ウルトラマンコスモス
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『ウルトラマンコスモス』とは、円谷プロダクションが製作し、2001年(平成13年)7月7日から2002年(平成14年)9月28日までMBS製作、TBS系で毎週土曜日18:00 - 18:30に放送された、巨大変身ヒーロー特撮テレビ番組の作品名とその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前。
劇場版については、以下参照。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
概要
特徴
ウルトラシリーズ35周年&円谷英二生誕100周年記念として製作されたウルトラシリーズの21世紀最初の作品。
怪獣と人間の共存を願いむやみに殺傷せず、その一方で邪悪な敵には敢然と立ち向かう新しいウルトラマン像の創造を目指した作品である。これまでのシリーズ作品とは異なり、作品中に登場する怪獣を「人間に害を及ぼす可能性はあるが、基本的にコミュニケーションおよび共存が可能である存在」と定義し、「倒すべき相手」ではなく「捕獲して保護地域に隔離することにより守られるべきもの」として描いている。そして主人公の青年・春野ムサシは、超常現象を調査したり怪獣を保護したりする組織「チーム・アイズ (TEAM EYES)」に所属している。
ウルトラマンコスモスは、何らかの原因で暴れ出した怪獣と戦うが、殺傷せずに怪獣を無害化して保護する。怪獣が暴れる理由については、怪獣を敵視する人間側のいたずらな攻撃や、怪獣に取り憑いて凶暴化させるカオスヘッダーという敵役が設定された。このようなスタンスを持つ、シリーズにおいては異色である作品の誕生の背景には、野生生物の保護を含む環境保護や他者との共存といった考え方があると思われる。怪獣をむやみに倒さない優しいウルトラマンは、怪獣を倒すカタルシスがないと批判するウルトラシリーズのファンも存在した一方で、作品の主な視聴者である児童とその親に概ね歓迎される。
ウルトラマンコスモスは、『ウルトラマン80』以来となる宇宙からきたウルトラマンであることが明言され、また主役ウルトラマンとしては現時点で唯一の基本形態が青いウルトラマンである(円谷の公式見解ではルナモードがデフォルトとされている)。
毎日放送は『ウルトラマンティガ』から本作までウルトラ作品を製作してきたがこの作品を最後に次作『ウルトラマンネクサス』からは放送局キーを毎日放送から中部日本放送に移っている。それに伴い、TBS土曜18時枠は後番組『機動戦士ガンダムSEED』以降アニメ枠となり、ウルトラシリーズの放送枠は以降、流動的に変化する。
ウルトラシリーズとしては最長の5クール・全65話が制作される(巨大ヒーロー番組全般からみても、最多話数である)。今回、特撮パートはフィルム撮影を維持したがドラマパートがビデオ撮影になった。『ティガ』『ダイナ』『ガイア』の3作は、クオリティの高さを維持したものの予算オーバーや過密スケジュールが続き、本作以降は予算やスケジュールの管理が厳しい中での制作となっていく(そのため中盤から終盤は同じセットの連続使用が続いた)。
更にこの作品のもう一つの特徴は、劇場版とTV版が連動した、メディアミックス戦略をとっていることがある。テレビ放送の開始直後に、本編の前日譚にあたる劇場版『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』が夏休み映画として公開された。放送中と放送後にわたり計3作の映画が製作され、ウルトラシリーズ唯一の3年連続で新作が公開された。
主な登場人物
チームEYES
- 春野ムサシ
- 物語の主人公で、SRC宇宙開発センターのパイロット候補生。19歳。旧名は、五十嵐ムサシ。光のウィルス(カオスヘッダー)に侵され暴れ出した怪獣リドリアスをおとなしくさせるために単身立ち向い、その勇敢な行動を評価されチームEYESに入隊する事になる。少年時代にコスモスと出逢い、カオスヘッダーを追ってやって来た彼と再会し、一体化する。少年時代にコスモスからもらった輝石が変化したコスモプラックで変身する。
- ヒウラ ハルミツ 隊長
- チームEYESの隊長。33歳。元SRCの研究員。他の隊員達からは「キャップ」と呼ばれ、信頼されている。チームEYESにムサシをスカウトした人物でもある。
- 名前は漢字で「日浦晴光」。
- ミズキ シノブ 副隊長
- チームEYESの副隊長。28歳。元防衛軍のパイロット。女性ながら他の隊員達からは「リーダー」と呼ばれ、信頼されている。前線に出て、指揮をとる場合が多い。
- 名前は漢字で「水木忍」。
- フブキ ケイスケ 隊員
- 防衛軍出身の隊員。23歳。冷静な性格の2枚目。EYES随一の名パイロット。怪獣保護の理想には強い意思を持っている。ムサシとは性格が全く逆なことから対立する場合が多いが、ムサシと春風コンビ(ヒウラ命名)を組む事になる。防衛軍空手選手権三連破の記録を持つが、少年時代は体が弱く、群馬県の蛍ヶ村で鍛えた。甘党という一面も持つ。
- 名前は漢字で「風吹圭介」。
- ドイガキ コウジ 隊員
- EYESのメカニック担当の科学者。25歳。巨漢の青年。テックスピナーなど様々なメカを開発する。作戦の立案はドイガキによるものが多い。実家は土佐のかつお漁師。家業を継がなかったため、父親とは関係が悪い。
- 名前は漢字で「土井垣浩次」。
- モリモト アヤノ 隊員
- 主にオペレーターを担当する女性隊員。19歳。EYESでは最年少だが、ムサシより10ヶ月先輩。やたらとムサシを後輩扱いし、「先輩」と呼ばせようとする。
- 名前は漢字で「森本綾乃」。
SRC職員
- イケヤマ管理官
- 怪獣保護センターの管理官。ムサシとは顔なじみ。
- カワヤ ノボル
- SRC 特殊医療基地の医師。トレジャーベース全女性職員にふられるという記録を持つ。
- サワグチ ヤスエ
- SRC 創成期から所属している科学者。彼女の開発したメカの多くが現在のSRC 装備の基本となっている。
- ミツヤ
- 宇宙開発センターのアストロノーツ。ムサシと同期である。
- ハズミ
- 防衛軍から移籍した科学者。ヒウラとは旧知の仲。
- 右田医師
- カワヤの助手。
統合防衛軍
- 佐原司令官
- 防衛軍の最高司令官。名前の由来は『ウルトラQ』で万城目淳を演じた佐原健二から。
- 西条武官
- 佐原の副官。名前の由来は『ウルトラQ』で戸川一平を演じた西條康彦から。シャークスのシゲムラ参謀と全く同じ思想の持ち主。
- ナガレ ジュンヤ
- 怪獣殲滅兵器開発チーム・ガルスのチーフ。かつて怪獣によって妹を亡くしている。
- ベンガルズ
- 防衛軍の戦車部隊。
その他の登場人物
- 吉井ユカリ
- ドイガキ隊員の大学の後輩で、城南大学研究員。10話で初登場、その後2人の仲が接近し、ついには結婚の約束をする。
- カスミ
- オカルト好きの女子大生。23話で初登場、フブキ隊員とは凸凹コンビぶりを発揮する。のちにはフブキ隊員と一緒にカラオケに行くまでの仲に。
- 木本研作博士
- 第20話に登場。ムサシのことは子どもの頃からよく知っている。ムサシのよき理解者。劇場版第1作にも登場。
