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JR東日本251系電車 - Wikipedia

JR東日本251系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

251系電車(251けいでんしゃ)は東日本旅客鉄道(JR東日本)の直流特急形車両特急スーパービュー踊り子」を中心に運用されている。1990年平成2年)4月28日に営業運転を開始した。


JR東日本251系電車
251系 品川~川崎(京浜東北線大井町)にて
251系 品川川崎京浜東北線大井町)にて
営業最高速度 120km/h
設計最高速度 120km/h
編成定員 530(リニューアル後)
全長 20,000(先頭車)・19,500(中間車)mm
全幅 2,950mm
全高 4,070mm
編成重量 358.1t(新造時?)
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V
編成出力 2,880kW(6M4T)
駆動装置 中空軸平行カルダンたわみ板継手方式
制御装置 界磁添加励磁制御
ブレーキ方式 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATS-SN,ATS-P
備考
第31回(1991年
ローレル賞受賞車両

カテゴリ / テンプレート

■Templateノート 解説)鉄道PJ

目次

[編集] 設計経緯

旧塗装(2001年、新子安)
旧塗装(2001年、新子安)
251系電車の運転台
251系電車の運転台

臨時列車である「リゾート踊り子」に使用されている伊豆急行2100系リゾート21」にJR東日本が刺激される格好で設計・製造をしたとも言われるが、当時のエル特急踊り子」に使用される185系の車内内装が他の特急形車両に比して若干見劣りする「汎用車両」であった事も要因の一つと考えられる。[1]

[編集] 走行機器

主回路は先に常磐線特急「スーパーひたち」用として登場した651系に続いて界磁添加励磁制御を採用し、定速制御機能も付加している。台車も651系に準じたボルスタレス式のDT56形・TR241形でヨーダンパ付である。ただし、最高速度は651系の130km/hに対し120km/hであり、歯車比は185系と同一の4.82である。主電動機は界磁添加励磁制御車に共通のMT61形であるが、冷却ファン構造を変更し、高速域での騒音を低減した「内扇形」を搭載する。制動方式は回生併用電気指令式空気ブレーキで、伊東線伊豆急行線に存在する連続急勾配に対応して抑速ブレーキも装備する。

集電装置(パンタグラフ)は車体断面が大きく、また専有面積を小さくして客室スペースを拡大させることから、JR東日本の在来線電車では初めて、折畳み面積の少ない下枠交差式PS27形を採用した。

なお、車両のデザインは手銭正道、戸谷毅史、松本哲夫、木村一男が担当した。

[編集] 形式

各車の乗降口には外開き式のプラグドアを採用し、2両に1箇所の割で通常の乗降を行うという方式を採用した。2・3・5・7・10号車の、窓が設置されているドアのみが通常の乗降口(開口幅1,006mm)で、普通車はモハ250形とクハ251形、グリーン車はサロ251形がこれに該当する。1・4・6・8・9号車の、モハ251形、サハ251形、クロ250形に設置の窓のないドアは終点まで開かない。ただし、「ホームライナー」として運行する場合は「おはようライナー新宿」での小田原、「ホームライナー小田原」での新宿渋谷を除く全駅で全部のドアを使用する。

[編集] モハ251形

[編集] 0番台

パンタグラフ・主制御器・主抵抗器を装備するハイデッカー構造の中間電動車普通車。定員64名。6号車と8号車に連結され、6号車はモハ250形100番台・8号車はモハ250形0番台とユニットを構成し、両車とも禁煙車である。トイレ・洗面所を設置。

[編集] 100番台

パンタグラフ・主制御器・主抵抗器を装備するハイデッカー構造の中間電動車で普通車。定員64名。モハ250形0番台とユニットを構成する。東京寄の連結器は検査時の編成分割に対応した密着連結器を装備する。4号車で禁煙車である。トイレ・洗面所を設置。

[編集] モハ250形

モハ250形
モハ250形

[編集] 0番台

電動発電機(MG)・空気圧縮機(CP)を装備するハイデッカー構造の中間電動車で普通車。定員56名。3号車と7号車に連結され、3号車はモハ251形100番台・7号車はモハ251形0番台とユニットを構成し、3号車・7号車とも禁煙車(7号車は2007年3月17日までは喫煙車であった)である。トイレ・洗面所・ミニロビー(7号車は喫煙コーナーを兼ねていた)を設置。通常、3号車(普通車)-2号車(グリーン車)間の乗客の通り抜けは不可能となっている。

