マリオパーティ
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注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
ジャンル | パーティゲーム |
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対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | ハドソン シーエイプロダクション |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1 - 4人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1998年12月18日 1999年2月8日 1999年3月9日 |
価格 | 5,800円(税別) |
マリオパーティ(MARIO PARTY)は、任天堂が1998年12月18日にNINTENDO64用に発売したゲームソフトで、ミニゲームコレクションである。価格は税込6,090円。発売は任天堂が担当するが、開発はハドソンとシーエイプロダクションが担当している。略称は「マリパ」である。
目次 |
[編集] 概要
すべてのマリオパーティシリーズに共通している下記のルールが実装されたマリオパーティシリーズの第1弾となる製品である。
- 特定のマス目に停止すればそれぞれのイベントが発生する
- 停止したマス目の色による変動型のゲームが発生する
- マップ上にテレサ等のイベント要素がある(但し、テレサやノコノコはオプションやステージの状況等により有効/無効に設定できる(後述))
- 貯まったコインでスターと交換など
ただし、「移動中にアイテムを購入する」「移動する前にアイテムを使用する」と言ったアイテム使用に関する概念はまだ無かった(キノコショップで売っている物をボードマップ内で集めたコインで買うという方式)。その他、道中でクッパと遭遇するとクッパイベントが発生したり、スタート地点にノコノコがいて通過時にコインが貰えると言った、初代版だけの機能もある。他に課題をクリアしながらゴールを目指す1人用ゲーム「ミニゲームアイランド」やスター獲得の概念を持たずにひたすらミニゲームで戦っていく「ミニゲームスタジアム」もある。
[編集] ストーリー
「誰が1番のスーパースターか」を決めるためにキノコ村を舞台に8つのマップで戦う。
[編集] キャラクター
[編集] プレイヤー
[編集] 司会・進行
- キノピオ
- キノコ村の案内、ボードゲームの設定、スターとコインの交換、ミニゲームの説明など、様々な場面で登場する。
- ノコノコ
- 各マップのガイド役として登場する。ただし、「えいえんのスター」では、クッパに飛ばされてしまうので登場しない。が、結果発表時にはなぜか何事もなかったかのように定位置にいる。
- テレサ
- ボードマップ中に登場し、他のプレイヤーからコインやスターを奪ってきてくれる。スターは50コインで奪ってきてくれるが、今作のみコインは無料で奪ってきてくれる(マリオパーティ2からは5コイン必要)。
- クッパ
- ボードマップ中や、クッパマスに止まったときに登場し、マリオ達の邪魔をしてくる。
- ミニクッパ
- クッパの分身。「えいえんのスター」で登場し、スターの交換などをしてくれる。
- キノバーグ
- 頭部が赤色で、白色の斑点が付いているおばあさんのキノピオ。ミニゲームハウスにいて、ミニゲームを売ってくれる。
- キノスター
- 頭部が黄土色で若干太り気味のキノピオで、斑点の変わりにスターの模様が付いているものとコインの模様が付いているものの2人がいる。2人ともキノコバンクにいて、キノコショップで購入したアイテムと、ボードゲームで集めたスター・コインを保管している。
- キノルド
- 頭部が緑色で、白色の斑点が付いているキノピオ。オプションハウスにいて、セーブデータを消去してくれる。
- バッタン
- 「ドンキーのジャングルアドベンチャー」で登場し、分岐点の道をふさぐ。
- クリボー
- 「ピーチのバースデーケーキ」で登場し、コインを払うと種を植えてくれる。
- パックンフラワー
- 「ピーチのバースデーケーキ」でイチゴとして登場する。
- ドッスン
- 「ヨッシーのトロピカルアイランド」で登場し、橋をふさぐ。
- プクプク
- 「ヨッシーのトロピカルアイランド」で登場し、キノピオとクッパの位置を入れ換える。
- ボムへい
- 「ワリオのバトルキャニオン」で登場し、赤と黒の勢に分かれて戦争をしている。
- プロペラヘイホー
- 「ワリオのバトルキャニオン」で登場し、クッパのいるエリアまで連れて行ってくれる。
- ピスドン
- 「ルイージのエンジンルーム」で登場し、20コインで壁の開閉状態を入れ替えてもらえる。数少ないオリジナルキャラクター。
- ヒューヒュー
- 「マリオのレインボーキャッスル」で城付近に登場する。
- ジュゲム
- 「マリオのレインボーキャッスル」で登場し、スタート地点まで運んでくれる。
- ズター
- 「マリオのレインボーキャッスル」で、スターの偽物としてクッパから40コインで押し売りされる。
[編集] その他
- バッタブロック
- 4人用ミニゲーム「ブロックやまくずし」で登場する箱のキャラクター。壊そうとすると飛び跳ねる。
- かいぞくヘイホー
- 4人用ミニゲーム「はたあげヘイホー」で登場する。
- トゲロー
- 4人用ミニゲーム「キー!KEY!キープ!」で登場する。
- ガスボステレサ
- 4人用ミニゲーム「てらせ!テレサのやかた」で登場する巨大なガス状のテレサ。コースの後ろから襲ってくる。
- ボブル
- 4人用ミニゲーム「なわなわピョンピョン」で登場する。
- ハンマーブロス
- 4人用ミニゲーム「ぎぶみーハンマーブロス」で登場する。
- ヤリホー
- 1vs3ミニゲーム「マリオボート」で登場する。
[編集] アイテム
この作品だけ、キノコ村のキノコショップで売っている物をボードゲームで集めたコインで購入するという方式である。購入したアイテムは一部を除き、自動的にキノコバンクに保管される。また、キノコ村やその建物内でSTARTボタンを押すと、購入したアイテムの一覧が確認できる(キノコバンクにしまわれているものは黒字、ボードマップで使用中のものは手のアイコンが付く)。
一部のアイテムは、ある条件をクリアしないと購入できない。
[編集] ボードゲーム用
ボードゲーム中に効果が出る。キノコバンクで、ボードゲームに各アイテムを持ち出すか持ち出さないかを設定できる。
- プラスブロック - 200コイン
- 青色のサイコロブロック。最初から購入可能。設定を使うにすると、サイコロを叩く時に稀に出現し、出た目と同じ数のコインがもらえる。
