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スーパークイズスペシャル - Wikipedia

スーパークイズスペシャル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

4時間クイズスーパースペシャル

スーパークイズスペシャル
ジャンル バラエティクイズ
放送時間 毎年
1990年春~1995年
水曜日19:00~22:54(4時間)
→19:00~21:54(3時間)
→19:00~20:54(2時間)
1995年秋~1999年
木曜日19:00~20:54(2時間)
1999年秋
水曜日19:00~20:54(2時間)
放送期間 1990年春~1999年秋(20回)
放送国 日本
制作局 日本テレビ
プロデューサー 渡辺弘
小杉善信ほか
出演者 歴代総合司会者
逸見政孝
(1990年春~1993年春)
渡辺正行
(1990年春~1996年春)
板東英二
1991年秋~1999年秋)
木村優子
(1991年秋、1992年春)
永井美奈子
(1992年秋~1999年秋)
スペシャルパネラー
ビートたけし
(1990年春~1994年春、
1995年春~1997年春、
1998年春)
コーナー別の担当司会者
所ジョージ
島田紳助
ウッチャンナンチャン
ナインティナイン
楠田枝里子
久本雅美
コーナー司会兼実況担当
福澤朗(NTVアナウンサー)ほか

スーパークイズスペシャルすーぱーくいずすぺしゃる)は、日本テレビ系列で毎年、の番組改編期に、1990年から1999年に放送されていた、さまざまなタイプのクイズと主に各バラエティ番組ゲームなどを中心とした、日本テレビの各番組のレギュラー・司会者などが総出演したバラエティ番組の別称。1996年までは『クイズスーパースペシャル』または『4時間クイズスーパースペシャル』と呼ばれていたが、『スーパースペシャル』と間違えやすいことからこのタイトルに変更された。タイトルは『春(秋)は人気番組で!!-』や『春(秋)は超人気番組大集合!!-』。

目次

[編集] 概要

  • 1989年以前は春・秋には『巨泉のワールドスタークイズ』、新春には『番組対抗かくし芸』→『番組対抗どっきりカメラ』を放送していた。
  • 1990年春~1991年春までは、当時の日本テレビの看板クイズ番組であった『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』のクイズのみで構成された。そのため、番組名も『4月は人気番組でSHOW by ショーバイ!!』、『秋は人気番組でSHOW by ショーバイ!!』などと題された。1991年秋の放送以降は『SHOW by ショーバイ!!』に限らず様々な番組のクイズが出題された。この番組の特徴は、クイズ番組ではない番組からからもその番組にちなんだクイズも出題されるというところである(世界まる見え!世界のCMクイズ、特ホウ王国4択クイズ、夜もヒッパレ・クイズ!サビからヒッパレ!!など)。タイトルも日本テレビの人気番組を継ぎ接ぎしたものとなった。
  • 基本的にこの番組は『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』がメインの番組で、他の番組はサブ的な扱いだった。しかし、1995年1月頃から『SHOW by ショーバイ!!』自体の視聴率、人気が低迷してきたため、1995年春以降から他の番組と同等の扱いとなっていった。その様子が番組タイトルから読み取れる(1995年以降は事実上『マジカル頭脳パワー!!』がメイン番組となっていた)。また番組で出されるクイズも同回から徐々に減少し、『SHOW by ショーバイ!!』が最後に参加した1996年春の放送では、『バラ珍』と合同の2択クイズとラストクイズの2つのみとなっていた。
  • 1996年9月に『SHOW by ショーバイ!!』は放送を終了したが、同番組のロゴマーク(ミリオンスロットの顔マーク、キャラクター)と得点単位(ショーバイマネー)の「萬」のみは1999年秋のスーパークイズスペシャル最終回まで引き続き使用されていた。番組終了後、3年間も使用されていたということは、いかに『SHOW by ショーバイ!!』が重要視されていたかということであろう。また、『SHOW by ショーバイ!!』終了後にも「フリフリ早押しクイズ」など『SHOW by ショーバイ!!』末期のクイズを番組名を言うことなく行った回があった。
  • 末期(1997年秋ごろ~1999年秋)は番組からのクイズから番組独自クイズが中心となり、個人のプライバシーに要する自分や他人の暴露をし得点を競うクイズや代表者が体力を競うクイズも存在した。
  • 『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』の後を受けて1995年以降に番組の中核を担っていた『マジカル頭脳パワー!!』も1998年頃から『SHOW by ショーバイ!!』同様に番組自体の視聴率、人気が徐々に低迷し始めた。当時、日本テレビには『マジカル』以外に人気のあったクイズ番組がなく、この『スーパークイズスペシャル』の内容も末期には独自のゲームやクイズが大半を占めていた。そのため、1999年9月の『マジカル頭脳パワー!!』の終了に合わせ(通常この番組に参加できる番組は、その季節の新番組やその季節以降も続行される番組のみだが、1999年秋に終了する『マジカル』も参加していたため。この『スーパークイズスペシャル』放送の翌日に『マジカル』の最終回が放送された)、1999年秋の放送が最後の放送となったのである(ただし、例外としてTBSの『クイズ!当たって25%』が終了後も、『オールスター感謝祭』として司会者も変わらずほぼ同形式で現在も春・秋対抗特番として放送されていることから、『SHOW by ショーバイ!!』や『マジカル』のファンの中には2000年春以降も続けてほしかったという意見もわずかながらある)。

