三重銀行
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三重銀行のデータ | |
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英名 | THE MIE BANK,LTD. |
統一金融機関コード | 0154 |
SWIFTコード | MIEBJPJT |
代表者氏名 | 頭取:井上 正 |
店舗数 | 75店 (他法人営業部21、ローンプラザ10) |
従業員数 | 1,215名 |
資本金 | 153億円 |
総資産 | 1兆5,760億円 |
貸出金残高 | 1兆416億円 |
預金残高 | 1兆4,318億円 |
設立日 | 1895年11月15日 |
本店 | |
所在地 |
〒510-0087
三重県四日市市西新地7番8号
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電話番号 | 059-353-3111 |
外部リンク | 公式サイト |
特記事項: 2007年9月末現在 |
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株式会社三重銀行(みえぎんこう、英称:The Mie Bank, Ltd.)は、三重県四日市市に本店を置く地方銀行。
目次 |
[編集] 経営
[編集] 経営陣
歴代頭取や現任頭取および役員の多くは旧住友銀行出身者である。
[編集] 営業政策
ATMでは三井住友銀行・第三銀行・大垣共立銀行(岐阜県)及びイオン銀行のキャッシュカードでは出金手数料が自行扱いとなる。特に三井住友銀行に関しては、三重県に支店がない同行の利用者の利便が向上している。
また、静岡県浜松市東区に本社を置く中日新聞東海本社発行の中日新聞でも、なぜか三重銀行の広告も掲載しているが、この新聞のエリアである静岡県に三重銀行の支店はない。
[編集] システム
2009年をめどに約35億円を投じて勘定系のシステムを刷新する。
[編集] あゆみ
[編集] 略史
四日市銀行として設立された後、大正時代には地元出身で「東海の飛将軍」と称された熊沢一衛の下で業績を大きく伸ばした。しかし熊沢が社長を兼任した伊勢電気鉄道(現在の近鉄名古屋線)の名古屋延伸に伴い関西本線の木曽川、長良川・揖斐川旧鉄橋の払い下げに係わる五私鉄疑獄事件を引き起こし、頭取を辞職した。又伊勢電気鉄道等への過剰投資が原因で、1932年には破綻状態に陥った。
その後参宮急行電鉄(伊勢電気鉄道を吸収合併)等が整理・再建を果たし、1939年に三重銀行と改称した。但し現在は参宮急行電鉄の後身である近畿日本鉄道との関係は強くない。
[編集] 沿革
- 1895年(明治28年)11月15日 株式会社四日市銀行として設立する。
- 1919年(大正8年)3月10日 山田銀行を合併。
- 1929年(昭和4年) 熊沢一衛頭取が五私鉄疑獄事件に連座する。
- 1932年(昭和7年)4月 伊勢電気鉄道への過剰投資の失敗により取り付け騒ぎを起こし、休業する。
- 1939年(昭和14年)12月 株式会社三重銀行に商号を変更する。
- 1986年(昭和61年)11月 名古屋証券取引所第二部に上場する。
- 1988年(昭和63年)9月 名古屋証券取引所第一部に上場する。
- 1996年(平成8年)12月 東京証券取引所第一部に上場する。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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