丹古母鬼馬二
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| たんこぼ きばじ 丹古母 鬼馬二 |
|
| 本名 | 神田 満 |
|---|---|
| 生年月日 | 1950年1月4日（58歳） |
| 出生地 |  日本・広島県三原市 |
| 民族 | 日本人 |
| ジャンル | 俳優・声優 |
丹古母 鬼馬二（たんこぼ きばじ、1950年1月4日 - ）は、広島県三原市出身の日本の俳優。本名は神田 満（かんだ みつる）。現代制作舎所属。身長165cm、体重97kg。広島県立三原高校中退。現在は練馬区に在住。
目次 |
[編集] 経歴
かつては八名信夫主宰で有名な、悪役俳優集団「悪役商会」の中核メンバーとして活躍した。強烈な個性を放ち現在もドラマ・映画の他、バラエティー番組「風雲!たけし城」や石ノ森章太郎作品にも多数出演している。
[編集] 逸話
- 日本一迫力のある芸名を持つ男と言われる。名前の由来は上京して最初に入った劇団・シアター夜行館の座長・笹原茂朱が「俺の芸名、骸馬二（がい・うまじ）をやる」と言われ「馬二だけもらいます」と言い、昔すごい犬歯が生え「鬼」と言われていたことから頭に「鬼」を付けた。名字の「丹古母」は、その劇団が芝居をやった新宿3丁目の喫茶店の名前が「コボタン」だったので、引っくり返して付けた。最初はカタカナだったが、その後適当に漢字を当てた（「丹」の字は近くに伊勢丹があったから）。1回覚えてもらうと、まず忘れないので得もあるが損も多いと言う。まず、どこで切っていいか分からない。かつて岩井半四郎が「キミキミ、君の名前は何だっけな」と言うから「タンコボ・キバジです」と答えたら、「あ、じゃあ2番目の娘が正解だったな」と人の名前をクイズにしていたらしい。ハナ肇は「そんなに長い名前だと損するぞ。タンコでいい。タンコにしなさい」とよく言われ「本名だ」と嘘をつくと「そうだよなあ。こんな変わった芸名ないよな」など言われたとのこと[1]。
[編集] 出演作品
[編集] テレビドラマ
- 特捜記者 第15話（1974年）
- 白い牙 第21話（1974年）
- 斬り抜ける 第1話「不義者俊平」（1974年 ABC・松竹） - 為五郎役
- 俺たちの勲章 第18話「狂乱のロック」（1975年）
- 男たちの旅路 第1部 第3話「猟銃」（1976年）
- 風と雲と虹と（1976年） - 鮫（純友の手下）
- 華麗なる刑事 第30話「さらば英雄」（1977年）
- 大追跡 第19話「ご不要な亭主始末します」（1978年）
- 江戸の渦潮（1978年）
- 探偵物語 （1979年）
- 第7話「裏街の女」
- 第24話「ダイヤモンド・パニック」
- ぼくとマリの時間旅行（1980年）
- さすらいの甲子園（1980年）
- 特捜最前線
- 第33話「虐殺・父に捧げる挽歌」（1977年）
- 第198話「レイプ・似顔絵を描く女！」（1981年）
- 第232話「脱走・水を飲む野獣！」（1981年）
- Gメン'75
- 第321・322話「キャンピングカーに乗った鬼婆PART I・II」（1981年）
- 第332話「原宿・六本木の女を襲う男」（1981年）
- 太陽にほえろ!
- 第213話「正当防衛」（1976年）
- 第241話「脅迫」（1977年）
- 第272話「秘密」（1977年）
- 西部警察シリーズ
- PARTⅠ
- 第34話「長野行特急列車」（1980年）
- 第80話「闇に響く銃声」（1981年）
- PARTⅠ
- 噂の刑事トミーとマツ2（1982年）
- ロボット8ちゃん
- 星雲仮面マシンマン（1984年）
- ビートたけしの学問ノススメ
- 必殺シリーズ
- うちの子にかぎって2
- ザ・ハングマンシリーズ（1986年）
- セーラー服反逆同盟（1986年） - 立川事務長
- 八百八町夢日記 第2シリーズ 第1話「偽りの花嫁」（1991年、日本テレビ・ユニオン映画） - 朝吉
- 半七捕物帳レギュラー（1992年10月 - 1993年2月 日本テレビ・ユニオン映画）
- 流れ星お銀2 事件解決いたします（2001年）
- 御宿かわせみ 第二章（2004年）
- このほか2時間ドラマ多数出演
[編集] 特撮
- 1974年 電撃!! ストラダ5 第8話 - 印刷工
- 1975年 仮面ライダーストロンガー 14話 - 凶悪犯
- ※後に奇械人メカゴリラに改造された。
- 1976年 宇宙鉄人キョーダイン 28話 - 山田軍曹
- 1978年 スパイダーマン 17話 - サムソン
- 後に岩石男サムソンに改造された。
- 1984年 星雲仮面マシンマン 4話 - 大下（カッチュウ男）
- 1993年 電光超人グリッドマン 16話 - 鬼丸信三
[編集] バラエティ
- 1986年 - 1989年 風雲!たけし城-ストロング金剛、上田馬之助とともに悪魔の館に登場。しゃぐまをかぶり、紺色の衣装を着用して出演していた。
[編集] 映画
- 1972年 夜汽車の女
- 1973年 （秘）極楽紅弁天
- 1974年 砂の器
- 1977年 壇の浦夜枕合戦記
- 1977年 八甲田山
- 1977年 本番
- 1977年 野球狂の詩
- 1978年 ピンクレディーの活動大写真
- 1978年 事件
- 1978年 宇能鴻一郎の看護婦寮
- 1978年 火の鳥
- 1978年 ダイナマイトどんどん
- 1981年 ええじゃないか
- 1982年 宇能鴻一郎の人妻いじめ
- 1983年 人生劇場
- 1984年 美加マドカ 指を濡らす女
- 1985年 夜叉
- 1986年 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌
- 1990年 おあずけ
- 2002年 難波金融伝 ミナミの帝王／絆 －KIZUNA
- 2002年 十七歳
- 2004年 日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場 〜第一夜〜
[編集] Vシネマ
- くノ一忍法帖（1991年） -般若寺風伯 役
- 銀玉命！銀次郎2（1993年）
- 難波金融伝・ミナミの帝王4（1994年）
- 実録・北九州ヤクザ戦争 侠嵐（2003年）
[編集] PV
- 1996年 クルクルミラクル/篠原ともえ
[編集] 脚注
- ^ 『日経エンタテインメント!』1996年12月号、日経BP社。