[編集] 番組タイトルの歴史

基本的に番組タイトルに入っている番組は、その放送回でクイズを出題している(「お笑いウルトラクイズ」や「EXテレビ」のように、クイズを出題したが番組タイトルに入っていない番組もある。)。

当初はクイズ番組のみが番組タイトルに入っていたが、94年秋以降はクイズ番組以外の番組も番組タイトルに入るようになり、さらに96年秋以降はクイズを出題していない番組も入るようになった。

1990年

  • 『4月は人気番組でSHOW by ショーバイ!!』
  • 『秋は人気番組でSHOW by ショーバイ!!』

1991年

  • 『4月は人気番組でSHOW by ショーバイ!!』
  • 『10月は人気番組でSHOW by ショーバイ世界まる見えマジカルで笑ってヨロシク』

1992年

  • 『4月は人気番組でSHOW by ショーバイ世界まる見えマジカルで笑ってヨロシク』
  • 『秋は人気番組で!!SHOW by ショーバイ世界まる見えマジカル頭脳で笑ってヨロシクどんなMONだい?!』

1993年

  • 『春は人気番組で!!SHOW by ショーバイ世界まる見えマジカル頭脳で笑ってヨロシクどんなMONだい?!』
  • 『秋は人気番組で!!SHOW by ショーバイ世界まる見えマジカル頭脳で笑ってヨロシクどんなMONだい?!』

1994年

  • 『春は人気番組で!!SHOW by ショーバイ世界まる見えマジカル頭脳で笑ってヨロシク』
  • 『秋は人気番組で!!SHOW by ショーバイ世界まる見えマジカル頭脳で笑ってヨロシク特ホウ王国!』

1995年

  • 『春は人気番組で!!笑ってヨロシク世界まる見えマジカル頭脳で特ホウ王国!SHOW by ショーバイ!!』
  • 『秋は人気番組で!!マジカル頭脳まる見え特ホウ王国SHOWby笑ってヨロシク!バラ珍もヒッパレ!!』

1996年

  • 『春は超人気番組大集合!!マジカル頭脳まる見え特ホウ王国ショーバイ笑ってヨロシクバラ珍ウリナリもヒッパレ!!』
  • 『秋は超人気番組大集合!!マジカル頭脳まる見え笑ってコラえてバラ珍特ホウ王国ウリナリもヒッパレ!!』

1997年(この年から、別称が『スーパークイズスペシャル』となる)

  • 『春は超人気番組大集合!!マジカルまる見えバラ珍コラえて特ホウ特命おしゃれに大辞テンもヒッパレ!!』
  • 『秋は超人気番組大集合!!マジカルまる見えバラ珍コラえて200Xウリナリぐるぐる大辞テンもヒッパレ!!』

1998年

  • 『春は超人気番組大集合!!マジカル特命まる見えバラ珍DASHコラえて大辞テンGyu!っとメレンゲぐるぐる快傑おしゃれにヒッパレ!!』
  • 『秋は超人気番組大集合特命まる見え大辞10バラ珍ウリナリGyu!ぐるナイマジカル御殿コラえて!おしゃれにメレンゲ龍DASHでヒッパレ!!』

1999年

  • 『春は超人気番組大集合!!電波ウリナリまる見えぐるナイDASH御殿伊東家バラ珍マジカルGyu!メレンゲ大辞10特命笑って龍ヒッパレ』
  • 『秋は超人気番組大集合おもいッきりまる見え伊東家コラえて大辞10バラ珍マジでぐるナイ電波ピカイチDASHヒッパレ200X!!』