- マイナスブロック - 100コイン
- 赤色のサイコロブロック。最初から購入可能。設定を使うにすると、サイコロを叩く時に稀に出現し、出た目と同じ数のコインが取られる。
- スピードブロック - 200コイン
- 緑色のサイコロブロック。最初から購入可能。設定を使うにすると、サイコロを叩く時に稀に出現し、8~10しか出ないサイコロブロックを1回叩ける。
- スローブロック - 100コイン
- 黄色のサイコロブロック。最初から購入可能。設定を使うにすると、サイコロを叩く時に稀に出現し、1~3しか出ないサイコロブロックを1回叩ける。
- ワープブロック - 200コイン
- 各面に「?」と書かれた虹色のブロック。最初から購入可能。設定を使うにすると、サイコロを叩く時に稀に出現し、他のキャラクターと場所が入れ替わる。入れ替わった後は行動できない。
- よびだしブロック - 200コイン
- 各面に「?」と書かれた茶色いブロック。最初から購入可能。マスに止まった後に稀に出現し、テレサ、ノコノコ、クッパのいずれかがランダムで現れる。
- ノコノコいらず - 500コイン
- 全てのマップをクリアすると購入できるようになる。
- 設定を使うにすると、マップにノコノコが現れなくなり、マリオパーティ2以降のルールとほぼ同じ互換性が再現できる。。ただし、「えいえんのスター」では元々出てこないので効果はない。
- テレサいらず - 500コイン
- 全てのマップをクリアすると購入できるようになる。
- 設定を使うにすると、マップにテレサが現れなくなる。ただし、「ピーチのバースデーケーキ」では元々出てこないので効果はない。
[編集] その他
- ぜんまいヘイホー - 100コイン
- 最初から購入可能。ミニゲームハウスに置かれて、10秒間の3Dスティックの回転数を測ることができる。なお、任天堂公式記録は68回転。
- レコード - 50コイン
- 最初から購入可能。オプションハウスに置かれて、ゲームに使われるBGMを試聴することができる。
- ものまねオウム - 50コイン
- 最初から購入可能。オプションハウスに置かれて、ゲームに使われる効果音をランダムで試聴することができる。
- ラッキーボックス - 400コイン
- 最初から購入可能。もらえるコインの枚数が10%分多くなる。
- カジノボックス - 300コイン
- 最初から購入可能。ルーレットでもらえるコインの枚数が2倍、そのまま、半分のいずれかになる。
※貯金箱は、コインボックス、ラッキーボックス、カジノボックスのいずれか1つしか設定できない。
- ゲームカプセル - 300コイン
- ミニゲームを30個以上購入すると購入できるようになる。
- 未購入のミニゲームをランダムで取得することができる。
- マグママウンテン - 980コイン
- 6つのマップをクリアすると購入できるようになる。
- 隠しマップの「クッパのマグママウンテン」がプレイできるようになる。
- スタッフロール - 100コイン
- 全てのマップをクリアすると、購入できるようになる。
- スタッフロールが見られるようになる。
[編集] ボードゲーム
キノコ村のワープドカンからプレイすることができる。ワープドカン内で、参加人数・プレイヤー・コンピュータの強さ・ボードマップ・ターン数を設定する。ボードマップに着くと、ノコノコからガイドを受けて、サイコロブロックを叩き、出た数の大きい順で順番を決める。その後、ノコノコから10コインをもらい、スターの位置を確認してから、ゲームが始まる。
4人が順番に1~10の目が出るサイコロブロックを叩き、止まったマスでそれぞれのイベントが発生する。サイコロブロックを叩く前に、Bボタンで拡大マップ、Rボタンでマップ全体を確認することができる。4人全員の移動が終わると、ミニゲームが始まる。ミニゲームの種類は、プレイヤーパネルの色(止まったマスの色)によって決まり、?マスに止まった場合はランダムで青か赤かになる。また、この作品では「サイコロブロック」はゲーム上で「ルーレット」と呼ばれることがある。
この4人が移動して、ミニゲームが終了するまでの流れを1ターンとし、設定したターン数だけ続く。
そして、残り5ターンになると途中経過をノコノコが発表し、ルールが追加される。その内容は次の通り。
- 青マス・赤マスのコインの増減が2倍になる。
- ノコノコからもらえるボーナスコインが2倍になる。
そして、設定したターン数が全て終了すると、3つの賞が発表され、各賞に受賞するとスターを1個もらえる。
- ゲームスター
- ミニゲームでコインを一番多く稼いだプレイヤー。
- コインスター
- コインを一番多く持っていた時のコイン数が、一番多いプレイヤー。
- ハプニングスター
- ?マスに一番多く止まったプレイヤー。
そして最後に、1位のキャラクターが発表され、スーパースターが決定する。
最終結果の画面でSTARTボタンを押すと、各キャラクターのスター数、コイン数、ミニゲームのコイン獲得数、最大コイン所持数、各マスの止まった回数などの詳細情報が見られる。 その後、貯金箱にスター、コインが集計される。ただし、コンピュータが集めたものは集計されない。
[編集] マス
- 青マス
- 3コインもらえる青いマス。各マップで一番多く存在する。
- 赤マス
- 3コイン取られる赤いマス。
- ミニゲームマス(ミニゲーム青マス)
- 1人用ミニゲームが発生する。
- !マス(!青マス)
- チャンスゲームが発生する。
- ?マス
- ボードマップごとに色々なイベントが発生する。
- クッパマス(クッパ赤マス)
- クッパが出現し、イベントが発生する。コインを1枚以上持っている場合は次のどれかのイベントが起こる。
- クッパへコインわたし
- クッパにコインを奪われてしまう。奪われるコイン数はそのときのターン数によって次のように決まっている。
- 1~5ターン目:10コイン、6~15ターン目:20コイン、16~30ターン目:30コイン、31~45ターン目:40コイン、46~50ターン目:50コイン
- クッパのチャンスタイム
- チャンスゲームをプレイすることになる。ただし、右側のブロックが固定されていて、誰かがクッパにコインを払うようになっている。
- クッパかくめい
- 4人全員の持っているコインを全て集め、平均化されてしまう。
- クッパのきもち
- クッパマスに止まったプレイヤーが1人側になって、1vs3ミニゲーム「クッパのきもち」をプレイする。しかし、1人側から出たコインをクッパが奪い、3人側は出たコインを取ることはできない。また、1人側がミニゲームでコインを全く奪われなかった場合でも、クッパはそのプレイヤーからコインを奪う。
- クッパひゃくめんそう
