ルガール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルガールは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのラスト作品『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する架空の人物。ディンギル帝国大神官大総統。神々の王に命令できるとされるルガール王家の長。(声:石田太郎)
先祖が、地球脱出の際、弱いものを押しのけて生きのびたことに影響された、極端な弱肉強食の論理の持ち主で、力や強さを正義と信じて疑わない。強いものこそが生きのびて未来を作ることができると信ずる。ただ、作品中次男を誤って射殺してしまった時の彼の戸惑いの表情に同じ地球人として持ち合わせている親としての感情がさりげなく表現されている。またルガール・ド・ザールがヤマトとの雪辱戦に敗北した時には、容赦なく殺しているが、この時の彼の顔は少し思いがあったと推測できる。
元々高祖崇高は大きく、古来よりの伝統思想を維持する力も大きい。
ディンギル星消滅を受けて、都市衛星ウルクと機動艦隊を率いて移住先として父祖の地、地球を狙い、アクエリアスをワープさせ短期間で地球を水没させ地球人類を絶滅に追い込もうとした。ヤマトとの戦いでウルクを失うも、アクエリアスを地球の直近までワープさせる事には成功、自身は円盤プレ・ノアに乗り岩石ロケットの艦隊を率いて脱出し、トリチウムを満載したヤマトを包囲するが、間一髪のところでガルマン・ガミラス帝国のデスラー総統が救援に駆けつけ、デスラー砲の一撃を喰らい、断末魔の叫びをあげながら消滅した。
なお、シュメールの古文書によれば、「ルガル」とは、本来、勇士を意味し、彼等が王になっていったと伝えられる。
|
|
---|---|
総合 | 宇宙戦艦ヤマトシリーズ |
テレビアニメ | 宇宙戦艦ヤマト - 宇宙戦艦ヤマト2 - 新たなる旅立ち - 宇宙戦艦ヤマトIII |
劇場映画 | 第1作 宇宙戦艦ヤマト - 第2作 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち -第3作 ヤマトよ永遠に - 第4作 宇宙戦艦ヤマト 完結編 -第5作 宇宙戦艦ヤマト復活編(製作中止) |
他のメディア | YAMATO2520(OVA) - 新宇宙戦艦ヤマト(漫画) |
登場人物 | 登場人物一覧 - 古代進 - 森雪 - 沖田十三 - デスラー |
登場国家・惑星 | 登場勢力一覧 - 地球 - イスカンダル - ガミラス帝国(ガミラス)- 白色彗星帝国 - テレザート星 - 暗黒星団帝国(デザリアム星) - ガルマン・ガミラス帝国 -ボラー連邦(バース星) -シャルバート - 惑星ファンタム - ディンギル帝国 |
登場艦船 | 艦船一覧 - ヤマト - 沖田艦 - デスラー艦 - ガミラス艦 |
登場兵器 | 登場兵器一覧 - 波動砲 - デスラー砲 - 火炎直撃砲 - 重核子爆弾 - 惑星破壊プロトンミサイル - ブラックホール砲 - ハイドロコスモジェン砲 - ハイパー放射ミサイル |
用語 | 宇宙放射線病 - 英雄の丘 - コスモクリーナーD - デスラー戦法 - 波動エンジン |
関連人物・企業 | 西崎義展 - 松本零士 - 豊田有恒 - 舛田利雄 - 阿久悠 - 羽田健太郎 - 宮川泰 - 東北新社 - バンダイビジュアル |