中宮崇
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中宮 崇（なかみや たかし、1970年9月6日 -）は、北海道釧路市出身、愛知県名古屋市在住のフリーライター。肩書き・自称は「プロ2ちゃんねらー」「カルトウォッチャー」「サヨクウォッチャー」「ファシスト」「右翼」など。釧路工業高等専門学校卒業後、豊橋技術科学大学卒。名古屋大学大学院経済学研究科除籍。男性。
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[編集] 経歴
朝日新聞不買運動を起こすなど、学生時代から反『朝日』、反「サヨク」を主張。自らは「普通の市民」「真の市民」を標榜するが、批判対象からは「ネット右翼」と見られることが多い。歯に衣を着せぬ左派･リベラル知識人、韓国人や在日コリアンへの批判が注目される一方で、その傾向がしばしば筆禍を招く。
1997年よりWebサイト「週刊言志人」を開設。1998年の『正論』4月号に「インターネットを仕切るサヨク・市民派の勝手放題」を寄稿した。
「プロ2ちゃんねらー」として『正論』『諸君!』などにしばしば寄稿している。
イラク日本人人質事件では、被害者を「社会不適合者に過ぎない存在」（『正論』2004年6月号）「世界への大迷惑」（『諸君!』同）など批判した。
近年は筑紫哲也と『NEWS23』への批判が多く、この番組への批判をテーマとした書籍も執筆している(あくまでも本人は毎日欠かさず視聴している熱狂的ファンであることを自称している)。
「市民派」を標榜するように、批判対象の使う用語を逆手に取り揶揄する内容が目立つ（市民活動家を「プロ市民」と呼ぶなど）。『別冊宝島 まれに見るバカ女』への寄稿「『現代の魔女狩り裁判』の罪と罰」は、女性国際戦犯法廷と松井やよりなどを批判した内容であるが、「事実誤認が多いだけでなく、死者の人権を冒涜する、女性蔑視に満ち溢れた悪辣なもの」とVAWW-NETジャパンの抗議を受けた。中宮と宝島社の井野良介はこの抗議を「（自分たちへの）出版妨害活動」「脅迫」とし、逆にVAWW-NET側を非難し、謝罪を要求した。VAWW-NET側が「事実関係について是正すべき点は、中宮氏と編集部との間で協議」を見守ることにしたため、中宮は「バカ女遁走」と「勝利宣言」した。
1990年代後半から韓国・北朝鮮や在日コリアンに関して非常に過激な発言を続けている。しかし、実際の訪韓は2006年5月が最初であり、実は海外旅行もこれが初めてであった。左翼を「ファシスト」と批判する一方、みずからを「ファシストで右翼」と称することもある。
晋遊舎が出した『反日マンガの世界』のなかで雁屋哲原作の漫画作品を「反日」漫画であるとこきおろしたが、雁屋の作家としての人格を全面否定する批判文であったため、実際には「反雁屋」に陥っており趣旨がずれていた。
また、朝日新聞やTBSなどマスコミの誤報や敵味方の「ダブルスタンダード」を執拗に批判しながら、自身はネットの不確実な情報を充分に検証しないままブログなどに記載した例や、『脱・ゴー宣裁判』での上杉聰の著作権侵害や韓国の知的所有権侵害を非難する一方で、自身は出版物やテレビ番組の画像などを引用とはいえない形で不当に無断転載した例や（たとえば「読書日記」と称するブログで出版物を無断転載している）、「絵の無断引用は違法」とする小林よしのりを支援しながら、自身は『週刊金曜日』の漫画を無断転載しているなど、知識の欠如やダブルスタンダード的な言動も多いとして、ライターとしての最低限の良識を疑う声もある。[要出典]
趣味は筑紫哲也ウォッチ、Yahoo!チャット、ウルティマオンラインなど。
[編集] 著書
- 『天晴れ！筑紫哲也NEWS23』 文藝春秋・文春新書 ISBN 4166604945
- 『嫌韓流の真実! : 場外乱闘編 : ネット報道、キテレツ写真、統計が炙り出す韓国人のリアルな生態!』（中岡龍馬、大月隆寛、野村旗守、宮島理ほかとの共著） 宝島社別冊宝島 2006年1月26日 ISBN 4-7966-5127-6
- 『反日マンガの世界』 晋遊舎ムック、ISBN 9784883806249 （唐沢俊一、宮崎理、高澤秀次、藤倉善郎、桜井誠、中岡龍馬、新藤祐樹、竹嶋渉との共著）
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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