尼崎駅 (阪神)
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尼崎駅 | |
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駅舎 |
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あまがさき - Amagasaki | |
所属事業者 | 阪神電気鉄道 |
所在地 | 兵庫県尼崎市御園町 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 島式 3面5線(暫定構成) |
乗降人員 -統計年度- |
40,348人/日 -2005年度- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月12日 |
乗入路線 2路線 | |
所属路線 | 阪神本線 |
キロ程 | 8.9km (梅田起点) |
◄大物(0.9km)
(1.2km)出屋敷►
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所属路線 | 阪神西大阪線 |
キロ程 | 0.0km (尼崎起点) |
◄-(-km)
(0.9km)大物►
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尼崎駅(あまがさきえき)は、兵庫県尼崎市にある、阪神電気鉄道の駅。
区間特急(平日朝ラッシュ時の上り梅田行きのみ運転)と甲子園~梅田間の臨時特急を除き、全ての列車が停車する。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式3面5線の高架駅。改札は1階にあり、旧来の西改札に加え、2007年3月17日より北改札が新設され、2ヶ所となった。西改札向かいに専門店街「尼セン」がある。また、北口脇には阪神タクシー専用乗り場も設けられている。ホームは2階にある。
昼間時間帯は当駅で急行と普通が緩急接続を行う。
1・2 | ■■本線(上り) | 野田・福島・大阪(梅田)方面 |
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3 | ■■西大阪線 | 千鳥橋・西九条方面 |
4 | 工事中 | |
5・6 | ■■本線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・三宮・須磨・明石・姫路方面 |
2番線は両側をホームに挟まれており両扉扱いが可能であり、3番線の西大阪線ホームから2番線の本線列車へ、さらには その2番線列車を通り抜けて1番線の本線列車へ直接乗換えができる。(5番線も4番線ホーム改良工事後は同様となる)。
[編集] 駅改良工事前
2006年11月11日までは、現在の西大阪線ホームが本線上りホーム(旧1・2番線ホーム)、現在工事閉鎖中のホームが本線下りホーム(旧3・4番線ホーム)、現在の本線下りホームが西大阪線ホーム(旧6番線ホーム)であった。旧4番線(現・5番線)は当時から本線下りホームと西大阪線ホームで挟まれており、本線・西大阪線相互の同一平面上での乗換えが可能となっていた。なお、当時は現在の本線上りホームは存在しなかった。
さらに、かつては旧6番ホーム大物寄りの切欠部に旧5番線が存在しており、当時は5番線に西大阪線の普通列車、6番線には西九条~三宮間運転のN特急が発着していた。しかしN特急廃止とともに使用頻度が減った5番線の線路は、直下を通る駅前駐車場の地下通路建設工事に伴い、1990年代に撤去された。
[編集] 工事による変動
阪神なんば線開通に備えた改良工事が2003年7月より行われており、完成時には島式4面6線に拡張される予定。改良工事の完成は2008年度末と予定されている。西大阪線延伸線が完成・開業(同時に路線名は「阪神なんば線」に改称予定)した暁にはこの駅は大阪のキタ(阪神梅田駅)とミナミ(大阪難波駅。「近鉄難波駅」から改称予定)への分岐点となる。
なおこの工事の進捗により、2006年11月12日より3・4番線がそれぞれ4・5番線に改番(当面3番線は欠番となる)され、4番線(旧3番線)に西大阪線、5・6番線(旧4・6番線)に神戸方面行きが発着するようになり、従来の神戸方面行きホームと西大阪線ホームが逆転した。
さらに、2007年3月17日より、旧1番線の反対側に本線上り用新ホームが完成。本線上りホームも新ホームに切り替えられたため、新ホームの北側に新たに引かれた線路が1番線となり、旧1番線は2番線に改番。それに合わせて、北改札口が新たに開設された。なお、旧1・2番線ホームは一時閉鎖(旧2番線の線路も使用停止)され、改良工事に入った。
