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ウルトラセブン - Wikipedia

ウルトラセブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウルトラセブン』は、1967年昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日までにTBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全49話が放映された、円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組、またはその劇中に登場するヒーローの名称である。

 2008年7月21日よりファミリー劇場で放送予定。

目次

作品としてのウルトラセブン

内容

内容は宇宙の侵略者から地球を守るウルトラ警備隊及び、地球人に協力するヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語である。

ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)の第4作(第3作は東映制作の『キャプテンウルトラ』)として企画された。『ウルトラマン』と同様に「人類の平和のために戦う特殊チームと、それに協力する巨大ヒーロー」という図式が採用されている。しかし、その内容は『ウルトラQ』『ウルトラマン』とは趣を変えており、放送当時は前2作と本作の繋がりは特に設定されていなかった。

まず、遊星間侵略戦争により地球が多くの宇宙人に狙われているという新たな世界観が加味されている。そのため、地球防衛軍という世界規模の軍事機構が組織されているという設定が導入され、ドラマも敵対的な宇宙人に対する諜報戦として描かれることが多いなど、軍事色が強い作品カラーになっている。

また、個々のエピソードについてもドラマ性が重視され、人類相互の信頼関係を皮相的に捉えた第8話、地球防衛軍が行った新兵器実験の犠牲になった宇宙怪獣の悲劇を通して軍拡競争への批判を描いた第26話、地球で生きることを放棄した宇宙人の少女と主人公の価値観を対比した第37話、地球人自身が過去に地球を侵略した侵略者の末裔ではないかという疑問を投げかけ、主人公の正義を根底から揺さぶった第42話など娯楽作品の枠にとどまらない作品を生み出した。

宇宙人や怪獣も「地球を狙う侵略者とその生物兵器」という趣が強くなって個々のキャラクター性が薄められ、劇中では名前すら明らかにされないケースも存在した。この点は怪獣のキャラクターを重視し、オープニングで怪獣名を出している『ウルトラマン』と大きく異なる点である。

その一方で、ウルトラマンよりも多彩な超能力を備えたウルトラセブンのヒーロー性や、ハードなものからユーモラスなものまで多彩に使い分けられた戦闘シーンの演出、ウルトラ警備隊の爽快な活躍など、メイン視聴者層である児童層をとらえるエンターテイメント性も充分に追求され、ファミリー向けヒーロードラマとしての一線は充分に保たれていた。

シリーズの立ち上げに携わり、メイン監督の一人であった満田かずほによれば、「SF色を強めて対象年齢層を上げたり、様々な面で『ウルトラマン』との違いを意識した」という[1]

本作の製作にあたっては、スケジュールの悪化でやむなく終了した『ウルトラマン』の反省に立ち、予算等の状況が厳しくなったこともあって、製作体制の見直し強化が行われた。撮影現場の合理化、特撮シーンのライブラリ化、既製の日用品を利用したプロップなど多くの試みが行れた一方、作劇的にも怪獣や非人間型宇宙人の登場しないストーリーなどの工夫が凝らされた。そうした体制の中で、キャラクターの魅力に頼らないハードSF調の佳作が輩出した。

しかし、一方で多くの視聴者を惹きつけるエンタテイメント性は後退を余儀なくされることになり、番組後半の視聴率は怪獣ブームの衰退とも相まって下降線をたどり[2]、『Q』『マン』と続いてきたウルトラシリーズは本作で一旦終了となった。

しかし大きな路線変更もなく一貫した流れの中で物語を壮大なスケールで締めくくった最終回は高い評価を受け、その後何度も行われた再放送により、本作は新たなファンを開拓していった。そのため、本作は『ウルトラマン』と共にウルトラシリーズを代表する人気作品として幅広く認知され、第2期ウルトラシリーズの誕生や1970年代末期における国産特撮ヒーローの再評価に大きく貢献することになる。 現在においてもシリーズ屈指の人気を誇り、ウルトラシリーズ最高傑作との声も大きく、キャストやスタッフからこの旨の発言が出ることもある。過去の円谷プロ作品をデジタル修復してDVD化する「デジタルウルトラシリーズ」にて『Q』『マン』を差し置いて第1弾作品に選ばれた他、本放送終了から40年近く経っている現在でもCS放送や地上波再放送が頻繁に行われている。