[編集] 司会者

基本的にショーバイとマジカルの司会者が実質上の総合司会者となる。ただし、メイン司会者とはいえ、自分の出番でないときは、自分のチームに解答者として参加していた。

[編集] 総合司会者(メインの司会者)の組み合わせ

  • 1990年春~1991年春:逸見政孝渡辺正行
  • 1991年秋~1993年春:逸見政孝、板東英二ビートたけし所ジョージ
  • 1993年秋~1994年春:板東英二、所ジョージ、ビートたけし、島田紳助、渡辺正行
  • 1994年秋~1995年春:板東英二、所ジョージ、島田紳助、笑福亭鶴瓶、渡辺正行、ウッチャンナンチャン
  • 1995年秋:板東英二、ビートたけし、所ジョージ、島田紳助、笑福亭鶴瓶、渡辺正行、ウッチャンナンチャン
  • 96年以降は司会者及びタイトルになっている番組が乱立。事実上、板東英二と福澤朗が総合司会者的役割を担い全体をまとめた。

[編集] アシスタント

[編集] 備考

  • 全体の総合司会は、第1回(90年春)から第3回(91年春)は『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』司会者の逸見政孝渡辺正行。第4回(91年秋)からは逸見・渡辺ペアに『マジカル頭脳パワー!!』司会者の板東英二木村優子(93年春からは永井美奈子)が加わった。その他にも『世界まる見え!テレビ特捜部』のビートたけしや『どちら様も!!笑ってヨロシク』の所ジョージなども参加した。
  • 基本的には総合司会者はオープニング・エンディングの挨拶の他にも、日本テレビの番組・『SHOW by ショーバイ!!』『マジカル』から出題の問題は逸見、板東、渡辺、木村、木村降板後93年春からは永井で基本的に司会、『笑ってヨロシク』は所、たけし(鶴瓶)が、『世界まる見え』から出題の問題は所、たけし、楠田(93年春はVTRによる進行)などがコーナー司会を担当。お笑いウルトラクイズ枠は91年秋、92年春は所、たけし。92年秋、93年春は逸見、たけし。93年秋の逸見入院後は再び所、たけしが担当。『どんなMONだい?!』及び『EXテレビ』から派生したクイズは紳助が担当。また後半最初の「アナウンサー早押し」「スペシャルゲストクイズ」及び決勝早押しは基本的に逸見、板東、所、たけしのメイン司会全員で進行(ただし、たけしや所は変装のため途中で抜けたり、自分のチームに参加したりした。紳助は基本的に自分のチームに参加したが、93年秋の決勝早押しは進行)。
  • 基本的に93年春までは逸見政孝、逸見降板後の93年秋以降は板東英二がメイン総合司会という形になる。94年秋以降、所ジョージ、島田紳助も中心的司会者に昇進扱いされている(ビートたけしは以前と変わらない立場を維持)。また、93年秋~94年秋の『SHOW by ショーバイ!!』から出題された順金クイズ(世界年齢順クイズ)は基本的に板東英二、島田紳助、渡辺正行の3人が司会(板東と島田は『SHOW by ショーバイ!!』で逸見の店長代理経験があるからと考えられる)。ただし決勝進出「ホンモノいくつ!?クイズ」及び「ウソつき4択」は福澤、渡辺の2人が司会(93年秋のみ板東・渡辺の2人)。なお、たけしと逸見は当時、フジテレビ系の看板クイズ番組だった『たけし・逸見の平成教育委員会』の司会を務めていたが、この番組に関しては、92年秋・93年春に「お笑いウルトラ数当てクイズ」枠を担当した。