- ショージ
- ムサシの元同級生。劇場版第1作、第2作にも登場。
ウルトラマンコスモス
宇宙からやって来た神秘の巨人。争いを好まず、相手を傷つけずに友好関係を築く事を望んでいるが、凶悪で卑劣な者に対しては果敢に立ち向う戦士である。『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』でバルタン星人を追って地球に飛来し、ムサシと知り合った。事件解決後、宇宙に帰るが、カオスヘッダーが地球に出現した際に再び地球に現れ、ムサシと一体化した。いくつかのモードを使い分けるが、TVシリーズでは、怪獣の沈静化を目的とするルナモード、邪悪な敵を倒すコロナモードが主に登場する。
コスモスのモードチェンジは、『ティガ』『ダイナ』で見られたタイプチェンジにあたるがコスモスの場合、戦略・状況のために行われた過去のタイプチェンジとは異なり、モードチェンジによって戦闘目的そのものが変わる。
コスモスのデザインはモードチェンジによって(ルナ・コロナ・エクリプスでは)頭部デザインまで変わる。基本形態のルナモードには頭部に手が加えられておらず、一見初代ウルトラマンと同様に見えるが体色は青・銀のカラーリングであり、その点が特殊である。コロナモードは平成3部作のウルトラマン同様に頭部を削減したもので、体色は主に赤・銀に僅かに青が入っており、ボディデザインは左右非対称である。エクリプスモードも頭部が変化し、体色は赤・青・金・銀の非常に派手なカラーリングになっている。
- 身長:47メートル
- 体重:4万2千トン
テレビシリーズで登場したモード
ルナモード
変身直後の青を基調としたコスモスの基本スタイル。ウルトラマンの「優しさ」「慈愛」を体現する「月の優しき光のごとき、慈しみの青い巨人」のモード。防御力に優れ、相手を攻撃することなく敵の力を受け流す。拳を握らず、平手で怪獣と対峙するのが特徴。得意技は邪悪なエネルギーを沈静化させるフルムーンレクトなど。
- 飛行速度:マッハ7
- 走行速度:マッハ2
- 水中速度:マッハ1
- 潜地速度:マッハ1.2
- ジャンプ力:1000メートル
- 握力:6万トン
コロナモード
邪悪な敵と対峙する際にルナモードから変身する赤を基調とした攻撃力に優れた戦闘スタイル。ウルトラマンの「強さ」を体現した「太陽の燃ゆる炎のごとき、戦いの赤き巨人」のモード。必殺技はネイバスター光線など。
- 飛行速度:マッハ9
- 走行速度:マッハ2.5
- 水中速度:マッハ1.5
- 潜地速度:マッハ2
- ジャンプ力:1200メートル
- 握力:10万トン
エクリプスモード
カオスヘッダー・メビュートに敗れ光を失ったコスモスが、ムサシの「勇気」と皆既日食の光(月と太陽の重なった光)によって復活した、ルナとコロナの両方の力を併せ持つスタイル。「勇気」を体現した「太陽と月が重なる金環日食の溢れるフレアーのごとき、神秘の巨人」のモード。コズミューム光線等を武器としている。ルナモードからコロナモードを経てチェンジしなければならないため、活動時間は最大約1分が限界となる。エクリプスとは日食の意。第30話で初登場し、後半戦で多用された。
- 飛行速度:マッハ16
- 走行速度:マッハ3
- 水中速度:マッハ2
- 潜地速度:マッハ1.5
- ジャンプ力:2200メートル
- 握力:8万トン
ミラクルナモード
カオスダークネスとの最終決戦で力が残り少なくなりピンチになったコスモスに、ついに「真の勇者」となったムサシが一体化して変身した、奇跡の輝くルナモード。その光が消えた時、コスモスは力を取り戻した。最終話で登場。
劇場版のみで登場したモード
スペースコロナモード
コスモスの宇宙での活動スタイル。スピード技や肉体技に優れている。瞬間移動術や空間停止能力等、「気(ウルトラ念力)」を駆使した、コスモス本来の超能力が扱いやすいスタイルでもある。劇場版第2・3作で登場。
- 飛行速度:大気圏外・計測不能
- 走行速度:マッハ3
- 水中速度:マッハ2
- 潜地速度:マッハ2
- ジャンプ力:1800メートル
- 握力:9万トン
スケルトンコロナモード
別名、ファントムコスモス。スコーピスがサイパンに襲来した際にムサシが見た、コスモスの透明な幻影。厳密にはコスモスのモードチェンジした姿ではなく、ただの幻影。スケルトンパンチとスケルトンスピンキックでスコーピスを蹴り飛ばし、ブレージングウェーブを放つ体勢に入ったところでムサシが我に返り、幻もかき消えた。劇場版第2作で登場。
フューチャーモード
光量子空間に閉じ込められていたムサシが仲間達の「未来への可能性、夢を信じる心」で復活し、コスモスに新たな力「フューチャーエナジー」を注いで、グローカーとの最終決戦に挑んだ時のスタイル。「希望」を体現した「未来を信じる、希望の巨人」のモードであり、コスモス単独の最終モードである。劇場版第3作で登場。
- 飛行速度:マッハ18
- 走行速度:マッハ4.5
- 水中速度:マッハ3
- 潜地速度:マッハ2.5
- ジャンプ力:2500メートル
- 握力:10万トン
能力・技
ウルトラマンコスモスは多くの技を持っており、その数はウルトラマンエース以上と言われている。
ルナモード
- フルムーンレクト
- 右掌を前に突き出して放つ、ルナモードの得意技。攻撃技ではなく、相手の感情を静めておとなしくさせる興奮抑制光線である。実体を持たない相手(第18話の戀鬼、第54話のタブリスの分身)や、心を持たない相手(第16話のカオスジラーク、第29話のカオスヘッダー・メビュート)には効かなかった。
- ルナエキストラクト
- 右掌を前に突き出して放つ、怪獣に取り憑いたカオスヘッダーを切り離す光線。第5話でカオスヘッダーが無機物(ゴミ)に取り憑いて怪獣化したカオスバグには効かなかった。カオスヘッダーは進化してこの光線への耐性を身につけていき、第28話のカオスエリガルに至っては効かなくなった。それ以降は、エクリプスモードのコズミューム光線を使用するようになった。
- ネットトラック・ボックス
- 右掌を前に突き出して放つ、相手を光の網で捕らえる光線。劇場版第1作におけるバルタン星人との宇宙戦闘で使用したが、敵のドライクロー光線に相殺された。
- コスモ・リアライズ
- 右掌を前に突き出して放つ、絵を実体化させる光線。第11話でEYESがベニヤ板に描いたムラノクラフドン幼体の絵を実体化させ、大昔に別れた自分の子供を探していたムードンに会わせる事で、その思いを遂げさせて成仏させた。
- ルナストラック
- 右手を前に突き出して放つ破壊ビーム。威力は低いが、ルナモードの数少ない攻撃用光線技の一つ。第12話ではバーニングミサイルに使用されたが、ミサイルの迎撃システムの光線に相殺された。第13話ではワロガのアームスショットと相殺した。第14話ではワロガの化けた球体に使用するも効果無し。第25話ではグインジェに使用するも、分離されてかわされた。
- エナジーシュート
- 右掌を前に突き出して放つ、相手にエネルギーを与える光線。攻撃技ではない。第20話で高エネルギーを求めて出現したボルギルスに使用、700年分の高エネルギーを与えておとなしくさせた。
- コスモフォース
