鳥取市営サッカー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

鳥取市営サッカー場 "Bird Stadium"
施設データ
所在地	鳥取県鳥取市蔵田423
開場	1995年
所有者	鳥取市
運用者	鳥取県サッカー協会
グラウンド	天然芝
ピッチサイズ	120 m × 80 m
使用チーム・開催試合
ガイナーレ鳥取（JFL）鳥取キッカーズFC（鳥取県社会人リーグ）
収容能力
16,033人

■Template（■ノート ■解説）■スポーツ施設pj

鳥取市営サッカー場（とっとりしえいサッカーじょう）は、鳥取県鳥取市蔵田にある球技場。主にサッカーが行われる。愛称バードスタジアム。施設は鳥取市が所有し、鳥取県サッカー協会が指定管理者として運営管理を行っている。

施設命名権（ネーミングライツ）導入により、2008年 4月1日から愛称をとりぎんバードスタジアムに変更した。

[編集] 歴史

1995年開場。愛称「バードスタジアム」は、所在地「鳥取」と「はばたく鳥」をイメージして命名された。同年鳥取県で開催された全国高等学校総合体育大会（インターハイ）ではサッカーの競技会場となった。山陰地方2県で唯一、Jリーグ1部（J1）の開催基準を満たしたスタジアムで、同年からJリーグ公式戦が年間1～2試合開催されている。また2002年の2002 FIFAワールドカップ開幕前には、エクアドル代表が鳥取市内でキャンプを行い、バードスタジアムでは同年5月24日、セネガル代表とのテストマッチ（国際Aマッチ）も行われた。

[編集] 施設概要

収容人員：16,033人
- メイン・バックスタンドは座席。メインスタンドには、愛称の「はばたく鳥」をイメージしてデザインされた屋根が架設されている。ゴール裏は立見席となっている。
スコアボード：磁気反転式
照明設備：最大照度1500Lx

[編集] 交通アクセス

鳥取駅バスターミナル7番のりばから日交バス「倉田保育所」行などで「バードスタジアム」下車

[編集] 開催実績

Jリーグ公式戦（鹿島、京都、C大阪、神戸、広島の主催ゲームを開催）
JFL ガイナーレ鳥取のメインスタジアム
鳥取KFCの本拠地
天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦（鳥取県代表がホームとして使用）や3～4回戦など

[編集] 命名権

鳥取市は、2008年4月1日から鳥取市営サッカー場に命名権（ネーミングライツ）を導入するため、2007年10月1日から11月30日まで2箇月間にわたって、スポンサー企業を募集していた。期間中、応募する企業はなかなか現れなかったが、締め切り当日1時間前の午後4時頃になって、地元鳥取市を拠点とする地方銀行の鳥取銀行1社が年額300万円、3年契約の条件で応募。12月4日に選定が内定し、その後契約内容の折衝を重ね、1月17日に正式契約を交わした。

契約期間中は、現愛称の「バードスタジアム」に鳥取銀行の愛称「鳥銀」を冠したとりぎんバードスタジアム（公式略称は「とりぎんスタジアム」）を愛称とし、鳥の翼を模したシンボルマークも制定されている。なお、正式名称は契約期間中も継続して使用し、契約金の一部はガイナーレ鳥取のスタジアム使用料減免にも充てられる予定である。