また、本作の世界観を継承した続編的オリジナルビデオ作品やTV特番が製作されており、2007年10月から同年12月まで、セブン40周年記念作『ULTRASEVEN X』が放送された。

設定

人類が宇宙への進出を始めた近未来、宇宙では遊星間侵略戦争が激化し、地球侵略を企む宇宙人が次々と地球へ飛来した。人類は国際組織「地球防衛軍」を結成し、宇宙からの侵略者と戦い始めた。日本にも地球防衛軍極東基地が建設され、富士山麓の広大な地下基地で300名の隊員が日夜宇宙からの侵略に目を光らせていた。この極東基地には各部署から選抜された精鋭隊員による特殊部隊「ウルトラ警備隊」が置かれ、地球防衛の最前線に立っていた。クール星人による人間蒸発事件とそれに続く京浜工業地帯爆撃事件において、モロボシ・ダンと名乗る風来坊の青年がウルトラ警備隊に協力し、事件解決の功績を認められてウルトラ警備隊に入隊する。

ダンは、実はM78星雲から地球観測に来た宇宙人・恒点観測員340号で、侵略の危機にさらされる地球人を助けるべく地球にとどまったのだ。ダンはウルトラ警備隊でも対処できない危機に際しては、宇宙人の姿に戻りその超能力を駆使して侵略宇宙人やその刺客の宇宙怪獣と死闘を繰り広げることになる。ダンの正体を知らないウルトラ警備隊は、自分たちに協力してくれる謎の宇宙人をウルトラ警備隊7人目のメンバーということで「ウルトラセブン」と名付けた[3]

この物語は、地球防衛の最前線で侵略者と戦うウルトラ警備隊と、クライマックスで登場するウルトラセブンの活躍を描いていく。

時代設定

本作の舞台は1987年と設定されているが劇中では明言されていない。SF作品としての設定上、宇宙開発や海洋開発などについては放映当時より進歩している演出があり、ドラマ上でも近代的なビル街や高級な邸宅など日常的生活感を排した背景が選択されていることが多い。しかし、未来世界の演出は一貫しておらず、1967年当時の日常生活や時代風俗が多い。これらについては演出意図なのかミスなのかは断定しがたい。以下、作品世界の設定年代が明確な演出と製作当時の年代が見て取れる描写を記す。

  • 演出意図の明確な年代表現
    • 第43話で、ダンとソガが搭乗したロケット<スコーピオン号>が謎の惑星に着陸した際、現在日付を示すカウンターが<2000年8月30日>と表示されている。
    • 第8話や第45話では日常生活感の強い下町を意図的に使い、未来世界と日常生活が同居する独特の世界観を演出している。
  • 製作当時の年代の事物が現れるもの

音楽

劇中音楽は冬木透が担当した。ジャズ色の強かった『ウルトラマン』から一変して、オーケストラ主体の楽曲が多くなっている。また最終回には、シューマンピアノ協奏曲イ短調が使われていることなど、音楽の面ではクラシック音楽志向が伺われる。

主題歌は、印象的な重厚な和音とそれに続くコーラスで始まることで有名で、ホルンによる「合いの手」が入ることも極めて特徴的である(このような特徴は当時の同種の作品には見られない)。実相寺昭雄の回想によると、これには「子供たちにハーモニーの楽しさを伝えよう」という製作サイドの意図があったという。実際に子供たちの間では、冒頭のコーラス部分が一人では完全に歌えないため、何人かで集まって歌うことも行われた。この曲は、クラシック音楽の世界で「英雄の調」といわれる変ホ長調で書かれている。ちなみに主題歌を歌っている男性コーラスグループ「ジ・エコーズ」とは尾崎紀世彦がメンバーを務めていた「ザ・ワンダース」の変名である(冒頭の「セブン~」の男声コーラスの3番目が尾崎[4])。