[編集] 番組ルール

  • 解答席は、『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』のミリオンスロットが設置されている1軍、その上段に2軍・3軍(91年春までは3軍がない)となっている。得点単位は『SHOW by ショーバイ!!』で使用しているショーバイマネーの「」。
  • オープニングで席決め早押しクイズに挑戦し、正解順によりこれらの席を決める。本戦は基本的にはクイズに正解すると一軍はミリオンスロットのショーバイマネーを獲得することができ、2軍は一律10萬、3軍は一律5萬しか獲得できない(『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』のみで番組が放送されていた初期の頃は2軍には解答権がなく、1軍不正解を待つのみであった。その後、自チームの前列の1軍チームが正解しているかを○×で予想する方式に変更される)。1軍が不正解すると2軍、3軍と入れ替わる。早押しクイズの場合に限り、1軍の出したミリオンスロットの金額が得点になり、正解すれば、3軍のチームでも一気に1軍へ進んだ。また、ミリオンスロットは使用せず、ショーバイマネーが定められているクイズもあった。
  • 本戦終了時に上位数チームが決勝戦に進出(93年春以降は○×クイズによる敗者復活戦を勝ち上がった1チームも決勝進出)。決勝戦は全て早押しクイズで、正解すると司会者席のミリオンスロットに挑戦することができる。優勝チームは、獲得したショーバイマネーと同額の純金が授与された(92年秋までは準優勝チームは最終売り上げの半額分の純金を贈呈された。ただし、91年秋のみドイツ旅行が贈呈される。また94年春は香港旅行が贈呈されている)決勝に進めなかったチームは、優勝チームを予想し応援していた。的中すれば、ゴールドバーが贈呈されるようになっていた(91年春までは優勝チームが獲得した金額の1割が贈呈されていた)。
  • 92年春まで、優勝チーム決定後の余興として『SHOW by ショーバイ!!』の特製・時価100万円相当の「ゴールドプレート」争奪戦を行っていた。ルールは、各チームが一回ミリオンスロットに挑戦し、最高額を出したチームに贈られた。最高額チームが複数の場合は、勝ち抜き方式で1チーム決定までスロットを続ける。
  • 94年春からは、司会者席のミリオンスロットがスーパーミリオンスロットになり、200萬と25萬の出目が追加された。
  • 94年秋からは、解答者席のミリオンスロットもスーパーミリオンスロットになり、100萬と25萬の出目が追加された。
  • 95年春からは、予選・決勝のシステムが廃止。司会者席のミリオンスロットも廃止され、解答者席にのみミリオンスロットが設置されていた。ミリオンスロット場面や席の入れ替わり場面を放送カット、もしくは使用しなくなった。この回から、『SHOW by ショーバイ!!』をメインとした内容ではなくなり、クイズよりゲームコーナーの割合が多くなっていった。また、同じく95年春からは、最後に全員参加で「スーパージャックポットクイズ」が行われた。これにピタリ正解すれば最下位のチームでも一気に優勝に立てるルールだった(なお、『SHOW by ショーバイ!!』終了後の96年秋以降はそれに代わって「体重計ピタリ当てましょう」になり、美女3人+松村邦洋の合計体重を当てるというものだった(最終期には松村+もあった))。95年秋からは、ミリオンスロットが廃止。これにより、1軍・2軍・3軍が「上段・中段・下段」となって入れ替わりがなくなり、番組名の書かれている札は番組タイトルを固定するものへと変わった。このようにこの番組は95年春の放送から内容が大幅に変わっていくこととなるのである。
  • チーム数は90年春~91年春までが10チーム。91年秋~92年春は12チーム。92年秋~93年春は15チーム。93年秋~99年春は18チーム(ただし96年春は例外的に20チームだった)。99年秋は16チーム。
  • 初期のルールが次々と廃止される中、得点の単位(ショーバイマネー)である「萬」は1999年秋の番組最終回まで受け継がれていた。
  • 余談だが、99年春と秋は一部の出場チームが放送中に変更されていた。理由は不明。

[編集] 番組セット

一回休みのプレートについて
  • 1991年秋・1992年春 - 文字が白、絨毯が薄緑色
  • 1992年秋 - 文字が赤、絨毯が黒
  • 1993年春以降 - 文字が黒、絨毯が黄色
早押し音について
  • 1992年春まで-早押しクイズで比較的多く用いられる音。所謂「ピンポン」音。
  • 1992年秋以降-特徴的な低い音。
早押しのお手つきについて
  • 1992年秋まで - 一律してお手つきしたチームのみ一回休み
  • 1993年春 - 「アナウンサー早押しクイズ」2問目までは上記の通りだが、3問目と「スペシャルゲストクイズ」はお手つきしたチームの同色の3チームが一回休み
  • 1993年秋・1994年春 - 「アナウンサー早押しクイズ」まではお手つきしたチームの同色の3チームが一回休み。「スペシャルゲストクイズ」以降はお手つきしたチームのヨコ一列の6チームが一回休み
  • 1994年秋 - 一律してお手つきしたチームのヨコ一列の6チームが一回休み

[編集] 出題された主なオリジナルクイズ

元々クイズ番組ではない番組も多いため、『スーパークイズスペシャル』のためにクイズを作って出題する場合もあった。ほとんどは番組制作のVTRを見て、そこからクイズを出題する。

