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ホンダ・ストリーム - Wikipedia

ホンダ・ストリーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ホンダ・ストリーム (STREAM) とは、

  1. 本田技研工業が製造・販売している普通乗用車。→乗用車を参照
  2. 本田技研工業が以前に製造・販売していた三輪式の50ccスクーター。→三輪スクーターを参照

目次

[編集] 乗用車

[編集] 概要

ストリームは、本田技研工業が製造しているミニバン型乗用車である。

シビック」のプラットフォームを用いて開発された5ナンバーサイズ、3列シート7人乗りのミニバンであるが、ミニバンらしくないスポーティさをウリにしており、シビックとともに2000-2001年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

スライドドアは採用せず、後席ドアも前席ドアと同じ前ヒンジドアで、同社で生産されている兄貴分の「オデッセイ」を小型化したようなスタイルだったため「小オデッセイ=(コデッセイ)」とも呼ばれていた。

後に、車体寸法が全く同一で、よく似たデザインコンセプトで登場した「トヨタ・ウィッシュ」が、最大の競合車種とされている。

[編集] 歴史

[編集] 初代(2000-2006年 RN1/2/3/4/5型)

ホンダ・ストリーム(初代)
前期型(2000年10月-2003年9月:フロント)
 
 
後期型(2003年9月-2006年9月)
 
[[Image:|250px]]
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 2000年2006年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 7人
 
ボディタイプ 5ドア ミニバン
 
ハイブリッド
 
エンジン K20A型 2.0L 直4 DOHC i-VTEC
K20B型 直4 DOHC i-VTECi
D17A型 1.7L 直4 SOHC VTEC
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 5速AT/4AT/CVT
 
駆動方式 FF/4WD
 
サスペンション
マクファーソンストラット

ダブルウィッシュボーン
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4,550mm
 
全幅 1,695mm
 
全高 1,590mm-1,605mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2,720mm
 
車両重量 1,310kg-1,480kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
 
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車 グローバル・コンパクトプラットフォーム
 
同クラスの車 トヨタ・ウィッシュ
トヨタ・ガイア
3代目日産・リバティ
マツダ・プレマシー(初代)
三菱・ディオン
 
  • 2000年10月26日 初代登場。エンジンは、新開発のK20A型 直4 DOHC i-VTEC 2.0L(154PS・マイナーチェンジ後は156PS)と、シビックに搭載されているD17A型 直4 SOHC VTEC 1.7L(130PS)を搭載した。トランスミッションは、2.0L仕様がSマチック付きの5速AT、1.7L仕様が4ATで、横置き直4エンジンと5ATの組み合わせは世界初であった。発売当初、当時ライバルであった「トヨタ・イプサム」が3ナンバーサイズへ移行するフルモデルチェンジを実施してしまい、トヨタが失った設計の新しい5ナンバーステーションワゴン型ミニバン枠の需要を一気にストリームが汲み取ったこともあり、絶大な人気を誇った。
  • 発売から10ヶ月で累計販売台数は10万台を越え、ホンダの登録車としては「ステップワゴン」を抜く最短記録を達成。「ストリーム」・「フィット」と合わせ、トヨタに「ホンダ、手強し。」と言わせたほどであった。しかし、2003年1月にトヨタから「ストリーム」を強くライバル視した「ウィッシュ」が登場すると、売れ行きは下降線をたどり、その後のマイナーチェンジへと続いていく。
  • 2003年9月 マイナーチェンジ。ヘッドライトが「優しい目」から最近のホンダお得意の「鋭い目」に変更され、スポーツモデルの「アブソルート」を追加発売。その2.0L仕様には、ホンダ初採用のガソリン直噴エンジンである K20B型 直4 DOHC i-VTECi(156PS)と、マニュアルシフトモードの付いたCVTを搭載した。外観の意匠変更は大規模だったが、4灯式ヘッドライトなどを採用したフロントマスクは、「ウィッシュ」を意識しているかのようであった。しかし販売は奮わなかった。
    • 「アブソルート」というグレードは、最初に「オデッセイ」に設定されたもので、通常グレードより「車高が低い」「エンジン出力が異なる(ただし、2代目「オデッセイ」の初代「アブソルート」は、出力が同じ)」等、カタログスペックに表れる明確な差分がある。「ストリーム」においては、2.0L仕様ではエンジンやトランスミッション等が専用であったが、1.7L仕様では明確な差は少ない。
  • シャシーは、グローバルコンパクトシャシーと呼ばれ、「インテグラTypeR(DC5)」、「シビックTypeR(EP3)」と共用化されたことにより、ミニバンとしてはシャシー性能が非常に高く(当然、DC5/EP3はこのシャシーにさらに補強を施している)、共通部品が多くチューニングパーツの流用も出来たため、チューニング好きに好評であった。
    • 岩手県の「レフィルスピード」がインテグラTypeRのエンジン、ブレーキシステム等を移植したストリームを製作。また、「HKS九州サービス」は「ストリームターボ」を製作している。
    • M-TECは、2000年の東京オートサロンへ「M6 RACING」なるコンセプトモデルを出展。東京カスタムカーコンテストコンプリートカー部門で優秀賞を受賞。バケットシート6脚を装備しレースカーをイメージした車に仕立て上げている。市販向けには「M7 SPORT」を提案し、エアロパーツなどをリリースしている。
    • エアロパーツをリリースしたメーカーも、30社を超えている。
    • 2007年になってからも、ホンダ系チューニングパーツメーカーの「J's RACING」からチューニングパーツがリリースされている。
  • 初代は、ドイツ、フランス、イギリス等のEU諸国、タイ、インドネシアでも販売された。