- 右掌を前に突き出して放つ、相手にエネルギーを与えて蘇生させる光線。第30話で使用、傷ついたリドリアスにエネルギーを与えた。
- ルナポーション
- 右掌を前に突き出して放つ、瞬間移動光線。第34話で活動を停止したレイキュラを元の海底に戻した。
- コスモシュートレス
- 右掌を前に突き出して放つ、攻撃無力化光線。第45話で使用、防衛軍がプレジャーパークに発射したミサイルや弾丸を静止させた。
- ルナサスペンション
- 両手を前に突き出して放つ、吸引光線。第45話で使用、コスモシュートレスで無効化したミサイルや弾丸を吸引して集め、防衛軍に突き返して引き下がらせた。
- コスモ・リダクター
- 両手を前に突き出して放つ、縮小光線。第4話でイゴマスを縮小した。
- コスモシャワー
- 両手を前に突き出して放つ、消火光線。第12話で使用、イフェメラの周囲の炎を消火した。
- ルナレインボー
- 両手を前に突き出して放つ、七色の分離光線。第16話でカオスジラークに取り込まれた少女・茜を分離させた。残されたカオスジラークは消滅した。
- コスモ・カウサー
- 両手を前に突き出して放つ、復元光線。第17話でギギに縮小された人々を元に戻した。また、第44話でギギ・ドクターの光線銃で巨大化したクレバーゴン・ジャイアントを元のクレバーゴンに戻した。
- トランスバブル
- 両手を前に突き出して放つ、相手を泡状のエネルギー球に包む光線。第27話でザランガを包み込んで海に運んだ。
- フィールウォーマー
- 両手を前に突き出して放つ、感情に訴えかける光線。第35話でラグストーンが吸収した人間達の感情に訴えかけ、敵を内部から崩壊させた。
- ムーンライトシャワー
- 両手を前に突き出して放つ特殊光線。第57話で使用され、グラルファンの扉のカードを開いた。
- ルナコールド
- 両手を合わせて放つ、低温ガス。第27話でザランガを冷やした。
- ピンポイントクロス
- 左手に十字型の光弾を作り出し、それを絆創膏のごとく相手に貼り付ける。第55話で使用、ガモランIIのバイオコントローラーを封じた。
- ルナスルーアイ
- 目から放つ、怪獣の体内を調べる透視光線。第1話のカオスリドリアスや第42話のカオスデルゴランに取り憑いたカオスヘッダーや、第16話でカオスジラークに取り込まれた少女・茜を発見するのに使用された。
- ラミーサプレー
- 額のムーニースポットから発射する、回復光線。第22話で、弱っていた遊星ジュランの守護獣・パラスタンにエネルギーを与えた。
- ウェイク・ライサー
- 第22話で全身から照射し、遊星ジュランを蘇らせたエネルギー光線。
- ミラクル・リアライズ
- 破壊された建物等を一瞬で修復する光線。劇場版第2作で使用、破壊されたサイパンの街を修復した。
- コスモヒーリング
- 掌からエネルギーを発して自分の傷口に当て、傷を治す。第50話で使用。
- ムーンライトバリア
- 突き出した手先から発するエネルギーで敵の攻撃を防ぐ。これで防がれた攻撃は上下に分かれて逸れる。カオスウルトラマンカラミティのブレイキングスマッシュや、カオスダークネスの光球すら防ぐ。
- リバースパイク
- 光の壁で敵の攻撃を防ぎ、さらにバリアを前進させて敵にぶつける。第1話でカオスリドリアスの光線は防げたが、第22話のカオスパラスタンには連続攻撃で破られた。カオスパラスタンの攻撃を防いでいるテックブースターのミラーズシールドにこの技を光線状にして当てる事で、シールドをカオスパラスタンにぶつけた事もある。第12話ではテックサンダー4号の背後に発生させてミサイルから守った。ぶつけずに相手をバリアで包み込むムーンリバースパイク(第3話でスピットルに使用)や、エネルギーを皿状にして攻撃を防ぐだけのリバースパイクバリア(ギギに使用したが、連続攻撃で破られた)という変形バリエーションもある。
- マストアーム・プロテクター
- 気(ウルトラ念力)を放ちながら、両腕の肘を使って敵の光弾等を次々と弾き飛ばす防御技。手の代わりに脚を使うマストフック・プロテクターもある。
- ルナ・スピンドミル
- 腕を水平に広げ、自ら高速スピンして、敵の攻撃を弾く。劇場版第1作で使用、バルタン星人の宇宙船「廃月」に仕掛けられた罠の刃を全て破壊した。
- ルナ・シュートレス
- 敵の攻撃を受け流し、無効化する。一部の文献では、「ジャンプして、ひねりをかけたキックを決める技」と記載されている。
- ルナ・パンチ
- ジャブ、フック、ストレート、アッパーカット等を使いこなす。得意技は掌底で相手を跳ね飛ばすパームパンチ。
- ルナ・チョップ
- 敵の首筋や胸元を正面から狙うグラブレス・チョップ、手刀の部分で水平打ちするスウェード・シェイバー、ジャンプして敵の脳天を打つピッキング・ブロークといったバリエーションがある。
- ルナ・キック
- 正面蹴りや回し蹴りで攻撃するニンブルスマッシュ、急降下しながら敵の首や胸に両足キックを食らわすドロップキック、ジャンプして宙返りしながら放つムーンサルトキック、膝蹴りのニースマッシュ、落下しながら膝蹴りを決めるニードロップといったバリエーションがある。
- ルナ・ホイッパー
- 序盤戦で多用される一本背負い。この技で敵の戦闘力に探りを入れる。この他にも、首投げのルナ・フライングメイヤー、巴投げのルナ・レッグホイップも得意。
- ルナ・エルボー
- 肘打ち。水平打ちのエルボースマッシュと、倒れた敵に上から食らわすエルボードロップがある。
- コスモリダクション
- ミクロから等身大、最大47メートルまで、体の大きさを伸縮可能。第17話のギギ戦で使用。
- 夢世界侵入能力(名称不明)
- 第8話で、インキュラスによって眠ったまま目覚めなくなったアヤノの夢の中に侵入した。一部の文献では、この技を「ルナポーション」と記載している。
- 目を覚まさせる能力(名称不明)
- 第10話で、ゲシュートのストレスエネルギーで暴走したフブキの眼前で手を叩く事で、フブキを元に戻した。
- アンビシャス・ロケッツ(本編未使用)
- 手の甲を敵に向けて振り上げ、撃ち込む光弾。命中すると激しい火花を散らす。威力は低いが、ルナモードの数少ない攻撃用光線技の一つ。一部の文献では、前述のルナストラックを「アンビシャス・ロケッツ」と記載している。
- ヒーリングシャワー(本編未使用)
- 相手の痛みを和らげ、傷を治す光流。一部の文献では、前述のコスモフォースを「ヒーリングシャワー」と記載している。
- ティアーズ・ロム(本編未使用)
- 「慈しみの気」で包み込むような蜃気楼と音で、相手を涙させる。
- ルナサブレイ(本編未使用)
- 透明な敵や、幻影を見せる敵を実体化させる光線。一部の文献では、前述のコスモ・リアライズを「ルナサブレイ」と記載している。
- ルナキネシス(本編未使用)
- 念力で物体を動かす。
- ルナストップレイ(本編未使用)
- 念力で敵の攻撃を止める。前述のコスモシュートレスは、これの一種と思われる。
- ルナファイナル
- 最終話において、ミラクルナモードになることで力を取り戻したコスモスがカオスダークネスに放った、青い神秘の光線。人間の心を知ったカオスヘッダー(カオスダークネス)に対して、フルムーンレクトの照射を続けて心に訴えかけ、最後にこの光線を注ぐ事で、憎しみの心を浄化してカオスヘッダー0に変化させた。