もうひとつの主題歌について

本作の主題歌には、「ウルトラセブンの歌」の他に「ウルトラセブンの歌 パート2」(パートIIとも表記)が存在する。この曲名は後年LPレコードに収録された際の便宜上のもので、実際には同時期に2曲作られたうちの「採用されなかった主題歌の候補曲」である。

本来は主題歌とほぼ同じ歌詞があるが、作中では「マックス号応答せよ」の戦闘シーンにてカラオケの形で使用されている。その後「宇宙囚人303」や「必殺の0.1秒」でも使われたが、これは同曲の出来を捨てがたく思っていた満田かずほが自身の監督作で作曲者・冬木透の了解を得て使用したものである[5]

ウルトラマンA』以降は、2番-3番の間奏に編集を施して、ゾフィー登場のテーマ曲として多用された(当時はゾフィー自身やウルトラ兄弟のテーマ曲が存在しなかったため)。

放映データ

放映リスト

※各怪獣の詳細はウルトラセブンの登場怪獣を参照。

放送日 話数 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 スタッフ
1967/10/1 1 姿なき挑戦者 宇宙ハンター クール星人
カプセル怪獣ウインダム
監督-円谷一
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1967/10/8 2 緑の恐怖 生物X ワイアール星人 監督-野長瀬三摩地
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1967/10/15 3 湖のひみつ 宇宙怪獣エレキング
変身怪人ピット星人
カプセル怪獣ミクラス
1967/10/22 4 マックス号応答せよ 反重力宇宙人ゴドラ星人 監督-満田かずほ
特技監督-有川貞昌
脚本-山田正弘、金城哲夫
1967/10/29 5 消された時間 宇宙蝦人間ビラ星人(放送当時はヴィラ星人) 監督-円谷一
特技監督-高野宏一
脚本-菅野昭彦
1967/11/5 6 ダーク・ゾーン 放浪宇宙人ペガッサ星人 監督-満田かずほ
特技監督-有川貞昌
脚本-若槻文三
1967/11/12 7 宇宙囚人303 火炎怪人キュラソ星人 監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
脚本-金城哲夫
1967/11/19 8 狙われた街 幻覚宇宙人メトロン星人 監督-実相寺昭雄
特技監督-大木淳
脚本-金城哲夫
1967/11/26 9 アンドロイド0指令 頭脳星人チブル星人
アンドロイド少女ゼロワン
監督-満田かずほ
特技監督-的場徹
脚本-上原正三
1967/12/3 10 怪しい隣人 異次元宇宙人イカルス星人 監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
脚本-若槻文三
1967/12/10 11 魔の山へ飛べ 宇宙竜ナース
宇宙野人ワイルド星人
監督-満田かずほ
特技監督-的場徹
脚本-金城哲夫
1967/12/17 12 遊星より愛をこめて
(欠番・詳細はスペル星人#第12話の欠番についてを参照)
吸血宇宙人スペル星人 監督-実相寺昭雄
特技監督-大木淳
脚本-佐々木守
1967/12/24 13 V3から来た男 宇宙鳥人アイロス星人 監督-鈴木俊継
特技監督-高野宏一
脚本-市川森一
1968/1/7 14 ウルトラ警備隊西へ(前編) 宇宙ロボット キングジョー
策略星人ペダン星人
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1968/1/14 15 ウルトラ警備隊西へ(後編)
1968/1/21 16 闇に光る目 岩石宇宙人アンノン 監督-鈴木俊継
特技監督-高野宏一
脚本-藤川桂介
1968/1/28 17 地底GO! GO! GO! 地底ロボット ユートム 監督-円谷一
特技監督-大木淳
脚本-上原正三
1968/2/4 18 空間X脱出 宇宙巨大グモ グモンガ
音波怪人ベル星人
1968/2/11 19 プロジェクト・ブルー 宇宙帝王バド星人 監督-野長瀬三摩地
特技監督-的場徹
脚本-南川竜
1968/2/18 20 地震源Xを倒せ 核怪獣ギラドラス
暗黒星人シャプレー星人
監督-野長瀬三摩地
特技監督-的場徹
脚本-若槻文三
1968/2/25 21 海底基地を追え 軍艦ロボット アイアンロックス
宇宙海底人ミミー星人(声のみ)
監督-鈴木俊継
特技監督-大木淳
脚本-赤井鬼介
1968/3/3 22 人間牧場 宇宙怪人ブラコ星人 監督-鈴木俊継
特技監督-大木淳
脚本-山浦弘靖
1968/3/10 23 明日を捜せ 猛毒怪獣ガブラ
宇宙ゲリラ シャドー星人
監督-野長瀬三摩地
特技監督-的場徹