- 4人用ミニゲーム「クッパひゃくめんそう」をプレイし、90点以下のプレイヤー全員からコインを奪う。奪うコイン数は「クッパへコインわたし」の枚数と同じ。ただし、全員が90点以上となった場合は、クッパマスに止まったプレイヤーからコインが奪われる。
- クッパのつなひき
- クッパマスに止まったプレイヤーが1人側になって、1vs3ミニゲーム「つなひきデンジャラス」をプレイし、負けたプレイヤーからコインを奪う。奪うコイン数は「クッパへコインわたし」の枚数と同じ。
- クッパふうせん
- 4人用ミニゲーム「クッパふうせん」をプレイし、負けたプレイヤー3人からコインを奪う。奪うコイン数は「クッパへコインわたし」の枚数と同じ。
- 100スタープレゼント
- 1000コインあげる
- スターつかみどり
- 極稀にこれがなる事があるがこれになった場合クッパは無言で逃げてしまう。
- ただし、コインを全く持っていないがスターを持っている場合は、強制的にスターを10コインに両替させられてしまう。また、スター、コインを全く持っていない場合は、20コインもらえる。
- キノコマス(キノコ青マス)
- ルーレットが現れ、「キノコ」が出ると、サイコロブロックが現れ、もう1回進むことができる。ただし、「毒キノコ」が出た場合、1回休みとなる。
[編集] ボードマップ
ボードマップは全てで8種類あるが、「クッパのマグママウンテン」と「えいえんのスター」は、ある条件をクリアしないと使用できない。
[編集] ドンキーのジャングルアドベンチャー
- ジャングル遺跡の秘宝を手に入れるのが目的。
- このボードマップには、分岐点が5か所あり、そのうちの3か所の分岐点では、バッタンがどちらかの道をふさいでいる。ふさいでいない道を通った場合、通った道をふさぐ。ふさいでいる道を通りたい場合は、10コイン支払わないと通してもらえない。また、残りの2か所の分岐点では、20コイン以上持っていないと開かないとびらがある。
- ?マスに止まると、マップの右側から岩が転がり、マップ中央で岩山にぶつかり、下の方向へ転がっていく。岩の転がるルート上にいるプレイヤーは、マップの下側まで強制的に移動させられてしまう。ただし、ルート上に誰もいない場合は何も起こらない。
- このボードマップだけ、テレサが2匹いる。また、最短18マスでマップを周回することができ、ノコノコからコインをもらうことができるので、コインを稼ぎやすい。
- クッパに出会った場合、何の価値もない「金メッキのクッパ像」を10コインで買わされてしまう。コインが足りない場合は全て取られる。ただし、クッパがいる道は、キノピオがいる時だけ通る必要のある道で、普段は出会うことはない。
- エンディングでは、マップ左上にある遺跡をスターが見つけて、遺跡が開いて秘宝「黄金のバナナ」が手に入る。最下位のプレイヤーは罰として岩に追いかけられる。
[編集] ピーチのバースデーケーキ
- 大きなケーキにデコレーションをするのが目的。
- このマップでは、分岐点は1か所しかない。また、分岐点の直後にいるキノピオは、スターを交換しても場所を移動しない。また、このマップにはテレサは登場しない。
- コース途中の唯一の分岐点でクリボーに出会い、10コインを払って「フラワーくじ」を引くことになる。1/4の確率でアタリが出て、クッパのいるプリンのケーキを一周するはめになる。ハズレ(確率3/4)が出れば、キノピオのいる方へ行ける。また、プリンのケーキから帰って来たときも、もう一度「フラワーくじ」を引かなければならない。
- ?マスに止まるとクリボーが出現し、30コイン支払うとパックンフラワー(イチゴ)を植えてもらえる。そして、そのマスに他のプレイヤーが止まると、パックンフラワーがスターを奪って自分のものにできる。ただし、30コイン以上持っていなかった場合は何も起こらない。
- クッパに出会った場合、食べられない「クッパケーキ」を20コインで買わされてしまう。足りない場合は全て取られる。
- エンディングではケーキにろうそくが追加され、立派な誕生日ケーキとなる。最下位のプレイヤーは罰としてパックンフラワーに噛み付かれる。
[編集] ヨッシーのトロピカルアイランド
- 渦潮で引き裂かれた恋人同士のヨッシーを助けるのが目的。
- ステージが右側のスイカの島と、左側のメロンの島に分かれている。左側の島にキノピオとノコノコ、右側の島にクッパとテレサがいる。
- ただし、?マスに止まると、プクプクがキノピオとクッパの位置を入れ替えてしまう。そのため、どちらに会えるのかを予想することは難しい。
- 島を行き来するには橋を渡る必要がある。ただし、ドッスンが橋をふさいでいて、コインを払わないと通してもらえない。払うコイン数は、前のプレイヤーが払ったコイン数より多い枚数で、段々と値上がっていく。
- クッパに出会った場合、絶対に割れる「クッパ浮き輪」を30コインで買わされてしまう。足りない場合は全て取られる。
- エンディングでは渦潮が消滅し、スターの橋ができて、ヨッシーのカップルは再び一緒になる。最下位のプレイヤーは罰としてプクプクに食べられてしまう。
[編集] ワリオのバトルキャニオン
- 赤ボムへい対黒ボムへいの戦争を止めるのが目的。
- マップが5つのエリア(陣地)に分けられていて、ノコノコは左下、テレサは左上、プロペラヘイホーは右上、クッパは中央のエリアにいる。各エリア(クッパのエリアを除く)にいるボム兵に会うと、大砲の玉として敵の陣地へ飛ばされる。落下地点はルーレットで決まる。各エリアは左下、右下、左上、右上のエリアの順に移動していく。
- クッパがいる中央のエリアだけは大砲では行けないが、プロペラヘイホーに10コインを払うと連れて行ってくれる。ただし、クッパの陣地はそこにキノピオがいるときのみ、行く必要がある。また、プロペラヘイホーに10コインを払って、他のプレイヤーをプロペラヘイホーのいる場所まで連れてくることができる。
- ?マスに止まると、大砲の向きが変わり、エリアの移動順序が逆になる。
- このステージのテレサは移動要素がランダムのため、かなり出会いにくい。
- クッパに出会った場合、「クッパ大砲」で別のエリアにランダムで飛ばされ、その使用料として20コインを奪われる。
- エンディングでは大砲から花火が撃たれ、戦争が終結する。最下位のプレイヤーは罰としてクッパ大砲で撃たれる。
[編集] ルイージのエンジンルーム
- エンジンがエネルギー不足で動かないので、新たなエネルギーを探し、再び動かすのが目的。
- マップの5か所の分岐点では、赤と青の壁がどちらかの道をふさいでいる。そして、ターン毎に壁の開閉状態が入れ替わる。
- マップに2つある「ピスドン」というキャラクターに20コイン支払えば、すぐに壁の開閉状態を入れ替えてもらう事が出来る。
- ?マスに止まった場合も、壁の開閉状態が入れ替わる。しかし、一部のマップ左奥にある?マスに止まると、蒸気で飛び上がってしまう。
- テレサは、マップを周回するときに必ず出会う位置にいる。