コロナモード
- ネイバスター光線
- コロナモードの必殺技。両腕に宇宙エネルギーを集め、L字型に組んで放つ、コロナモード最強の必殺ビーム。最終回ではエネルギーが足りず、発射出来なかった。
- ブレージングウエーブ
- コロナモードの必殺技。両手を合掌の形に転じ、その間に発生させた気を一気に放つ、炎の圧殺波動。メルディングウェーブという変形型もある。
- ブロミネンスボール
- コロナモードの必殺技。手先に気を集め、発生したエネルギーを球状に固めて飛ばす、炎の超破壊球弾。第8話で使用、インキュラスを倒した。
- コロナエキストラクト
- ルナエキストラクトのコロナモード版。両手から発射する。第15話でカオスジェルガからカオスヘッダーを分離させた。また、第28話でエリガルに取り憑いた、ルナエキストラクトの効かなくなったカオスヘッダーに対し、最大の力で使用することで切り離したが、エリガルの体がその負担に耐え切れずに死んでしまった。それ以降は使用されていない。
- ハンドドラフト
- 手先から発射する矢尻形光弾。威力は低いが連続発射が可能。左右どちらの手からでも発射できる。7、26、35、38話で使用。
- シャイニングフィスト
- ハンドドラフトに似ているが、こちらは右拳を突き出して連続発射する矢尻形破壊光線。13話でワロガにダメージを与えた。
- サンダースマッシュ
- 宇宙に向かって「気」を放ち、天空に発生させた超雷撃を敵に落とす。戀鬼に使用、ダメージを与えた。
- コスモ・カウサー
- 両手を前に突き出して放つ、復元光線。劇場版第1作で、自爆したネオバルタンを元のバルタン星人の姿に戻した。
- サンライトバリア
- 指先から発生させたエネルギーで円形の光の盾を作り、敵の攻撃を防ぐ。ムーンライトバリアよりも強力。バリアを前進させて押し返す事も、自らバリアを飛び越えて上空から攻撃する事も可能。エネルギーを光線にして放ち、人々を包んで守ることも可能。
- リバースパイクハイパー
- 敵から受けたエネルギーを増幅して撃ち返す。第10話でゲシュートの放つストレスエネルギーを、敵がエネルギーを切らすまで受け続け、この技で増幅して撃ち返した。ゲシュートは吸収できる許容範囲を超えて爆発した。
- コロナ・ウィンドミル
- 両手を広げて宙に浮かび、前進しながら縦に高速回転して、敵の攻撃を弾く。劇場版第1作でネオバルタンの肩からの連射針・バンプスプレーを全て弾いた。
- コロナプロテクト
- 突き出した両掌から気(ウルトラ念力)を放ち、敵を弾き飛ばす。
- コロナ・パンチ
- 瞬時に全ての気を腕に集めて両手で放つサンメラリーパンチをはじめとして、ジャブ、フック、ストレート、アッパーカット、ジャンピングパンチ等、様々なパンチを使いこなす。
- コロナ・チョップ
- 敵の首筋や胸元を正面から狙うソーラーチョップ、手刀の部分で水平打ちするスウェード・シェイバー(劇場版第1作でネオバルタンの左手の武器を破壊した)、ジャンプして敵の脳天を打つピッキング・ブロークといったバリエーションがある。
- コロナ・キック
- 全身を超高速回転させて敵の急所を的確に狙うコロナ・ローリングハーパーキック、正面からの飛び蹴りコロナフライングキック、ジャンプしながら連続キックを食らわすジャンピングランキック、ジャンプして宙返りしながら放つサマーソルトキック、急降下キックのソーラーブレイブキック(第22話でカオスパラスタンの角を破壊した)といったバリエーションがある。
- コロナ・エルボー
- 肘打ち。水平打ちのエルボースマッシュと、倒れた敵に上から食らわすエルボードロップがある。
- コロナ・レイジホイッパー
- 敵に組みつき、遠くへ放り投げる。この他にも、敵の脚や尻尾を掴んで振り回すコロナ・スウィングも得意。
- コロナ・ヘッドバット
- 飛び上がった体制から敵の頭頂目掛けて頭突きを食らわす。他にも、頭からスライディングするヘッドスライダーも使える。
- コロナ・ブランチ
- 6人に分身して、敵を攻撃する。劇場版第1作で、6人に分身したネオバルタンに対抗して使用、6対6の戦いを繰り広げた。分身した状態でも光線技等を使用できるかどうかは不明。
- コロナサスペンダー(本編未使用)
- 重力のある空間でも、空中で体を停止できる能力。
- コロナパレント(本編未使用)
- 障害物の向こう側を透視する。
- コロナリスニング(本編未使用)
- 遠くの小さな音でも聞き分けられる。
- コロナモーション(本編未使用)
- 気(ウルトラ念力)を駆使して、瞬間移動する。
- コロナスティルレイ(本編未使用)
- 飛行能力のある敵等を空中に停止させる空間固定光線。
- コロナマテリアル(本編未使用)
- 透明な敵や、霊魂等を実体化させる光線。
- コロナキネシス(本編未使用)
- 気(ウルトラ念力)を駆使して、物体を空中移動させる。
- コロナカレント(本編未使用)
- 大気中に含まれる様々な物質を体内に集め、右手先から水流・気流・電流・熱流として噴射する。
- ヒートパッション(本編未使用)
- 額のサニースポットから発射する超熱線。
- グレイシーブーン(本編未使用)
- 両腕で大きく円を描いて凄まじい「気」を溜め、そこから発射する破壊力抜群の虹色光線。
- シンディアロウ(本編未使用)
- 指先で敵の眉間を捉えて放ち、敵の脳回路を破壊する、円筒状の結界。
エクリプスモード
- コズミューム光線
- エクリプスモードの必殺技。両腕を交差させてエネルギーを溜め、それを右腕に移して放つ万能光線。カオスヘッダー等の邪悪な敵だけを倒す光線なので、カオス怪獣の体内にいるカオスヘッダーだけを倒すことも可能。第31話では一点集中型のピンポイントショットを使用、カオスクレバーゴンのバイオチップに取り憑いたカオスヘッダーだけを倒した。43話では拡散させて使用、ネルドラント・メカレーターの体内のメカを消滅させたが、ノワール星人の無理な改造によるネルドラントのショック死は防げなかった。46話・50話では、毒素に苦しむキュリア星人やバデータから毒素を消し去った。55話・61話では破壊光線として使用。
- エクリプスブレード
- 大型の三日月型破壊光刃を放ち、邪悪なエネルギーを破壊する。第40話や62話のカオスウルトラマン(62話はカラミティ)にダメージを与えたが、64話では素手で防がれた。51話ではカオスマザルガスからカオスヘッダーを追い出した。通常の攻撃技としても使用可能で、第53話ノワール星人の円盤や劇場版第2作のスコーピスを粉砕している。
- エクリプススパーク
- 右手先から発射する光線。敵を痺れさせてダメージを与える衝撃波タイプと、威力は低いが連続発射が可能な矢尻型光弾タイプがある。前者は第33話で、後者は第60話、64話、劇場版第3作で使用。
- エクリプス・ブローショット
- 全身からエネルギーを上空に放出し、上空の敵を粉砕する超強力光線。上空にいるスコーピスを倒した。
- エクリプスポーション
- 両手を前に突き出して放つ、瞬間移動光線。第54話で使用、佳奈を朋友島へテレポートさせた。
- サスペンドショット
- 両拳から放つ、電撃状の停止光線。劇場版第3作でグローカーボーン2体の動きを止めた。
