ミラクルジャイアンツ童夢くん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィキポータル |
漫画作品 |
日本の漫画作品 |
漫画家 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
『ミラクルジャイアンツ童夢くん』は、石ノ森章太郎原作の、いわゆるスポ根野球漫画。テレビアニメ化されて、1989年4月2日から1990年3月25日まで、日本テレビ製作・日本テレビ系列で放映された。全49話。
子供達のプロ野球離れが話題になっていた当時、子供達の人気を呼び戻すために、子供がプロ野球選手として活躍する作品として作られた。また、1988年に完成した東京ドームのイメージキャラクターとして1989年~1991年の間、東京ドームで巨人の選手がホームランを打つと童夢くん人形が手渡されていた。作品は読売ジャイアンツとセントラル・リーグの全面バックアップを受けており、巨人のみならずセ・リーグの各球団に当時在籍していた選手や監督だけでなく、東京ドームをはじめとする各球団のフランチャイズ球場、そして、当時の巨人北海道シリーズの舞台、札幌円山球場が実名で再現され登場する。番組の終わりには巨人の選手・コーチによる野球指導の「童夢くんのジャイアンツ・いれコミ情報!」のコーナーもあった。
目次 |
[編集] 漫画版
漫画版は石ノ森章太郎を原作者とし、学研の「学習」各誌に掲載された。(初期は4~6年のみ掲載だが後に1~3年にも掲載されている)各学年ごとに複数の漫画家によって描かれており、年代に応じてメインキャラの年齢、登場人物に変化が加えられている。
- 4年の学習 小学生の登場人物が君付けで呼び合っていた
- 5年の学習 石ノ森章太郎
- 6年の学習 桜多吾作
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
プロ野球選手となるためには年齢制限があるが、優秀な才能を持つ子供達を発掘するために、年間出場回数や出場可能時刻など児童保護のための多くの限定付きながら年齢制限が撤廃された。各球団は優秀な才能を持つ子供達の発掘に努め、並み居るプロ野球選手に勝るとも劣らない子供達が球界で活躍し始めた。
[編集] 登場人物
- 新城童夢(しんじょう どうむ)
- 声 - 坂本千夏
- 伝説の名投手を父に持つ、主人公の小学生。読売巨人軍の投手。背番号1/2(最初に中畑相手に投げたとき、マウンドからバッターボックスまで1/2の距離までしか届かなかったことに由来)。4年生のときに江川卓に才能を見出され入団を要請されるが、父の死は巨人軍に酷使された末の過労死と信じていたため頑なに拒否する。母から父の死の真実を告げられ、父の願いを叶えるために巨人軍に入団。東京ドームの特性を生かした魔球が多いため、ビジターゲームで投げる事はない。9回に投げるストッパーが主な役割だったが、後に先発もこなすようになる。
- 巨人軍や他球団の選手達、多くのライバル達との勝負や触れ合いの中で、数多くの魔球を駆使して巨人軍の中心選手として成長していく。
- 漫画版では年齢が雑誌の対象年齢に応じて変化している。最後は小学生にも関わらず、魔球の浪費により肘を痛め、手術のため渡米して終了。
- 新城夢人(しんじょう ゆめと)
- 声 - 梅津秀行
- 童夢の父。元読売巨人軍の投手で、1981年に27連続奪三振・投球数81で伝説の「81球完全試合」を達成した。背番号42。童夢にも巨人軍のユニフォームを着て貰いたい願いを持つが、若くしてこの世を去る。
- 新城まゆみ
- 声 - 井上喜久子
- 後楽園に隣接する商店街にある自宅にてサンドイッチ屋「ニューキャッスル」(新城の単純な英語化)を経営している。
- 夢人の願いを叶えるべく、童夢を支援する母。何故かあまり童夢の試合を見ないが、彼女が見る時はほぼ童夢が打ち砕かれた時である。
- 新城あかね
- 声 - 久梨原れな
- 童夢の姉。15歳の中学三年生。童夢と口ではよくけんかをするが、弟思いの姉でもある。
- 江川卓
- 声 - 大滝進矢
- 元巨人の投手。童夢の才能を見抜き入団を説得する。夢人の願いを知っていたらしい。童夢が巨人入団後も、壁にぶつかるとアドバイスを与える。作中では、主に東京ドームでの試合で解説役として登場。スノーミラージュボール、レインボースパークボールの開発にも協力した。また、制作協力に江川の個人事務所「江川企画」があったからか、アニメ上の解説者は江川以外には登場しなかった。
