ガルマン・ガミラス帝国
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ガルマン・ガミラス帝国(ガルマン・ガミラスていこく)は『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する架空の恒星間国家。
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[編集] 概要
国家元首はデスラー総統。本星はガミラス星と同様に二重惑星(双子星)であり、もう一方の惑星をスターシャとデスラーが命名している。新帝都(首都)はデスラーパレス。
[編集] 銀河大戦
23世紀初頭、ガミラス帝国の再建を目指すデスラー総統は第2のガミラス星となる惑星を探し流浪の旅を続けていた時に、銀河系核恒星系でボラー連邦の支配下にあったガルマン民族に出会い、その解放、独立戦争をガミラス残存勢力で展開する。銀河系核恒星系のガルマン民族を統一し、ガルマン・ガミラス帝国を建国。ボラー連邦と銀河系を二分する星間連合帝国に成長する。西暦2205年には建国紀元1周年を迎える。[1]ボラー連邦ベムラーゼ首相を太陽系での戦闘で戦死させた後、ボラー連邦に対して一大攻勢をかけ、銀河大戦も終盤を迎えていた頃、異次元宇宙から現れた赤色銀河と銀河系の交差により、要部であった核恒星系に甚大な被害を受けたが、デスラー総統と一部の艦隊は、辺境視察に出ていて無事だった。
ヤマトの最後の敵ディンギル帝国ルガール大神官大総統をデスラー砲で殲滅する。[2]
[編集] ガルマン民族
古くは銀河系中心部核恒星系に勢力を誇り外宇宙に進出するが、次第にその勢力も衰え、西暦2200年代にはボラー連邦の支配下に組み込まれていた。 ガミラス人は外宇宙に進出したガルマン民族の一支族の末裔である。
[編集] 政治体制
ガミラス帝国と同様にデスラーを総統として仰ぐ独裁政治体制である。
[編集] シャルバート信者の蜂起
デスラー個人崇拝を基本とする独裁体制側と、マザー=シャルバートを奉じる一部のガルマン人との間には深刻な対立があり、弾圧されていたシャルバート信者が1周年記念祭に乗じて蜂起し新帝都デスラーパレスは戦場と化した。本星の防空体制もシャルバート信者の自爆テロにより機能不全になり、ボラー連邦のワープミサイルによる攻撃で危機状況に陥るが、ヤマトにより救われる。
[編集] 主要人物一覧
- デスラー 総統
- タラン 総統副官
- キーリング 参謀総長
- ガイデル 東部方面軍司令長官
- ダゴン 東部方面軍 第18機甲艦隊司令官
- ゲーレン 東部方面軍第17空母艦隊 二連三段空母艦長
- フラーケン 東部方面軍 次元潜航艇艦隊司令
- ヒステンバーガー 西部方面軍司令長官
- グスタフ 北部方面艦隊司令官
- フラウスキー 技術少佐
- ヘルマイヤー 少佐・地質学者
- ハイゲル ガルマン・ガミラス帝国の高官。シャルバート信者、蜂起計画の首謀者
[編集] 所有艦艇一覧
- 新型デスラー艦
- デスラー砲艦
- 二連三段空母
- 戦闘空母
- 白色円盤型戦艦
- 次元潜航艇
- 大型戦闘艦
- 中型戦闘艦
- グスタフ艦
- 惑星破壊ミサイル艦
- 駆逐艦
- 駆逐型デストロイヤー艦
- 工作船(フラウスキー少佐の艦)
- 調査船(ヘルマイヤー少佐の艦)
[編集] 航空機
- 格闘宇宙戦闘機ゼーアドラーIII
[編集] 兵器及び関連技術
[編集] 脚注
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総合 | 宇宙戦艦ヤマトシリーズ |
テレビアニメ | 宇宙戦艦ヤマト - 宇宙戦艦ヤマト2 - 新たなる旅立ち - 宇宙戦艦ヤマトIII |
劇場映画 | 第1作 宇宙戦艦ヤマト - 第2作 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち -第3作 ヤマトよ永遠に - 第4作 宇宙戦艦ヤマト 完結編 -第5作 宇宙戦艦ヤマト復活編(製作中止) |
他のメディア | YAMATO2520(OVA) - 新宇宙戦艦ヤマト(漫画) |
登場人物 | 登場人物一覧 - 古代進 - 森雪 - 沖田十三 - デスラー |
登場国家・惑星 | 登場勢力一覧 - 地球 - イスカンダル - ガミラス帝国(ガミラス)- 白色彗星帝国 - テレザート星 - 暗黒星団帝国(デザリアム星) - ガルマン・ガミラス帝国 -ボラー連邦(バース星) -シャルバート - 惑星ファンタム - ディンギル帝国 |
登場艦船 | 艦船一覧 - ヤマト - 沖田艦 - デスラー艦 - ガミラス艦 |
登場兵器 | 登場兵器一覧 - 波動砲 - デスラー砲 - 火炎直撃砲 - 重核子爆弾 - 惑星破壊プロトンミサイル - ブラックホール砲 - ハイドロコスモジェン砲 - ハイパー放射ミサイル |
用語 | 宇宙放射線病 - 英雄の丘 - コスモクリーナーD - デスラー戦法 - 波動エンジン |
関連人物・企業 | 西崎義展 - 松本零士 - 豊田有恒 - 舛田利雄 - 阿久悠 - 羽田健太郎 - 宮川泰 - 東北新社 - バンダイビジュアル |