- ゴールデンライトバリア
- 指先から発するコズミックエナジーで半球状の光の壁を作り、敵の攻撃を防ぐ。サンライトバリアよりも強力。バリアを前進させて押し返す事も可能。第30話でのメビュートの光弾や第63話でのカオスエリガルIIのガス、また劇場版第3作ではグローカーボーンの攻撃を防いだ。
- エクリプス・ウィンドミル
- 体を高速回転させて、敵の攻撃を弾く。高速スピンするタイプと、宙に浮かんで前進しながら縦に高速回転するタイプがある。別名・ライトニングディフェンダー。
- エクリプス・レセプト
- 腕で敵の攻撃を弾く。カオスネルドラントの火炎弾や、スコーピスの光弾を弾いた。
- ダイアモンドクラッシュ
- 強烈なストレートパンチ。劇場版第2作では右腕を光らせて使用、スコーピスを粉砕した。
- サブサイドショック
- 強力な水平チョップ。
- フライングスパーキー
- 急降下キック。この他にも、急降下しながらかかと落としを決めるヒールドロップ等が使える。
- ハイエスト・スウィング
- 敵の脚や尻尾を掴んで振り回し、投げ飛ばす。
- 細胞組織変化能力(名称不明)
- 第63話で使用した能力。ゴールデンライトバリアでカオスエリガルIIのガスを押し戻すと同時に、怪獣の細胞組織を変化させてガス噴出腺を塞いだ。
- ブラベリーアタック(本編未使用)
- 両手から弾き出すように発射する攻撃光線。
スペースコロナモード
- オーバーループ光線
- スペースコロナモードの必殺技。両手に宇宙エネルギーを溜め、敵目掛けて一気に撃ち出す。スコーピスを倒した。
- スペースコロナ・ストラック
- 敵に叩きつけるように放つ、衝撃光線。グローカーボーンの光弾を相殺した。
- スペースコロナ・レセプト
- 手の先で、敵の攻撃を弾く。グローカーボーンの光弾を弾いた。
- スペースコロナ・キック
- ジャンプして、急降下しながら放つテンダーキック、連続蹴りを食らわすサクセッションキックといったバリエーションがある。
- フレイムパンチ
- 渾身の力を込めたダブルパンチ。
- タップチョップ
- 強力な手刀。
- スペースコロナ・カレント(本編未使用)
- 指先から水流・気流・電流・熱流と自在に使い分けて噴射する。
フューチャーモード
- コスモストライク
- フューチャーモードの必殺技。コズミューム光線が新たな力「フューチャーエナジー」によって数倍にパワーアップした奇跡の光線。グローカービショップの腕を破壊した。
- フューチャーフォース
- 相手に自らのエネルギーを注ぐ。グローカービショップ戦でピンチになったジャスティスを回復させた。
- ゴールデンエクストラバリア
- 指先から発するコズミックエナジーとフューチャーエナジーを最大限に結集して作り出す、半球状の光の壁。コスモス最強のバリアである。グローカービショップの光線を防いだ。ギガエンドラのイレイザーボールは防げなかった。
- フューチャーフラッシュ(本編未使用)
- 強力な閃光を放つ。敵の体制を崩したり、敵の攻撃をカットしたりする時等に使用する。
主要な組織
SRC
SRC は Scientific Research Circle (科学調査サークル)の略で、怪獣や異星人の調査・研究および救援・保護を行う機関である。『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』の時は私設機関にすぎなかったが、バルタン星人襲来事件の後に国連の承認を受け、国際的組織として組織の拡大・再編成が行われた。
- トレジャーベース
- 組織の拡大後にSRCの本部として建造された人工島。
チームEYES
EYES は Elite Young Expert Squadron の略で、 SRC の特捜チーム。基本的には怪獣の保護や異星人との友好的なコンタクトを目的とするが、やむを得ない場合は武器の使用も認められている。
装備
- ラウンダーショット
- EYES隊員が携行する銃。小型コンピューターを内蔵しており、通信機能や探索機能も備えている。
- EYES ペーサー
- EYES隊員が携行する腕時計型通信機。
- EYES アタッシュ
- サワグチ女史が開発した、個人レベルで怪獣を探査できる画期的なシステム。17話で初登場。専用アタッシュケースの中に、地球外生命体を見分けるデジタルサーチ、怪獣の好きな音を出すコスモホイッスル、 TEAM EYES バッジ、旧式ラウンダーグリップのセットが入っている。なお、市販されている玩具では、コスモプラックも入っている。
- デジタルサーチ
- サワグチ女史が開発した小型探知機。
メカニック
- コアモジュール
- EYESメカの核となる小型飛行機。単座型のコアモジュールSSもある。
- テックサンダー
- EYESの主力航空機。前後各2種類の組合せにより4タイプが存在。
-
- テックサンダー1号
- テックサンダー4種の中で最高速を誇る超高速機タイプ。
- テックサンダー2号
- 怪獣保護や災害救助用装備を搭載した救助・保護機タイプ。
- テックサンダー3号
- 1号の安定性と2号の救援機能を兼ね備えた大型支援機タイプ。
- テックサンダー4号
- 1号のスピードと2号の救援機能を兼ね備えた小型高速機タイプ。主にムサシが搭乗する。
- テックスピナー
- テックサンダーに特殊後部パーツを装着した発展型。『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』では宇宙用のテックスピナーKS-1が登場。
-
- テックスピナー1号
- 高速性と保護捕獲機能を強化した超高速機動強化型。
- テックスピナー2号
- 攻撃性と捕獲機能を強化した捕獲・支援機型。
- テックブースター
- テクノプラズマキネティックシステムを搭載した大型宇宙艇。センターコア、ライトコア、レフトコアの三機から構成され、それぞれ分離して単独運用が可能。
- テックダイバー
- 極地用メカ。ジェット推進装置を装備した後部パーツは共通。
-
- ランドダイバー
- パワードリルを装備した前部パーツを装着した地底ドリルタンク。
- シーダイバー
- マニピュレーターアームを装備した前部パーツを装着した特殊潜航艇。『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』では改良型のマリンダイバーが登場。
- シェパード
- 地上パトロール用の超高速特殊自動車。
その他の機関
- 怪獣保護管理センター
- 鏑矢諸島に造られた怪獣保護地区の管理を行う。ロゴマークには何故か『ウルトラマンティガ』に登場する怪獣ゴルザが使用されている。
- 宇宙開発センター
- 宇宙の調査研究、アストロノーツの育成、宇宙船や宇宙ステーションの開発など宇宙に関する様々な事に携わるセクション。
- チーム Sea
- ※ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET参照
統合防衛軍
人類を外敵から守る防衛組織。人類に害をなすものは全て排除しようとするため、チーム EYES とは度々対立している。
メカニック
- 防衛軍戦闘機