- 中畑清
- 声 - 小形満
- 巨人の内野手。背番号24。兄貴分として童夢を指導する。実在の人物どおり、チームのムードメーカーとして描かれた。魔球3号「サンダーバキュームボール」は彼のアドバイスから生まれた。
- 原辰徳
- 声 - 星野充昭
- 巨人の内野手。背番号8。中畑と同じく、童夢の兄貴分として登場。現・巨人監督。
- 中尾孝義、山倉和博、有田修三
- 声 - 桜井敏治(中尾)、鈴木清信(山倉)、秋元羊介(有田)
- 巨人の捕手達。背番号は中尾が22・山倉が15・有田が9。童夢の開発した250km/h超の剛速球「サンダーバキュームボール」は速過ぎて捕手に大ダメージを与えることが分かり、一時童夢は魔球封印も考えたが、プロの捕手の誇りをかけて捕球すべく特訓を重ね、捕球できるようになる。
- 藤田元司
- 声 - 稲葉実
- 巨人の監督。背番号73。童夢を子供扱いせず、チームプレーの大切さを熱心に指導する。童夢の父をよく知っている。
- 関根潤三
- ヤクルトの監督。背番号73。「スノーミラージュボール」は反則投球だとして審判団に執拗に抗議する。もとより抗議が通るとは思っておらず、童夢のペースを乱そうとしたもので、老獪な一面を見せた。
- 長嶋一茂
- ヤクルトの打者。背番号3。「ミスタージャイアンツ」長嶋茂雄の実子。童夢の消える魔球「スノーミラージュボール」で討ち取られる(第5話)。
- 星野仙一
- 声 - 大塚明夫
- 中日の監督。背番号77。童夢の才能を見抜き「スノーミラージュボール」はペナントレースの脅威になるとして、あらゆる手を尽くして魔球の解明に努力する。
- 落合博満
- 声 - 沢木郁也
- 中日の強打者。背番号6。星野監督からの魔球解明情報を受け取らず、自ら童夢の消える魔球「スノーミラージュボール」の謎を解き打ち砕く(第9話)。実在選手としては唯一魔球を打倒した。漫画版ではブーメランボールをも撃破している。スペシャル版でもライバルとして立ちはだかりハイパー・スピン・ブラックホール・ボールを屠った。実在プロ選手中では最強扱いとなっている。なお夫人の落合信子も作中に登場する。現・中日監督。
- 山本浩二
- 声 - 沢木郁也(2役)
- 広島の監督。背番号88。アンディの正体を訝しくも思いながらも温かく見守っていた。アンディ離脱後、巨人との優勝争いを前に「優勝請負人」カルロスを招聘。彼の野球に対する態度を好ましく思っていないが、ペナントレースを戦い抜くためには必要だとして目をつぶる。
- 達川光男
- 声 - 梅津秀行
- 広島のキャッチャー。主にメロディの女房役として出演。
- 村山実
- 阪神の監督。サンダーバキュームボールを見て選手たちに「今度のボールは消えもいなければ、別れもせん。当たればスタンド入りや!!」と言ったが阪神打線には打てなかった。
- 通天閣虎夫
- 声 - 太田淑子
- 大財閥の御曹司。阪神の小学生選手、背番号007。童夢に続く小学生プロ野球選手としてデビュー。当初の目標は打率10割。落合博満も打てなかった童夢の魔球「レインボースパークボール」打倒に執念を燃やし、童夢の学校に転校してきたこともあったが結局勝つ事が出来なかった。引退後は、財閥の総帥として帝王学を学ぶため米国留学した(第17話)。スペシャル版では行方不明の童夢の居場所を探し出し、彼を球場まで送り届けるのに一役買っている。漫画版ではスノーミラージュボールをあっさりカットするが童夢が新たに開発したブーメランボールの餌食になり、それ以降は童夢打倒に執念を燃やし続けた。
- アンディ(メロディ・パトリシア・ノーマン)
- 声 - 佐久間レイ
- 広島(漫画版では中日の場合もあった)の小学生選手、背番号101。打者の心を幻惑する「メロディボール」と呼ばれる魔球を投げる投手であるとともに「リズム打法」により打撃も好調。女性であることが判明した試合で球界追放の危機に立たされるが、才能を惜しむファンの声が高まった事でコミッショナー裁定により初出場から正体がばれた試合まで特例が認められた。童夢との対決に敗れた後はピアニストになる夢を実現するためウイーンへ去る(第25話)。童夢とは相思相愛の仲。(漫画版では友達止まりでデート等はしていない)童夢は「レインボースパークボール」を初めて打った彼女の為に封印していたが、彼女のアドバイスを受けて改良が加えられ再び使用するようになる(しかしドードに一瞬で屠られた)。再来日した時にカルロスに敗れて彼女に甘えようとした童夢を突き放した事で彼に立ち直らせるきっかけを与えた。スペシャル版で童夢にキスをしている。