100人に聞いたら1人しか答えませんでした
93年春に『EXテレビ』からの出題クイズとして初登場。『EXテレビ』が終了した94年春以降も人気コーナーだったため、99年春まで行われた。『EXテレビ』参照。なお「100人に聞いたら~」自体は現在も、島田紳助司会の『芸能界の厳しさ教えますスペシャル!』で継続中。
日本テレビ縦断ビックスターお笑いウルトラクイズ
95年春~96年秋まで行われた。『アメリカ横断ウルトラクイズ』の「ばら撒きクイズ」が基本ルール。95年春はスカを引いた場合、95年秋からはクイズに間違えると、着ぐるみや被り物を着用して走らなければいけないというルールだった。なお、97年春は背負った風船が爆発するまでに面白いギャグを披露する「お笑い風船爆発バトル」、97年秋は選んだ物を使ってダジャレを披露する「ダジャレバトル」として行われたが、「スカ」を引いた場合及び不正解の場合の着ぐるみ・被り物着用は無くなった。95年は18チーム全員参加で9チーム毎2回戦実施。96年春は4チームにつき2人の割合で参加し、勝ち抜けると4チームに得点が加算されるというルール、96年秋は2チームにつき1人の割合で参加し、勝ちぬけると2チームに得点が加算されるというルールに変更(ただし96年春は勝ち抜けるとそのチームがある縦一列に得点が加算された)。95年春は先着4チームに30萬加算。95年秋は1位抜けで30萬、以後20萬・10萬・5萬加算。96年春は1抜け50萬、2抜け:40萬(横取り無し)、以下30萬、20萬、10萬と加算。96年秋は1位抜けで40萬(横取りなし)、以後30萬・20萬・10萬・5萬が加算。
一流芸能人トップは誰だ!?
94年秋~95年秋まで行われた。出演者の中から選ばれた3人が「うかんむりの付く漢字」などのテーマが出され、それに合うものを制限時間内にどれだけ書けるかを競い、各チームは優勝者を予想した。
イス取りクイズ
96年春~99年秋まで行われた。イス取りゲームの要領で出場者がイスの周りをグルグル回るが、座れなかった出場者は敗者復活クイズに臨むことになる。クイズに正解すれば再びゲームに参加できるが、その場合、イスに座っている出場者からターゲットを一人絞り「○○(呼び捨て)、どけ!」と言わなければならない(言われた出場者は失格)。必ず安岡力也などコワモテな芸能人が座っており、司会の紳助が若手芸能人をコワモテなベテラン芸能人の前に連れて行っていた。若手芸能人に対しては、わざと誰でも分かるような簡単な問題を出題していたこともある。
覆面クイズ正解は多数決!!
97年秋から99年秋まで行われた最終問題の前の問題で芸能人にまつわる問題が出題される。9人の解答者は目の部分をすりガラスで隠されて、その問いに対し、かぶった解答だと得点が加算されるクイズ形式である。アンダーグラウンドな話ばかり飛び出し、解答にモザイクを入れなければいけないことも多々あったため、別名「アングラクイズ」とも呼ばれる。進行役は今田耕司東野幸治で出題アナウンサーは松永二三男アナ(当時)だった(99年秋のみ藤井恒久アナ)。『スーパークイズスペシャル』終了後、2001年10月に1度だけ特番枠(『スーパースペシャル2001』)でこのコーナーの2時間拡大版が放送された。
97年秋には「このスタジオの中で知名度の低い芸能人は?」と出題され、9人中8人が『ものまねバトル』チームのノブ&フッキー(フッキー)に集中し、それぞれ「ものまねチームの茶髪の人」(大石恵)・「茶色の髪にボーダーシャツの人」(岡村隆史)・「一番上のしましまの人」(飯島愛)などと解答し、チームメートのコロッケまでもがフッキーを指差す場面があった。ただし、このときに千秋山田隆夫を指しており、山田は激怒していた。
99年秋には吉野紗香が、放送上とてもヤバすぎて流せないゴシップネタを出した為に、2度も参加する珍事が起きた。
人間すごろく
96年秋から97年秋まで行われた。島田紳助が司会。さいころを振り、止まったマスの指示に従う。指示は「網タイツをかぶる」「爆竹100本つき帽子をかぶる」「子供にくすぐられる」などがあり、成功するとさらに進むことができる(そのとき進んだ先のマスの指示は受けない。失敗すると戻るという指示があるマスもある)。爆竹つきの帽子をかぶった岡村隆史板東英二を追いかけたり、「わさびたっぷりの寿司を食べる」の指示に当たった加藤紀子は、紳助に「これ胃に穴開くよ」と言われて断念したりした(以前、紳助が出演した『EXテレビ』で実施し、1回で終了したものを多少アレンジした)。
芸能人秘密のイエスを探せ!
未期の1998年秋から1999年秋の3回実施。最初の2回はナインティナインの矢部浩之、1999年秋のみ島田紳助と楠田枝里子が担当。ある質問にイエスを挙げるパネラーを当てるクイズで予想したパネラーが「イエス」を挙げればそのチームメイトがいるチームに10萬加算される。初回は予想屋の岡村隆史がイエスを挙げるパネラーの予想を参考にして答えたが、2回目は岡村が全問を通して解答者として参加した。初回の問題では「バブルの頃、株を手を出し失敗したことがある」を出題し、岡村は板東英二を予想し「この人は、確実に失敗しています」と断言し、3人のうちTOKIOの城島茂モト冬樹が板東と予想(一方の原千晶は「ギャンブルをやってることから」を理由に蛭子能収と予想)。結果、板東さん本人はイエスを出し、周りの久本雅美・加藤紀子を中心とした『マジカル頭脳パワー!!』&『メレンゲの気持ち』チームのメンバーや『スーパーJOCKEY』チームの辺見えみりと『いろもん2』チームの山本圭一も「イエス」の札をあげた。
顔面!にらめっこバトル
1997年春と秋の2回実施。1997年春の回は今田耕司・東野幸治、1997年秋の回は所ジョージと楠田枝里子が担当。代表者の顔をチームメイトがメイクし相手チームの代表者が牛乳を吐き出したらそのチームが勝ちとなり、そのチームの代表者とチームメイトがいるチームに20萬が加算される。1997年春の回では『だんトツ!!平成キング』、『速報!歌の大辞テン』の司会者である徳光和夫と『マジカル頭脳パワー!!』の高橋英樹が対戦したが両者ともすげぇメイクになったが両者とも我慢し決着付かず、両チームの代表者とチームメイトがいるチームに10萬ずつ加点された。

