鳥取銀行
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鳥取銀行のデータ | |
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英名 | THE TOTTORI BANK, LTD. |
統一金融機関コード | 0166 |
SWIFTコード | BIRDJPJZ |
代表者氏名 | 頭取:稲垣滋 (いながき しげる) |
店舗数 | 69店 |
従業員数 | 703名 |
資本金 | 90億円 |
総資産 | 8,106億円 |
貸出金残高 | 5,954億円 |
預金残高 | 7,296億円 |
設立日 | 1949年10月1日 |
本店 | |
所在地 |
680-8686
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電話番号 | 0857-22-8181 |
外部リンク | http://www.tottoribank.co.jp/ |
特記事項: いずれも2007年3月31日現在のデータ |
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種類 | 株式会社 | ||||
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市場情報 |
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略称 | とりぎん | ||||
本社所在地 | 680-8686 鳥取県鳥取市永楽温泉町171番地 |
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電話番号 | 0857-22-8181 | ||||
設立 | 1949年10月1日 | ||||
業種 | 銀行業 | ||||
金融機関コード | 0166 | ||||
SWIFTコード | BIRDJPJZ | ||||
事業内容 | 銀行業 | ||||
代表者 | 稲垣滋(取締役頭取) | ||||
資本金 | 90億円 | ||||
総資産 | 8,106億円 | ||||
従業員数 | 703名 | ||||
決算期 | 3月 | ||||
主要株主 | 三菱東京UFJ銀行 4.81% 日本トラスティ・サービス信託銀行 4.51% 三菱UFJ信託銀行 1.13% |
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外部リンク | http://www.tottoribank.co.jp/ | ||||
特記事項:いずれも2007年3月現在のデータ | |||||
株式会社鳥取銀行(とっとりぎんこう、THE TOTTORI BANK, LTD.)は、鳥取県を中心とした地方銀行。「とりぎん」の愛称で親しまれる。
目次 |
[編集] 概要
旧三和銀行の親密地銀であり、この流れから現在でも三菱東京UFJ銀行が筆頭株主で、加えて三菱UFJ信託銀行も大株主であることから、三菱UFJフィナンシャル・グループとの関係が深い。
鳥取県に本店を置く唯一の地方銀行であるが、鳥取県の指定金融機関にはなっていない。(鳥取県の指定金融機関は島根県に本店を置く山陰合同銀行である。)
なお、戦後に設立された地方銀行ではあるが、戦後地銀の制度が実行される1年前に設立された銀行であるため、戦後地銀には含まれない。
中国・四国の地方銀行で唯一、神戸市[1]・東京都[2]に支店を置いていない。
[編集] 三菱東京UFJ銀行との関係
旧三和銀行の親密地銀であり、この流れから現在でも三菱東京UFJ銀行との繋がりが太く、いくつかのサービスにおいて提携を結んでいる。また、三菱東京UFJ銀行は筆頭株主であり、現在の頭取も旧三和銀行出身である。歴代、旧三和出身者が頭取を務めるほか、人的結合も強い。なお、山陰地方に三菱東京UFJ銀行の支店はない。[3]
また、下記の沿革にもあるが、1962年に三和銀行から同行鳥取支店を譲り受けている。
[編集] 企業現況
[編集] 沿革
- 1921年12月15日 株式会社鳥取貯蓄銀行として設立。
- 1948年12月 普通銀行に転換、株式会社因伯銀行に商号変更。
- 1949年10月1日 鳥取信用組合の営業を譲り受けたうえで、あらたに株式会社鳥取銀行を設立。
- 1961年5月 三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)鳥取支店を営業譲受
- 1965年12月 大阪支店を開設。
- 1972年5月 富士銀行(現、みずほ銀行)米子支店を営業譲受
- 1974年10月 鳥取県信用組合を合併。
- 1990年12月 本店を新築移転。
- 1995年2月 JAバンク鳥取とATM・CD相互無料提携(クロスネットサービス)を開始。
- 2001年10月1日 郵便貯金(現、ゆうちょ銀行)とATM・CDの提携(出金・残高照会)を開始(要手数料)。
- 2001年11月1日 島根銀行とATM・CD相互無料提携(さんいんクロスネットサービス)を開始。
- 2002年4月22日 出雲支店を新築移転。
- 2002年10月21日 郵便貯金(現、ゆうちょ銀行)とATM・CDの提携(入金)を開始(要手数料)。
- 2002年11月5日 西伯代理店を新築移転。
- 2003年1月20日 名和支店を新築移転。
- 2003年12月15日 県庁前支店を新築移転。