- ドード
- 声 - 安西正弘
- 相撲取りになるため来日したが、童夢と対戦する為に相撲部屋を抜け出して大洋に入団。(漫画版では広島)瞬く間に強打者としての才能を発揮する。背番号9999。メロディのアドバイスを受けて童夢が完成させた「ニューレインボースパークボール」を簡単に打ち砕く(第29話)。250km/h超の剛速球「サンダーバキュームボール」に敗れ猛特訓を積んで再び童夢に挑戦するが特製バットを砕かれ敗れる(第37話)。童夢に敗れた後は相撲取りとしての夢を叶えるために球界を去った。後にカルロスに敗れて落ち込んでいた童夢を励ました。
- カルロス
- 声 - 速水奨
- 広島の打者、背番号101。メロディ退団後に登場。童夢スペシャル1号、2号を打撃で真似てエラーを誘う「魔打法」の使い手。打者としてのパワーは感じられないが「悪魔的な」何かを持ち、対戦した投手を破滅に追い込む。童夢の魔球が唯一通用しなかったライバルでもある。最後は魔球を出しつくした童夢が最後に投げた父譲りのナックルとチームメイトの連携の前に敗れた。童夢の父夢人とは過去に因縁があったらしい。アニメ版ではカルメンの音楽にのせて登場していた。アニメオリジナルキャラ。
- アナウンサー
- 声 - 作間功
- 試合中継を実況するアナウンサー。侍ジャイアンツに登場するアナウンサーと容姿が酷似しており声優も同一である。
- 藤谷学(ふじたに まなぶ)
- 声 - アニメには登場せず
- 漫画版のみの登場。童夢の学校に転校してきた転校生。後に巨人に入団し童夢の良き女房役として数々の特訓で友情を育む。しかし数年後バッティングセンスを買われ横浜へ移籍。しばらくの間は絶縁状態になるが、後に和解した。童夢の魔球、コズミックサイコボールを槍投げ打法で攻略し、更に最後の魔球、「宇宙遊泳」を打ち砕いた。
[編集] 登場する球場
[編集] 登場する魔球
[編集] 新城童夢
これらの魔球はそれぞれ童夢スペシャル○号と呼ばれた。アニメ版ではストレート系が中心だが漫画版は変化球系が中心になっている。
- スノーミラージュボール
- ナックルを浮き上がらせて打者の目の錯覚を誘う魔球。落合に見破られて撃破された。漫画版では2号扱いの物も。こちらではメロディに打たれている。
- レインボースパークボール
- 数多くのライバルを悩ませた分身魔球。当初は7つの分身だったが、メロディに打たれた後に彼女のアドバイスにより改良が加えられ倍の数に強化されたがドードには通用せず一瞬で粉砕された。
- サンダ-バキュームボール
- 現実ではまず不可能な速度を誇る超剛速球。二度ドードを撃破し引退に追い込み、一般のプロ相手にも無敵を誇ったがカルロスの魔打法の前に敗れた。最初はあまりの破壊力に捕球可能な捕手が存在しなかった程。この3号よりドームの力を一切利用しない魔球となる。
- ハイパースピンブラックホールボール
- ボールに強烈な回転を与える事で小型のブラックホールを発生させボールに凄まじい球威を与え、更にブラックホールの吸引力でバッターに強制的にバットを振らせて凡打に打ち取る魔球。カルロスを撃破する為に生み出した魔球だったがカルロスには僅か2球で見破られて通用しなかった。カルロスとの戦いの後にも使用され続けて長期間童夢の魔球として君臨し続けたが他球団に研究された結果バントに弱い弱点を露呈し、慢心して球威が落ちた所を落合に屠られた。
- イリュージョンスペースワープボール
- ボールの強烈な回転で蜃気楼を生み出し3段階に分けてタイミングを外す事の出来る魔球。夏のよく晴れた昼頃のみに使用可能。落合との対決に使用された。
一部漫画版のみに登場する魔球
- ブーメランボール
- 童夢スペシャル2号扱い。作品によってはスノーミラージュボールが2号扱いでこちらが1号の物もある。最初は投げ方に問題があった為盗塁に弱いという弱点を持っていた。レインボースパークボール以降は番号がずれ、アニメ版とは違う変化球を駆使するようになった物もある。改良後は盗塁を阻止する等の応用にも使えた為数多くのライバルを悩ませた。