バルカンやミサイルなどの攻撃性能を重視した戦闘機。
- 防衛軍戦車
主にベンガルズが使う戦車。
- バーニングミサイル
イフェメラ攻撃に使用された大型ミサイル。着弾の邪魔をする敵に対してレーザーで攻撃をする無人攻撃機的な性質を持つ。フブキのテックサンダーの熱に誘導されコスモスに破壊された。 実質この話の敵キャラ扱い。
レギュラー出演者
- 春野ムサシ:杉浦太陽
- ヒウラ・ハルミツ(日浦晴光)隊長:嶋大輔
- ミズキ・シノブ(水木忍)副隊長:坂上香織
- フブキ・ケイスケ(風吹圭介)隊員:市瀬秀和
- ドイガキ・コウジ(土井垣浩次)隊員:須藤公一
- モリモト・アヤノ(森本綾乃)隊員:鈴木繭菓
- ナレーション:磯部弘
※注:登場人物の中には、基本はカタカナ表記だが、裏設定で漢字名を持つものもいる。
スタッフ
- 製作:円谷一夫
- 監修:高野宏一
- 企画:満田かずほ、丸谷嘉彦、森本正博
- プロデューサー:渋谷浩康、小山信行、諸冨洋史(1話~26話)、丸谷嘉彦(27話~65話)
- サブプロデューサー:竹田菁滋(クレジットなし)
- 技術監督:大岡新一
- シリーズ構成:江藤直行
- 監督、特技監督:北浦嗣巳、佐川和夫、村石宏實、小中和哉 他
- 脚本:大西信介、長谷川圭一、川上英幸、太田愛、右田昌万 他
- 音楽:冬木透
- メカニカル & アイテムデザイン:プレックス
放送データ
- 放映開始:2001年(平成13年)7月7日
- 放映休止:2002年(平成14年)6月15日-2002年(平成14年)7月13日
- 放映終了:2002年(平成14年)9月28日
- 製作:毎日放送(MBS)
- 放送:TBS系
放送開始日の7月7日は円谷英二の誕生日であり、2001年は生誕100周年の年でもあった。
主演俳優逮捕とその影響
2002年6月8日の第49話放送後、主演俳優が本作放映開始前の2000年に起こった傷害・恐喝事件の容疑者として逮捕された。そのため、結末を放送しないまま番組がいったん打ち切られ、最終回に至るエピソード群のダイジェストが「特別総集編 前・後編(「コスモス最大の危機」と「コスモス最後の戦い」)」の形で2002年6月22日と6月29日に放送された。
その後、傷害については被害者が「事件の一部を虚偽と認める陳述書」を提出したため不起訴処分に、恐喝についても起訴猶予処分となり、事態は法的な決着を見た。これを受けて、同年7月20日より放送は再開された。ただし、放送期間があらかじめ定められていたため、撮影自体は終了していた5回分(第50話・第52話・第54話・第56話・第58話)を間引いての放送であった。放送休止期間中には、アニメ映画『ウルトラマンM78劇場 Love & Peace』、オリジナルビデオ作品『ウルトラマンネオス』が放送された。
なお、未放映となった5本は、2003年2月にビデオおよびDVDとしてリリースされた『ウルトラマンコスモス スペシャルセレクション』(全2巻)に前述の「特別総集編 前・後編」とともに収録された。
休止期間中の代替放送
- ウルトラマンM78劇場 Love & Peace(2002年6月15日)
- ウルトラマンコスモス 「特別総集編1 コスモス最大の危機」(2002年6月22日)
- ウルトラマンコスモス 「特別総集編2 コスモス最後の戦い」(2002年6月29日)
- ウルトラマンネオス 第1話「ネオス誕生」(2002年7月6日)
- ウルトラマンネオス 第2話「謎のダークマター」(2002年7月13日)
※『ウルトラマンネオス』は『ウルトラマンコスモス』の代替番組として全12話の予定で放送を開始。しかし『ウルトラマンコスモス』の放送再開が決定され、一部の地域を除いて2話をもって放送中止となった。
以上の代替放送については、17:00及び17:30からの時差ネット地域でもキー局と同日の放送。従って、キー局より先行して放送された。また、時差ネット地域ではキー局における休止前の最後の回(第49話)が放送再開後最初の回となったため、第49話及びキー局再開初回(第51話。なお第50話は本放送では未放送)では同時ネット地域と時差ネット地域の間でオープニング及び次回予告に違いが生じていた。
放映リスト
※怪獣の詳細はウルトラマンコスモスの登場怪獣を参照
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | スタッフ |
---|---|---|---|---|
2001/7/7 | 1 | 光との再会 | カオスリドリアス 友好巨鳥リドリアス カオスヘッダー |
監督-北浦嗣巳 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2001/7/14 | 2 | カオスヘッダーの影 | カオスゴルメデ 古代暴獣ゴルメデ 友好巨鳥リドリアス カオスヘッダー |
|
2001/7/21 | 3 | 飛べ! ムサシ | 襟巻怪獣スピットル | 監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-長谷川圭一 |
2001/7/28 | 4 | 落ちてきたロボット | 友達ロボット イゴマス | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-川上英幸 |
2001/8/4 | 5 | 蛍の復讐 | カオスバグ カオスヘッダー |
監督-市野龍一 特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
2001/8/11 | 6 | 怪獣一本釣り | 地中怪獣モグルドン | 監督-市野龍一 特技監督-村石宏實 脚本-増田貴彦 |
2001/8/18 | 7 | 空からのプレゼント | 隕石大怪獣ガモラン 隕石小型珍獣ミーニン |
監督-小中和哉 特技監督-八木毅 脚本-武上純希 |
2001/8/26 | 8 | 乙女の眠り | 夢幻魔獣インキュラス | 監督-小中和哉 特技監督-八木毅 脚本-川上英幸 |
2001/9/1 | 9 | 森の友だち | 童心妖怪ヤマワラワ | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-武上純希 |
2001/9/8 | 10 | 青銅の魔神 | 青銅魔神ゲシュート | 監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2001/9/15 | 11 | 動け! 怪獣 | 骨格恐竜ムードン | 監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-西園悟 |
2001/9/22 | 12 | 生命の輝き | 薄命幼獣イフェメラ | 監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-武上純希 |
2001/9/29 | 13 | 時の娘(前編) | 邪悪宇宙生命体ワロガ 古代怪獣ガルバス |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-太田愛 |
