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反日マンガの世界 - Wikipedia

反日マンガの世界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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反日マンガの世界(はんにちマンガのせかい、ISBN 9784883806249)は晋遊舎が2007年に出版した『反日』をテーマとした漫画のムック本である。

目次

[編集] 概要

この本で提唱されている「反日マンガ」とは、『偏った歴史観に基づいた反日的、反体制的なイデオロギーがにじみ出ているマンガ』のことである[1]。日本国内の作品だけではなく韓国の作品も取り上げられている。また、一般に反戦マンガと言われるような作品も定義の中に含まれている。

反日マンガを批判する啓蒙の書という位置付けとしており、編集部が作成した「反日マンガを読むための基礎知識」[2]では戦時中に「強制連行」されたとされる朝鮮人を「ただの出稼ぎ労働者」と述べたり、従軍慰安婦問題を「(「軍による強制」で働かされたという説は)現在では完全に否定され、歴史教科書からも削除された」としたり、「サヨク」(=左翼)を「劣悪な左翼思想を持つ反日主義者に対する蔑称(中略)反戦平和をお題目にし、反日・反米親中・親韓に大きく偏っているのが主な特徴。反日マンガの作者は広い意味での「サヨク」に属する者がほとんどである」と定義するなどの記述がある。また、これらの作品によって洗脳され「日本は韓国に謝罪すべきだ!」と叫んでしまう「トンデモない悪意と暴論、極論を垂れ流している」と主張」[3]しており、「日常に忍び寄る反日マンガの恐怖」と主張しているほか、韓国を「嫌日大国」と定義」[4]している。

執筆者の中には「人種差別主義者」を公言している中宮崇は、強制連行は神話であると完全否定する主張[5]をしている。また創価学会会員の石坂啓を「妄想力豊かな石坂啓はホラー漫画家に転向せよ」」[6]や『週刊金曜日と関係を持っているとして「極左」と罵倒[7]しているため、批評のトーンは2ちゃんねる(著者の中宮崇が公言)そのものである。同様なトーンで「嫌韓右派」とよばれる桜井誠も、自身が関わっている「嫌日流」批判をしている。著述内容はさもありなんである。

と学会会員である唐沢俊一は『DAWN -陽はまた昇る-』をトンデモ反日マンガの歴史的傑作として持ち上げていたり、韓国の日本人が悪役として登場する作品(日本語版未刊行の『南伐』や『北伐』、『独島戦争』など)といった、通常の反日作品も登場している。多くの著者は冷静に分析しているが、一部の著者の中には反日の題目に関係ない批判もしているため、著者自身の政治的傾向もまた垣間見えるため、著者の意図とは異なる視点から楽しむことができる「トンデモ本」といえる逸脱もある。

本書では、雁屋哲原作による複数の作品を取り上げて徹底的に批判しており、彼を『日本一の反日マンガ原作者』とこき下ろしている。代表作『美味しんぼ』に超能力者が登場したことを批判したり、登場人物のひとりである海原雄山の横暴な言動を雁屋本人の言動と同一視して批判したり、「マスターキートン絶版事件」のように真相がはっきりしない事までを全面的に雁屋に責任があるとするなど、「反日」という題目と直接関係ない事例まで批判の対象にしている。

実際、『美味しんぼ』のパロディ漫画『売国しんぼ(うりしんぼ)』や雁屋の学生時代を皮肉る内容の『野望の王国』のパロディマンガも掲載されているなど「反日作品の紹介」よりも「雁屋批判」がテーマになっている。特に『売国しんぼ』では」[8]、朝鮮東西新聞社の「究極の反日」と中華帝都日報社の「至高の反日」の対決で反日自慢をしていると揶揄する内容であり、後者は南京大虐殺南京事件)を捏造した本多勝一でダシにした人骨を食べて、審査員である反日主義者が感激する様子が描写されており、内容が過激である。

[編集] 本文執筆者

詳細は本書のプロフィールを参照のこと

  • 中宮崇 本書のプロフィールでは"プロ2ちゃんねらー"と紹介
  • 唐沢俊一 作家
  • 七尾輝一 劇画愛好家、自称"雁屋ウォッチング家"
  • 宮島理 フリーライター、IT関連の著作あり
  • 高澤秀次 文芸評論家
  • 藤倉善郎 自己啓発、カルト関連のフリーライター
  • 桜井誠
  • 中岡龍馬(自称“在韓の日本語講師”韓国人の性向を綴ったブログをやっている)
  • 新藤祐樹 韓国語翻訳家
  • 竹嶋渉(自称“在韓のジャーナリスト”プロフィールが1960年代生まれと大雑把)

多くが、そのスタンスから素性を明らかにできないペンネームの覆面作家である(例:桜井誠はリンク先参照、また中岡竜馬=中岡慎太郎坂本竜馬。更に竹嶋渉は“竹島へ渡る”の暗喩)。

[編集] 取り上げられた作品およびサブタイトルおよび執筆者

中国・韓国に謝罪せよ! 日本はこんなに悪かった

  • グルメマンガを開いてみれば......めくるめく反日思想のフルコース!(中宮)
  • 日本が中国共産党と手を組んだ!? トンデモ反日マンガの歴史的傑作!(唐沢)
  • 反日反戦思想を売名の道具にした極左漫画家・石坂啓の大問題作!