- クッパに出会った場合、クッパが作り出した「コインを自由に作り出すメカ」の実験を行う。実験は成功し、コイン1枚をプレイヤーにくれる……が、使用料として20コイン取られてしまう。
- エンディングではエンジンが起動。エンジンの正体は大空へ飛んでいく飛行船だった。最下位のプレイヤーは罰としてクッパに何度もスチームで飛び上がらされる。
[編集] マリオのレインボーキャッスル
- 天空の城に虹をスターの力を使ってかけるのが目的。
- このボードマップは、道がほぼ1本で、虹の城へ向かう様になっている。道の終り付近でヒューヒューに乗って、虹の城へ連れていってもらう。そして、スタート地点へはジュゲムに連れていってもらう。
- キノピオとクッパのうち、どちらかが虹の城にいて、出会う度に入れ替わる。
- ?マスに止まった場合も、キノピオとクッパが入れ替わる。
- クッパに出会った場合、スターの偽物で何の価値もない「ズター」を40コインで買わされてしまう。足りない場合は全て取られる。
- エンディングでは虹がかかり、虹の城が復活する。最下位のプレイヤーは罰としてジュゲムに吊り下げられてしまう。
- 難易度は★☆☆(最も易しい)で仕掛けが少ないマップだが、最後にキノピオかクッパのどちらに会えるかは完全に運であり、難易度は高い。
[編集] クッパのマグママウンテン
- 最初の6つのマップをクリアした後、キノコショップで購入できるようになる。
- 火山の下にいるクッパを倒すのが目的。
- コースの途中の4か所の分岐点にはクッパ岩があり、近道が可能である。ただし10コインが必要で、ルーレットで「スター」が出て成功しなければならない。「クッパ」が出て失敗した場合は、もとの方向へ進み、コインは戻ってこない。
- クッパがいる場所の直前にも分岐点にもクッパ岩があり、クッパのいる方向かテレサのいる方向か、進行方向をルーレットで決める。このクッパ岩だけは10コインはいらない。
- ?マスに止まった場合、クッパがいる火山が噴火して、2ターンの間全ての青マスが赤マスになってしまう。
- クッパに出会った場合、ルーレットで20コインかスター1個のどちらかを奪われてしまう。
- エンディングではスターがクッパを直撃し、クッパを撃破する。
[編集] えいえんのスター
- 上の7つのマップをクリアし、スターを100個集める事で使用可能になる。
- クッパに乗っ取られ、バラバラになったスターを元に戻すのが目的。
- このマップでは、最初にクッパはノコノコを飛ばしてしまうので、マップを周回してもノコノコからコインはもらえない。また、キノピオも登場しない。
- キノピオの代わりに、7体のミニクッパからスターを購入する。ただし20コイン支払った後、サイコロ勝負で勝たなければいけない(ミニクッパは1~10、プレイヤーは8~10しか出ないサイコロブロックを使用して)。ただし、負けると逆にスターを奪われてしまう。
- マップはワープで移動する。ワープの行き先のパターンは3通りある。
- ?マスに止まった場合、全員がスタート地点に戻されてしまう。
- クッパに出会った場合、スターを1個奪われてしまう。スターを持っていない場合は、20コインを奪われる。その後スタートに戻され、ワープの行き先のパターンが変更されてしまう。
- エンディングではミニクッパとクッパが吹き飛ばされ、スターは元に戻る。
[編集] ミニゲーム
ボードゲームで毎ターン終了後にミニゲームイベントが発生する。プレーヤーが停止したマス目の色(プレーヤーパネル)によりミニゲームの種類が決定する。なお、?マス等のプレーヤーパネルが緑色になる場合にはランダムで青か赤に変化する。
ミニゲームの操作自体はさほど難しくはないが、いわゆる「成功・失敗」タイプのミニゲームでは失敗すると持ちコインがマイナスになったり、1vs3の場合は確実にどちらかが有利・不利になる不公平なシステムが使用されていること等が挙げられる。従って、特に初心者が上級者に相手する場合には明らかに苦戦しがちな状態に陥りやすい。この影響で続編のマリオパーティ2以降では前述に対する問題はある程度抑えられている。
またこのマリオパーティに限り、コントローラーの3Dスティックを回転させるゲームも存在したが、手のひらに肉離れを引き起こす健康上の問題や、スティックそのものが正しく動作しなくなる製品上の問題が生じた影響で、マリオパーティ2以降では連続回転を重視するゲームは廃止された。
[編集] その他の特徴
- ミニゲームハウスにある「うでだめしのつぼ」で、ミニゲームでコインを稼ぐことが目的のミニゲームスタジアムをプレイすることができる。ルールはボードゲームとほぼ同じだが、スターは稼げなく、青マス・赤マスに止まってもコインの増減はない。また、プレイヤーごとに10・20・30・40・50コインのハンデをつけることができる。ハンデコインは、問題なく貯金されるため、とてもコインが稼ぎやすい。
- 隠しミニゲームを含めると、ミニゲームは全てで53種類ある(スロットルレーシングのSとLを区別した場合)。以下では、ミニゲームハウスでミニゲームを購入するときに表示されるリストの順に記載する。また、ミニゲーム中に登場するコイン袋は通常のコイン5枚分、宝箱は通常のコイン10枚分に相当する。
- ミニゲームを選択する場面で緑色に着色された箇所は原則として勝敗に関係が無い「ボーナスゲーム」として扱われるが、着色されていないゲームでも内容によってはボーナスゲーム同様の場合もある。
[編集] 4人用ミニゲーム
全員が同じマスに止まった場合に発生する。全部で25種類ある(スロットルレーシングのSとLを区別した場合)。なお、勝利したプレイヤーがもらえるコイン数について、特に明記されていないものについては、勝利したプレイヤーが10コインもらえる。
- あなほりマリオ
- 地面をAボタン連打で掘り進み、光っている宝箱を見つける。途中でヒントの矢印が出てくることもある。岩の部分は固く、なかなか掘り進めない。制限時間は60秒で、一番先に宝箱を見つけたプレイヤーが勝利する。
- すもぐりマリオ
- 海底に潜り、約10個の沈んでいる宝箱を海上まで運ぶ。宝箱は3つのサイズがあり、それぞれ1・3・5コイン入っている。また、海に泳いでいるサメやイカにぶつかると持っている宝箱を放し、少しの間動けなくなる。また、長い間息継ぎをせず水中に潜っていると、30秒後に途中で溺れてタイムロスになる(溺れる5秒前にカウントダウンが表示される)。制限時間は90秒で、勝敗は決めなく、手に入れたコインがそのままもらえる。
- ボムへいわたし
- ボムへいを他のプレイヤーへ渡していき、爆発の被害を受けないようにする。ボムへいは時間が経つと色が赤く変わっていき、最終的に爆発する。制限時間はなく、爆発したときにボムへいを持っていたプレイヤーが負けとなり、他のプレイヤーに5コインずつ支払う。
- キノコ!1ばんのり!!