脚本-南川竜、上原正三
1968/3/17 24 北へ還れ! オーロラ怪人カナン星人
カプセル怪獣ウインダム
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-市川森一
1968/3/24 25 零下140度の対決 冷凍怪獣ガンダー
ミニ宇宙人ポール星人
カプセル怪獣ミクラス
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1968/3/31 26 超兵器R1号 再生怪獣ギエロン星獣 監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
脚本-若槻文三
1968/4/7 27 サイボーグ作戦 甲冑星人ボーグ星人 監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
脚本-藤川桂介
1968/4/14 28 700キロを突っ走れ! 戦車怪獣 恐竜戦車
侵略宇宙人キル星人
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-上原正三
1968/4/21 29 ひとりぼっちの地球人 宇宙スパイ プロテ星人 監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-市川森一
1968/4/28 30 栄光は誰れのために プラスチック怪人プラチク星人 監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
脚本-藤川桂介
1968/5/5 31 悪魔の住む花 宇宙細菌ダリー 監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
脚本-上原正三
1968/5/12 32 散歩する惑星 メカニズム怪獣リッガー
カプセル怪獣アギラ
監督-野長瀬三摩地
特技監督-高野宏一
脚本-山田正弘、上原正三
1968/5/19 33 侵略する死者たち 蘇生怪人シャドウマン 監督-円谷一
特技監督-高野宏一
脚本-上原正三
1968/5/26 34 蒸発都市 発泡怪獣ダンカン 監督-円谷一
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1968/6/2 35 月世界の戦慄 月怪獣ペテロ
復讐怪人ザンパ星人
監督-鈴木俊継
特技監督-高野宏一
脚本-市川森一
1968/6/9 36 必殺の0.1秒 催眠宇宙人ペガ星人 監督-野長瀬三摩地
特技監督-高野宏一
脚本-山浦弘靖
1968/6/16 37 盗まれたウルトラ・アイ マゼラン星人マヤ 監督-鈴木俊継
特技監督-高野宏一
脚本-市川森一
1968/6/23 38 勇気ある戦い ロボット怪獣クレージーゴン
バンダ星人
監督-飯島敏宏
特技監督-高野宏一
脚本-佐々木守
1968/6/30 39 セブン暗殺計画(前篇) 剛力怪獣アロン
分身宇宙人ガッツ星人
カプセル怪獣ウインダム
監督-飯島敏宏
特技監督-高野宏一
脚本-藤川桂介
1968/7/7 40 セブン暗殺計画(後編) 分身宇宙人ガッツ星人
1968/7/14 41 水中からの挑戦 カッパ怪獣テペト
水棲怪人テペト星人
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-若槻文三
1968/7/21 42 ノンマルトの使者 タコ怪獣ガイロス
海底原人ノンマルト
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1968/7/28 43 第四惑星の悪夢 ロボット長官
ロボット署長
第四惑星人
監督-実相寺昭雄
特技監督-高野宏一
脚本-川崎高、上原正三
1968/8/4 44 恐怖の超猿人 宇宙猿人ゴーロン星人
猿人ゴリー
監督-鈴木俊継
特技監督-大木淳
脚本-上原正三、市川森一
1968/8/11 45 円盤が来た サイケ宇宙人ペロリンガ星人 監督-実相寺昭雄
特技監督-高野宏一
脚本-川崎高、上原正三
1968/8/18 46 ダン対セブンの決闘 ロボット超人にせウルトラセブン
侵略星人サロメ星人
カプセル怪獣アギラ
監督-鈴木俊継
特技監督-大木淳
脚本-上原正三、市川森一
1968/8/25 47 あなたはだぁれ? 集団宇宙人フック星人 監督-安藤達己
特技監督-的場徹
脚本-上原正三
1968/9/1 48 史上最大の侵略(前編) 幽霊怪人ゴース星人
双頭怪獣パンドン
セブン上司
監督-満田かずほ
特技監督-高野宏一
脚本-金城哲夫
1968/9/8 49 史上最大の侵略(後編) 幽霊怪人ゴース星人
双頭怪獣 改造パンドン
セブン上司

