セルゲイ・ラフマニノフの作品一覧
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本稿はセルゲイ・ラフマニノフ作品の要覧である。
目次 |
[編集] 歌劇
[編集] 管弦楽曲
- 管弦楽のためのスケルツォ ニ短調(1887年)--- 現存する最初期のラフマニノフ作品
- 交響詩《ロスティスラフ大公》(1891年)
- 交響的幻想曲《岩》作品7(1893年)
- ジプシー狂詩曲 作品12(1894年)
- 交響詩《死の島》作品29(1909年)
- 交響的舞曲 作品45(1940年)
- ヴォカリーズ(同名の歌曲 作品34-14を編曲、 ホ短調に移調。原調は嬰ハ短調)
- 交響詩《マンフレッド》(消失)
- 宗教協奏曲(構想?)
[編集] 交響曲
[編集] ピアノ協奏曲・協奏的作品
- 第1番 嬰ヘ短調 作品1(初稿:1891年、改訂稿:1917年)
- 第2番 ハ短調 作品18(1901年)
- 第3番 ニ短調 作品30(1908年)
- 第4番 ト短調 作品40(初稿:1926年、最終決定稿:1941年)
- パガニーニの主題による狂詩曲 作品43(1934年)
[編集] 室内楽曲
- 弦楽四重奏曲(2曲、未完成)
- チェロとピアノのためのロマンス ヘ短調(1890年)
- チェロとピアノのための2つの小品 作品2(1892年)
- 前奏曲
- 東洋風舞曲
- ヴァイオリンとピアノのための2つの小品 作品6(1893年)
- ロマンス
- ハンガリー舞曲
- 悲しみの三重奏曲 ト短調(ピアノ三重奏曲 第1番)(1892年、モスクワ音楽院在籍中の作品につき作品番号なし、生前未出版。英語版のOp. 8 はミス)
- 悲しみの三重奏曲 ニ短調(ピアノ三重奏曲 第2番)作品9(1893年)
- チェロ・ソナタ ト短調 作品19(1901年)
※近年では、モデスト・アルトシュラー作曲の「ラフマニノフの主題によるロマンス」も、しばしばラフマニノフ作品の一つのように扱われることが多い。
[編集] ピアノ曲
[編集] 連弾曲など
- 6手のための《ワルツ》(学生時代のプライベートな作品につき作品番号なし、1890年)
- 6手のための《ロマンス》(同上の理由により作品番号なし、1891年)
- 2台のピアノのための《ロシアの主題による狂詩曲》(1891年、モスクワ音楽院在籍中の習作につき作品番号なし)
- 組曲第1番「幻想的絵画」作品5(1893年)
- 舟歌 ト短調
- 夜――愛 ニ長調
- 涙 ト短調
- 復活祭 ト短調
- 4手のための《6つの小品》作品11(1894年)
- 組曲第2番作品17(1901年)
- 序奏 ハ長調
- ワルツ ト長調
- ロマンス 変イ長調
- タランテラ ハ短調
- 2台のピアノのための《交響的舞曲》作品45
[編集] 4手用の編曲
[編集] 独奏曲
- 幻想的小品集 作品3(1892年、第3曲と第5曲は1940年に改稿)
- 悲歌 変ホ短調
- 前奏曲 嬰ハ短調
- メロディ ホ長調
- 道化役者 嬰ヘ短調
- セレナード 変ロ短調
- サロン的小品集 作品10(1894年、第5曲のみ1940年に改稿)
- 夜想曲 イ短調
- 円舞曲 イ長調
- 舟唄 ト短調
- メロディ ホ短調
- ユーモレスク ト長調
- ロマンス ヘ短調
- マズルカ 変ニ長調
- 楽興の時 作品16(1896年、第2曲のみ1940年に改稿)
- 変ロ短調
- 変ホ短調
- ロ短調
- ホ短調
- 変ニ長調
- ハ長調
- ショパンの主題による変奏曲 作品22(1903年)
- 10の前奏曲集 作品23(1901年~1903年)
- 嬰ヘ短調
- 変ロ長調
- ニ短調
- ニ長調
- ト短調
- 変ホ長調
- ハ短調
- 変イ長調
- 変ホ短調
- 変ト長調
- ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 作品28(1907年)
- 13の前奏曲集 作品32(1910年)
- ハ長調
- 変ロ短調
- ホ長調
- ホ短調
- ト長調
- ヘ短調
- ヘ長調
- イ短調
- イ長調
- ロ短調
- ロ長調
- 嬰ト短調
- 変ニ長調
- 絵画的練習曲集《音の絵》作品33(1910年)
- ヘ短調
- ハ長調
- ハ短調
- (削除、改作して作品39-6に)
- ニ短調(削除されたが現在の版では復活)
- 変ホ短調
- 変ホ長調
- ト短調
- 嬰ハ短調
- ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品36(1913年、改訂1931年)
- 絵画的練習曲集《音の絵》作品39
- ハ短調
- イ短調(「海とかもめ La mer et les mouettes 」)
- 嬰ヘ短調(「市(いち) La foire 」)
- ロ短調
- 変ホ短調
- イ短調(「赤ずきんちゃんと狼 Le chaperon rouge et le loup 」)
- ハ短調(「葬列 Marche funebre 」)
- ニ短調
- ニ長調(「東洋風行進曲 Marche 」)
- コレルリの主題による変奏曲 作品42(1931年)
- オリエンタル・スケッチ(作品番号なし、1917年)
[編集] 独奏用の編曲
- バッハ:《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番》より
- アメリカ合衆国国歌《星条旗》 1918年
- シューベルト:いずこへ(歌曲集《美しき水車小屋の娘》より) 1925年
- メンデルスゾーン:スケルツォ(付随音楽《夏の夜の夢》より) 1934年
- V.R.のポルカ(原曲はフランツ・ベーア作曲の《笑う小娘》) 編曲・出版1911年
- ビゼー:《アルルの女》第1組曲より「メヌエット」 1900年、出版1950年
- ムソルグスキー:ホパーク(歌劇《ソロチンスクの市》より) 1923年~1924年
- チャイコフスキー:《子守唄》作品16-1 1941年
- リムスキー=コルサコフ:《くまんばちは飛ぶ》(歌劇《皇帝サルタンの物語》より) 1931年ごろ
- ラフマニノフ:歌曲《リラの花(ライラック)》作品21-5 1941年
- ラフマニノフ:歌曲《ひなげし》作品38-3 1924年ごろ?