- いす取りゲームのように、最初にBGMが流れている間はキノコの周りを回転し、BGMが止まってから移動ができるようになり、中央のキノコの上にある宝箱を相手よりも先に取ろうとする。制限時間はBGMが止まってから30秒で、一番先に宝箱に触れたプレイヤーが勝利する。
- はっくつ!ハッスル!!
- 地面の線に沿ってドリルで線を掘り、化石になったキャラクターを発掘する。化石になっているキャラクターは、ボムへい・テレサ・クリボーのいずれかであり、ドリルで輪を描くと(一度引いた線にドリルが触れると)自動的に掘り終わる。そして、全員が掘り終わったり、制限時間の30秒が過ぎた後に100点満点で評価される(制限時間内に掘りきれなかったプレイヤーは0点となる)。そして、80点以上のプレイヤー全員が発掘に成功し、そのプレイヤー全員が勝利する。
- クッパひゃくめんそう
- クッパの顔を引っ張って、画面の中央に表示されているお手本に近づける。顔は、左の眉毛・右の眉毛・鼻・唇の左側・唇の右側・唇の下側の6か所の部分を引っ張ることができる。制限時間は30秒で、100点満点で判定され、一番点数の高いプレイヤーが勝利する。
- クッパマスのイベントで行われることもある。その場合は、90点未満のプレイヤー全員がコインを失う。
- クッパふうせん
- クッパの風船をポンプで膨らませて、相手よりも早く割ろうとする。2つのボタンを交互に連打して空気が入るが、早く連打すると効率良く空気が入らない。制限時間は30秒で、一番先に風船を割ったプレイヤーが勝利する。
- クッパマスのイベントで行われることもある。その場合は、負けたプレイヤー3人がコインを失う。
- 10カウントコイン
- 9個あるブロックを下から叩いてコインを手に入れる。1回しか叩けないブロックもあれば、20回以上叩けるブロックもある。1回叩くと1コイン手に入るように見えるが、実際は2回叩いて1コイン手に入る。制限時間は60秒で、勝敗は決めなく、手に入れたコインがそのままもらえる。
- くずれるゆかをかけろ!
- マグマの上にある床をスケートボードで競争する。床は後ろから崩れていくため、遅れると脱落する。また、途中にドッスンが何匹かいて、ジャンプしてよけなければならない。また、途中にコイン袋が浮いていて、ジャンプすると取れる。一番先にゴールに着いたプレイヤーが勝利する。
- ブロックやまくずし
- ブロックを壊して、中のコインを手に入れる。ブロックは空のものと1コインが入っているものがある。また、バッタブロックもいくつか混じっていて、壊すと飛ばされるが、コイン袋やコインが入っている場合がある。制限時間は30秒で、手に入れたコインがそのままもらえる。
- プレートわたり
- 天空にあるプレートを渡り、ゴールを目指す。プレートは時間が経つと落下するため、遅れると脱落する。プレートの上には障害物があるため、避けて進まなければならない。また、途中にコイン袋と2枚のコインがある。一番先にゴールに着いたプレイヤーが勝利する。
- いろいろキノコ
- 海の上にある7色のキノコの上に乗り、キノピオがあげた旗の色のキノコの上に移動する。旗を上げてから少し時間が経つと、別の色のキノコは水中に沈み、乗り遅れたプレイヤーは脱落する。回数を重ねるごとにスピードが早くなっていく。一番最後まで生き残ったプレイヤーが勝利する。
- ガッポリよこどりコイン
- 自分の全コインが入ったリュックを4人がそれぞれ背負い、他人のコインを奪い合う。相手のリュックの前でBボタンを連打すると1コインを奪うことができるが、奪う側の連打数が多いとコイン袋を奪えるときもある。捕まれた場合でも、Bボタンを多く連打するとふりほどけることもある。制限時間は60秒。
- のっかれボール
- ボールの上に乗って、ぶつかり合って相手をステージの島の上から落とそうとする。制限時間は60秒で、最後まで生き残ったプレイヤーが勝利する。なお、制限時間が過ぎても2人以上のプレイヤーが残っている場合は、引き分けとなる。
- ノコノコころころ
- 絵を傾けてノコノコのコウラを転がし、5×5マスのパネルをめくる。パネルの上をコウラが触れるとパネルをめくることができ、中央付近のパネルはめくりにくい。制限時間は30秒で、一番先に全てのパネルをめくったプレイヤーが勝利する。
- ぷかぷかアイランド
- 浮き島の上から落ちないように耐える。この浮き島は近くの船の大砲から玉が撃たれ、常に揺れ動いている。玉が浮き島の周辺に落ちると島が揺れ、玉が島に直撃すると島が振動する。このときにジャンプしていないプレイヤーは気絶して、少しの間動けなくなる。海に落ちたり、玉に直接触れると脱落となる。制限時間は30秒で、生き残ったプレイヤー全員が勝利する。また、途中で3人が脱落した場合は、生き残ったプレイヤーが勝利する。
- マリオオーケストラ
- 3人は楽譜通りに楽器を演奏し、1人は指揮をする。楽器を演奏するプレイヤーはタイミング良くボタンを押していき、指揮をするプレイヤーはタイミング良く3Dスティックを傾ける。間違えると観客席からゴミを投げられる。一番間違いの少なかったプレイヤーが勝利する。
- はたあげヘイホー
- 手前にいるかいぞくヘイホーがあげた旗と同じ色の旗をあげる。違う色の旗を上げたり、旗を上げなかった場合は縄を切られ、大海原へ流され脱落となる。また、回数を重ねる度に旗を上げるスピードが早くなっていき、途中からヘイホーが両方の旗を上げてすぐにどちらかの旗を下げるような紛らわしいこともしてくる。一番最後まで生き残ったプレイヤーが勝利する。
- おたからフィッシング
- 海に流れるコイン・コイン袋・宝箱を釣り上げる。コイン袋や宝箱は遠くの方が多く流れているが、距離が長いので引き上げるのに時間がかかる。制限時間は60秒で、勝敗は決めなく、手に入れたコインがそのままもらえる(掴んでいても引っ張っている途中のものは手に入らない)。
- キー!KEY!キープ!
