梅田新道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
梅田新道（うめだしんみち）は、大阪市北区梅田の交差点である。略して「ウメシン」と呼ばれる事が多い。
目次 |
[編集] 概要
国道1号線と国道2号線などの結節点であり、1952年12月からは国道の起点終点を示す道路元標が設置されている（以前は高麗橋東詰、次いで大阪市役所前に設置されていた）。ここより南、難波までは御堂筋の南行き一方通行路である。東隣の交差点はウメシンヒガシ（梅新東）で、渋滞の先頭になることが多い交差点である。
元来の梅田新道は、1908年に当時の大阪駅と淀屋橋を結ぶ道として作られた。初代の大阪駅（梅田駅）は、今の位置より西にあり、それより南に下る道を「梅田道」と称していた。大阪駅の移転によって新たな道を作ることとなり、「梅田新道」の名が付けられた。現在では道自体は御堂筋の一部となっているが、今でもこの交差点名や銀行の「梅田新道支店」表記などによって、名残を留めている。
交差点の地下では、JR東西線と大阪市営地下鉄御堂筋線が交差し、谷町線がこの交差点を曲がっている。
[編集] 梅田新道を終点とする国道
[編集] 梅田新道を起点とする国道
[編集] ここからの距離
[編集] 
国道1号 名古屋・京都・枚方方面
- 名古屋 185km
- 京都 44km
- 枚方 19km
[編集] 
国道2号 岡山・姫路・神戸方面
- 岡山 155km
- 姫路 88km
- 神戸 32km
[編集] 
国道25号 四日市・伊賀・八尾方面
- 四日市 141km（名阪国道経由）
- 伊賀 84km（名阪国道経由）
- 八尾 15km
[編集] 
国道26号 和歌山・岸和田・堺方面
- 和歌山 72km
- 岸和田 32km
- 堺 15km
[編集] 
国道163号 津・木津川・門真方面
- 津 117km
- 木津川 35km
- 門真 10km
[編集] 
国道165号 名張・橿原・大和高田方面
- 名張 80km
- 橿原 41km
- 大和高田 37km
[編集] 
国道176号 福知山・宝塚・豊中方面
- 福知山 109km
- 宝塚 23km
- 豊中 11km
[編集] 銀行の支店名
- 三菱東京UFJ銀行梅田新道支店(曽根崎1丁目に現存。旧三和銀行）
以下の銀行支店は現存しない
- 三井住友銀行 梅田新道支店（現存せず。旧住友銀行）
- 第一勧業銀行梅田新道支店（現存せず。店舗統合後は大阪三菱ビルディングの北隣に無人出張所（みずほ銀行堂島支店梅田新道出張所）が存在したが、2005年撤退）
- 池田銀行 梅田新道支店（現存せず。梅新東交差点北東にあった）
- 近畿大阪銀行 梅田新道支店（現存せず。梅新東の交差点北西角にあった）
なお、梅田新道交差点北西角にある駅前第3ビルの1階に関西アーバン銀行（旧関西さわやか銀行、その前は旧幸福銀行）が現存するが、支店名は大阪駅前支店である。同じビルの30階に阿波銀行梅田支店も現存する。
[編集] 関連記事
[編集] 外部リンク
- 3ケタ国道放浪記個人のホームページ。梅田新道の写真あり。