[編集] 出場番組

[編集] 1990年~1999年の間に参加し、現在は終了した番組

[編集] 現在も放送している番組

ほか

[編集] 優勝チーム

[編集] 出演者について

  • この番組(『スーパークイズスペシャル』自体)では所ジョージと間寛平(※ただし、第1回は「マジカルミステリー劇場」でのVTR出演)がすべての回に出演した。
  • 番組開始当初から1995年秋のスペシャルまでは『SHOW by ショーバイ!!』の山城新伍、『マジカル』の千堂あきほ俵孝太郎といったレギュラー陣が登場したが、両者が降板した1996年春のスペシャル以後加藤紀子久本雅美ガダルカナル・タカダンカンなど常連メンバーが出演した。
  • また『SHOW by ショーバイ!!』チームではジャイアント馬場が1995年春のスペシャルまで5回出演した。また1993年春と秋のスペシャルは出演しなかったが、春の回では『SHOW by ショーバイ!!』チームが再び一軍に戻ったことでたけしは「馬場さんは?」と話し「大道具倉庫に馬場さんの人形置いていた」と話した。その後の秋のスペシャルで、たけしはオープニングで馬場と戦っているレスラーに扮した衣装で登場した。
  • 1997年秋のスペシャルにビートたけしが出演しなかったのは、ヴェネチア国際映画祭に出席したためである。なお、理由は不明だが、たけしは1998年秋のスペシャル以降この番組に出演しなくなった。