- 4人で協力して鍵をパスしながら、鍵穴の前にたどり着いて扉を開ける。ただし、ステージには5匹のトゲローが邪魔をしてきて、鍵を持っていないプレイヤーは触れても大丈夫だが、鍵を持っているプレイヤーがトゲローに触れると鍵を手放してしまう。制限時間は30秒で、扉を開けられればクリアし、全員が10コインを獲得する。鍵をトゲローに取られてしまうと失敗し、全員が5コインを失う。
- てらせ!テレサのやかた
- 4人で協力し、電球をゴールまで運ぶ。ステージにはテレサがいて、パンチで追い払えるが、テレサに取り付かれてしまうとそのプレイヤーは青色になり、他のプレイヤーにパンチをして助けてもらえるまで操作不能になる。また、ドッスンも途中に何匹かいて、潰されると少しの間動けなくなる。また、逃げ遅れてステージの後ろにいるガスボステレサに吸い込まれると、そのプレイヤーは脱落となる。なお、画面は自動でスクロールするため、ステージは一定の範囲しか自由に動けない。ゴールまで電球を運べるとクリアし、生き残っているプレイヤー全員が10コインをもらえる。電球を持ったプレイヤーがガスボステレサに吸い込まれると失敗し、全員が5コインを失う。
- なわなわピョンピョン
- 連なったボブルで縄跳びをする。回転する速度は4段階あり、5回飛ぶごとに早くなっていく。全員が20回飛べればクリアでき、全員が10コイン獲得する。誰かが失敗した場合、そのプレイヤーが他のプレイヤー3人に5コインずつ払う。ミニゲームアイランドでは40回に増え、BGMも差し替えられている。
- ぎぶみーハンマーブロス
- ハンマーブロスが投げてくるコインとコイン袋を取る。ただし、ハンマーも時々投げてきて、当たると少しの間動けなくなる。また、1度ステージから落ちてしまうと、そのプレイヤーはステージへ戻ることはできない。制限時間は30秒で、勝敗は決められず、手に入れたコインがそのままもらえる。
- スロットルレーシング
- 任天堂公式記録 S : 0'20"76 / L : 0'27"90
- 4周先取のレースをする。カーブではスピードを出しすぎるとケムリが少し出てきて、減速しないとスピンしてしまいタイムロスになる。コースの形によってSとLの2バージョンがある。1周遅れで後ろから抜かされると、ステージ外へ跳ばされて脱落してしまう。一番先にゴールしたプレイヤーが勝利する。
[編集] 1vs3ミニゲーム
1人だけが違うマスに止まった場合に発生する。全部で10種類ある。なお、勝利した方や負けた方の持っているコインの増減について、特に明記されていないものについては、次のようになっている。
- 1人側が勝利した場合、1人側は15コインをもらい、3人側は全員が5コインずつ失う。
- 3人側が勝利した場合、1人側は15コインを失い、3人側は全員が5コインずつもらえる。
[編集] 一人側が有利なゲーム
- ドキドキあみだドカン
- あみだくじのような4本のドカンがあり、下に4つのドカンの各出口にプレイヤーがいる。最初に土管の構造が早いスクロールで見えた後、1人側が上の4つの入り口のうち、1つに宝箱を入れる。そして、あみだくじのように宝箱が下へ進んでいき、出口にいたプレイヤーが宝箱に入っている10コインを得られる。土管の入り口を選ぶ制限時間は30秒で、3人側は操作をする権利は無く、圧倒的に1人側の方が有利である。
- ボーリングGO!GO!