- フォークボール
- 一般のフォークと同じでスペシャルには入っていない。まだ子供で指が小さい童夢には酷で指の怪我と引き換えの取得だった(アニメ版ではレインボースパークボール取得の為に特訓を重ね取得した)。ちなみに童夢は練習時にスライダー等一般の変化球を投げた事があり、ただの魔球使いでは無い事が解る。
- ライジングシャインボール
- ホームベース付近から一気に上昇する魔球。横浜の外人選手に打破されてからは一般のプロにも打たれている。投げる為には驚異的な手の力が必要。一時期投げる時に癖があった為見破られた後にスランプに陥った。
- コズミックサイコボール
- 途中で止ったように見え、打者にバットを振らせる事を狙う魔球。槍投げ打法の前に散った。一時期魔球を投げる際に癖があった為スランプに陥った事もある。
- 宇宙遊泳
- 30秒以上も空中で静止し続けてから木の葉のように落下して打者の集中力をかき乱す魔球。フルスイングでは絶対打つことが不可能。肘を故障しつつも投げた球を最後に打たれて手術を受ける為渡米する事になった。
なお、ライジングシャインボール、コズミックサイコボール、宇宙遊泳は全ての球場で使用可能であった。
[編集] その他
- メロディーボール(メロディ、アニメ版では当初アンディ名義)
- 打者の心の中に魅惑的な音楽を湧き上がらせ、打者の幻惑を誘う魔球。曲のリズムに応じて球筋が変化する。滅多に打たれる事は無くほぼ無敵を誇ったが童夢に打ち砕かれた。(童夢が音痴で、曲のメロディに惑わされなかったため)
[編集] エピソード
- 童夢の魔球は、東京ドームの特質を利用したものだったが、アニメ版では3号漫画版では4号以降、利用しなくなる。
- 星飛雄馬の消える魔球「大リーグボール2号」は「魔送球」(特殊なカーブ、星一徹が開発)を縦に変化させて土埃の中にボールを隠すものであったが、童夢の消える魔球「スノーミラージュボール」はナックルにより縦に落ちたボールを東京ドームの通風により浮き上がらせ打者の目の錯覚を誘うものであった。
- メロディは水原勇気と同じく左アンダースローの女性投手であり、特徴のある球を投げるのであればプロで通用するのでは、との点で一致する(なお実際に大成している例をみれば竹本恵や清川栄治が挙げられる)。
- 主人公が巨人軍に反感を持っている点では、侍ジャイアンツと共通するものがある。
- 捕手山倉和博のリードにより、童夢に初登板の初球をバックネットに暴投させた(第4話)。これは、堀内恒夫の初登板の際のエピソードを元にしたものと思われる。
- 1989年の現実のペナントレースの状況が作品に反映されつつ放映回数を重ねていった。この年の後半にリハビリから復帰した吉村禎章の姿も描かれ、早々に引退を考えた童夢に再び闘志を燃え上がらせた(第46話)。なおこの年は、ジャイアンツは日本シリーズで近鉄バファローズ(当時)と戦い日本一になったが当作品ではそのことは一切触れられていない。
- 新城夢人の背番号「42」は、現実の巨人では、1968年の新浦壽夫投手の後、1997年にロッテから移籍したエリック・ヒルマン投手が付けるまでの間空き番となっていた(途中、ベイラー臨時コーチがキャンプ期間中のみつけていたことがある)。
- メロディとカルロスの背番号「101」は、現実の広島では、現役選手の背番号が「00・0~99」に限定される以前の1992年にはドミニカ共和国に同球団が開設した「広島東洋カープ・アカデミー・オブ・ベースボール」(通称カープアカデミー)から来日して一時支配下登録されたアンヘル・バウチスター投手が、また、1996年には前年にダイエーで現役を引退した直後だった矢野未乗投手コーチが付けていた。2007年現在は、山下直明打撃投手の背番号となっている。
- 1989年の巨人優勝直前には、スペシャル番組が制作され、週末午後に放映されたが、広島テレビ放送では、同年7月に同局制作、日本テレビ系列で放送した「広島平和音楽祭」の再放送に差し替え、優勝決定後の遅れ放送となった。ローカルセールス枠だった事や、広島東洋カープの本拠地という地域性も考慮したものと考えられるが、理由の詳細は不明。
- CSなどで再放送されない作品の一つ。現在は閉鎖されている渡部高志のサイトに洪水のためぎゃろっぷの倉庫にあったマスターテープが水没したとの記述があり、それが理由とも言われている。