[編集] エピソード

  • 1991年秋のスペシャルの「決勝早押しクイズ」で、ダウンタウンの浜田雅功加山雄三に「おい雄三、コラァ」と喧嘩を売るシーンもあったが、浜田は加山が大物歌手であることは承知の上だったことから番組終了後には平謝りした。また逸見が「お前らしっかりしろや!」、「何でお前らいるんや!」との言葉に対し、浜田は「いつみ~!」、「いつみのオッサンだけは! あのガキは!」、「逸見、後で裏来い」と大暴走した。さらにダウンタウンの松本人志はハコウマを持って早押しボタンを押すシーンがあった。
  • 1992年秋のスペシャルでは『おもいッきりテレビ』が横取り40萬出し、現在7位『進め!電波少年』から取ると8位の『どちら様も!!笑ってヨロシク』が7位に上がるとのことで『笑ってヨロシク』『電波少年』の両チーム関係者が司会者席へ駆け寄り、場内大騒ぎに発展した。結局、『おもいッきりテレビ』は『電波少年』から40萬を横取りし『笑ってヨロシク』が7位に浮上し決勝進出に至った。
  • 同じ1992年秋のスペシャルではたけしのお笑いウルトラクイズの近似値クイズで『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』チームが一番近い値を答えたものの、三軍席にいたため5萬しか獲得できなかったこと(このときは書き問題を準じた得点だったが入れ替えなしだった。また一軍のショーバイマネーが50萬だったため)に対して高田純次らが延々と司会陣に抗議をしていた。
  • 同じ1992年秋のスペシャルで、たけしは休憩中に客用の弁当を食べたことを「アナウンサー早押しクイズ」前やエンディングで話した。
  • 1992年の秋のスペシャルと1993年の春のスペシャルでは「アナウンサー早押しクイズ」で放送禁止を言った解答者の後、たけしは「こんばんわ、俵孝太郎です」と本人がいながらも発言していた。
  • たけし関連のチーム、特に『スーパーJOCKEY』チームは、勝手にチーム名を変えることがよくあった。番組名が書かれている札の裏に『笑点』、『クイズハンター』『プレイガールQ』などと手書きし、裏面を表に出しておくことがよくあり、それでも司会の逸見は「笑点」、「クイズハンターチーム」と呼んでいた。また、1994年春のスペシャルでは紳助司会の「100人に聞いたら1人しか答えませんでした」のコーナーで紳助のいる『スーパーSPECIAL'94』が『紳助のこんな巨泉いらない?』(かつて放送された『巨泉のこんなモノいらない!?』を紳助が勝手にチーム名に変えた)や『巨泉のクイズダービー』、『前武ハゲハゲ90分!!』、『11PM』と変更されてゆき、優勝チーム予想クイズ時では『巨泉の友なき子』になった。
    • 1991年秋のスペシャルでは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』も「笑点」と書き換えた。また、1992年秋のスペシャルでは「スーパーJOCKEY」が点いた後、逸見が「プレイガールQ」と言ってしまい、その翌年の1993年春のスペシャル以後、書き換えはなかった。
  • 『世界まる見え!テレビ特捜部』名物のたけしのピコハン攻撃では珍解答をした渡辺正行高嶋政伸北野大松本明子や席決めクイズで正解したのにスロットで破産を出した松村邦洋も叩いた。
  • ほぼすべてのコーナーに参加し、番組中ほとんど休憩する時間が無かった所とたけしであるが、おふざけも多く、たけしは担当司会者である際にも答えを知らないことが多かった。1992年秋の決勝戦ではいつも逸見・板東などといる司会席のところにいなく解答席に座った。また、所の担当コーナー『どちら様も!!笑ってヨロシク』の「スペシャルゲストクイズ」では、スペシャルゲストが入っているべきボックスの中にたけしが入っていることもあった。
  • 1994年春決勝進出を賭けたミリオンスロットで2回ミリオンスロットを叩くことができるダブルチャンスの「マジカル頭脳パワー」チームが2回目のミリオンスロットで破産を叩きだしてしまった。
  • 1995年秋のスペシャルでは「日本テレビ縦断ビックスターお笑いウルトラクイズ」2回戦で、本来は上位4人で終了だったが、4人中、東山紀之清水圭川島なお美の3人が1巡目で正解してしまったせいもあってか、司会担当の所・たけしが悪乗りをして、勝手にコーナーを続けた。まず、問題の内容を後付で本来の物とはまったく違う物にして出題し、不正解を出させた。その後、不正解の罰を被り物からGスタジオにあった品々を持って走るに変わっていき(織田無道には氷の入った器+カメラスタンド、ウド鈴木には畳二枚、松村邦洋にはテーブルなどを持たせた)所は出場者にいろんな物を持たせるたけしを見て「引越じゃないから・・・」と突っ込んだ。その後の「マジカルアクション伝言バトル」がセットが組まれ、スタンバイしていて、そろそろ始まろうとしていてもまだ続き、Gスタジオの反対側の入口に移動し最終的には板東・永井に突っ込まれてコーナーは一旦終了したが、所とたけしは結局コーナーを続け、最終的には日本テレビ前のとある歩道に移動した。本放送では流れてなく番宣CMで放送したが松村邦洋が下着姿で自分の衣装を持ちながら登場し、永井があきれる場面が放送された。
  • 1996年春のスペシャルでは、スペシャルバナナ時に飯島愛が放送禁止用語を発言。発言時には飯島の発言に代わり爆発音がなり、飯島の口元は「×××」の表示になっていた。そのため、番組史上初となる前代未聞の途中退場となった(それまでは仕事のスケジュールの都合などで中抜け・途中退席する出演者もいたが、このことは最初で最後である)。
  • 1996年秋のスペシャルでは、この番組の応援団(団名はピーチーズ)として明石家さんまラサール石井村上ショージ松尾伴内(その後ラサールは『世界まる見え!テレビ特捜部』チームに参加)の、俗に言う「さんまファミリー」が登場。チアガール姿で応援したが、まったく応援になっていない歌「ビバ日テレ」を歌った(下記参照)。また、1995年の『裏番組をブッ飛ばせ!!'95大晦日スペシャル』、1996年の『紅白なんてブッ飛ばせ!!』にも乱入した。
    • ビバ・ビバ・ビバ日テレ
    • たけし・たけし・家帰れ
    • ジョージ・ジョージ・CM出すぎ
    • 板東・板東・バブルで弾けた
    • ウッチャン・ナンチャン・仲悪い
    • 楠田・枝里子・背が高い
    • 永井・美奈子・フリーになった
    • ギバ・ギバ・酒癖悪い
    • 川合・俊一・男好き
  • 1998年秋のスペシャルでは、優勝決定バトルで巨大水槽に潜って正解の物をとってくるというあまりにも無謀な企画が行われた。しかも水着に着替えないで衣服着用に水中メガネをつけて水槽に入るというルールだった。その中で榎本加奈子、堂本剛、研ナオ子の三人が巨大水槽に潜りスタジオ内が大パニックになった。最後は榎本加奈子が正解の物を手にし優勝した。