- 1人側はボウリングのようにノコノコの甲羅を投げ、3人側はピンになり、ジャンプで移動しながら甲羅をかわす。1人側は甲羅を投げた後は甲羅の操作ができ、コースの縁に当たると失敗となる。また、3人側のピンがあるところには、別の黄色のピンが3本立っている。甲羅で3人側のピンを倒すと、倒したピンのプレイヤーからそれぞれ5コインずつ奪えて、黄色のピンを倒すと1つにつき1コインもらえる。甲羅を投げる制限時間は30秒で、このミニゲームでは3人側はコインを得る事はできない。1人側の方が有利。なお、このミニゲームでするのはボウリングだが、このミニゲームのタイトルは「ボーリングGO!GO!」となっている。
- ハンマーコイン
- ステージに9個あるブロックを壊して、出てくるコインを手に入れる。ブロックはジャンプ10回またはハンマーを1回叩いて壊せる。最初は1人側がハンマーを持っているが、3人側のプレイヤーからパンチを受けると、ハンマーを手放してしまう。このハンマーはまた別のプレイヤーが使用することができる。制限時間は60秒で、勝敗はつけなく、手に入れたコインがそのままもらえる。
- くれくれ!クレーン
- 1人側がクレーンゲームで、コイン・コイン袋・宝箱・ぬいぐるみになった3人側プレイヤーのどれか1つを運んでドカンに落とす。Aボタンの連打でしっかり掴むことができるが、連打が少ないと掴んだものが揺れ、途中で落ちることもある。また、3人側プレイヤーは掴まれた時は、Aボタンの連打で暴れて掴みにくくすることができる。制限時間は30秒で、3人側のプレイヤーをドカンへ落とした場合、そのプレイヤーの持っているコインの1/3を奪える。なお、このミニゲームでは3人側はコインを得る事はできず、一方的な操作が可能な1人側の方が有利である。
- ハッピーふらわー
- 1人側の方が圧倒的に有利なゲーム。1人側は大きな花の上で落ちてくるコインを手に入れる。3人側は、1人側プレイヤーが取りこぼして周りの池に落ちたコインを手に入れる。1人側が乗っている花はプレイヤーが乗っている位置の方に傾こうとする。コインは全部で約40枚落ちてくるが、3人側はほとんど取れない。制限時間は30秒で、勝敗はつけない。
[編集] 三人側が有利なゲーム
- クッパのきもち
- 1人側はクッパのコスプレをしてひたすら逃げ、3人側プレイヤーは逃げる1人側をハンマーで叩く。1人側は叩かれるとコイン袋(持っていたコインが5コイン未満の場合は1コイン)が飛び出し、飛び出したコイン袋は早いもの勝ちで拾える。また、1人側プレイヤーが拾うこともできる。制限時間は30秒で、このミニゲームでは1人側はコインを得る事はできない。クッパマスのイベントで行うこともある。この場合はマスに止まったプレイヤーが1人側になる。また、落としたコインはクッパがもらうため、即消滅して拾えない。また、コインを全く奪われなかった場合は、クッパは満足せずに15コインを1人側から奪う。いずれにしても1人側のほうが不利なゲームであるに違いない。
- オットット!つなわたり
- 1人側は綱の上を渡ってゴールを目指し、3人側は船に乗り、大砲から玉を撃って邪魔をする。ステージでは風が吹いていて、綱が少し揺れている。また、1人側は大砲の玉に直接当たると、少しの間動けなくなる。制限時間は60秒で、1人側がゴールすれば1人側が勝利し、1人側が綱から落ちたり、制限時間が過ぎると3人側が勝利する。
- ジュラシックパックン
- 1人側はスケートボードに乗って、後ろから追ってくるパックンフラワーから逃げる。3人側は雲の上でヒップドロップをして、雨を降らしてパックンフラワーを成長させ、スピードアップさせる。コースには途中で倒れている木や石などの障害物があり、ジャンプでよけなければならない。1人側がゴールまで逃げ切れれば1人側が勝利し、パックンフラワーが追いつき噛みつかれれば3人側が勝利する。3人側が協力すれば効率よく1人側を倒すことができるため、この場合は1人側の方が不利。
- つなひきデンジャラス
- 1人側と3人側に分かれて綱引きの勝負をする。3Dスティックを回転させて綱を引き、相手を引いて中央にいるパックンフラワーの口の中へ入れようとする。パックンフラワーに食べられた方が負けになり、生き残った方が勝利する。また、クッパマスのイベントで行うこともある。その場合は、クッパマスに止まったプレイヤーは1人側になり、負けた方はコインを失う。1人と3人で対決した場合は操作する側の力量に大きく左右されるため、上記同様に1人側の方が不利なゲームである。
- マリオボート
- 1隻のボートに全員で乗り、1人側は左側、3人側は右側に分かれてボートで川くだりをする。そして、オールを漕ぐと相手側を岸に近づけられ、ヤリホーに攻撃させることができ、コインを奪うことができる。ヤリホーに1回攻撃される度に、1人側は3コインを失って3人側が1コインずつもらえ、3人側は1コインずつ失って1人側は3コインをもらえる。ゴールまで下ると、そこで終了する。「つなひきデンジャラス」同様にプレーヤーの力量が結果を左右するため、この場合も1人側の方が断然不利。
[編集] 2vs2ミニゲーム
2人が違うマスに止まった場合に発生する。全部で5種類ある。なお、勝利した方や負けた方の持っているコインの増減について、特に明記されていないものについては、勝利した方のペアは1人10コインずつもらい、負けた方のペアは1人10コインずつ失う。
- スライダーボブスレー
- 任天堂公式記録 : 0'57"06
- ペアでボブスレーに乗って、競争をする。コースの途中にはジャンプ台や矢印のパネルがあり、矢印のパネルの上を通ると少しの間スピードが上がる。また、コースには柵のない部分もあり、落ちると脱落となる。先にゴールに着いたペアが勝利する。
- ムカデGO!GO!
- 両足を固定してムカデ競争をする。2人のタイミングが合わないとつまづいてタイムロスになる。また、途中にドッスンがいて、タイミングが悪いと潰される。制限時間はなく、先にゴールに着いたペアが勝利する。
- ボムへいバスケット
- ボムへいを使ってバスケットボールの1本勝負をする。ボムへいを持っていないペアのプレイヤーは、ボムへいを持っているプレイヤーの前でBボタンを押して、ボムへいを奪える。なお、ボムへいを持っているペアのプレイヤーにはスポットライトが当たる。制限時間は60秒で、先にゴールにボムへいを入れた方のペアが勝利する。
- トロッコレース
- 任天堂公式記録 : 0'34"06
- トロッコをAボタンの連打で加速させて、競争をする。コースの途中にはきついカーブが何か所かあり、Bボタンを押して減速して重心を傾けなければならない。また、カーブを曲がりきれずに脱線してしまうと、そのペアは脱落となる。そのため、引き分けになることもよくある。制限時間は5分で(4分55秒が立つと、5秒前からのカウントダウンが表示される)、先にゴールに着いたペアで勝利する。
- マリオブルー
- ペアで協力して、1人のプレイヤーは海に潜って宝箱を取り、もう1人のプレイヤーは船に乗って潜っているプレイヤーとつながっている糸を引き上げる。水中の宝箱は、1コイン入っているものが2つ、2コイン入っているものが2つ、5コイン入っているものが2つ、10コイン入っているものが1つあり、コインが多く入っているものほど深いところにある。宝箱を掴むと、船にいるプレイヤーが糸を引かないと宝箱を掴んでいるプレイヤーは水上の方向に進めない。また、長い間息継ぎをせず水中に潜っていると、25秒後に途中で溺れる(溺れる5秒前にカウントが表示される)。また、この場合は船にいるプレイヤーが糸を引かないと、溺れているプレイヤーは水上へ戻れない。また、海の一番底にある宝箱を取る場合は、ゆっくり泳いでいると間に合わなく、溺れてしまう。制限時間は90秒で、勝敗は決めなく、手に入れたコインがそのままもらえる。
[編集] 1人用ミニゲーム
ミニゲーム青マスに止まった場合に発生する。隠しミニゲームはミニゲームハウスでのみプレイできる。全部で13種類ある。
- えあわせパネル
- 9枚のパネルを使って神経衰弱をする。ステージには、キノコ・1UPキノコ・ノコノコのコウラ・ファイアフラワーのパネルがそれぞれ2枚、クッパのパネルが1枚あり、ヒップドロップでめくれる。クッパのパネルをめくると気絶し少しの間動けなくなる。制限時間は45秒で、パネル8枚を全部めくれると成功し、制限時間が過ぎた場合は、めくった枚数分のコインを得られる。
- ソロッタマシーン
- スロットを回し、3つの絵柄を揃える。絵柄によってもらえるコイン数が決まっていて、コインは1コイン、甲羅は3コイン、コイン袋は5コイン、キノコは6コイン、ファイアフラワーは8コイン、宝箱は10コイン、マリオの帽子は20コインとなっている。また、揃えられなかった場合は何ももらえない。なお、スロットを止めずにしばらく待っていると、約10秒後に自動的に止まるようになっている。
- ノコノコたまてばこ
- 宝箱を持ったノコノコ4体のうち、1つの宝箱にコインが入っている。この4匹のノコノコが回転・移動してシャッフルされた後、コインが入った宝箱を持っているノコノコを当てる。ノコノコを選ぶ制限時間は10秒で、宝箱を持っているノコノコを選ぶと成功し、宝箱を持っていないノコノコを選んだり、制限時間が過ぎると失敗となり、コイン5枚失う。
- リーダーはだれだ?
