イオン鹿児島ショッピングセンター
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ÆON KYUSHU | |
イオン鹿児島ショッピングセンター ÆON KAGOSHIMA SHOPPING CENTER |
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店舗数 | JUSCOと170の専門店 |
所在地 | 〒891-0115 鹿児島県鹿児島市東開町7 |
店舗面積 | 65,587m2 |
駐車場 | 3,500台 |
開業日 | 2007年10月6日 |
最寄IC | 谷山 |
最寄駅 | 市電谷山・JR谷山 |
位置 | 北緯31度31分39秒 東経130度32分7秒 |
外部リンク | 公式サイト |
イオン鹿児島ショッピングセンター(イオンかごしまショッピングセンター)は、鹿児島県鹿児島市東開町にあるイオン九州のショッピングセンターである。
目次 |
[編集] 概要
ジャスコの鹿児島県における初のイオングループのショッピングセンターとして、2007年(平成19年)10月6日に開業。鹿児島県では最大、隣県の宮崎県を含めてもイオンモール宮崎に次ぐ広さの店舗面積を持つ商業施設であり、約1千万人の年間来場者を目指すという。2007年10月2日のプレオープン時には開店前から4,000人ほどの列ができ、最前列の客は前日の21時から並んだ[1]。
これまで鹿児島県内においてイオングループの店舗は、マックスバリュ(マックスバリュ九州)とくらし館(マックスバリュ九州、壽屋からの引き継ぎ)とサティ(イオン九州、旧マイカル九州)が存在するのみで、進出というよりも運営母体の変更といえるものであり、引き継ぎ時期も2000年代前半と歴史が浅いといえる。このためイオン鹿児島ショッピングセンターの開業を、イオングループの鹿児島県への「本格的な」進出とみることができる[2]。
積極的なアジア展開を進めるイオングループにとって、鹿児島県への本格的な進出は十年越しの悲願であった。2007年10月6日の開店記念式典において、子会社ショッピングセンター開業としては異例の、岡田元也(イオン本体の社長)の参列があったことからも、イオングループの並々ならぬ意気込みのほどがうかがわれる[3]。
イオングループは開業予定の2007年10月からはるか以前から広告を打ち出しており(例:鹿児島市交通局の車両にラッピング)、2007年8月にはスポットCMとしてイオングループのCMが放送されていた。
名称が決定する前は、イオン鹿児島東開ショッピングセンター(イオンかごしまとうかいショッピングセンター)という仮称があり、大規模小売店舗立地法に基づく届出店舗名となっている[4]。
[編集] 施設概要
- 所在地:鹿児島県鹿児島市東開町7
- 敷地面積:約110,656m2
- 延床面積:約121,676m2
- 店舗面積:約65,587m2
- 建物:地上5階建(4階・屋上は駐車場)
- 駐車場:約3,500台
- 商圏:約75万人(鹿児島市・南九州市・日置市)
[編集] 沿革
- 2006年5月16日 - 届出。
- 2006年12月5日 - 着工。
- 2007年9月4日 - 開業予定日を正式に決定。
- 2007年9月9日 - 「イオンふるさとの森づくり」植樹祭開催。
- 2007年10月2日 - ソフトオープン(近隣住民及びイオンカード会員向け)。
- 2007年10月6日 - 正式開業。
- 2008年3月1日 - イオン鹿児島ショッピングセンター 全店で WAON導入。
- 未定 - シネマコンプレックス設置[5]。
[編集] テナント
[編集] ジャスコ鹿児島店
- 1階 - 食料品と美と健康のエリア
- 2階 - ファッションのエリア
- 3階 - キッズ・ホビー&カルチャー、ホームファッション、家電のエリア
[編集] 専門店
総計170店舗と多数のため、一部のみ掲載する。
- 1階(73店舗)
- 無印良品 - 2007年10月5日開業
- ザ・ボディショップ(The Body Shop)
- ジュエリーツツミ
- ミスタードーナツ
- スターバックスコーヒー
- ブルーシールアイスクリーム
- ミセスエリザベスマフィン
- 浜勝
- 紅虎 餃子房
- 我流風(鹿児島ラーメン)
- 麺'Sらぱじゃ(鹿児島ラーメン)
- 庄屋&那かむら
- ペットシティー
- DOG GARDEN(ドックカフェ)
- カメラのキタムラ
- スピードカット
- ホワイト急便
- 鹿児島イオンチャンスセンター(宝くじ)
- 各種ATM
- 2階(39店舗)
- 旭屋カルチャースクエア
- スポーツオーソリティー
- チケット 大黒屋
- きものやまと
- 日本旅行
- 3階(58店舗)
- シナプス・ステーション(ISPの運営する体験型コミュニティスペース)
- ユニクロ
- ライトオン
- 光学堂
- スイマー
- ヴィレッジヴァンガード
- ABCマート
- すき家
- 築地銀だこ
- リンガーハット
- ペッパーランチ
- ケンタッキーフライドチキン
- マクドナルド
- サーティワンアイスクリーム
- 天文館むじゃき(白くま、鉄板焼)
- ABCクッキングスタジオ
[編集] 営業時間
- 専門店街/10:00~22:00
- レストラン街・アミューズメント/10:00~23:00
- ジャスコ鹿児島店/10:00~23:00
[編集] 交通アクセス
- 自家用車利用の場合は、産業道路(鹿児島県道217号郡元鹿児島港線)の東開町交差点(看板有り)を折れ東進すると行き着く。
[編集] イズミとの競合
当ショッピングセンターから僅か数百m離れた場所にはゆめタウンの出店が計画されており(イズミは既に用地を確保済み)、今後、同商圏内の顧客をめぐる競争が繰り広げられるものと予想される。同様の事例としては、高松市のゆめタウン高松及びイオン高松ショッピングセンター、八代市のゆめタウン八代及びイオン八代ショッピングセンターなどが挙げられる。
[編集] 脚注・出典
- ^ [イオン鹿児島今日プレオープン] 南日本放送 2007年10月2日報道(リンク切れ)
- ^ イオン九州側も2007年9月4日付けのプレスリリースで「鹿児島県初出店!」としている(2007年9月9日閲覧)。イオングループ全体の新規出店としても、2004年にマックスバリュ九州がマックスバリュ鹿屋寿店を開業させたのが最初で、2007年9月時点においても鹿屋市と肝付町に3店舗が存在するのみであった。
- ^ 『毎日新聞 夕刊』毎日新聞西部本社、2007年10月6日。
- ^ 過年度の新設届(法第5条第1項)(Excel形式) - 鹿児島県公式サイト(ホーム > 産業・労働 > 商工業 > 大規模小売店舗 > 届出状況について)、鹿児島県商工政策課。
- ^ 『南日本新聞』南日本新聞社、2007年10月7日。時期や場所、規模は不明である。