- 1イニング中に選手・監督が何度もマウンドに集まる(本来は、監督およびコーチが1イニングに二回以上ラインをまたいだ時は、必ず投手交代をしなければならない)など、ルールに従っていない表現が多々見られる。
- 石ノ森章太郎自身の別の漫画で、桃太郎がキビ団子を投げる際にレインボースパークボールのように宙返りで投げ団子が7つに分裂するパロディがあった。(一部の漫画版ではそれをネタに宙返りしてレインボースパークボールを投げている。)
- 現実の落合夫人(信子夫人)は姉さん女房だが、本作に登場する落合夫人(セリフあり)は落合と同じか若く見える。
- ドードが横浜スタジアムでホームランを打ち、その打球がマリンタワーの展望台の窓ガラスを破る描写があるが、実際にその方角に打つとファールになってしまう。
以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 原作:石ノ森章太郎
- 原作協力:企画室パラス
- 連載:1年のがくしゅう~6年の学習
- 企画:務台猛雄(NTV)、嶋村一夫(読売広告社)、倉田幸雄(学研)
- プロデューサー:武井英彦(NTV)、木村京太郎(読売広告社)、金子泰生(学研)
- アシスタントプロデューサー:福与雅子(NTV)、三俣晴一郎(学研)、木村健吾(スタジオぎゃろっぷ)
- 監督:渡部高志
- キャラクターデザイン・総作画監督:辻初樹
- シリーズ構成:山崎春哉
- 美術監督:小林七郎
- 撮影監督:枝光弘明
- 録音監督:加藤敏
- 音楽:近藤浩章
- 録音製作:東北新社
- タイトル:マキ・プロ
- 現像:IMAGICA
- アニメーション制作:スタジオぎゃろっぷ
- 制作協力:東京読売巨人軍、中日ドラゴンズ、広島東洋カープ、大洋球団、ヤクルト球団、阪神タイガース、後楽園スタヂアム、江川企画、日本テレビビデオ
- 企画・制作:日本テレビ
- 製作:読売広告社、学研
[編集] 主題歌
- OP『ボクらの夢によろしく』
- ED『やさしくされた、あの気持ち』
(作詞:平出よしかつ/作曲:多々納好夫/編曲:鷺巣詩郎/歌:CHA-CHA)
[編集] サブタイトル
- ジャイアンツなんか 大きらいだ!
- 中畑ビックリ!? 消える魔球
- 開幕戦は オレにまかせろ!
- 絶好調! 童夢スペシャル
- 動く星野監督 魔球をさぐれ!
- 初対決!勝負だ落合!
- やったぜ!六連続三振!
- 落合、魔球打倒宣言
- 対決!落合対童夢
- うそだ! オレの魔球が破れた!?
- 天才打者、虎雄登場!
- あみだせ新魔球!
- 七色の魔球完成!?
- 七色の閃光! 見たか新魔球!
- 激突!童夢対虎雄
- 虎雄のスパイ大作戦!?
- いくぞ虎雄 真剣勝負だ
- 謎のライバル アンディの挑戦!
- 守るぞ!オレのメロディ
- アンディ覚悟! 勝負はもらった!
- いくぜ日米魔球対決!
- アンディ決意のマウンド
- 魂をかけた大決戦!
- 燃えあがれ! オレたちのグラウンド!
- さようならメロディ
- 怪力少年 衝撃のデビュー!
- 怪童ドードの挑戦!
- よみがえれ七色の魔球!
- 完敗!恐るべきドード
- できた!?驚異の超魔球!
- 炸裂!嵐を呼ぶ魔球!
- 先発!めざせ勝利投手!
- 特訓!打倒ドード
- 砕け! F1打法
- まさかの敗戦投手!?
- 宿敵ドードの秘密兵器
- さらば宿命のライバル!
- 華麗なる挑戦者 カルロス登場!
- 魔打法の謎を追え!
- ジャイアンツの危機を救え!
- 危うし!狙われた童夢
- 特訓開始! 打ち取れ魔打法
- 盗まれた魔球!
- 夢人対カルロス かくされた真実!
- 童夢、引退宣言!?
- 立ち上がれ!再びマウンドへ
- 究極の魔球誕生!?
- これだ!友情の新魔球
- 輝け!栄光の巨人軍(ジャイアンツ)
- スペシャル めざせV2!うなれ友情の新魔球!!
[編集] 関連項目
リトル巨人くん:同じく小学生投手が巨人軍に入団し活躍する漫画
[編集] 注釈
日本テレビ 日曜10:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
電脳警察サイバーコップ
※水曜17:00枠へ移動 |
ミラクルジャイアンツ童夢くん
|
スポーツジョッキー 中畑クンと徳光クン
※10:00~10:55 |