アプリリア (会社)
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アプリリア(aprilia SpA)とは、イタリアのオートバイメーカーである。
[編集] 沿革
第二次世界大戦直後、アプリリアは自転車生産を開始し成功を収めた。1968年に創業者であるバリエ・アルベルト・バッジオから息子のイバノ・バッジオが経営を引き継ぐ。
イバノはエンジニアの協力を得てモペットを制作し、その後は1974年に本格的なモトクロッサーを制作。モトクロス世界選手権シリーズに全日本モトクロスチャンピオンの鈴木都良夫選手を擁し参戦。1977年にはレプリカモデルを発売し成功を収める。
1980年代初頭には、既存のモペッド、モトクロッサーという車種、会社のイメージにこだわることなくエンデューロ、トライアル、オンロードモデルを意欲的に製作し販売する。
レース活動を積極的に行う姿勢は、ブランドの知名度を広げるだけではなく、レースから得たデータを市販車に活かすという方針からであり、斬新で独特な車体構成は、小排気量ロードレース(125ccクラス、250ccクラス)で、圧倒的な速さを誇り、後のロードレース界に影響を与えた。
しかし、設立当時のアプリリアの特徴であったオフロードバイクは80年代から現在に至るまでのロードレースにおける、数々の素晴らしい成績とともに影が薄くなる。
1990年代に入ると、ロードバイクだけではなくスクーターなどの実用的なバイクの生産にも参入し、モト・グッツィ、ラベルダ社などを買収するが、その後の経営戦略の失敗、事業拡大、レース活動の資金の膨張により財政難に陥り2004年8月同業のピアジオの傘下に入った。
基本的には車体とエンジンを一体で開発、販売する会社であるが、RS250ではスズキからRGV-Γ用のエンジン提供をうけていた。また現在も継続使用されている1000ccのV2エンジンについては、ROTAX社が開発(アプリリアとの共同開発との説もある)したものである。
モータースポーツでの活躍(90年代に原田哲也や坂田和人がアプリリアのマシンでWGP参戦)もあり、日本ではイタリア車としてドゥカティビモータと並び知名度の高いブランドである。
2005年4月13日には、BMW社との業務提携が締結された。[1]
[編集] 商品
レーサーレプリカ・スーパースポーツ
スポーツバイク
スポーツツアラー
ネイキッド
- TUONO 1000 R
- TOUNO50
- PEGASO 650(STRADA)
オフロード
- TUAREG 125WIND/RALLY50
- TUAREG 125WIND/RALLY125
- TUAREG 6.35WIND
- TUAREG 600WIND
- RX50
- RX50 Racing
- RX125
- RXV450
- PEGASO 650^3(cube)
- PEGASO 650 i.e
- PEGASO 650 TRAIL
- ETV1000 CapoNord
モタード
- MX50
- MX125
- SXV450
- SXV550
アメリカン/クルーザー
- Classic50
スクーター
- SR50/SR50 STREET
- SR50R/SR50R FACTORY
- ATLANTIC500
- ATLANTIC500SPRINT
- ATLANTIC250
- ATLANTIC125
- SCARABEO500
- SCARABEO400
- SCARABEO250
- ハバナ50
- エリア51
- ソニック50
- SPORTCITY200