様な手法をとったのは現在のところ今作のみである。(次戦隊『デカレンジャー』以降はエンディング冒頭のイントロ伴奏時にミニコーナーを内包する形式となった)
- テレビシリーズの放映終了後には、戦隊史上初となるオリジナルストーリーによるドラマCD「ダイノアーススペシャル!伝説の腕輪と五つのアバレスピリッツ」が発売された。
- 「ゴレンジャー」~「ハリケンジャー」までの制作発表会は非公開(ただし「ガオレンジャー」以降は、記者会見のみDVD第1巻に特別収録されている)だったが、本作から後楽園ゆうえんち主催で東京ドームシティのプリズムホールにて一般公開で制作発表会を行うようになった。この模様は、DVD第1巻に特典映像として収録されている。
- 海外版パワーレンジャー・ダイノサンダーの第19話には、本作の第10話が劇中でそのまま使用されるという、パワーレンジャー史上初の出来事が起きた。(詳細についてはパワーレンジャー・ダイノサンダー#概要を参照。)
- 韓国語吹替え版と北京語吹替え版でも、爆竜固有の語尾が(通常文法による語尾の後で)再現されている。「~다,테라(ダ、テラ)!」「~요,프라(ヨ、プラ)!」
- アバレッド/伯亜凌駕役の西興一朗が旅番組で韓国に行った際、現地の小学生に「レッドだ!レッドだ!」と呼ばれていた。
- 台湾で北京語吹替え版を放送されたところ、10話と33話が放送されていない。
[編集] 脚注
- ^ 類似例である『電撃戦隊チェンジマン』のゲーターやシーマ、『光戦隊マスクマン』のイガム、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のブライは幹部クラスで、しかも状況に強いられた面があった。
- ^ 『仮面ライダークウガ』でも同様の趣向が見られた
- ^ 但し、ボウケンジャーのみCM後のアイキャッチで、「ボウケンジャー」という女性のボイスが入っている。
- ^ 本作放送の翌年には円谷プロ制作の『ウルトラマンネクサス』にも悪役にウルトラマン的存在・ダークメフィスト他3体が登場し、ライダー、戦隊、ウルトラにおいて三年連続で悪役ヒーローが登場する事となった。超星神シリーズでは『超星神グランセイザー』にロギア、『幻星神ジャスティライザー』にデモンナイト、『超星艦隊セイザーX』にジャッカルと、三年連続で悪役のヒーローが登場する。
[編集] 外部リンク
- 爆竜戦隊アバレンジャー(テレビ朝日公式)
- 爆竜戦隊アバレンジャー(東映公式)
- DVD 爆竜戦隊アバレンジャー特集(東映ビデオ内のサイト)
テレビ朝日系 日曜朝7:30枠(2003年2月~2004年2月、本作よりSUPERヒーロータイム第1枠) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
爆竜戦隊アバレンジャー
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昭和 | ゴレンジャー(漫画第1作・漫画第2作) - ジャッカー(劇場版) - バトルフィーバー - デンジマン - サンバルカン - ゴーグルファイブ - ダイナマン - バイオマン - チェンジマン - フラッシュマン - マスクマン - ライブマン |
平成・20世紀 | ターボレンジャー - ファイブマン - ジェットマン - ジュウレンジャー(TRPG) - ダイレンジャー - カクレンジャー - オーレンジャー - カーレンジャー - メガレンジャー - ギンガマン - ゴーゴーファイブ - タイムレンジャー |
平成・21世紀 | ガオレンジャー(劇場版・漫画) - ハリケンジャー(劇場版) - アバレンジャー(劇場版・漫画) - デカレンジャー(人物・装備・劇場版) - マジレンジャー(人物・魔法・劇場版) - ボウケンジャー(人物・装備・劇場版)- ゲキレンジャー(劇場版・短編映画) - ゴーオンジャー |
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