[編集] 2代目(2006年- RN6/7/8/9型)

ホンダ・ストリーム(2代目)
 
 
RSZ
 
リア
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 2006年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 7人
 
ボディタイプ 5ドア ミニバン
 
ハイブリッド
 
エンジン R20A型 2.0L 直4 SOHC i-VTEC
R18A型 1.8L 直4 SOHC i-VTEC
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 5速AT/CVT
 
駆動方式 FF/4WD
 
サスペンション
マクファーソンストラット

ダブルウィッシュボーン
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4,570mm
 
全幅 1,695mm
 
全高 1,545-1,570mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2,740mm
 
車両重量 1,350-1,490kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
 
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車 2代目ホンダ・クロスロード
 
同クラスの車 トヨタ・ウィッシュ
トヨタ・アイシス
日産・ラフェスタ
マツダ・プレマシー(2代目)
 
  • 2006年7月13日にフルモデルチェンジ。スポーツグレードの「RSZ」が新登場。ロゴが「Stream」からすべて大文字の「STREAM」に変更された。5ナンバー枠いっぱいに収め、車高をオデッセイと同様に低重心設計により立体駐車場に入れるよう低く、スタイリッシュなデザインになった。エンジンは、2.0Lと1.8LのSOHC i-VTECが用意され、それぞれ150PSと140PSの出力を発生。このエンジンは、従来よりロングストローク化され、VTECにより部分負荷時に吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来よりも低回転域のトルクの向上と低燃費を実現している。また2.0L車はCVTを採用している。
  • 強靭なシャーシとミニバンらしからぬクイックなステアリング特性や、低回転で余裕あるトルクを発するエンジンの組み合わせにより、7シーターとしては驚異的な運動性能を持っている。さらに、「RSZ」はステアリングにパドルシフトを備えており、マニュアル感覚の操作を行うことが出来る。マニュアルモードでも、レッドゾーンに達すると自動的にシフトアップする機能がついている(初代はレッドゾーンまでまわすことが出来た)。パドルシフトはステアリングと連動して回転するものであり、「スバル・レガシィ」のようにステアリングコラム側に固定したものではない。また、ダウンシフトブリッピングコントロールも装備されていない。
  • 「RSZ」は通常グレードと比較して、カタログ上の動力性能(エンジン出力)/車体寸法(車高は同じ)の差は無く、サスペンションのセッティングやタイヤサイズ、パドルシフトの有無等が異なるのみである。
  • ホンダアクセスからはモデューロ、無限からはThe Coupe,The Sedanの提案がされているものの、初代と比べチューニングメーカーからのパーツリリースが少ないことは否めない。
  • 社団法人 日本自動車販売協会連合会発表の新車乗用車販売台数によると、2006年12月の販売台数は4,504台、2007年1月の販売台数は3,500台。発売から4年経過したモデル末期の「ウィッシュ」の12月の販売台数は4,033台、2007年1月の販売台数は4,411台であり、トヨタの強さが出ている。