2001/10/6 | 14 | 時の娘(後編) | ||
2001/10/13 | 15 | 深海の死闘 | カオスジェルガ 深海貝獣ジェルガ カオスヘッダー |
監督-市野龍一 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2001/10/20 | 16 | 飛ぶクジラ | 精神寄生獣カオスジラーク カオスヘッダー フライホエールジラーク |
監督-市野龍一 特技監督-佐川和夫 脚本-長谷川圭一 |
2001/10/27 | 17 | 異次元の罠 | 異次元人ギギ(A、B、C) 三面異次元人ギギ |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-武上純希 |
2001/11/3 | 18 | 二人山伝説 | 怨霊鬼 戀鬼 | 監督・特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
2001/11/10 | 19 | 星の恋人 | 情念化身獣アングリラ ミゲロン星人(レダ、レカ) |
監督・特技監督-八木毅 脚本-梶研吾 |
2001/11/17 | 20 | ムサシの空 | 電撃怪獣ボルギルス | 監督・特技監督-八木毅 脚本-林壮太郎 |
2001/11/24 | 21 | テックブースター出動せよ(前編) | カオスパラスタン カオスヘッダー |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-梶研吾、林壮太郎 |
2001/12/1 | 22 | テックブースター出動せよ(後編) | カオスパラスタン カオスパラスタンS カオスヘッダー 遊星守護獣パラスタン |
|
2001/12/8 | 23 | ルナ対ルナ | 変幻生命体ゲルワーム | 監督-北浦嗣巳 特技監督-佐川和夫 脚本-荒木憲一 |
2001/12/15 | 24 | ぬくもりの記憶 | 電磁魔獣グラガス | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-右田昌万 |
2001/12/22 | 25 | 異星の少女(ひと) | 惑星破壊ロボット グインジェ スレイユ星人ラミア |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-増田貴彦 |
2001/12/29 | 26 | カオスを倒す力 | カオスヘッダー・イブリース | 監督-北浦嗣巳 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2002/1/5 | 27 | 地球生まれの宇宙怪獣 | 宇宙怪獣ザランガ ベビーザランガ |
監督-市野龍一 特技監督-高野敏幸 脚本-前川淳 |
2002/1/12 | 28 | 強さと力 | カオスエリガル 毒ガス怪獣エリガル カオスヘッダー |
監督-市野龍一 特技監督-高野敏幸 脚本-大西信介 |
2002/1/19 | 29 | 夢みる勇気 | カオスヘッダー・メビュート 友好巨鳥リドリアス カオスエリガル |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2002/1/26 | 30 | エクリプス | カオスヘッダー・メビュート 友好巨鳥リドリアス |
|
2002/2/2 | 31 | ゴンを救え | カオスクレバーゴン カオスヘッダー スーパーハイテクロボット クレバーゴン |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-武上純希 |
2002/2/9 | 32 | 悪夢の実験 | 古代暴獣ゴルメデβ リドリアス スピットル モグルドン ミーニン イフェメラ ジェルガ ボルギルス |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-山本優 |
2002/2/16 | 33 | 怪獣狙撃手(ハンター) | カオスネルドラント 岩石怪獣ネルドラント カオスヘッダー |
監督・特技監督-八木毅 脚本-梶研吾、林壮太郎 |
2002/2/23 | 34 | 海神の怒り | 古代海神レイキュラ | 監督・特技監督-八木毅 脚本-林壮太郎 |
2002/3/2 | 35 | 魔法の石 | 催眠魔獣ラグストーン | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-川上英幸 |
2002/3/9 | 36 | 妖怪の山 | 伝説悪鬼マハゲノム 童心妖怪ヤマワラワ |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-武上純希 |
2002/3/16 | 37 | フブキ退任?! | カオステールダス 地底怪獣テールダス カオスヘッダー |
監督-市野龍一 特技監督-鈴木健二 脚本-前川淳 |
2002/3/23 | 38 | オヤジ星人 | 侵略変形メカ ヘルズキング 侵略宇宙人ベリル星人 |
監督-市野龍一 特技監督-鈴木健二 脚本-増田貴彦 |
2002/3/30 | 39 | 邪悪の光 | カオスウルトラマン カオスヘッダー |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2002/4/6 | 40 | 邪悪の巨人 | カオスウルトラマン カオスネルドラントII 岩石怪獣ネルドラントII |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-川上英幸 |
2002/4/13 | 41 | 緑の逃亡者 | 破滅可変マシン サイドバクター エクステル星のアンドロイド グリーンベルト星の人型宇宙植物生命体 |
監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-荒木憲一 |
2002/4/20 | 42 | ともだち | カオスデルゴラン ソル カオスヘッダー 彗星怪獣デルゴラン |
監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2002/4/27 | 43 | 操り怪獣 | 怪獣狩人ノワール星人 テールダス・メカレーター ネルドラント・メカレーター |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
2002/5/4 | 44 | ギギVSゴン | 三面異次元人ギギ(プログレス) 異次元人ギギドクター スーパーハイテクロボット クレバーゴン クレバーゴンジャイアント |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-武上純希 |
2002/5/11 | 45 | 遊園地伝説 | 伝説妖精ムゲラ | 監督・特技監督-八木毅 脚本-右田昌万 |
2002/5/18 | 46 | 奇跡の花 | 浄化宇宙人キュリア星人 | 監督・特技監督-八木毅 脚本-林壮太郎 |