2008年2月2日に、旧2番線を3番線に改番のうえ、改良工事が完成した新2・3番線ホーム(旧1・2番線ホーム)の供用が開始される。それまで4番線に発着していた西大阪線の西九条行きは新3番線からの発車に変わり、改良工事で新設された新2・3番線ホームのエレベーターも使用開始となる。同時に4・5番線ホームは一時閉鎖(4番線は一時使用停止となり、5番線は本線下りホーム側のみの供用となる)され、改良工事に入る。
改良工事の完成及び阪神なんば線全通後には以下のように変更される。
1・2 | ■■本線(上り) | 野田・福島・大阪(梅田)方面 |
---|---|---|
3 | ■■阪神なんば線(上り) | 西九条・大阪難波・近鉄奈良方面 |
4 | ■■阪神なんば線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・三宮方面 |
5・6 | ■■本線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・三宮・須磨・明石・姫路方面 |
2番線は本線上りホームと阪神なんば線上りホーム、5番線は本線下りホームと阪神なんば線下りホームで挟まれる形となり、本線と阪神なんば線相互の同一平面上での乗換えが可能となる。(2番線は現在も可能)
[編集] その他の特徴
- 西大阪線列車発車時には、梅田駅などと同様の発車メロディが流れる。
- 駅東側には尼崎車庫・工場があり、以前は阪神電鉄の本社が設けられていたこともある。PTC指令所があり、運転上も重要な駅であることをうかがわせる。車庫の線路が駅構内まで延びているため、高架は比較的幅が広い。神戸側にも引上線が設置されている。
- 尼崎駅~大物駅で、本線上り(梅田方面)と西大阪線が突然谷間のようにアップダウンとなっているのは、当初計画の時点で本線下り(神戸方面)が西大阪線をオーバークロスすることを見越して、高々架とならないように配慮したためである。
- 西大阪線延伸工事の進展にともない、上記計画のとおり、下り本線が西大阪線をオーバークロスするようになった。
- 新設された北改札口のコンコースは、1990年代前半、駅北側に隣接する「市立阪神尼崎駅前駐車場」の地下搬入路を建設した際、軌道下の盛土高架と共に掘削したため生じた空間を架道橋として整備、のちに利用されたものである。なお、当時からコンコースとしての計画があったかどうかは不明である。
- 阪神では唯一で全国的にも珍しくなった、幕がぐるぐると廻る幕式発車標が現存する駅である。直通特急の西元町・大開停車による追加や近年のホーム変更でも交換されなかったものであるが、大幅に変化するであろう阪神なんば線による改良工事完了時やその開通時にどうなるかが注目される。
[編集] 駅周辺
JR西日本にも同じ駅名の尼崎駅があるが、直線距離で1800m程離れている。このため、一般的には、当駅を「阪神尼崎」、JR駅を「JR尼崎」と区別することが多い。
尼崎市役所は立花駅が最寄りで、行政的な中心地はこの方面になるが、実質的な中心地は阪神尼崎駅周辺になる。駅南側には尼崎城址や桜井神社など古い町並が広がり、歴史的にも中心であることをうかがわせる。当駅周辺には尼崎市立中央図書館や尼崎市総合文化センター・アルカイックホール、尼信博物館、世界の貯金箱博物館などの文化施設も多い。大中規模商業施設の建設等も行われ再開発が進行中であり、駅そのものも上記の通り、改良工事が行われた。
[編集] 中央公園
駅北側の広場(尼崎中央公園)では、2003年と2005年、阪神タイガースリーグ制覇直前~当日にかけて移動車による特設テレビが設置され、パブリックビューイングが行われた。優勝当日は数千人規模の観衆が集まり、露店も多く出店、優勝後は鏡開きが行われるなど、お祭り騒ぎであった。
なお、この尼崎中央公園は再開発により、元々あった敷地から、北東方向に向かって伸びる空中庭園との2層構造となった。駅直結の1層目の広場、アルカイックホールや商業施設であるアマゴッタへつながる2層目にある広場ともに、週末になると市民コンサートなどの各種のイベント、フリーマーケットなど、多くの行事の会場となっている。 中央部では時期によって様々な花が植え替えられる。春には桜の花が満開に咲き誇り植えられた花と交じり合い一層華やかになる。
[編集] 南側
駅を降りて東方面には、尼崎城址や桜井神社を含む古い町並みが、西方面には国宝・重要文化財も多く含む寺町が広がっており、歴史的な側面をうかがわせる。