12月31日は大晦日特番の為に休止。

映画

第18話「空間X脱出」が、1968年7月21日公開の東映まんがパレードで上映された。

スタッフ

  • 監修:円谷英二
  • プロデューサー:末安昌美、三輪俊道(TBS)、橋本洋二(TBS)
  • 撮影(本編):永井仙吉、逢沢譲、福沢康道
  • 撮影(特撮):鈴木清、佐川和夫、中堀正夫
  • 美術:成田亨、池谷仙克、岩崎致躬、深田達郎
    • OPにはクレジットされないが、着ぐるみ造形は主に高山良策、佐々木明、エキスプロが担当
  • 助監督(本編):山本正孝、安藤達巳、吉村善之
  • 助監督(特撮):円谷粲、東條昭平、田口成光
  • 照明(本編):新井盛、小林哲也
  • 照明(特撮):小林哲也、小林和夫、安藤正則
  • 編集:柳川義博
  • 現像:東京現像所
  • 録音:キヌタ・ラボラトリー
  • 音楽:冬木透
  • 制作:TBS円谷プロダクション

※各話のメインスタッフについては、放映リストを参照。

登場人物・出演者

レギュラー・準レギュラー

ウルトラ警備隊

地球防衛軍

  • ヤマオカ長官:藤田進(第1・5・25・49話)
  • タケナカ参謀:佐原健二(第1・4・19 - 22・24・26・34・39・40・49話)
  • マナベ参謀:宮川洋一(第1・4・6・7・10・13・14・16・18・23・30・32・33・42・49話)
  • クラタ隊長(宇宙ステーションV3):南廣(第13・35・48・49話)
  • 北村博士:岡部正(第22・27・33・48・49話)
  • ウエノ隊員:勝部義夫(第1 - 3・5・7・10・16 - 18・21・23・26・34話)

スーツアクター

  • ウルトラセブン:上西弘次(第1 - 13・16 - 49話)、菊池英一(第14・15話/ロケーションスケジュールの都合による代役)
  • 怪獣・宇宙人:荒垣輝雄、鈴木邦夫、中島春雄、中村晴吉、西京利彦、山村哲夫、松島映一、春原貞雄、池田文男、菊池英一、山本一、松原靖、加藤芳巳ほか