[編集] 番組終了後の特番

  • 2000年春・秋の2回は『超人気番組CMの祭典』として各番組が紅白に分かれて各番組CMを観て審査をし勝敗を競った。
  • 2001年春・秋の2回は『日テレ人気番組大集合オイシイとこだけ全部見せますSP』として放送され、日テレの人気番組・新番組の名珍場面の紹介を基に、賞品や賞金100万円を賭けたクイズコーナーもあった。
  • 2001年秋をもって番組対抗特番は一旦は消滅したが、2004年春のみ、『オールスター☆夢祭り超人気番組が大集合!行列まる見え伊東家DASH笑コラ大辞10エンタぐるナイSP』という番組名となり久々のクイズ・ゲーム主体の番組として行われた。この時の得点単位も「萬」であったが、裏番組に『いきなり!黄金伝説。』(『報道STATION』の準備期間時の4時間SP)と『クイズ$ミリオネア』のスペシャルがあり、視聴率の方も低迷してダブルパンチを食らった。
  • 1年後の2005年春には『行列のできる法律相談所』の特番という形で、同番組に日テレの人気番組・新番組の出演者がゲスト出演する内容で放送(クイズ・ゲーム企画は無し)。
  • 2005年秋は『踊る!さんま御殿!!』の特番で、同様の内容が放送され。2006年春以降も同様の特番が継続中である(こちらもクイズ・ゲーム企画は無し)。
  • さらに2006年春には、クイズ・ゲーム主体では2年振りとなる、クイズ番組『サルヂエ』をメインに据えた形式の番組対抗特番『超人気番組大集合!春のサルヂエ祭り』も制作されたが、視聴率はそれほど高くなかった。しかし、『サルヂエ』のレギュラー放送時の視聴率よりは若干良かったため、2006年秋も『サルヂエ』をメインに据えた形式の番組対抗特番は制作された(ただし、この『サルヂエ』形式の特番は『スーパークイズスペシャル』とは言わないようである)。しかし、『サルヂエ』自体が視聴率低迷により、2007年1月限りで打ち切りとなったため、再びクイズ・ゲーム主体の特番は消滅した。
  • しかし、2007年10月6日に『世界一受けたい授業』で人気番組・新番組の司会者が教師、出演者がゲストとして集まって授業を受ける3時間の特番が放送された。授業の中には日テレの各番組からの授業もあった。視聴率も好調だったため、2008年春も4月5日に同様の特番が放送時間を4時間に拡大した上で放送された。
  • このほか、2007年12月22日には『番組対抗2007 まちがいだらけのニュース検定』と題して、日テレの情報エンタテインメント局制作生放送番組おもいッきりイイ!!テレビのみのもんたは裏番組「みのもんたVS国会議員ずばッとコロシアムIV」生放送に出演しているのでみのの分身の人形で参加)の出演者が集まって2007年1年間のニュースをコントで再現しそこからクイズを出題する特別番組が放送された。

[編集] スタッフ

初期は構成に伊藤輝夫(現・テリー伊藤)、監修に菅原正豊の名前があった。

[編集] 関連項目


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