2002/5/25 | 47 | 空の魔女 | 共生宇宙生命体ギリバネス | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-鈴木智 |
2002/6/1 | 48 | ワロガ逆襲 | 邪悪宇宙生命体ワロガ(2体目II) | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-右田昌万 |
2002/6/8 | 49 | 宇宙の雪 | 甲殻怪獣アルケラ 神秘群獣スノースター |
監督-市野龍一 特技監督-鈴木健二 脚本-大西信介 |
初回放映なし | 50 | 怪獣密輸!? | 密輸怪獣バデータ | 監督-市野龍一 特技監督-鈴木健二 脚本-川上英幸 |
2002/7/20 | 51 | カオスの敵 | カオスマザルガス 天敵怪獣マザルガス カオスヘッダー |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-梶研吾 |
初回放映なし | 52 | 変身不能!? | パートナー怪獣ザゲル コイシス星人ジュネ |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-林壮太郎 原案-梶研吾 |
2002/7/27 | 53 | 未来怪獣 | ラグストーン・メカレーター 未来怪獣アラドス 怪獣狩人ノワール星人 |
監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-荒木憲一 |
初回放映なし | 54 | 人間転送機 | 分身怪獣タブリス | 監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2002/8/3 | 55 | 最終テスト | 隕石大怪獣ガモランII 隕石小型珍獣ミーニン 宇宙少女 |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-武上純希 |
初回放映なし | 56 | かっぱの里 | 河童かわのじ | 監督・特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
2002/8/10 | 57 | 雪の扉 | 伝説聖獣グラルファン | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-太田愛 |
初回放映なし | 58 | 復讐の空 | 共生宇宙生命体ギラッガス | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-右田万昌 |
2002/8/17 | 59 | 最大の侵略 | カオスウルトラマン(2体目) カオスウルトラマンカラミティ |
監督・特技監督-八木毅 脚本-梶研吾 |
2002/8/24 | 60 | カオス大戦 | カオスウルトラマンカラミティ | |
2002/8/31 | 61 | 禁断の兵器 | 対カオスヘッダー殲滅兵器ヘルズキング改 | 監督-市野龍一 特技監督-鈴木健二 脚本-増田貴彦 |
2002/9/7 | 62 | 地球の悲鳴 | カオスウルトラマンカラミティ(2体目) カオスドルバ 古代怪獣ドルバ 友好巨鳥リドリアス カオスヘッダー |
|
2002/9/14 | 63 | カオス激襲 | カオスエリガルII 毒ガス怪獣エリガルII カオスヘッダー |
監督-根本実樹 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
2002/9/21 | 64 | 月面の決戦 | カオスウルトラマンカラミティ(3体目) カオスダークネス 隕石小型珍獣ミーニン |
|
2002/9/28 | 65 | 真の勇者 | カオスダークネス 友好巨鳥リドリアス 地中怪獣モグルドン 電撃怪獣ボルギルス カオスヘッダー0 |
|
2002/6/22 | 番外(50) | 特別総集編1 コスモス最大の危機 |
カオスウルトラマン カオスウルトラマンカラミティ |
監督・特技監督-八木毅 脚本-梶研吾 |
2002/6/29 | 番外(51) | 特別総集編2 コスモス最後の戦い |
カオスダークネス カオスウルトラマンカラミティ 友好巨鳥リドリアス 地中怪獣モグルドン 電撃怪獣ボルギルス カオスヘッダー0 |
監督-八木毅 脚本-大西信介 |
主題歌
- 『Spirit』(オープニングテーマ)
- 作詞:松井五郎/作曲:KATSUMI/編曲:小西貴雄/歌:Project DMM
- 『ウルトラマンコスモス~君にできるなにか』(第一期エンディングテーマ)
- 作詞:松井五郎/作曲:鈴木キサブロー/編曲:京田誠一/歌:Project DMM
- 『心の絆』(第二期エンディングテーマ)
- 作詞、作曲:KATSUMI/編曲:大門一也/歌:Project DMM
外部リンク
MBS、TBS系 土曜18:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ウルトラマンコスモス
|
機動戦士ガンダムSEED
(本作以降、通称“土6”) |
|
|
---|---|
昭和 | Q - 初代マン(映画・映画2) - セブン - 帰マン - A - タロウ - レオ - ザ☆マン - 80 |
平成・20世紀 | ティガ(映画・映画2・OV) - ダイナ(映画・OV) - ガイア(映画・OV) |
平成・21世紀 | コスモス(映画・映画2・映画3) - N PROJECT(ULTRAMAN・ネクサス・ノア) - マックス - メビウス(映画) |
OV・TVSP | VS仮面ライダー - スーパーファイト - ネオス - 平成セブン(TVSP・TVSP2・30周年3部作・最終章6部作・35周年5部作) |
海外 | USA - G - パワード |
映画 | VS怪獣軍団 - 怪獣大決戦 - ZOFFY - 物語 - ゼアス - 甦れ - 伝説 - 03伝説 |
深夜・BSデジタル | Q dark fantasy - SEVEN X - ギャラクシー |
他TV媒体 | ファイト - メロス - M715(M730) - ナイス - ウルころ |
SDアニメ | キッズ(ことわざ物語・母をたずねて3000万光年・ゆかいな仲間) - グラフィティ - カンパニー |
漫画 | ザ・マン - 兄弟物語 - 決戦!兄弟 - 超伝説 - 忍法帖 - 超闘士激伝 - ネクサス - THE FIRST - STORY 0 - 出光人 |
ゲーム | 怪獣帝国の逆襲 - 倶楽部 - 91年版 - セブン - パワード - Fighting Evolution - PS2版 - 大怪獣バトル |
キャラクター | ゾフィー - セブン - ウルトラの父 - ウルトラの母 - キング |
パチンコ・パチスロ | CRぱちんこマン - CRぱちんこセブン - 倶楽部3 - 倶楽部ST |
関連項目 | ウルトラマン一覧 - 必殺光線一覧 - 怪獣一覧 - マシン一覧 - ウルトラ兄弟 - 情報局 - 怪獣・ヒーローソフビ - ワンダバ - 円谷プロ |