ナレーター

ゲスト出演者

地球防衛軍(TDF)
  • ヤナガワ参謀(第1話):平田昭彦
  • ボガード参謀(第1話):フランツ・グルーベル
  • 石黒達男隊員(第2話):松本朝夫:宇宙ステーションV3隊員
  • マックス号艦長(第4話):幸田宗丸
  • ミズノ隊員(第7話):山中紘:宇宙ステーションV3隊員 怪電波解読の専門家
  • メディカルセンター医師(第11話):金城哲夫 ※ノンクレジット
  • メディカルセンター医師(第11話):上原正三 ※ノンクレジット
  • マービン・ウェップ(第14・15話):テリー・ファンソワーズ(日本語吹替:山田康雄):TDFワシントン基地・諜報部員
  • ヨシダ隊員(第16話):岩本弘司:通信班
  • アラキ隊員(第25話):幸田宗丸:医療班
  • ムカイ班長(第25話):山本廉:動力班
  • 防衛軍隊員(第25話):金城哲夫 ※ノンクレジット
  • 野川由紀夫隊員(第27話):広瀬明:通信隊員
  • 青木隊員(第30話):山口暁:新人隊員
  • シラハマ隊員(第35話):鶴賀二郎:正体はザンパ星人
  • ヒロタ隊員(第36話):大橋一元:参謀本部所属 射撃のプロ
科学者
  • ユシマ博士(第5話):山本耕一:世界的な電子工学の権威 ユシマダイオードの開発者
  • カネダ隊員(第8話):伊藤久哉:TDF科学班
  • フクダ博士(第12話):福田善之:TDF科学班
  • イトウ博士(第14話):吉原正皓:アーサー号に乗っていた防衛会議メンバー
  • グリーン博士(第14話):エンベル・アルテンバイ:アーサー号に乗っていた防衛会議メンバー
  • 土田博士(第14・15話):土屋嘉男:六甲山防衛センター・科学班チーフ
  • ドロシー・アンダーソン(第14・15話):リンダ・ハーディスティー:TDFワシントン基地・科学班
  • 宮部博士(第19話):野村明司(野村浩三):プロジェクト・ブルー考案者
  • 岩村博士(第20話):吉田義夫:国際核研究センター所属 核研究の世界的な権威
  • 前野律子博士(第26話):田村奈己:宇宙生物学の権威 R1号・開発チーム
  • 瀬川博士(第26話):向井淳一郎:R1号・開発チーム
  • リヒター博士(第36話):ピエール・デューカス:人工太陽計画・最高責任者
  • 真山博士(第44話):増田順司:猿の研究家
その他
  • 検問の警察官(第1話):大矢兼臣*ノンクレジット
  • 石黒光子(第2話):中真千子:石黒隊員の妻
  • 石黒家のお手伝い・シズ(第2話):森今日子
  • 酔っ払いの会社員(第2話):大村千吉
  • 怪しげな郵便配達人(第2話):鈴木和夫
  • チルソナイト808を運ぼうとする警官(第2話):島田彰 ※本編でカットされ予告編のみ
  • 謎の少女(第3話):高橋礼子:正体はピット星人
  • 吾妻湖の釣り人(第3話):金井大
  • 謎の女(第4話):水上竜子:正体はゴドラ星人
  • ユシマ博士を乗せたSST機長(第5話):緒方燐作
  • ガソリンスタンド店員A(第7話):西条康彦
  • ガソリンスタンド店員B(第7話):久野征四郎
  • ガソリンスタンドの女性客(第7話):キャシー・ホーラン
  • 水島(第7話):佐田豊
  • 水島の妻(第7話):西朱美
  • 水島誠(第7話):山村哲夫 ※ノンクレジット
  • 水島美香(第7話):中原純子 ※ノンクレジット
  • 水島務(第7話):藤江喜幸(伍代参平) ※ノンクレジット
  • キュラソ星人に襲われたハンター・木村(第7話):伊藤実
  • ライフル魔(第8話):岡本四郎
  • 吉村刑事(第8話):穂積隆信
  • 友里愛子(第8話):浅川みゆ起:アンヌの伯母
  • おもちゃじいさん(第9話):植村謙二郎:正体はチブル星人
  • アンドロイド少女・ゼロワン(第9話):小林夕岐子
  • 謎の隣人(第10話):山本廉:正体はイカルス星人
  • 水野アキラ(第10話):中島洋
  • 水野りつ子(第10話):百合かほる
  • 牧童・雪村の死体(第11話):上西弘次
  • 岩見山の牧童A(第11話):荒垣輝雄
  • 岩見山の牧童B(第11話):鈴木邦夫
  • 岩見山の牧童C(第11話):松島映一
  • 生命カメラで死ぬ巡査A(第11話):鈴木和夫
  • 山辺早苗(第12話):桜井浩子:アンヌの友達
  • 佐竹(第12話):岩下浩:早苗の婚約者 正体はスペル星人
  • スペル星人一味A(第12話):奥村公延
  • ヒロシ少年(第16話):稲吉千春
  • 交番の巡査(第16話):堤康久
  • 薩摩次郎(第17話):森次浩司
  • 徳田(第17話):松本染升:朝池炭鉱社長
  • 宮部の妻・グレイス(第19話):リンダ・マルソン