- プレイヤーの周りを囲む8匹のテレサの中から、リーダーを見つける。リーダー以外のテレサは、リーダーより少し遅れて動く。また、囲んでいるテレサは段々とプレイヤーに迫ってくるため、ある程度時間が立つとどれかのテレサに触れてしまう。リーダーのテレサに触れられると成功し、リーダー以外のテレサに触れると失敗となり、コイン5枚失う。
- ビカビカじかはつでん
- 自転車をこいで発電し、電球を照らしてテレサを倒す。テレサは後ろからだんだん近づいてくる。テレサに捕まる前にテレサを倒すと成功し、テレサに捕まると失敗となり、コイン5枚失う。
- パックンたたき
- 9個の土管から出てくるパックンフラワーをジャンプして攻撃する。1回目は1匹出てきて、2回目は2匹、3回目は3匹となり、8回目は8匹出てきて、合計で36回攻撃できる。1回攻撃するごとに1コイン出てきて、攻撃した回数のコインを得られる。
- ひっこめヒップドロップ
- 12本の杭のうち、とがっていない杭5本にヒップドロップをする。ただし、杭の上にはチョウが止まっていて様子が見えないので、最初の約5秒間のチョウが来るまでに位置を暗記しなければならない。また、とがった杭にヒップドロップをすると少し動けなくなる。制限時間は30秒で、とがっていない5本の杭に全てヒップドロップできると成功し、制限時間が過ぎると失敗になる。
- ぐらぐらタワー
- タワーを乗り継いでゴールを目指す。タワーはプレイヤーの立ち位置によって傾き、ゴールに着くまでに7つのタワーを乗り継いで行く。ただし、後ろ側には倒れない。また、途中にコイン袋と2枚のコインが落ちていて、拾うことができる。制限時間はなく、ゴールに着くと成功し、落ちると失敗となり、コイン5枚失う。
- ビックリきばこドスン!
- いくつかの木箱と2匹のドッスンが積み重なっていて、一番上に宝箱が置いてある。このうちの木箱だけをパンチで全て壊し、宝箱をジャンプで取れる位置まで低くして手に入れる。間違えてドッスンをパンチしてしまうと、跳ねかえされてステージから落ちる。制限時間は10秒で、宝箱に触れると成功し、ステージから落ちたり、制限時間が過ぎたりすると失敗となり、コイン5枚失う。
- リンボーダンス
- リンボーダンスでゴールを目指す。バーの高さは3段階あり、赤、黄、青の順に高さが低い。制限時間は30秒で、ゴールに着けると成功し、体を曲げすぎて転んだり、バーをくぐれなかったり、制限時間が過ぎると失敗となり、コイン5枚失う。
[編集] 隠しミニゲーム
どのミニゲームも、のっかれボールと同じ操作で、スタートから細い道を進んでいきゴールを目指す。マップが広いためプレイヤーの表示が小さく、難易度が高い。
- はしれ!のっかれボール
- 任天堂公式記録 : 0'25"83
- ミニゲームアイランドのゴールのキノピオに勝つと、プレイできる。他の3つのコースと比べ、道の幅が比較的に広く、距離も少し短い。また、途中でショートカットができる道があるが、細いので落ちやすい。
- いそげ!のっかれボール
- 任天堂公式記録 : 0'24"10
- ミニゲームアイランドのミニゲームを全部クリアすると、プレイできる。最初の部分は道の幅は広いが、ゴールに近づいていくと狭くなっていく。また、ショートカットができる道がこのコースには3か所ある。
- すすめ!のっかれボール
- 任天堂公式記録 : 0'29"16
- 上の2つのミニゲームを1分以内でクリアすると、プレイできる。カーブが多く、3つの中で一番難易度が高い。また、後半の部分は道の幅が非常に狭い。また、このコースにはショートカットができる道はない。
[編集] その他
- チャンスタイム
- !マスに止まったときに発生するミニゲーム。ブロックが3つあり、それを叩くことで結果を出す。結果は、「コイン10~30枚が別のプレイヤーのものになる」、「スター1つが別のプレイヤーのものになる」、「コイン全てが入れ替わる」、「スター全てが入れ替わる」の4パターン。クッパのチャンスタイムの場合、右側のブロックがクッパで固定されていて、誰かのコイン10~30枚が必ずクッパのものになるというものである(スターが奪われることはない)。
以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 拡張ディスクについて
- 本ゲームに64DDで拡張ディスクが発売予定だったらしい。この拡張ディスクでボードマップやミニゲームを本ゲームに追加する事が出来る予定だったが、本作品がシリーズ化された為、この案は未採用に終えた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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