- 2004年4月1日 鳥取大学・鳥取大学医学部附属病院・岡山大学医学部・歯学部附属病院三朝医療センター(現・岡山大学病院三朝医療センター)・国立病院機構西鳥取病院(現・国立病院機構鳥取医療センター)・国立病院機構鳥取病院(現在は鳥取医療センターへ統合)・国立病院機構米子医療センターの主取引金融機関に指定される。
- 2004年12月13日 大阪支店を新築移転。
- 2007年3月26日 セブン銀行ATMの提携(入出金・残高照会)を開始(セブン-イレブン店舗が存在しない地域としては4行目)。
- 2007年8月8日 筆頭株主の三菱東京UFJ銀行と「環境融資等に関する業務協力協定」を締結。
- 2007年11月12日 イオン銀行ATMの提携(出金・残高照会)を開始(要手数料)。
[編集] ATMについて
鳥取銀行のATM・CDでは、さんいんクロスネットサービスに加盟する島根銀行・クロスネットサービスに加盟するJAバンク鳥取(鳥取いなば農業協同組合(JA鳥取いなば)・鳥取西部農業協同組合(JA鳥取西部)・鳥取中央農業協同組合(JA鳥取中央)・鳥取県信用農業協同組合連合会(JA鳥取信連))のキャッシュカードでも、平日8:45~18:00の出金は手数料が無料、平日8:00~8:45・18:00~21:00の出金、土曜・休日9:00~17:00の出金は手数料が105円となる。
[編集] コンビニATM
同行は2007年3月26日より、コンビニATM最大手であるセブン銀行と提携し、サービスを開始されることになった。これと同時に、セブン銀行ATMにおける「とりぎんICキャッシュ&クレジット一体型カード『IC TORICA(アイシー トリカ)』」のICチップによる取引も対応した。なお、山陰地方2県(鳥取県・島根県)にはセブン-イレブン・イトーヨーカドーをはじめとするセブン&アイHLDGS.傘下の店舗が1軒もないが、サービスが開始されると、既に設置済み地域である隣県の岡山県や広島県をはじめ、関西圏・首都圏などへの出張や旅行などで「とりぎん」のカードを現地のセブン銀行ATMでも入出金などが利用可能となる。
鳥取銀行キャッシュカードでセブン銀行ATMが利用できる時間帯は以下のとおり(太字は出金の手数料無料時間帯<それ以外の時間帯の出金については105円の手数料がかかる>。入金・残高照会は全時間帯で無料)。全時間帯でセブン銀行ATMの利用手数料を自行ATMの手数料と同額に設定している。
- 平日 8:00~8:45~18:00~21:00
- 土曜日・日曜日・祝日 9:00~19:00
注意:鳥取銀行のATMではセブン銀行のキャッシュカードを利用することはできない。
この時点で、セブン-イレブンが皆無の県に本拠を置く銀行がセブン銀行と提携するのは福井銀行(2006年11月22日サービス開始)・北國銀行(2007年1月29日サービス開始)・青森銀行(2007年3月19日サービス開始)に次いで4行目となった。
参照:既にセブン銀行と提携済みの鳥取県内に本店を置く金融機関・県内全3信用金庫(鳥取・米子・倉吉)、島根益田信用組合<出金のみ>の計4金融機関(ただし、提携金融機関の1つである島根県内のJAバンク(農協・JA鳥取信連)・JFマリンバンク(漁業協同組合JFしまね)に関しては、JAの勘定系システムによって業態を1つずつとしており、単独提携ではない。)
なお、山陰地方への同行ATMの展開は、2007年11月19日に野村證券米子支店と松江支店の各店内にセブン銀行ATMが設置される予定となっている(ただし、野村證券店内のATMでは、nanacoの現金チャージ・残高確認の機能は搭載されない)。
[編集] 大株主(普通株式)
- 2007年3月31日現在
- 株主数 4,100名
株主社名 | 所有株式数 | 持ち株比率 |
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株式会社三菱東京UFJ銀行 | 4,630,000株 | 4.81% |
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 | 4,340,000株 | 4.51% |
明治安田生命保険相互会社 | 3,426,000株 | 3.56% |
株式会社損害保険ジャパン | 3,122,000株 | 3.24% |
第一生命保険相互会社 | 2,943,000株 | 3.05% |
鳥取銀行従業員持株会 | 2,412,000株 | 2.50% |
三井生命保険株式会社 | 1,681,000株 | 1.74% |
東京海上日動火災保険株式会社 | 1,275,000株 | 1.32% |
三菱UFJ信託銀行株式会社 | 1,093,000株 | 1.13% |
三信株式会社 | 1,039,000株 | 1.08% |
[編集] 地域貢献活動
2008年4月1日から3年契約で、以下のスポーツ施設・文化施設の施設命名権(ネーミングライツ)を取得した。
- 鳥取県立県民文化会館(とりぎん文化会館)
- 鳥取市営サッカー場(とりぎんバードスタジアム)
[編集] 関連会社
- 鳥銀ビジネスサービス株式会社
- 株式会社バンク・コンピュータ・サービス
- 株式会社とりぎんカードサービス
- とりぎんリース株式会社
- とっとりキャピタル株式会社
[編集] 付記
泉州銀行・大正銀行と「BCS共同利用型基幹システム」を利用している。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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