  • 榊助手(第20話):北原隆:正体はシャプレー星人
  • 川田登(第21話):柳谷寛:第三黒汐丸船長
  • 漁師(第21話):今井和夫
  • 石山ルリ子(第22話):島つかさ
  • 安井与太郎(第23話):木田三千雄:占い師
  • フルハシ・ユキ(第24話):市川春代:フルハシ隊員の母
  • フルハシ・マナ(第24話):山口奈々:フルハシ隊員の妹
  • 旅客機・機長(第24話):ブルーノ・ルシケ
  • 水木早苗(第27話):宮内恵子:ノガワ隊員の婚約者
  • ラリーのチェッカー(第28話):野島昭生
  • 仁羽教授(第29話):成瀬昌彦:京南大学物理学科主任教授 正体はプロテ星人
  • 南部冴子(第29話):北林早苗:ソガ隊員の婚約者 京南大学英文科2年
  • 一の宮貞文(第29話):剣持伴紀:仁羽教授の助手
  • 香織(第31話):松坂慶子:ダリーに寄生された少女
  • 高田医師(第31話):伊藤実
  • 大学病院教授(第33話):笹川恵三
  • ユタ花村(第34話):真理アンヌ:霊媒師
  • 老婆(第34話):春江ふかみ:ユタ花村の付き人
  • ダンカン人間体(第34話):吉原正皓
  • マゼラン星人・マヤ(第37話):吉田ゆり(香野百合子
  • 杉崎治(第38話):吉田継明
  • 杉崎ゆき子(第38話):川口恵子
  • ユグレン博士(第38話):ピーター・ウィリアムス:スイスの心臓外科医
  • 夏彩子(第40話):新井茂子
  • 川中(第41話):上田忠好:漫画家 日本カッパ倶楽部所属
  • 竹村(第41話):梅津栄:料理屋「河童」主人 日本カッパ倶楽部所属
  • 角谷(第41話):田浦正己:SF作家 日本カッパ倶楽部所属
  • 藤島玲子(第41話):宮川和子:女流カメラマン 日本カッパ倶楽部所属
  • 伊集湖の釣り人(第41話):大村千吉
  • 真市少年(第42話):町田勝紀
  • 真市の母(第42話):野中マリ
  • 釜田隊員(第42話):二瓶正也:シーホース海底基地所属
  • 校長(第42話):天草四郎
  • 教師(第42話):毛利幸子
  • ロボット長官(第43話):成瀬昌彦:第4惑星の統治者
  • ロボット署長(第43話):森塚敏
  • アリー(第43話):愛まち子:長官の秘書 第4惑星人
  • アリーの弟(第43話):川田勝明
  • アリーの恋人ギオ(第43話):小野川公三郎
  • 飼育係ゴリー(第44話):滝恵一
  • 真山博士の助手・民子(第44話):西朱美
  • フクシン三郎(第45話):冷泉公裕:アマチュア天文家
  • 源さん(第45話):渡辺文雄:金子自動車経営者
  • 重さん(第45話):ミッキー安川:そば屋「増田屋」店主
  • 少年(第45話):高野浩幸:正体はペロリンガ星人
  • 工場の社長(第45話):金井大
  • 警官(第45話):和久井節緒
  • サロメ星人の首領(第46話):高橋正夫
  • サロメ星人の女(第46話):嘉手納清美
  • サラリーマン佐藤(第47話):小林昭二
  • 佐藤の妻・敏江(第47話):三條美紀
  • 林(第47話):寄山弘:ふくろう団地の住人
  • 山田夫人(第47話):大山デブ子:ふくろう団地の住人
  • ダンを助けた兄妹の母親(第49話):益田愛子
声の出演(全て未クレジット)
  • クール星人(第1話):矢田耕司
  • ゴドラ星人(第4話):小林恭治
  • ビラ星人(第5話):辻村真人
  • ペガッサ星人(第6話):日笠潤一
  • メトロン星人(第8話):中江真司
  • ワイルド星人(第11話):丸山詠二
  • スペル星人(第12話):谷津勲
  • アイロス星人(の円盤)(第13話):矢田耕司
  • マービン・ウェップ(第14・15話):山田康雄
  • ドロシー・アンダーソン(第14・15話):牧野和子 ※元テアトル・エコーの声優
  • ペダン星人(第14・15話):八代駿、田辺洋
  • アンノン(第16話):中江真司
  • バド星人(第19話):槐柳二
  • 宮部の妻・グレイス(第19話):栗葉子
  • シャプレー星人(第20話):北原隆
  • ミミー星人(第21話):村越伊知郎
  • シャドー星人(第23話):上田耕一、大島マリ子
  • 旅客機・機長(第24話):増岡弘
  • ポール星人(第25話):矢田耕司:テープ早回しで合成
  • 宇宙観測艇8号(第26話):島田彰
  • ボーグ星人(第27話):近藤征矢
  • ペガ星人(第36話):辻村真人
  • ゴーロン星人(第44話):矢田耕司
  • ペロリンガ星人(第45話):浦野光:テープ早回しで合成
  • セブン上司(第48・49話):和田文夫