時代を映し間違えた!? 反日マンガ

  • 軍国主義化する日本の近未来を描く 七〇年代の空気を反映した青春巨編
  • これが噂の左翼版ゴーマニズム宣言 雁屋哲の幼稚な愛国精神を撃つ!
  • 特別対談「反日マンガとは何なのか?」唐沢俊一×鶴岡法斎
  • 「反日」のお花畑へようこそ! 本屋には売っていない反日マンガ
    • 各種の同人誌、パンフレット等 (宮島)

正気を疑う!? 極論マンガ大行進

  • 原爆の恐怖を描いた反戦マンガ!......でも、やっぱりどこかヘン?
  • 最後の黒幕はまさかあのお方!? 日本マンガ史上最も過激な問題作
    • 雁屋哲・シュガー佐藤『マンガ日本人と天皇』(高澤)
  • 雁屋哲・叶精作『黒鍵』(高澤)
  • 無防備地域は攻撃を受けない!? 能天気平和主義者の無防備なオツム
  • 日本一の反日マンガ原作者 雁屋哲とは一体何者なのか!?(藤倉)

反日マンガの原産国! 韓国の逆襲

  • キム・ソンモ『マンガ 嫌日流』(桜井)
  • ヤン・ビョンソル嫌日流』(中馬)
  • まだまだある! 嫌日大国・韓国のぶっとび反日マンガ大集合 (新藤)
  • 「反日」が当たり前の韓国で『嫌日流』が評価されない理由(竹嶋)

[編集] 備考

  • 唐沢俊一と鶴岡法斎との対談「反日マンガとは何なのか?」[9]では「ぶっとんでいる反日マンガはそれはそれで面白い」などという発言もあり、彼らは反日マンガを「著者の意図とは異なる視点から楽しむことができる本」として「と学会」的楽しみ方をしている(二人とも「と学会」メンバーであり、と学会では師弟関係にある[10])。なお唐沢が執筆者として参加した著作物(と学会関係以外も多数)をまとめた本人御用達詳細著作リストでは、理由は不明だが本書について記載されていない。
  • この本の中では、自費出版の同人誌政治団体のパンフレット的なものも反日マンガとして取り上げられている。特に日本国憲法第9条改正問題に関するパンフレットを自虐史観(はっきりは表現していないが「日本がつねに加害者で、アジアは常に被害者という視点なのだろう」と表現[11]している)して批判したり、中国の歴史に陶酔する作品を批判している。
  • 劣化ウラン弾問題や核実験問題を取り上げた反核問題の2004年発刊の書籍[12]に北朝鮮が取り上げていないのは、スタンスがわかりにくいと主張しているが、北朝鮮が核実験を行ったのは出版の翌年(2005年11月)であるのを見落としている不備がある。
  • 書籍全体を通して、雁屋哲に対しては強い批判が掲載されており、また『美味しんぼ』のパロディ『売国しんぼ(うりしんぼ)』や雁屋の学生時代を皮肉る内容の『野望の王国』のパロディマンガも掲載されているなど「反日作品の紹介」よりも「雁屋批判」がテーマになっている。
  • 「日本はアメリカ同盟国ではなく属国になっている」と主張しているため、一部で反米・反日的との指摘がある、『思想劇画 属国日本史 幕末編』(マンガ作品)など副島隆彦の作品群[13]や、水木しげる作の「鬼太郎のベトナム戦記」といった、アメリカ絡みの反日作品が全く登場しない。
  • 韓国の日本人が悪役で登場する「反日」漫画を取り上げているほか、本書を出した同じ晋遊舎刊の「嫌韓流」に対抗して出された2種類の「嫌日流」[14]に対する感情論むき出しの激しい反論が掲載されている。また「嫌日流」は韓国では絶対売れないと本書で断言している。
  • また『マンガ 嫌日流』の著者が靖国神社遊就館について兵器が展示されていることに批判した事に対し、桜井誠が「靖国神社の成り立ちについて基本的な理解すらない」や「兵士慰霊の趣を強くするのはあたりまえ」[15]としたり、またいわゆる合祀者に朝鮮半島出身者がいることを指摘したうえで「戦犯国家と日本を罵るならば、韓国にもその十分その資格はある」としている[16]

[編集] 引用及び注釈

  1. ^ 反日マンガの世界 8頁
  2. ^ 前掲書 46頁-47頁
  3. ^ 前掲書 8頁
  4. ^ 前掲書 8頁
  5. ^ 前掲書 12頁
  6. ^ 前掲書 44頁
  7. ^ 前掲書 434頁
  8. ^ 前掲書 49頁-60頁
  9. ^ 前掲書 69頁~75頁
  10. ^ と学会白書シリーズのプロフィールより
  11. ^ 前掲書 84頁~85頁
  12. ^ 合同出版刊「マンガ版ウラン弾 人体・環境を破壊する核兵器」2004年
  13. ^ と学会から出版された著作物で複数の作品がツッコまれている
  14. ^ ある意味便乗作品であるといえる
  15. ^ 日本国内でも同様な意見があるが、本書の執筆者のようないわゆる「大東亜戦争肯定論者」から「左翼」のレッテル貼りをされる傾向がある
  16. ^ 前掲書 134頁~135頁

[編集] 関連項目


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