[編集] 100番台

モハ251形0番台とユニットを構成するハイデッカー構造の中間電動車で普通車。定員48名。本番台は0番台と異なり、MG・CPは装備しない。伊豆急下田寄の連結器は、モハ251形100番台に対応した密着連結器を装備する。5号車に連結され、禁煙車である。サービスカウンター兼売店を設置。

[編集] クハ251形

東京方先頭車(制御車)でダブルデッカー構造の普通車。定員52名(登場時)。運転室後部に展望席(登場時16席)を備え、2階が登場時36席の普通席で、1階が子供用の遊戯ルームになっている。1992年製の3・4は、ワイパーが2本になり、運転室と客席の仕切の縦桟を廃止して展望性の向上が図られている。10号車で禁煙車である。乗務員室、テレホンカード公衆電話、荷物置場を設置。

[編集] クロ250形

クロ250形
クロ250形

伊豆急下田方先頭車でダブルデッカー構造のグリーン車。運転室後部に展望席(9席 登場時)を備え、2階が定員14名のグリーン席、1階がグリーン車利用客の専用ラウンジである。座席の配置は2+1で、本形式は山側が1人掛席となる。座席間隔は1,300mmで、レッグレストとインアームテーブルを備える。展望席は座席間隔が1,000mmでリクライニングしない。1992年製の3・4は、ワイパーが2本になり、運転室と客席の仕切の縦桟を廃止して展望性の向上が図られている。1号車でラウンジを含めて禁煙車である。トイレ・洗面所、テレホンカード式公衆電話、荷物置場を設置。

[編集] サハ251形

ハイデッカー構造の中間付随車で普通車。定員64名。9号車に連結され、禁煙車である。トイレは車椅子対応となっているが、車椅子対応座席は客室に設置されておらず、デッキに設置の多目的室を利用する事としている。

サロ251形
サロ251形

[編集] サロ251形

中間付随車でダブルデッカー構造のグリーン車。2階が定員25名のグリーン席、1階が定員4名のグリーン個室が3室である。階上席の座席は位置は2+1であるが、本形式は海側が1人掛席となっている。これは、個室を海側に設定すると、1階の通路高さの確保が難しくなるため、2階席の座席のハイデッキ構造の部分に1階通路を設定することで通路高さを確保した。この際に、幅に余裕のある2人掛の席の下を通路に設定したため、海側を1人掛にせざるを得なかったものである[2]。個室の座席は電動リクライニングシートである。2号車に連結され、禁煙車(2007年3月18日までは喫煙車であった)である。トイレ・サービスカウンター・荷物置場を設置。

[編集] 編成概要

1990年と1992年に10両編成が2本ずつ製作され、4本(計40両)が田町車両センターに在籍する。

[編集] リニューアル工事

2002年(平成14年)より全編成のリニューアルが実施され、従来9号車および展望席を除く10号車の座席はグループ客の利用を考慮して大型テーブルを装備した583系のようなボックス式クロスシートとしていたが、その2両も含めて普通車の座席をリクライニング・座面スライド付回転式クロスシートに変更した。奇数号車はオーシャンブルー、偶数号車はハイビスカスピンクと色調を区別した。クハ251形の展望席は、これまでフランス製の座席を810mm間隔で4列配置(定員16名)としていたが、これを他車と同じシートに交換のうえシートピッチを1,000mmに拡大、4人×3列の定員12名に変更した。また一般席もシート交換で定員が減少し、登場時の52名から16名減の36名に変更された。グリーン車はシートモケットとカーテンの変更にとどめられたが、グリーン車を含む全席に装備されていたオーディオシステム(FMラジオ)と仕切ドア上部のモニターテレビとグリーン個室のビデオモニターを撤去したほか、塗装もアジュールブルー、フューチュアグレーの2色から飛雲ホワイト、エメラルドグリーン、間にライトブルーの帯(JR東日本の新幹線車両と同じパターン)に変更された。

一方2007年(平成19年)より1号車・2号車のグリーン席のリニューアルが開始された。座席・絨毯の取替等が行われ、展望席は3列から2列へ変更しリクライニングシートが装備された。これにより定員が6名となった。同年2月24日に改修済編成が運用を開始。4月中旬に改修を完了した。[3]

[編集] 使用列車

通常運用では特急「スーパービュー踊り子」の全列車および「おはようライナー新宿」26号・「ホームライナー小田原」23号に用いられる。

[編集] その他

[編集] 参考文献

  1. ^ 「特急踊り子&JR東日本の新型特急電車」〈名列車列伝シリーズ〉、イカロス出版、2000年。
  2. ^鉄道ダイヤ情報」76号「251系設計日誌」の記述による。
  3. ^ 「鉄道ダイヤ情報」2007年4月号「新型車両の掲載コーナー」

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク


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