また、老朽家屋が密集した南地区では、2004年1月に都市計画決定を受けて、「尼崎ルネッサンス」を掲げての開発事業が行われ、さきタワーや、阪神尼崎南地区市街地再開発組合の高層建築の建設が続いている。南口正面に2005年12月東横インが開業、ビジネスマンはもちろんであるが、阪神甲子園球場にも近いことから野球観戦の利用者も多い。 また開明小学校跡地には現在校舎を改装して市の中央支所となっている。 校庭は公園として利用されており近隣住民の憩いの場となっている。 公園の北西の壁には戦時中の機銃掃射の後がのこっている。
[編集] 北側
駅北側は、西方面に尼崎中央・三和・出屋敷商店街のアーケード街が出屋敷駅近くまで延び、神田北通といった歓楽街も備えている。東方面には、2号線に沿ってアルカイックホールや商工会議所、警察署、消防署などの施設が並び、文化都市としての側面を担っている。
[編集] 発着バス路線
- 南口に発着
- 阪神尼崎駅北停留所(北口徒歩3分、国道2号沿い)
特記以外は北口発着
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 4番のりば
- 22番 尾浜経由 阪急園田行
- 5番標柱(南口)
- 70番 クリーンセンター経由 クリーンセンター第2工場 行(尼崎交通事業振興と共同運行)
- 阪神尼崎 - 五合橋筋 - クリーンセンター - 尼崎港 - クリーンセンター第2工場
- 70番 クリーンセンター経由 クリーンセンター第2工場 行(尼崎交通事業振興と共同運行)
北口から発着。方向幕には「阪神尼崎」と記載されるが正式な停留所名はただ単に「尼崎」である。
- 5番のりば(尼崎線)
- 6番のりば(尼崎線)
- 55系統 スポーツセンター前・阪急塚口・つかしん前経由 伊丹営業所前 行
- 57系統 スポーツセンター前経由 阪急塚口 行
南口から発着
[編集] 利用状況
2006年度の1日の乗降客数は40,447人で、この数字は阪神本線の中間駅の中では三宮駅、甲子園駅に次ぐ3位。
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)4月12日 阪神本線の開業と同時に尼崎駅開業。
- 1928年(昭和3年)12月28日 伝法線(現在の西大阪線)が当駅まで延伸される。
- 1963年(昭和38年)1月20日 ホームの高架化が完了。
- 1964年(昭和39年)5月20日 伝法線が西大阪線に改称。
- 2003年(平成15年)7月1日 尼崎駅施設改良工事を開始。神戸高速鉄道に駅施設を譲渡[要出典]。
- 2003年(平成15年)7月26日 尼崎~大物間立体交差工事に伴い、西大阪線の同区間が単線となる。
- 2006年(平成18年)11月12日 尼崎~大物間を立体交差へ切替。本線神戸方面と西大阪線のホームを入替、3・4番線が4・5番線に改番。
- 2007年(平成19年)3月17日 本線大阪方面新ホーム(1・2番線)、北改札口供用開始。
- 2008年(平成20年)2月2日 西大阪線新ホーム(3番線)供用開始。北改札口と西大阪線のりばが直接連絡。
[編集] 隣の駅
- 阪神電気鉄道
- 本線
- 西大阪線(全列車が各駅に停車)
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- 尼崎駅 - 大物駅
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[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
阪神電気鉄道本線 |
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梅田 - 福島 - 野田 - 淀川 - 姫島 - 千船 - 杭瀬 - 大物 - 尼崎 - 出屋敷 - 尼崎センタープール前 - 武庫川 - (武庫川信号場) - 鳴尾 - 甲子園 - 久寿川 - 今津 - 西宮 - 香櫨園 - (堀切信号場) - 打出 - 芦屋 - 深江 - 青木 - 魚崎 - 住吉 - 御影 - 石屋川 - 新在家 - 大石 - 西灘 - 岩屋 - 春日野道 - 三宮 - 元町 (>>高速神戸・須磨浦公園・姫路方面) |
阪神電気鉄道西大阪線 (2009年延伸区間開業後は阪神なんば線に改称) |
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(西宮・三宮方面<<)尼崎 - 大物 - 出来島 - 福 - 伝法 - 千鳥橋 - 西九条 建設中:西九条 - 九条 - ドーム前 - 桜川 - 大阪難波(>>鶴橋・生駒・奈良方面) |