- ラフマニノフ:シメオンの讃め歌(《晩禱》作品37-5) 1934年(未発表・未出版のまま)
- クライスラー:愛の喜び 1920年、出版1923年
- クライスラー:愛の悲しみ 1920年、1923年出版
[編集] 声楽曲
- 聖なる修道院の門の傍らに(作品番号なし、1890年)
- 君には何も語るまい(作品番号なし、1890年)
- 四月、春の祭の日(作品番号なし、1891年)
- 君はしゃっくりをしなかったかい(作品番号なし、1899年)
- ラフマニノフからスタニスラフスキーへの手紙(作品番号なし、1906年)
- 『ヨハネ福音書』から(作品番号なし、1915年)
- 6つのロマンス 作品4(1893年)
- いや、お願いだ、行かないで
- 朝
- 夜のしじまの中で
- 美しい人よ、歌わないでおくれ
- ああ、私の畑よ
- 友よ、そんなに昔だろうか
- 6つのロマンス 作品8(1893年)
- 睡蓮
- わが子よ、お前は花のように美しい
- 想い
- 私は悲しみゆえに恋をした
- 夢
- 祈り
- 12のロマンス 作品14(1896年)
- 私はあなたを待っている
- 小鳥
- 昔から恋には慰めは少なく
- 私は彼女のもとへ行った
- この夏の夜
- あなたは皆に愛される
- わが友よ、私を信じるな
- おお、悲しまないで
- 真昼のように美しい彼女
- 私の胸のうちに
- 春の洪水
- 時は来た
- 12のロマンス 作品21(1906年)
- 運命 - ベートーヴェンの第5交響曲に寄せて
- 新しい墓の前で
- 夕暮れ
- 彼女たちは答えた
- リラの花(ライラック)
- ミュッセからの断章
- ここはすばらしい場所
- まひわの死に寄せて
- メロディ
- イコンの前に
- われは預言者にあらず
- 何という美しさ
- 15のロマンス 作品26(1906年)
- 心のそこにはあまたの響き
- 私はすべてを奪われた
- 息がつけるでしょう
- 対話:ふたつの別れ
- やめよう、かわいい女(ひと)よ
- キリストは甦りぬ
- 子供たちに
- 私は許しをこいねがう
- 私は再びただひとり
- 私の窓辺に
- 噴水
- 夜は悲しい
- きのう私たちは会った
- 指輪
- すべては過ぎ去り
- 14のロマンス 作品34(1912年)
- ミューズ
- 私たちの誰の心にも
- 嵐
- 移り行く風
- アリオン
- ラザロの復活を見て
- そんなことはない
- 音楽
- あなたは彼を知っていた
- その日を私は覚えている
- 小作人
- 何という幸せ
- 不協和音
- ヴォカリーズ
- 6つのロマンス 作品38(1916年)
- 夜ふけに私の庭で
- 彼女に
- ひなぎく
- ねずみ捕り
- 夢
- おーい!
[編集] 合唱曲・オラトリオ・カンタータ
- (女声合唱または児童合唱のための)6つの合唱曲 作品15(1896年)
- カンタータ《春》作品20
- 合唱交響曲《鐘》作品35(1913年、改訂1936年)
- 3つのロシア民謡 作品41(管弦楽伴奏つき、1926年)
[編集] 奉神礼音楽
- 聖金口イオアン聖体礼儀 作品31(1910年)
- 晩禱 作品37(1915年)
- 来たれわれらの主、神に
- わが霊(たましい)や主を讃め(ほめ)あげよ
- 悪人の謀(はかりごと)に行かざる人は福(さいわい)なり
- 聖にして福たる常生(じょうせい)なる天の父
- 主宰や今 爾(なんじ)の言(ことば)にしたがい
- 生神童貞女(しょうしんどうていじょ)や喜べよ
- 至(いと)高きには光栄
- 主の名を讃め(ほめ)あげよ
- 主よ爾(なんじ)は崇め(あがめ)讃め(ほめ)らる
- ハリストスの復活を見て
- わが心は主を崇め
- 至(いと)高きには光栄 神に帰し
- 今 救いは世界に
- 爾(なんじ)は墓より復活し
- 生神童貞女(しょうしんどうていじょ)讃歌
[編集] 参考文献
- 名曲大事典(縮刷版)(音楽之友社 ISBN 4-276-00125-0)
- CD「晩禱 作品37」(RVC R32E-1046)