再放送

本作の再放送は大変多いので、特記すべき事項のみ記す。

  • '70年代後半から'80年代前半の本作再放送は、放映枠の都合上一部がカットされるケースが多かった。しかし、1983年に日本テレビで行われた再放送では、主題歌のメロオケを短く流した短縮版オープニングを採用することで、本編ノーカットの再放送を実現している。
  • 2007年5月7日TOKYO MXの円谷劇場枠における『第四惑星の悪夢』の放送内容が、アメリカ銃乱射事件の影響でそれを匂わせるシーンをカットされてオンエアされた。「作品のオリジナリティ」を重視する本枠において異例の措置であった。

その他

  • 成田亨による本作のデザイン画は生前青森県に対し数千万円で売却された。金額は青森県報で確認できるが、販売内訳は「イカルス星人ほか」と書かれているだけなのでどのデザイン画が販売されたかは不明。セブンNGデザイン画などその一部は2008年現在、青森県立美術館の常設展で公開されている。なお、同美術館の道路案内版には成田亨によるデザイン画・イラストが使用されており、ウルトラセブン頭部デザイン画も使われているが、イラスト使用に対する青森県と遺族との話し合いがつくまでは、案内板のイラスト部にカバーがかけられていた。
  • 『ウルトラマンセブン』と誤って呼ばれることが多々あるが、これは後年のウルトラシリーズで主役ヒーローはウルトラマンを冠した名になっているための誤解である。
  • ポインター号の元になった自動車はクライスラー社製57年式インペリアル。フィルムの裏焼きが原因で右ハンドルの場面と左ハンドルの場面が生じているが、撮影に使用されたポインター号は1台のみである[6]

脚注

  1. ^ 森次晃嗣著『ダン モロボシダンの名をかりて』でのインタビューより。
  2. ^ 初期には30%を超える回が多かったが、末期には20%を割るようになっていた。
  3. ^ 「ウルトラセブン」の命名に関するくだりは第1話のシナリオには存在するが、映像としての第1話には挿入されていない。そのため第2話でワイアール星人と戦うセブンに向かってアンヌがいきなり「ウルトラセブンがんばって!」と叫ぶのが主役名の初出となる。
  4. ^ 2006年4月26日放送の『ズバリ言うわよ!』や2007年10月7日放送の『行列のできる法律相談所』など各所で尾崎自身が証言している。
  5. ^ コロムビアミュージックエンタテイメント発行のDVD「大集合! ウルトラヒーロー主題歌・名場面集-最強バトル編-」の映像特典内にて満田本人の口より語られている。
  6. ^ デジコンBEAM 1999年6月号

関連項目

参考文献

外部リンク

TBS タケダアワー
前番組 番組名 次番組
ウルトラセブン


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