  • 他のホンダ車と比較して、ドアの開き方が大きく(2段目のノッチで80cm以上開く。他のホンダ車は70cm程度)、狭い駐車場では隣の車にドアをぶつける危険性が非常に高いので、ドアの開閉には細心の注意が必要。乗降性向上の為、ドアヒンジの軸に傾斜をつけてあるが、重力が加わりドアが想定外なところまで開いてしまうことも要因のひとつである。メーカー対策部品も出ているが、各ノッチで止まりやすくなっただけに留まり、根本的解決に至っていないのが実情である。ドアのノッチを改造すれば改善されるが、個人で改造した場合メーカーの保証対象外になるので要注意。
  • 2007年8月30日 新タイプ「スタイリッシュ パッケージ」を追加。販売比率の低いボディカラーのニュートロンブルーメタリックとミラノレッドを廃止。
  • 2007年12月20日 特別仕様車「HDDナビ エディション」を発売。HDDインターナビシステムや、ディスチャージヘッドライトなどを装備している。

[編集] CM

[編集] キャッチコピー

  • 初代
    • 7days 7seater」(前期型)
    • Sail in the air!」(前期型・特別仕様車スタイルS)
    • ミニバン進化形」(前期型・マイナーチェンジ後)
    • 新しい流れに、乗ろう。」(前期型)
    • ポリシーは、あるか。」(後期型)
    • 流線スポーティ・ミニバン」(後期型)
  • 2代目
    • FORM CLIMAX」(前期型)

[編集] CMソング

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

[編集] 三輪スクーター

[編集] 概要

ホンダ・ストリーム
(三輪スクーター)
 
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[[Image:|260px]]
 
排気量クラス 原動機付自転車
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
ブランド {{{ブランド}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
製造期間 1981年-1983年
 
車体型式 ホンダ・TB07
 
タイプ 3輪スクーター
 
フレーム 低床バックボーン
 
エンジン 49cc
 
燃料供給装置
 
最高出力 3.8PS / 6,500rpm
 
最大トルク 0.46kgm / 5,500rpm
 
最高速度 {{{最高速度}}}km/h
 
変速機 無段変速(Vマチック)
 
駆動方式
 
サスペンション
前: ボトムリンク
後: ユニットスイング
 
ブレーキ
前: リーディングトレーリング
後: リーディングトレーリング
 
全長x全幅x全高 1,665mm x 570mm x 970mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}mm
 
シート高 658mm
 
ホイールベース 1,210mm
 
車両重量 {{{車両重量}}}kg
 
乾燥重量 79kg
 
総重量 {{{総重量}}}kg
 
乗車定員 1人
 
燃料タンク容量 4L
 
燃費 {{{燃費}}}km/l
 
本体価格 {{{本体価格}}}
 
備考
 
点火方式 CDI
 
始動方式 セル・キック併用
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
 
同クラスの車
 

ストリームは、1981年に発表された、空冷2サイクル50ccエンジン搭載の三輪スクーター(スリーター)である。発表当時、「近未来的」とも評された個性的なデザインが採用されていた。車体のフロントカウルにはトランクルームが設けられており、バックレストつきの大型シートは3段階に調節が可能というものであった。

[編集] 外部リンク

[編集] 関連項目

[編集] 車名の由来

  • Streamとは英語で「流れ」の意味。


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